Archive

Monthly Archives: 9月 2019

お客様は神様ではない。お客も選ぶが自分も選ぶ

まあ、とりあえず始めてご覧よ

英語コーチの合宿中、同胞たちから、いろいろと質問が講師に飛び交いました。

まだまだ、ひとり起業して間もない面々が多く、中にはまだ始まっていない人もいて、質問もその分、「仮定」の話が多かったかな、という印象。

 

こういうときは、どうしたら?

こんな風に言われたら、どうしよう?

 

よくあるのが、「税金はどうするのですか?」「会社組織にした方がいいのでしょうか?」という質問。

それは、始める直前にちゃんとした専門家に聞けば、一瞬で解決することだし、お金儲けの本質とは、何一つ関係のないことだったりする。

なのに、遥か手前で、思考をブロックする要素になっちゃうようですね。

今、この段階でフォーカスすべきは、まったく別なことなのに。

 

心配なのはわかるけれど、それもこれも、始めてみると、いろいろと具体的に見えてくるものなのです。

そして、絶対に振り返って笑います。

「私、なんか全然、どうでもいいこと気にしてたわ」ってね。

 

お客様の言うことはきいてはいけない

有名な本で、私もこれで開眼したのですが、一見、逆説とも思えることが、正しいという一例がここにあります。

 

え、少しでも売上がほしいのに、それを「断る」なんて!?

と思う方は、たぶん営業をしたことのない方なのでしょう。

いや、営業の現場にいる人でも、知らないことが多いかもしれません。

 

お客様は神様です、という言葉があったくらい、お客様の言うことは絶対、という風潮があったのも事実。

それが昨今の、モンスターカスタマー、モンスタークレーマーの流れを生んだのか。

 

中には、対処の仕方を間違えて、怒りを増長させてしまうこともあるかもしれないけれど、たいていの場合、原因はここにあります。

 

期待値のズレ。

 

間違った期待をした人が、それが手に入らなかったと勝手に怒るケースはとても多い。

それは、そういう期待を起こさせた自分が悪いのです。

 

たくさんの人に振り向いてほしい。

少しでも広い層にアプローチしたい。

せっかくの「お金」をみすみす逃したくない。

 

なーんて都合よく強欲に考えていると、陥りがちな、罠。

 

実際には、ターゲット層は絞った方が、リピーターにつながる濃い関係のお客様に育っていくものです。

そこに、「捨てる勇気」も必要になる。

それもこれも、でも、やっていけば、ちゃんとわかっていくことなのです。

 

聞くのは大事。でも言いなりは別

お客様のおっしゃることを「聞く」ことは、もちろん大事です。

それは、マーケットを知るということ。

人の悩みや痛みや解決したいことに、解決策を提供するのがビジネスなのだから、形はクレームだとしても、そこに「本当にほしいもの」が隠されていることも多いです。

 

それに、クレームとは「困ってる」のサインなのだから、それを上手に収めることで、逆に「助けてくれた」印象が残り、顧客との絆が深まったりするから不思議です。

 

だから、聞くのは大事。

 

だけど、奴隷のように、何でも言う事きいてはダメですよってことです。

ちゃんと線引をして、ここからここまではできます、でもこの先は私達にはできません。

それを明確にする。

できるだけ、事前にわからせておく。

それが、信頼を呼び、結果的にクレームを避けることになるのです。

 

潜在顧客の総数は減るかもしれないけれど、コンバージョン(成約率)は高くなるもの。

そして、わかって買った人は、クレームなどしたりしません。

だって、ファンなんだし、「自分で」決めたことなのだから。

その状態に導いてあげるのが、適切なマーケティングの役割です。

 

断ることで、ブランドになる

私のサービスは、こういう方向けです、と書いていたとしても、それだけでは不十分なときもあります。

皆、読まないし(笑)、勝手な期待がふくらんでいるときは、とにかく都合良いように解釈しがち。

 

だから最近、「こういう方には不向きです」という表現を宣伝でする場合もありますよね。

 

私も、こんな方はコーチングに向きません、なんてことを、あちこちで言っていますし、サービスメニューにも載せています。

間違って入り込んじゃって、それをスクリーニングもしないで受けてしまったら、互いに不幸。

金返せ騒ぎになっても、不毛です。

 

