Category Archives for "海外移住・デュアルライフ"
ジョギングから戻って家に入ろうとしたら、
裏庭に続く芝の道に何やらゴミが落ちているようで、近寄ると、
ビニール袋の横に、なんと、屋根の一部が落ちてました(驚)。
釘の穴の跡があって、ちょっと破けてて。
いつ、そんな風が吹いたっけ?
しばらく嵐らしい嵐がない、とぼやいてたくらいに雨もなかったしなあ。
隣の家のかな?と期待しつつ屋根を見上げると、明らかに一部にむき出しの木の色が…
嗚呼、うちのだわ…(号泣)
でも、家の保証プランとか、アップグレードしたのに入ってるから大丈夫〜とチェックしたら、
なんと屋根の修繕は含まれてない!
それは家の保険の方に含まれるらしく、でも最低の自己負担額が相当高いので、
こんな軽いことで使えるものじゃない、と判明。
見積もり依頼に3社ほど頼むと、皆、即刻、来てくれて、
屋根に登り、屋根裏部屋の水漏れもチェックし、
写真をバシバシ撮って細かく説明してくれるし、その場でズバッと金額も言える。
テキサスは、働く人々の質が高いから、いろんなことが安心ではあります。
おかげで、いろんなことがわかりました。
ああ、勉強になるわ〜
ああ、予報はずれて大雨降らないで良かったわ〜
ああ、寒い嵐のシーズン前にわかって良かったわ〜
こうやって、頼りになるプロにちゃんと頼って、
災いとなりそうなことを未然に防げて、
数万円かかるとしても、やらないでおいたら、もっと大きな損失となった。
普段、家の横の芝地など気にも留めてないのに、
昨日、たまたま目に入ったのは、なぜだったんだろう?
誰かが、導いてくれたとしか、思えない。
思わず、なんだかわからない大きな存在に、
「ありがとうございます」
そう感謝したくなりました。
こんな風に、一見トラブルと思えることの中にも、
なにかしら良かった、と思えることを見つけ出して、
ひとつひとつに感謝していけたりすると、
一瞬、波だった気持ちも、丸く収まっていきますね。
日本の台風の傷跡をニュースで見ながら、
ついザワザワと良くないことを考えそうになるのですが、
感謝の気持ちが湧いてくると、それすらも包んで溶かしてくれます。
男ふたりで一軒家に住んでたり、
ひとりが子犬を抱えたアジア人だったり(笑)、
そんなの玄関先で目にしても、一切、態度を変えたりしないし、
テキサスのガテン系の皆さんも、慣れてるんだか、紳士なんだか。
評判命のSNS時代だし、ビジネスパーソンとしての倫理観はしっかりしてる。
だからね、カリフォルニアから引っ越しても、まったく違和感ないわけです。
そんな小さなことも、見過ごしてしまいそうになりますが、
導いてくれてありがとう、と、大きな空を見上げて感謝したりしています。
そうだった、これだ、これだ、と自分でも再確認。
↓
まあ、こういう事態を「有事」というのでしょうね。
有事(ゆうじ)とは、国家や企業の危機管理において
戦争や事変、武力衝突、大規模な自然災害などの
非常事態を指す概念。
対義語は平時あるいは日常時である。(Wikipedia)
こういうことが、あると、ますます日常に散らばる
「小確幸」=小さいけれど、確かな幸せが身に染みますね。
アメリカでも、初の死者が出たりして、
少し緊張感の度合いが上がっています。
買い占めも進んでいます(涙笑)。
こういうときに、人々が忖度して「自粛」することに対して、
生理的な嫌悪感というか、憎しみとすら言っていいほどの
ドロドロとした感情が湧いてきてしまう私は、
実は、ほぼ「PTSD状態」なのかもしれません。
元をたどると、2001年、ハワイ時代の記憶です。
9.11のあの事件のあと、ハワイは壊滅状態に追いやられました。
割とすぐに戻ってきたアメリカ人観光客で息を吹き返したところも多い中、
日本人は、本当に長いこと、戻ってこなかった。
編集長として、新任社長として、大赤字の会社を引き継いだばかりで、
