Category Archives for "海外で暮らす・働く"
中国在住のクライアントさんが
「私のことを、日本の人たちは、
中国に住むかわいそうな人、と思ってて」
なんて発言、されてて、笑いました。
あれもない、これもない。
そんな不便で汚くて、遅れた場所で暮らすなんて、
ほんと、かわいそうに…
って、思われているところがあるようだ、と彼女。
でもまあ、正面から否定してもしょうがないし、
そういうのは来てみないと、わからないことでもあるし、
日本しか知らずに満足している人に、
あえて、弁明めいた釈明をしてもしょうがなく、
「かわいそうな人として、皆に優しくしてもらってます(笑)」
とおっしゃっていました。
今、ウイルスで話題になったりもしているし、
より、日本のご友人たちから見たかわいそうレベルは
高まっているのかもしれません…
私の場合は、ハワイ〜ロサンゼルスの時代が24年もあったので、
うらやましがられることはあっても、
かわいそう、という扱いはなかったのですが、
テキサスに来てからは、ちょっと人の反応は変わりましたかね。
「なんでまた?」
みたいなリアクションが多いかな(笑)。
でも、来てみると、皆、そろってフォーリンラブ(笑)。
でも、その魅力、来ないで伝わったか、というと、
まったくダメなんですよね〜。
だから〜、百聞は一見にしかずで、
目を大きく見開いて、視点を地球レベルにグンと上げて、
世界で何が起こっっているのかを、しかと見ないと、
認識が、まるでずれまくっちゃうのです。
こーーーーんなに、世界の情報がたやすく入る時代なのに、
鎖国時代みたいな意識でいちゃあ、リスキーですよね。
悲しいかな、今や日本こそ、外からみたら
「かわいそう」な場所、かもしれません。
海外駐在員たちを調査したおもしろいデータがあるのですが、
働きやすい国ランキングで、日本は33カ国中、なんと32位!
↓
https://www.expatexplorer.hsbc.com/survey/
賃金の低さと、ワークライフバランスの悪さが、ダントツ最悪という評価。
↓
https://www.expatexplorer.hsbc.com/survey/country/japan
これ、先進国で、という但し書きがあるわけではないですよ。
東南アジア諸国、中国、中東、南米まで入れて、これですからね。
じゃあ、自分が日本には住みたくないか、と聞かれたら、
いや、住んでみたいです、やってみたいことはあります、
と私は答えます。
そんな状況だからこそ、やれることもある、気がして。
まあ、なにはともあれ、
英語
って、鍵になりますよね。
日本でしか役に立たない日本語は、これからどんどん需要が減る一方。
英語さえできれば、住める場所も、活躍できる場所も、
ぐんと広がって、不安は減っていく。
英語は、大きく広い、未来への扉を開けるための、必須の鍵なんですよね。
今からだって、遅くないですから、本気で始めると良いと思います。
まずは、このビデオとか、見てみてください。
小冊子も受け取れます。
↓
イングリッシュ・カウボーイ
筋トレのように英語を鍛えて
2カ月で英語に自信が持てる!
(29ページの小冊子つき)
めったに外に出ない私ではありますが、先週、
たまたま出かけた日に、車、衝突されちゃいました。
珍しい雨の日で、交差点で皆が急ブレーキかけて止まって、
自分もあわてて止まったのですが、後ろの方が止まりきれず、
賢明に避けようとしたものの、端っこがガシャンとぶつかりました。
ま、止まろうとして、止まりきれず、な状況なので、
人体に影響があるほどの衝撃ではないのですが、
とはいえ、車にはダメージが残りました。
相手は、ミニクーパーという、まあ超小型車。
こちらは、中型SUVなので、症状は、あちらの方がかなり重め(苦笑)。
私の車は、バンパーの一部が破損し、
マフラー外側の装飾部品が落っこちた程度で済みました。
で、こういうとき、
「アメリカでは謝ってはいけない」
とか、教えこんでいる人もいたりするようですが、
いやあ、心証悪くしますしねえ、人間としておかしいし、
普通、悪いと思ったら、謝りますよね(笑)。
それはアメリカでも一緒だと思いますが、
どこの世界の、どんな状況のことを言っているのかな。
私にぶつかったドライバー氏は、28歳、白人男性。
Are you okay?と、相手の身体をまず気遣いながら、
Sorry, sorry, I am really sorry, terribly sorryと、立て続けに
20回くらいは言ったかな(笑)。