だからこそ、最初に、断る

「ここから先は、できません」

「それは、私のサービスではありません」

「私は、こういう方だけを対象にしています」

 

そんな感じで、やんわりとやるのが、秘訣。

断る、と言っても、「あなたには売りません」と冷たくするのとは違いますよ(笑)。

 

断れない人の多くは、「これを逃したら他にタマがない」状態だったりします。

この場合の問題は、断る、断れない、じゃなくて、全然、集客がなってないってこと。

その戦略を根本から考え直して、お客さん候補が列を作って待つようになれば、断るのなんて、全然平気になりますから(理論ですよ、あくまで)。

 

起業とは理想のライフスタイル作りの道具なのだ

起業する背景には、自分の理想のライフスタイルを構築したいから、ということがあります。

だから、ぜひ、ここで今一度、自分に尋ねてみてください。

 

あなたは、どんなビジネスを作りたいのか?

あなたは、どんな価値観を実現したいのか?

あなたは、どんなライフスタイルを実現したいのか?

 

それに反することを、お客様は神様です、なんて受けてばかりいたら、

自分も疲弊し、ビジネスも育たず、いつまでも薄利多売で、

奴隷のように働かなくてはいけなくなるでしょう。

 

目先のお金にとらわれず、ここでも「自分軸」をしっかりと発揮して、できること、できないことを明確にする。

そして、それを、毅然と伝えることで、あなたのサービスがどんどん研ぎ澄まされて価値あるものになっていきます。

 

お客の言いなりにならない。

お客の言うことはきかない。

 

なぜなら、お客が何もかもを知ってる千里眼ではないし、あなたの人生の責任をとってくれるわけでもなんでもないのだから。

人生の鍵を、他人に渡してはいけません。

 

と、毅然とした態度でプライドを持ってセールスして確立された相互リスペクトの関係が基礎にあれば、お客様とは長い長い蜜月の状態が築けます。

それこそ、ビジネスの醍醐味。

どちらが上でも下でもない。

対等な、パートナーシップが構築できるのです。

 

09/29/2019

英語をものにするにも「課題の分離」は大事なキーワード(アドラー心理学)

英語コーチになりました!

1泊2日、湯河原のリトリートで行った英語コーチの認定講師育成合宿が終了。

晴れて、私、English Camp認定英語コーチになりました~(パチパチ)。

 

先日来から行っているアンケートにも、50名以上が答えていただいていますが、

皆、「ちゃんとした英語」をそろそろ身につけたい、と思っていらっしゃるんですよね。

 

あれこれ、いろんなことをやってきたけど、成果が出てないとか、

実はアメリカ在住20年なんだけど、いまいち不安、とか、

挫折ばかりで、続かない自分をなんとかしたい、とか。

 

興味を持ってくださった理由はさまざまなようですが、

まあ、皆、もっと英語表現の苦悩から自由になって、

会話やコミュニケーションを素直に楽しみたい。

そのことによって、チャンスを広げたい。

自分の未来を、もっと希望あふれるビジョンで染めたい。

 

そんな風に、真摯に考えている言葉が並んで、胸が打たれました。

 

コーチと先生の違いは何?

ところで、今回、私がなったのは、「英語コーチ」であって、

「英語の先生」ではない、ということにお気づきでしょうか?

 

コーチと先生の違いはなにか?

 

それは、もしかしたら、今、私がやっているライフコーチという仕事においても、

疑問を抱いている方が多いかもしれませんね。

 

コーチも、多少は教えます。

でも、「答え」を教えるというよりも、

答えの導き方のヒントを授けたり、

違う方向へ行ってしまいそうなクライアントを、

あわてて袖をつかんで引き戻して、正しい方向を示したり。

そんな感覚なんだと思うんですね。

 

課題の分離が成長の決め手になる

合宿中にも、何度も出てきたキーワードが、

課題の分離。

アドラー心理学をベースに書かれた大ベストセラー「嫌われる勇気」を読んだ方には、

タスクの分離、という表現でおなじみの言葉でしょう。

 

私のタスク。

相手のタスク。

それを混合するから、人間関係が辛くなるということなわけですが、

コーチも、クライアント本人ではないので、

彼らに替わって、彼らの人生を生きるわけにはいきません(笑)。

 