スタートアップだから会社の資金なんて、最初からマイナスで、
素人社長が持ちこたえられるわけもない。
追加の投資に、何度も株主に頭下げ、
それでも給与分が少し足りないときは、
自分の給与を、遅配して調節…
つぶれたビジネスからは、売上げの回収もできず、
支払いから逃げ回る広告主を待ち伏せして取り立てしたり、
払え、払わねーで、カフェで怒鳴り合いの喧嘩したり…
そんなタイプじゃないのに、よくやったよね(遠い目)。
数年して、やっと回復してきたな〜、
街の皆も、なんとか持ちこたえたね〜
と思った瞬間、SARSで自粛の波が来て、号泣。
「我々、皆、普通にハワイで暮らしてるんだけどな〜」
日本人観光客の自粛キャンセルの話を聞く度に、
無力感やら、憤りやら、ジリジリとした思いでなんとも言えず、
わけもなく涙が滲んだりもしたものです。
横見て、遠慮して、石橋を叩いても渡らないところ、
もう、ほんと、大嫌い。
そんな風に恨みがましく思っていました。
だからね、なんか今回のことで、
日本行きを意地でも止めたくないんですよね(苦笑)。
でも、意地はってもしょうがない。
私が最優先すべきは、アメリカに無事に帰ってこれることなので、
1〜2週間、様子見てから、決めようと思います。
忖度ゆえの自粛じゃなくて、家族(相方と犬)が最も大事だから、
決断の基準も、シンプルです。
でもまあ、それが自粛の正体なのかもしれないから、
表面的に判断して、恨んでもしょうがないやね、と今はわかる。
私が今、こうしてあるのは、17年もの間、
あまちゃんの私を荒波の中でもみまくってくれた
ハワイのおかげです。
↓ 2010年頃の写真。ノースショアのモクレイアにて。
最近の読者さんの中にはご存知ない方も多いのですが、
私は、ハワイに17年も住んで、とある観光メディアで
社長&編集長をしておりました。
その時に、どんな風に始まったのか忘れちゃったのですが、
作家であり、コメンテーターであり
現在では、もろもろ、あげ切れないほどの場で活躍中の
「橋口いくよ」さんとウエブメディア上でコラボして、
「アロハ萌え」というコラムを連載していただいてました。
(リンクは現在のもので私とは関係ないです。)
スタッフが皆、彼女ととっても仲良くなり、
私は、その後ハワイを離れ、早9年。
すっかり、ハワイ時代のことは記憶喪失(笑)。
でも、年末になぜか彼女とFacebookで再会し、
尽きぬチャットのやり取りがございました。
お互いに、年取らないね〜なんて話から、
私の最近の写真を送った反応がコレ。
「えええええええ、これ今年?
会った時とまったく変わってない。
マダムタッソーの蝋人形みたい!」
驚き方も作家さんというか、コメンテーターというか(笑)、
リアクション大きくて嬉しいですね(笑)。
そんな彼女も、ほんと万年20代かよ、みたいな様子で、
身体も鍛えてコンテストにも出たりしてたんですよね。
そんな若々しい「現在の」様子をたっぷりご覧いただける
ハワイテーマの弾けるYouTubeが開設されています。
↓ この画像、クリック
相変わらず、弾けたハワイラブ。
変わらないなあ〜
旅は大好きだけど、ハワイは、実は行ったことがない、
という人の割合も、とっても多い場所。
芸能人が多そう、日本人だらけなんでしょ、
と敬遠しちゃうようですが、
それは、まったくの思い過ごし、というか、
実に「情弱」な感じなのでございます。
全観光客の中でも、日本人は、たったの17%くらい。
アジア人の中ではダントツだけど、
観光客の7割近くは、アメリカ人の国内旅行です。
変に旅慣れて、ハワイなんてケッっていうスノビーな人たちも、
行った途端に「はまる」率がとっても高いんです。
何を隠そう、私がその典型でした(笑)。
馬鹿にしてたもんな〜、リピーターの友達を。
なのに、一度行っただけで、
「ハワイ移住計画〜」とかはしゃぎ始めて、
8ヶ月後には、住んでいた(笑)。
その後も、無数の人が、そんなふうにはまるのを見てきました。
空気が違う。
匂いが違う。
色が違う。
風のやわらかさが違う。
他のビーチリゾートが、まるでイミテーション・ハワイに見えてしまう。
ごめんね、去年のハワイと、また比べている〜♪
って感じになっちゃうんです。
彼女の動画にはまりながら、笑いつつも、懐かしく。
2000年代初頭の、ちょっと遅れた青春っぽかった
自分のがんばってた日々を痛く思い出したりもして(涙
もし、まだハワイに行ったことがない人がいたら、
絶対に、一度は行ってみるといいよ〜って意味で、
絶賛おすすめしたいのですよね。
「アロハ萌え」を見ながら、ハワイを予習、復習、もしくは反芻。
人生の中に、ほんの少しハワイがあると、嬉しい。
確か、そんな観光局のキャッチフレーズがありましたが、
余裕ない人生に、確実に癒やしをもたらしてくれる場所です。
↓
中国在住のクライアントさんが
「私のことを、日本の人たちは、
中国に住むかわいそうな人、と思ってて」
なんて発言、されてて、笑いました。
あれもない、これもない。
そんな不便で汚くて、遅れた場所で暮らすなんて、
ほんと、かわいそうに…
って、思われているところがあるようだ、と彼女。
でもまあ、正面から否定してもしょうがないし、
そういうのは来てみないと、わからないことでもあるし、
日本しか知らずに満足している人に、
あえて、弁明めいた釈明をしてもしょうがなく、
「かわいそうな人として、皆に優しくしてもらってます(笑)」
とおっしゃっていました。
今、ウイルスで話題になったりもしているし、
より、日本のご友人たちから見たかわいそうレベルは
高まっているのかもしれません…
私の場合は、ハワイ〜ロサンゼルスの時代が24年もあったので、
うらやましがられることはあっても、
かわいそう、という扱いはなかったのですが、
テキサスに来てからは、ちょっと人の反応は変わりましたかね。
「なんでまた?」
みたいなリアクションが多いかな(笑)。
でも、来てみると、皆、そろってフォーリンラブ(笑)。
でも、その魅力、来ないで伝わったか、というと、
まったくダメなんですよね〜。
だから〜、百聞は一見にしかずで、
目を大きく見開いて、視点を地球レベルにグンと上げて、
世界で何が起こっっているのかを、しかと見ないと、
認識が、まるでずれまくっちゃうのです。
こーーーーんなに、世界の情報がたやすく入る時代なのに、
鎖国時代みたいな意識でいちゃあ、リスキーですよね。
悲しいかな、今や日本こそ、外からみたら
「かわいそう」な場所、かもしれません。
海外駐在員たちを調査したおもしろいデータがあるのですが、
働きやすい国ランキングで、日本は33カ国中、なんと32位!
↓
https://www.expatexplorer.hsbc.com/survey/
賃金の低さと、ワークライフバランスの悪さが、ダントツ最悪という評価。
↓
https://www.expatexplorer.hsbc.com/survey/country/japan
これ、先進国で、という但し書きがあるわけではないですよ。
東南アジア諸国、中国、中東、南米まで入れて、これですからね。
じゃあ、自分が日本には住みたくないか、と聞かれたら、
いや、住んでみたいです、やってみたいことはあります、
と私は答えます。
そんな状況だからこそ、やれることもある、気がして。
まあ、なにはともあれ、
英語
って、鍵になりますよね。
日本でしか役に立たない日本語は、これからどんどん需要が減る一方。
英語さえできれば、住める場所も、活躍できる場所も、
ぐんと広がって、不安は減っていく。
英語は、大きく広い、未来への扉を開けるための、必須の鍵なんですよね。
今からだって、遅くないですから、本気で始めると良いと思います。
まずは、このビデオとか、見てみてください。
小冊子も受け取れます。
↓
イングリッシュ・カウボーイ
筋トレのように英語を鍛えて
2カ月で英語に自信が持てる!