いくら優しい気持ちでそう思っても、無理なことは無理。

だから、それは「相手の問題」なわけです。

 

約束したことを、やる、やらない。

それすらも、相手の問題であって、コーチの問題じゃないのです。

 

毎日、LINEとかで

どうですか~、進んでますか~

ってやることがコーチの仕事と勘違いしている人もいるかもしれませんが、

子どもじゃないんだから、自分で決めて、自分でやれ、ってのが、

 

大前提。

 

ゴールはあくまで、

「自分でできる人になる」

ということなわけです。

 

手取り足取りやって、その間だけ成果が出ても、

契約期間が終わったら、またもとに戻ってしまう…。

 

それじゃあね。

 

だから、本当にクライアントのことを考えたコーチなら、

きちんと課題を分離して、

相手を自立心あふれる大人の存在としてリスペクトして、

相手を信じて見守る他、ありません。

コミットメントのないところに、成長などありえませんから、

あとは、クライアントの課題、タスク、ということなのです。

 

一期生は11月からスタート!

英語コーチも、そんな役割です。

英語を教えたりはしません。

英語を学ぶためのプログラムのナビゲーターとして、二人三脚いたします。

 

詳細はまた、テキサスに帰ってからまとめて、

アンケートに答えてくださった方だけに、まず、お届けしますね。

 

第一期は、11月からスタート予定です。
(あ、また自分でドツボにはめてる…汗)

私がこれからやることは、基本、オンラインがベースになっていきます。

時は2020年になろうとしている今、

無駄な移動で、馬鹿な時間を費やすのはやめましょうよね。

交通費なんて無駄なものをかけるのも、意味ない。

 

そんな時間とお金あったら、

単語帳の1ページでも丸暗記した方が、はるかに成果に近づきます。

参考書のひとつでも買って読み込んだ方がいいに決まってる。

電車賃と、気晴らしに寄ったスタバのコーヒー代があれば、

3000語が学べる、素晴らしい単語本が買えてしまうのだから。

 

そんなスタンスのプログラムなら、ぜひ体験してみたい!

という方は、ぜひアンケートに答えて、エントリーしておいてください。

私もぜひ認定コーチになって、稼ぎながら、多くの人をナビゲートしてみたい!という方も

ぜひ、こちらのアンケートから~

 

心屋仁之助さんと再会の日。魔法のうたを生で聴ける!

心屋仁之助さんのBeトレを初訪問!

今日は、前々から楽しみにしていた心屋仁之助さんのBeトレの日。

クライアント3名と待ち合わせをしつつ、皆で楽しんできます。

 

東京在住クライアントとの早朝対面セッションの後、

銀座でベジタリアンなランチ会を楽しんで、それから有楽町ホールへ向かい、

午後はべったり心屋さんのセミナー。

 

そして、夜は、ハワイ時代の大親友が、銀座でパーティをするので、

それに参加してハワイ時代の旧友たちとも再会するという、あまりにも楽しい一日。

 

100回目の記念すべき日に行ける幸運!

Beトレというのは、会員だけの会合ではありますが、

今回、上のCDのジャケットを撮影したカメラマンご夫婦のゲストとして

100回記念という、特別な回に参加させていただきます。

 

心屋さんご夫婦とは、彼らのアレンジで、1年半前にロサンゼルスでお会いしました。

妹が心屋さん認定カウンセラーだったりもして、

何かとご縁を感じる今日この頃。

 

せっかく日本に行く機会で、定例セミナーのBeトレとか参加したいな〜

生で拝見したいな〜、と思っていたので、

今回の出張は、あえて、日程をそれに合わせました(笑)。

 

そしたら、知らなかったのですが、なんと100回という

記念すべき開催だったのですね。

 

月に一度が重なっての100回って、つまり8年以上続けてきたということ。

しかも、京都と東京、月に2回。

継続の力、すごいことです。

 

友人カメラマンも、海外を追っかけ撮影していて、

会場で、撮りためた写真の展覧会を行うとか。

それもまた、楽しみです。

 

がんばらない幸福論に救われた人、多数

心屋さんの書籍は、クライアントともたくさん読んでいます。

真面目過ぎて、苦しくなっている人が多くて、

それって、日本人、アメリカ人に関わらず、とても多い話で、

少し、「ゆるめる」ことを覚えたり、「楽しむ」ことを優先したり、

逆に「怖い」と思うことを、勇気持ってバンジージャンプしたりするといいのです。

 