(29ページの小冊子つき)
めったに外に出ない私ではありますが、先週、
たまたま出かけた日に、車、衝突されちゃいました。
珍しい雨の日で、交差点で皆が急ブレーキかけて止まって、
自分もあわてて止まったのですが、後ろの方が止まりきれず、
賢明に避けようとしたものの、端っこがガシャンとぶつかりました。
ま、止まろうとして、止まりきれず、な状況なので、
人体に影響があるほどの衝撃ではないのですが、
とはいえ、車にはダメージが残りました。
相手は、ミニクーパーという、まあ超小型車。
こちらは、中型SUVなので、症状は、あちらの方がかなり重め(苦笑)。
私の車は、バンパーの一部が破損し、
マフラー外側の装飾部品が落っこちた程度で済みました。
で、こういうとき、
「アメリカでは謝ってはいけない」
とか、教えこんでいる人もいたりするようですが、
いやあ、心証悪くしますしねえ、人間としておかしいし、
普通、悪いと思ったら、謝りますよね(笑)。
それはアメリカでも一緒だと思いますが、
どこの世界の、どんな状況のことを言っているのかな。
私にぶつかったドライバー氏は、28歳、白人男性。
Are you okay?と、相手の身体をまず気遣いながら、
Sorry, sorry, I am really sorry, terribly sorryと、立て続けに
20回くらいは言ったかな(笑)。
恐縮し、動揺し、申し訳ないほど、すまなそうにしています。
彼が自分で警察呼んで、「自分が悪うございました」と説明し、
なぜか彼のお父さんが電話で話したい、と言ってきて、
お父さんもまた、お詫びにお詫びを重ねつつ、私の身体を心配し、
今後の修繕に関するプランを誠意持って提案してくださいました。
翌日もまた電話してきて、身体は大丈夫かと聞いてくれる念の入れよう。
そこに、「好印象を与えて許してもらおう」的な思惑は見えず、
ただ、過失によって不都合をもたらしたから、
心配だし、普通にお詫びしている様子です。
たまたま、良い人に当たった(当てられた・苦笑)とも言えますし、
アメリカでは(ほとんどの州では)、後ろからぶつけた方が
自動的に加害者、となる法律?だかがあるので、
まあ、言い逃れはできません。
でも、ということとは、全然関係なく、
アメリカ在住25年半、今回みたいな対応って、私にとっては
想定内
であって、別に意外でも何でもなかったです。
お詫び、といえば、
テキサスに来てから、驚いたことが実はありました。
スーパーの通路で、行き違うときにぶつかりそうになったりしますよね。
とくに通路から通路へと移動するときに、見えにくかったりして、
カートがぶつかりそうになるなんて、まあ、当たり前にあることです。
そんなとき、ものすごく丁寧に「あ、すみません」「あ、ごめんなさい」と
とっさに相手の口から出てくるのですよね。
そのタイミング、その姿勢、言い方、
ん? なんか懐かしい感覚、と記憶をたどったら、
どうも日本人のタイミングに近いようです。
もちろん、言葉はSorryではなくて、Excuse meの方が多い。
Sorryだけがお詫びではないですからね。
時と場合、程度の差で、使うべき言葉は変わりますが、
ハワイ、ロサンゼルスとは、少し違う感覚がここにはあります。
リアリティ番組とか見てると、どっちが先に潔く謝るか、みたいなことで
「Bigger person」(より器の大きな人物)度合いを図ったりしています。
謝るのは、美徳だし、正直に過ちを認め、許しを請うのも、
当然のモラル、という風に、ちゃんと社会は教えている。
謝りのポイントや、表現方法や、タイミングや、引きずり方、というのは
国や文化によって、きっと違うでしょう。
でも、だからといって、自分のやり方こそが正義だ〜!