心屋さんは、そんなことを、身の丈にあった言葉で話してくれたり、

歌ってくれたり、自分の行動で示してくれたりするから、

多くの人の心に染み渡って勇気をくれるのですよね。

 

心屋さんにしろ、斎藤一人さんにしろ、本田健さんにしろ、

皆、自分の言葉で体験を語るから、伝わるし、浸透していく。

私もいつか、そんな存在になれたらな、と思いながら、

自分の思いや言葉に、磨きをかけています。

 

せっかくだから、声でも伝えられたらいいよね、と思って、

そろそろYouTuberとしても、本格活動を始めたいと思っているのです(笑)。

 

本当に、こんな楽しいことしながら、なんとか食べていけてることに、

感謝しないといけないですね。

日本滞在も、あと3日。

時差ボケによる疲れマックスですが、がんばりまーす。

心屋仁之助さんご夫妻と
ロサンゼルスでランチ!

 

怖れではなく希望を与える人になろう

ハロウインの飾り付けが始まっています

子どもの多いコミュニティに住んでいるので、

アメリカの年中行事はきっちりやる家が多いようです。

ロサンゼルスの都会のど真ん中に住んでいたときは、

皆、その辺、ドライだった気がしますけど、

ここにいると、季節の変化を庭の飾り付けで知ったりすることもあり。

 

今は日の出が7時過ぎでして、6時半頃、散歩に出ると、まだ暗い。

そんな中に、こんな飾り付けが出てくると、

犬がビックリ、静寂の中で吠えまくるので、汗かきます(笑)。

 

怖れのために生きていないか?

この時期は、TVや映画でも、恐怖ものが定番になっていますが、

スリルって、適度にあるとレクリエーションになるんですよね。

でも、すべての行動規範が「怖れ」になってしまうのは、困りもの。

 

この世には、愛と怖れという、背中合わせの2つのエネルギーがあって、

何かを追い求めるにしても、その発端が、

「愛」なのか、「怖れ」なのかによって、

プロセスも結果も、まったく違うものになってしまうようです。

 

何より、楽しさが違う。

 

老後が不安、どうしよう、という気持ちで貯金するより、

お金大好き〜って、お金や豊かさへの愛をいっぱいにふくらませて

好きなことにどんどん使う人の方が、

結果的に「裕福な思い」で暮らしていたりします。

 

そんなことを、本田健さんも、初の海外出版作「ハッピーマネー」でおっしゃっています。

(↑ これは日本語版です。)

 

脅迫されて生きてきた過去から卒業

子どもの頃も、そして今も、

私たちは、常に脅迫されながら生きているようなところがあります。

 

宿題やらないと、たいへんだよ。

いい大学入らないと生きていけないよ。

2000万円貯めないと老後が不安だよ(笑)。

 

気づくと、我々自身も「怖れ言葉」で人に接してしまうことがある。

私も、そうです。

 

今のうちに何とかしないと、未来がたいへんだよ、とか、

そんな態度じゃ、人生、好転していかないよ、とか、

良かれ、と思う心が、危機感を煽る形となって、

つい「怖れ」が前面に出た言葉を発してしまう。

 

その根っこは、ちゃんと愛情なんだけれどね。

その真の意図を理解してくれてる人には良いけれど、

そうでないときには、あんまりその方法論は使わない方がいい。

ましてや自分には決して使ってはいけません。

 

今のままの自分じゃダメになるから、ムチを打つ。

がんばって、がんばって、

いつしか心身を壊してしまったりもする。

 

今のままじゃ未来が心配だから、不安だから、

今のうちになんとかしないと、と危機感からかきたてようとしても、

すべてが苦行に見えて、楽しくないし、やる気も出ない。

 

今が楽しくなければ、ウソ

人生って、「今」この瞬間、なわけです。

未来のいつか、じゃなくて、今。

だから、今が楽しくなくっちゃ、ウソじゃないですか。

その今を台無しにするような「怖れ」は、やっぱダメなんですよ、きっと。

 

じゃあ、愛って何よ、ということの答えとして、

本田健さんは、こんなヒントを投げかけています。

 

どんなことがあっても感謝の言葉を口にしましょう。

 

今あるものに、感謝して、有り難い、有り難い、とつぶやく。

すると、嬉しいとか、楽しいとか、愛してるとか、許しとか、

深く温かい気持ちがこみ上げてくるものです。

 

楽しいから、やる。

ワクワクするから、結果はどうでも、やってみる。

そうやって、素直な欲望に従ってみるのが、「愛」。

すでに、ある、が前提になっていると、

恐れが入るスキがなく、常に満たされた気持ちで過ごせるものなんですね。

 

不安を煽るのは罪

怖れは、不安をあおります。

愚痴も怒りも不満も妬みも怒りも恨みも悲しみも、

皆、怖れからくるものだったりしますよね。

結局、苦しむのは自分なんです。

 

だから、自分のバケツをいったんカラにして「怖れ」を捨て、

空いた隙間を、愛で満たしていきましょう。

満たして、満たして、こぼれ、あふれた愛が、人に伝わり、

「あなたの世界」を、愛に満ちたものにしてくれます。

希望に満ちた世界は、あなたが自分で創れるのです。

 

お金だけじゃなく、人生全般、そうなんですよね。

そんなことを教えてくれる、素敵な一冊です。

マルチタスクはやってはいけない

無料の本を読まない理由は?

アマゾンのKindleアンリミテッドには、

無尽蔵かと思われるほどに「無料本」が詰まっていて、

一日一冊近いハイペースで読み込んでいるのですが、

どんどん読みたい本が出てきて、素晴らしいです。

これが、月額980円なんて…

 

クライアントも、月例レポートで「今月読んだ本」をあげてくれるのですが、

そこには大量の無料本が並んでいて、

さすが、上手に利用してるな、と感心しますし、

互いの「良かった本」を意見交換しては、さらにまた読書意欲を深めています。

 

行動力を高めたいなら必読!

最近、読んだ本の中で印象に残った一冊がこれ↓

10万部突破のベストセラーで、8月には続編も出ています。

続編が出たから、きっとオリジナルが無料でお試しできるようになってるんですね。

お得な企画。

 

内容が、実に素晴らしいんです。

 

「ガマン」「努力」「無理」不要!

 

という宣伝コピーの示す通り、この手の本は飽きるほど読んでいる私が、

ほう、と思う発見がいっぱいありました。

 

あまり本の紹介ページには書いてないのですが、著者は、

脳が損傷した患者さんのリハビリを専門とする作業療法士さん。

病気やケガによって「できない」状態を、「できる」に変えていく過程で

さまざまな発見をしたわけです。

 

それ、脳の損傷がない人にこそ、インストールしたら、

大いに結果が変わるんじゃない?

そんな意図で書かれた本が、実は多数ある方です。

 

マルチタスクは無理?

この本の中で、人間は、マルチタスクはできない、ということがあげられています。

人の脳は、一度にひとつのことにしか注意が向けられない性質があり、

脳のスポットライトが当たっている場所は、常に一箇所なのです。

 

マルチタスクをしようとすると、実はいちいち「スイッチの切り替え」をしているので、

その分、脳のエネルギーをたくさん消費し、疲れてしまうし、

しかも成果が出ないっていう、残念なことになるのです。

 

机を片付ける、考えるときはパソコンの画面を消す、

カフェで作業するときに、スマホを横に置かないなど、

意識が「他にそれない」工夫をすることがいかに大事かと強調されていました。

 

それない工夫で楽に集中

私が会社を離れて良かったな〜と思う理由のひとつは、コレですね。

基本、書斎オフィスで、ひとりで集中して作業してますので、

同僚の会話もないし、相談してくる部下もないし、電話もない。

邪魔といえば、犬だけです(笑)。

(いや、犬にはおおいに邪魔してほしいので、仕事の方が邪魔だってことかも(笑))

 

だから、自分さえちゃんと片付けをして、時間のやりくりをして、

「今はこれ」と決めれば、

集中力が高まって、驚くほど短時間で良いものができます。

もちろん人間なので、ブレもありますが、

コツを掴むと、とても楽になりますね。

 