と勘違いしないことですよね。
検索すると、アメリカ人謝らない説はいっぱい出てきますが、
先入観で見てしまうと、本質が見えなくなります。
だから、「無の境地」で対応すること。
自分の正義を振りかざさないこと。
グローバルな環境で生きていく時に、
望まれるフラットさや柔軟さって、そういうことですよね、きっと。
↓
週末、クライアントが遊びに来たときに、
行ったことがないと言うので、韓国スーパーにご案内したのですが、
そこで、なんとハワイ〜ロサンゼルスと
同じ時期に、同じ経路で移ってきた知人とばったり。
「え〜、僕も昨年秋に引っ越してきたんです〜」って、
ここでもまた、ものすごい偶然で、互いに驚きました。
なぜか不思議と、ハワイ〜ロサンゼルス〜ダラス、という方が
何人もいるのですよ(笑)。
なんでなんでしょう。
で、さぞかし私同様、こちらの生活を楽しんでいるかと思ったら、
「いやあ、僕はロサンゼルスの方が全然、良かったです〜」と寂しそう。
あ、そうなんだ。
私の周囲で、そのようなトーンを聞くことがまるでないので、
逆に新鮮でしたが、彼はやはり都会の空気感やら、海やら、
温暖な気候やら、日本食やらが恋しいようなんです。
暮らしに何を望むかは、本当に人それぞれですからね。
クオリティ・オブ・ライフって、一言で言うけれど、
何がその人にとってのクオリティかってことの
価値感、基準値が、そもそも全然、異なるわけで。
というところで、タイミング良く、秋に取材していただいていた
全米大人気日本語生活誌「ライトハウス」の最新号が配布されています。
だいぶ前のことで、しかも短期間ではありましたが、
社長+編集局長などを務めさせていただいた会社からの取材。
嬉しゅうございました。
取材してくれたのは、私が社長当時に入社したシアトル在住の優秀なスタッフ。
とりあえずはロサンゼルス版だけに出ていますが、
そのうち、シアトル版やらサンディエゴ版にも出るのかもしれません。
特集タイトルは、
「移住者急増中 今、気になるダラス・リアルライフ」
うーん、気になりますね〜(笑)。
アメリカ在住の人たちも、皆、不思議に思っているわけです。
「なぜ、ダラスがそんなに人気なの?」と。
なぜ、ロサンゼルスを離れて大丈夫なの?
いったい、何がそこにあるの??
リンクをクリックすると、電子版がご覧いただけます。
私は、16ページに大きく取り上げていただいています。
即、そこへ飛びたい方は、こちらをクリック。
いち早くご覧になった方がFacebookでコメントしてくれてました。
「いつも登場する可愛いワンチャンも写ってますね」
で、不意に気がついたのです。
で、こんなコメントをお返ししました。
「この子と出会うために移住したのだと運命を感じています(笑)」
半分、冗談っぽく言ってるけど、ゾクゾクっとしちゃうのですが、
これもまた、すべては仕組まれた脚本通りなのだろうなあ、と思うのですよね。
偶然なんて、あるんかい?と。
先日、キッザニアの全米進出第一号が、この街にできました。
それだけ、子どもが多い。
それだけ、人口が伸びている。
それだけ、経済的にも、潤っていて、
成長の可能性大、ということなんでしょう。
よろしかたったら、ぜひご覧になってみてください。
あ〜、だからなんだ〜、というのが納得いただけるかと思います。
東海岸で特別プロジェクトのリーダーをやるために
長期赴任中のクライアントがダラス出張ということで、
半年ずっとオンラインでしたが、ようやく初対面。
夜便で帰るという彼女と朝からたっぷり一日観光。
天気も抜群で、クリスマスショッピングで賑わう街を
楽しく動き回りました。
東海岸と西海岸のちょうど真ん中で、
日本から何便も直行便があるダラスは、
国際会議にも抜群の立地、と選ばれたそうです。
そういう地の利を魅力に本社を移転してくる企業も多いのです。
アメリカのプロスポーツ好きな彼女を、全米のスポーツ中
最も資産価値が高いダラス・カウボーイズ(アメフトです)
の本社&室内練習場があるフリスコのザ・スターにご案内。
イベントも行われていて、家族連れで大賑わい。
近所には、アメリカ第一号店のキッザニアもできたばかり。
本当に、この街は、ファミリーには最高のパラダイスです。