私みたいに、ずぼらで怠け者な人ほど、「楽したい」願望、強いですよね(笑)。

それ、割と良いことなんです。

楽したい、と思うからこそ、集中してすばやくやっつけてしまうことが上手になる。

クソ真面目で面倒をいとわない人だと、無駄を疑わずに、

意味ないことに時間かけすぎてしまったりするからです。

 

そういう癖も含めて、人から人へ「伝染」すると言いますので、

どんな環境に身を置くかは、本当に大事なんですよね。

 

がんばらないで、さくさくと、すぐやる人になりたい方には、

救世主的存在です。(それが無料って…)

行動力って、エネルギー使わないでもあげられるんですよね。

09/25/2019

コーチとは心強い伴走者。英語コーチも同じこと

ひとりでは不安。誰かに見ていてほしい

先日、1年間のコーチングを決意したクライアントが、

こんな言葉を添えてくれていました。

 

「ただ、今後、ひとりで進めていくには

年を取り過ぎましたし、相談できる人がいると

心強いので、1年間セッションをお願いできますか?」

 

そうか〜、心強いのか。

嬉しいお言葉です。

 

メールサポート無制限で、毎日でもメッセンジャーでもやり取りOKですし、

セッションがどうのこうの、というよりも、

この「いつも一緒にいる」感覚が、継続コーチングの醍醐味なのかもしれません。

それをミニサイズで体験できるのが、オンラインサロンとなります。

 

英語コーチも同じこと

晩秋からスタートする「英語コーチ」のプログラムも、

基本は一緒。

 

ライフコーチがやる英語コーチですからね、

メンタル面での成長が期待できると思いますし、

ちゃんと「根っこ」の部分から、気付きが得られるはずです。

 

英語は、ライフを100倍輝かせてくれるツールですし、

人生全般を見据えながらやることで、持続力も自ずと高まります。

 

プログラムいよいよスタート!

英語の勉強を卒業し英語を使って夢を実現するステージへ旅立ちたい人へ

目からウロコの英会話習得に関する新事実!

無料動画セミナー「英語筋を鍛えれば、英語の辛い学習から卒業できる!」

今すぐダウンロード!

 

ミドル40女性がなぜ華麗なる転職に成功したのか?

ロサンゼルスに前泊します

(メルマガをブログに転載しています。)

このメールが皆さんの元に届く頃は、

私は、テキサス州のダラスからロサンゼルスへ向けて飛ぶ飛行機の中。

写真は前回の帰国の際のフライトで、乗り継いだLA空港にて。

あの乾いた空気を味わいに、今夜は一泊だけ、ロサンゼルスに滞在。

明日の朝、早い便で羽田に向かいます。

 

ダラスからLAまでの3時間のフライトは、日頃の行いが良いので、

ビジネスファーストにアップグレード。

(単にマイレージクラブのステイタスが良いだけですが・苦笑)

LAでは、空港そばのヒルトンホテルが、なぜか激安価格で出ていて、

ギリギリまで、ゆっくりと滞在できそうです。

 

40代ど真ん中でも華麗に転職は可能

LAのホテルでは、大阪在住のミドル40女性のクライアントとビデオセッションです。

結構、細切れのキャリアで、40歳過ぎて留学までしちゃって、

そんな状態で、今の日本で転職は可能なのか?

3カ月半前、セッションのテーマは、まさに「転職準備」でスタートしました。

 

日英の履歴書、経歴書を完全整備して、

面接でのアピールの仕方もトレーニングし、

運良く外資の会社を紹介してくれるエージェントさんともめぐりあい、

英語面接をガンガン重ねた長い道のりを経て、

見事に華麗なる転職に成功しました!

 

年収含めた条件も、実に素晴らしい。

カルチャーも、望んでいた通りの完全グローバル。

国外のオフィスにいるマネージメントと直接仕事をする責任あるポジションを任されます。

「こういう仕事がしたいんです!」とキラキラ語っていた、

その通りのことができそうなイメージで、こちらも嬉しさ満開です。

 

7つの転職成功要因はこれだ!

彼女の勝因を整理してみるとこういうことかな、と思います。

1.英語力
2.ビジョン力
3.笑顔、明るさ
4.グローバルな視点
5.物怖じしなさ
6.行動力
7.レジリエンス(打たれ強さ)

こういうすべてを称して、きっと「実力」って言うのでしょう。

ただ、それ、自分ではなかなか気がつけないもの。

彼女も最初から自信があったわけでもなく、

最初から、自分のしたいことを、伝わる言葉でアピールできたわけでもなく。

 

そこに危機感を持って、勇気を持って、

「お願いします!」と門を叩いてくれたことで、

客観的な立場から、密度濃いビジネスコーチングができたわけです。

1+1=2ではなく、3にも4にもなったことが、良かったなあと胸をなでおろしています。

 

まさに、これが実現できた好例ですね。

あなたを高みに連れて行く3つの存在とは?

意味ないことに勝手に意味づけしない

今がタイミングじゃないかも症候群?

なんか、これいいなあ〜って思ってるのに、

それがちょっと今までとは違う選択だったりするときに、

自分に言い訳して「やらない」ことにしちゃうって、ありますよね。

 

行ってみたいセミナーの案内があって、心が動いているのに、

その料金と同じ額の、余計な出費が別にあったりすると、

「あ、これは行くな、というサインかも」

と、偶然に意味づけしてみたりする。

 

前後にちょっと忙しい予定が入ったりすると、また

「きっと今がタイミングじゃないという報せかも」

とか、笑っちゃうような意味づけをして、

行動を抑制したりする。

 

本当は、ただの偶然だったりすることでも、

ほんの少しの、潜在意識のすみっこにある迷いが表層に浮き上がり、

「そのままでいる」ことを選ばせようとするわけです。

 

恒常維持本能が「今」に押し止める

今の状態って、皆、すっごく居心地いいんです。

ブチブチ文句を言ったり、不満にどんよりしていたとしても、

その状態に「慣れ親しんでいる」という確固たる事実がある。

好きとか嫌い、とかじゃなくて、

ただ、それがあなたのデフォルトのシチュエーションだってことですね。

 

平熱が35度という人も、それでなんとか生きている。

36度も後半になると、それが「高熱」ってことになって、

あわてて解熱剤を飲んで、元の35度に戻してみたり。

 

35度は健康な状態ではないし、望むコンディションでもないけれど、

やっぱり36.5度が辛いから、元に戻ろうとする。

本当は、35度の平熱が上がるように工夫しないといけないのにね。

 

それですよ、それ。

 

元に戻るのは、正しいから、じゃない。

単にずっとそうだったから、だけのこと。

でも、その状態が嫌なんだから、

少しぐったりしながらも、36.5分の世界に慣れていったほうがいいわけですよね。

(医学的な話じゃないので例え話として読んでくださいね)

 

とにかく既成事実を作ってみる

なんか気が惹かれたならば、きっとその直感が合ってるので、

ザワザワしても、足がすくんでも、

やってみちゃえばいいです。

異常事態に、意識がパニックしているだけのこと。

何があっても、スルーしてみる。

そして、とにかく「既成事実」を作ってみるのが良いと思います。

 

その後で、あれ、なんか違うかも、って思ったら、それはそれ。

実験の結果なのだから、そのまま受け入れればいい。

それを、「損」とは呼びません。

 

ちょっとスピ系をかじっている人ほど、

こういう「言い訳的直感」を口にしがちです。

せっかくスピリチュアルを学んで感性研ぎ澄まされたのだったら、

最初にピンときた直感に従っちゃえばいいのです。

はじめの一歩を、踏み出せるかどうかが、鍵。

その足を一歩だけ前に出してご覧。
見える世界が変わるから

 

実はまだ本気を出してないだけ、という言い訳を捨てる

いつまで言い訳言ってるの?

「俺はまだ本気出してないだけ」という漫画が映画化もされてますが、

この言葉の威力すごいなあ〜と、心にズシッとのしかかります。

斜に構えて、まだまだ行けるぜ、

本気出せば、こんなもんじゃないんだから、って言ってる間に、

私ったら、もうアラカン?(怖)

 

いや、自分は常に本気でしたけど?って言い訳はあるものの、

実は、怖くて、やってないこともいっぱいある。

実は、カッコつけてて、遠慮していることもある。

皆、そうではないでしょうか。

いや、一緒にしちゃいけないか(笑)。

 

冷めてクールでがカッコよかったのは40年前のこと

私らの世代は、「新人類」とか呼ばれたりして、

学生の頃だって、無機質で、軽く、明るくがモットーで、

ガツガツ本気を出すことが、ちょっとネクラ?