ランチは、やはりテキサスBBQを味わっていただかないと、と、名物店にお連れします。
カジュアルだけれど、とても美味しいと評判のダイナー。
昔ながらのテキサスモードいっぱいの雰囲気で、気分も上がります。
自宅にお連れすると、ゲスト大好きな愛犬が興奮しまくって大はしゃぎ。
「犬、飼いたい〜」と思わず声が漏れていました(笑)。
たまにこうやって外に出ると、楽しいな〜。
良いきっかけをいただきました。
で、後ほど私もグルーミングが終了したばかりの犬と記念のショット。
他のお客様が横にいたので、犬はそちらに気を取られて
なかなかカメラを見ず。
お客様待たせてスマホを構える店員さんも苦笑い。
すると、気がついたお客様たち(女性4名)が
カメラの後ろに集まって「はい、こっち見て〜」ってあやしてくれて、
やっとの一枚でした。
皆、優しいですね〜。
なんか、犬のおかげで、「人」や「街」との触れ合い機会がいっぱい増えて、
すごくコミュニティの一員的な気分を味あわせてもらえてます。
行く先々で、クリスマスパレードやら、特設のマーケットやら
サンタさんとの記念撮影大会やら、花火やらが行われてて、
それも「街のイベント」なので、皆、普段着で、気楽にカジュアルに参加。
子どもも犬も皆、一緒で、なんだか自然でのどかで、微笑ましく、
古き良き、落ち着いたアメリカンな空気感が素敵です。
クリスマスへ向けて、どんどん盛り上がる12月のテキサスでございました。
今日はちと絵日記風に。
ハッピーホリデー♪
Facebookでは、いつもこんな感じのエントリをお届けしてます。
お友達申請、大歓迎です。
https://www.facebook.com/hajimejimmyueno
素晴らしく晴れ渡った秋晴れ、というより、夏が復活みたいな週末。
締めくくりは、なんと激しい雷雨。
しかも、地域的には竜巻が発生し、とんでもないことになっていました。
地震がないというテキサス州ダラスですが、竜巻はある。
巨大な雹も、時折、降る。
まだ屋根の修繕ができていないというのに、雷雨警報、竜巻警報が発令し、
一瞬、屋根に登ってビニール袋でも被せようと思いましたが、
危ないし、そんな素人仕事ではすぐに吹き飛ばされそうだし、
開き直ってワインがぶ飲みして、あとは運を天に任せることに。
夜8時台と、深夜0時半頃に、大きな雨粒が屋根を叩き、窓に吹き付ける音が聞こえました。
とんでもない風が吹いているのが、庭の向こうの木々の揺れ方でわかるだけで、
家はびくともしないのが、さすが頑健な作りのテキサスの家。
がっちりはまった最新二重窓なので、音や風の漏れもなく、
ブラインド締めてたら、まったく気づかないかもね、状態。
しかし、実は家から車で3−40分のところに竜巻は発生していて、
巨大なホームセンター「Home Depot」の看板や屋根を吹き飛ばし、
鉄骨をぐにょっとひしゃげて通り過ぎた生々しい様子がネットで拡散。
壮絶な竜巻の威力をまざまざと見せつけられた感じです。
幸い、死者はゼロ。
警報がタイムリーにちゃんと働くし、スマホにもアラートが送られてくるし。
一夜明けて、犬の散歩に外に出れば、そこは静まり返った普段の朝が。
屋根も、外側も内側もチェックしたけれど、なんともなくてホッと安心。
今回のニュースで、空中で発生した竜巻が地上に降りることを、
「タッチダウン」というのだと知りました。
これでも、5段階の2くらいの勢力だったとか…
5っていうのが来たら、どんなことになるんだろう。
怖くて考えたくもありませんね。
どこにいても自然災害は起こります。
今、できる最善は何だろう。
そんなことを思ったところで、やったのは結局、ワインがぶ飲みだったという(苦笑)。
日本の台風の被害も著しく、いろいろ考えさせられますが、
他人事として考えてちゃダメなんだ、と、戒めをいただいた夜でした。
ニュース映像を見ると、凄さがわかります。
↓
昨日は30度超えていたのに、夜から冷え込んできて、
今朝はなんと4度(笑)。
風も強く、雨まで降ってきて、犬の散歩を途中で切り上げ。
スエットパンツにフリースにダウンベストに手袋にと、
短パン・Tシャツから一転して冬の格好で表に出たのですが、まだ寒かった。