そんなムードがあったりもしたんですね、

もう40年近く前の話です(驚)。

 

本当は舞台に上がって、一発勝負に賭ける人たちが眩しいのに、

自分は関係ないってフリをしてみたり。

痛いですよね、今、そんなこと言うと。

 

過去は過去として、オリンピックイヤーを迎える今のムードはやっぱり

全力投球。

 

それが、かえって「カッコいいよね」って風になったんだと思います。

アスリートも、尊敬されていますし、

AKBではないけれど、悔し涙だって、キラキラ輝く勲章です。

 

ドリームキラーになっちゃいけない

隠居気分で冷めてる場合じゃないよ、おっさん、おばはんって言われないように、

いつまでも、ちゃんと現役でいられるように、

本気、出してもいいんじゃないでしょうか。

 

自分がやってないと、人のチャレンジを揶揄する

ドリームキラーになってしまうかも。

一番手強いドリームキラーは、自分自身だからね。

 

コレ読んで、気を引き締めて、2019年も残り数ヶ月、

一気に駆け抜けて行こうではないですか。

本気を笑う人とはつき合わなくていい

自分のアタマで考えられる人ができてる唯一のこと

検索しろと検索するなは同じ意味!?

先日、ググれカスについて書いた後で、

「検索するなっていう人もいますよね」というリアクションをいただきました。

うーん、確かにそれも見ます。

こんな本もあるくらいですし(笑)

 

 

でも、私が言わんとしたことと、

これらの「アンチ検索」に見える意見が言っていることとは、

実は一緒。

 

自分のアタマで考えられる人になりましょう、ということです。

この辺で混乱している人が、実は「危ない」タイプなんですよね。

本質を見ることができずに、表面的な言葉に惑わされてしまいがち。

 

似たようなケースはいくらでもある

似たようなケースで、こんなのもあります。

「がんばらなくていいんだよ vs がんばらなくてどうする」論とか

「ありのままでいいんだよ vs そのまんまじゃダメなんだよ」論とか。

 

対立させてはみましたが、

実は、全然別なことを言っていて、

たまたま「言葉が似てる」だけの話なんですよね。

 

がんばり過ぎて、消耗して、疲れて、病んでしまったのに、

全然、毎日、楽しくなってなくて、希望もない。

なんて人は、間違った「がんばり」をしているので、

がんばらなくていいんだよ、で目が覚める。

 

本来、ここを突き抜けてやってみると、成果につながるのに、

そこで止めちゃダメなんだよ〜、おいおい、ってケースには、

もっとがんばれ、というエールでしゃきっとする。

 

でも、どっちも言いたいのはコレだけ。

ハッピーじゃないならば、今のやり方を変えなさい

ってことよね。

 

ありのままだって、矛盾はない

ありのまま論争も、そう。

これは深い自己肯定を前提としつつ、

楽しい未来を夢見て、コツコツ自分をバージョンアップしていこうよ、

ということで、何一つ矛盾しないのだけれど、

なぜか「ありのまま」批判があちこちで見られました。

その辺のことは、こちらにまとめたので参考にしてください。

「ありのまま」と「今のまま」は別な話

 

大事なのは「抽象度」を上げること

自分のアタマで考える、というのは、

文脈とか背景を一緒に読み取ることであり、

「この人はどんな意味でこのことを言ったのだろう?」と

究極的な意図を理解すること。

 

こういうのを、「抽象度を上げる」と言ったりします。

「本質」という言い方をする人もいます。

で、あんたはいったい何が言いたいの?ってことですね。

自分のアタマで考えられる人は、これを訓練で身につけてきた人です。

 

AIによって、たくさんの仕事がなくなると言いますが、

過去にも、コンピュータの一般化や、様々な機械化で、

おんなじことはいっぱい起きました。

何も真新しいことじゃないのです。

 

常にはじかれてしまうのは、バージョンアップができない人です。

自分のアタマで考えていない人だったりします。

 

犠牲者魂でいっぱいにならずに、

勇気を出して、ガンガン攻めていきましょう〜。

あなたの可能性は、まだ、ほんのごく一部しか使われていないのだから。