季節の変わり目、アップダウンが激しすぎて、毎日スリリングです。
日本も今、大型台風でたいへんな騒ぎになっていますね。
ワサワサした雰囲気がテキサスまで届いてドキドキします。
実家は先日、停電で被害が出た千葉ですから、妹も買い出しに行ったようですが、
上の写真の通り、大きなイーオンのスーパーがこの通り、と(驚)。
かなりの場所でこんな現象が起きているようですね。
ハワイ時代、こんな光景をしょっちゅう見ましたが、日本でも、とは。
確かに、東京のお隣の千葉が陸の孤島になってしまう事実を見せられたら、
やはり怖くなってきますよね。
さらに連日連夜、メディアやSNSで、怖い情報が拡散される。
友人が、これはないよね、とFacebookでリンクしていた記事。
↓
【台風19号】直撃なら死者8000人
警鐘を鳴らすにも節度というものがあって然るべき、と思うのですけれど、
なんか、日本脱出しなくちゃ、くらいに急き立てられるトーンです。
この機会にアクセスを稼ぎたくて刺激的なタイトルつけちゃお、なのかな。
信頼残高が減るようなことをしては、長期的な得にはならないだろうに。
アメリカも、ときに大きなハリケーンが訪れて、
壊滅的なダメージをもたらして、人々を恐怖に陥れます。
それによって、家を失い、見知らぬ土地へ移転した人も多数。
こんなときに、やはり思います。
「どこでも生きていける自分にならねば」と。
今回も、身軽な友人などは、東京から地方に飛んで、ホテルで待機していたりする。
わざわざ進路のど真ん中にある自宅にいなくても、
台風の来ない場所で過ぎるのを待てば良かったりするのですよね。
それを、本当の「避難」と言うのでしょう。
世界には、温暖化で水位が上昇して、家を追われている人たちもいます。
大きな山火事で街を離れざるを得ない人もいます。
反面、災害が予想されるのに、家にこだわり、土地にこだわり、
自分を守ることを優先できない人もいる。
まずは、自分。
自分さえ守ってあげられれば、別な場所をまた故郷として生きていける。
どこでも生きていける、ということは、
どこに住んでも、そこを故郷として親しみ、馴染み、愛し、
心を落ち着けて暮らせるということですよね。
海がなきゃ、とか、寒いのはダメ、とか、
選択があるときは、いろいろ言いたくもなるだろうけれど、
自分に耐性つけるという意味で、私は苦手な場所ほど住んでみたいとも思います。
実はまだ雪に埋もれる場所に住んだことがないので、
3年位、雪かきを日常にするようなところに住んでみたい。
甘くはないんだよ、という非難の声も聞こえますが、
でも、住んでいる人がいるんだから、なんとかなるんだろうとも思う。
地球全体が故郷なんだと視点を大きく上げていけば、
どこに住んでも、自分なりに楽しんでいけるはずだと楽観的に信じています。
今は「移民」のひとりとしてアメリカに住む私にとって、
聞くたびにグッときてしまう、この歌のことを、なんだか思い出しました。
なにはともあれ、写真で見るだけでも足がすくむような、巨大台風。
被害なきことを、遠くテキサスから祈っています。
英語コーチの合宿中、同胞たちから、いろいろと質問が講師に飛び交いました。
まだまだ、ひとり起業して間もない面々が多く、中にはまだ始まっていない人もいて、質問もその分、「仮定」の話が多かったかな、という印象。
こういうときは、どうしたら?
こんな風に言われたら、どうしよう?
よくあるのが、「税金はどうするのですか?」「会社組織にした方がいいのでしょうか?」という質問。
それは、始める直前にちゃんとした専門家に聞けば、一瞬で解決することだし、お金儲けの本質とは、何一つ関係のないことだったりする。
なのに、遥か手前で、思考をブロックする要素になっちゃうようですね。
今、この段階でフォーカスすべきは、まったく別なことなのに。
心配なのはわかるけれど、それもこれも、始めてみると、いろいろと具体的に見えてくるものなのです。
そして、絶対に振り返って笑います。
「私、なんか全然、どうでもいいこと気にしてたわ」ってね。
有名な本で、私もこれで開眼したのですが、一見、逆説とも思えることが、正しいという一例がここにあります。
え、少しでも売上がほしいのに、それを「断る」なんて!?
と思う方は、たぶん営業をしたことのない方なのでしょう。
いや、営業の現場にいる人でも、知らないことが多いかもしれません。
お客様は神様です、という言葉があったくらい、お客様の言うことは絶対、という風潮があったのも事実。
それが昨今の、モンスターカスタマー、モンスタークレーマーの流れを生んだのか。
中には、対処の仕方を間違えて、怒りを増長させてしまうこともあるかもしれないけれど、たいていの場合、原因はここにあります。
期待値のズレ。
間違った期待をした人が、それが手に入らなかったと勝手に怒るケースはとても多い。
それは、そういう期待を起こさせた自分が悪いのです。
たくさんの人に振り向いてほしい。
少しでも広い層にアプローチしたい。
せっかくの「お金」をみすみす逃したくない。
なーんて都合よく強欲に考えていると、陥りがちな、罠。
実際には、ターゲット層は絞った方が、リピーターにつながる濃い関係のお客様に育っていくものです。
そこに、「捨てる勇気」も必要になる。
それもこれも、でも、やっていけば、ちゃんとわかっていくことなのです。
お客様のおっしゃることを「聞く」ことは、もちろん大事です。
それは、マーケットを知るということ。
人の悩みや痛みや解決したいことに、解決策を提供するのがビジネスなのだから、形はクレームだとしても、そこに「本当にほしいもの」が隠されていることも多いです。
それに、クレームとは「困ってる」のサインなのだから、それを上手に収めることで、逆に「助けてくれた」印象が残り、顧客との絆が深まったりするから不思議です。
だから、聞くのは大事。
だけど、奴隷のように、何でも言う事きいてはダメですよってことです。
ちゃんと線引をして、ここからここまではできます、でもこの先は私達にはできません。
それを明確にする。
できるだけ、事前にわからせておく。
それが、信頼を呼び、結果的にクレームを避けることになるのです。
潜在顧客の総数は減るかもしれないけれど、コンバージョン(成約率)は高くなるもの。
そして、わかって買った人は、クレームなどしたりしません。
だって、ファンなんだし、「自分で」決めたことなのだから。
その状態に導いてあげるのが、適切なマーケティングの役割です。
私のサービスは、こういう方向けです、と書いていたとしても、それだけでは不十分なときもあります。
皆、読まないし(笑)、勝手な期待がふくらんでいるときは、とにかく都合良いように解釈しがち。
だから最近、「こういう方には不向きです」という表現を宣伝でする場合もありますよね。
私も、こんな方はコーチングに向きません、なんてことを、あちこちで言っていますし、サービスメニューにも載せています。
間違って入り込んじゃって、それをスクリーニングもしないで受けてしまったら、互いに不幸。
金返せ騒ぎになっても、不毛です。
だからこそ、最初に、断る。
「ここから先は、できません」
「それは、私のサービスではありません」
「私は、こういう方だけを対象にしています」
そんな感じで、やんわりとやるのが、秘訣。
断る、と言っても、「あなたには売りません」と冷たくするのとは違いますよ(笑)。
断れない人の多くは、「これを逃したら他にタマがない」状態だったりします。
この場合の問題は、断る、断れない、じゃなくて、全然、集客がなってないってこと。
その戦略を根本から考え直して、お客さん候補が列を作って待つようになれば、断るのなんて、全然平気になりますから(理論ですよ、あくまで)。
起業する背景には、自分の理想のライフスタイルを構築したいから、ということがあります。
だから、ぜひ、ここで今一度、自分に尋ねてみてください。
あなたは、どんなビジネスを作りたいのか?
あなたは、どんな価値観を実現したいのか?
あなたは、どんなライフスタイルを実現したいのか?
それに反することを、お客様は神様です、なんて受けてばかりいたら、
自分も疲弊し、ビジネスも育たず、いつまでも薄利多売で、
奴隷のように働かなくてはいけなくなるでしょう。
目先のお金にとらわれず、ここでも「自分軸」をしっかりと発揮して、できること、できないことを明確にする。
そして、それを、毅然と伝えることで、あなたのサービスがどんどん研ぎ澄まされて価値あるものになっていきます。
お客の言いなりにならない。
お客の言うことはきかない。
なぜなら、お客が何もかもを知ってる千里眼ではないし、あなたの人生の責任をとってくれるわけでもなんでもないのだから。
人生の鍵を、他人に渡してはいけません。
と、毅然とした態度でプライドを持ってセールスして確立された相互リスペクトの関係が基礎にあれば、お客様とは長い長い蜜月の状態が築けます。
それこそ、ビジネスの醍醐味。
どちらが上でも下でもない。
対等な、パートナーシップが構築できるのです。