恐縮し、動揺し、申し訳ないほど、すまなそうにしています。
彼が自分で警察呼んで、「自分が悪うございました」と説明し、
なぜか彼のお父さんが電話で話したい、と言ってきて、
お父さんもまた、お詫びにお詫びを重ねつつ、私の身体を心配し、
今後の修繕に関するプランを誠意持って提案してくださいました。
翌日もまた電話してきて、身体は大丈夫かと聞いてくれる念の入れよう。
そこに、「好印象を与えて許してもらおう」的な思惑は見えず、
ただ、過失によって不都合をもたらしたから、
心配だし、普通にお詫びしている様子です。
たまたま、良い人に当たった(当てられた・苦笑)とも言えますし、
アメリカでは(ほとんどの州では)、後ろからぶつけた方が
自動的に加害者、となる法律?だかがあるので、
まあ、言い逃れはできません。
でも、ということとは、全然関係なく、
アメリカ在住25年半、今回みたいな対応って、私にとっては
想定内
であって、別に意外でも何でもなかったです。
お詫び、といえば、
テキサスに来てから、驚いたことが実はありました。
スーパーの通路で、行き違うときにぶつかりそうになったりしますよね。
とくに通路から通路へと移動するときに、見えにくかったりして、
カートがぶつかりそうになるなんて、まあ、当たり前にあることです。
そんなとき、ものすごく丁寧に「あ、すみません」「あ、ごめんなさい」と
とっさに相手の口から出てくるのですよね。
そのタイミング、その姿勢、言い方、
ん? なんか懐かしい感覚、と記憶をたどったら、
どうも日本人のタイミングに近いようです。
もちろん、言葉はSorryではなくて、Excuse meの方が多い。
Sorryだけがお詫びではないですからね。
時と場合、程度の差で、使うべき言葉は変わりますが、
ハワイ、ロサンゼルスとは、少し違う感覚がここにはあります。
リアリティ番組とか見てると、どっちが先に潔く謝るか、みたいなことで
「Bigger person」(より器の大きな人物)度合いを図ったりしています。
謝るのは、美徳だし、正直に過ちを認め、許しを請うのも、
当然のモラル、という風に、ちゃんと社会は教えている。
謝りのポイントや、表現方法や、タイミングや、引きずり方、というのは
国や文化によって、きっと違うでしょう。
でも、だからといって、自分のやり方こそが正義だ〜!
と勘違いしないことですよね。
検索すると、アメリカ人謝らない説はいっぱい出てきますが、
先入観で見てしまうと、本質が見えなくなります。
だから、「無の境地」で対応すること。
自分の正義を振りかざさないこと。
グローバルな環境で生きていく時に、
望まれるフラットさや柔軟さって、そういうことですよね、きっと。
↓
英語コーチの合宿中、同胞たちから、いろいろと質問が講師に飛び交いました。
まだまだ、ひとり起業して間もない面々が多く、中にはまだ始まっていない人もいて、質問もその分、「仮定」の話が多かったかな、という印象。
こういうときは、どうしたら?
こんな風に言われたら、どうしよう?
よくあるのが、「税金はどうするのですか?」「会社組織にした方がいいのでしょうか?」という質問。
それは、始める直前にちゃんとした専門家に聞けば、一瞬で解決することだし、お金儲けの本質とは、何一つ関係のないことだったりする。
なのに、遥か手前で、思考をブロックする要素になっちゃうようですね。
今、この段階でフォーカスすべきは、まったく別なことなのに。
心配なのはわかるけれど、それもこれも、始めてみると、いろいろと具体的に見えてくるものなのです。
そして、絶対に振り返って笑います。
「私、なんか全然、どうでもいいこと気にしてたわ」ってね。
有名な本で、私もこれで開眼したのですが、一見、逆説とも思えることが、正しいという一例がここにあります。
え、少しでも売上がほしいのに、それを「断る」なんて!?
と思う方は、たぶん営業をしたことのない方なのでしょう。
いや、営業の現場にいる人でも、知らないことが多いかもしれません。
お客様は神様です、という言葉があったくらい、お客様の言うことは絶対、という風潮があったのも事実。
それが昨今の、モンスターカスタマー、モンスタークレーマーの流れを生んだのか。
中には、対処の仕方を間違えて、怒りを増長させてしまうこともあるかもしれないけれど、たいていの場合、原因はここにあります。
期待値のズレ。
間違った期待をした人が、それが手に入らなかったと勝手に怒るケースはとても多い。
それは、そういう期待を起こさせた自分が悪いのです。
たくさんの人に振り向いてほしい。
少しでも広い層にアプローチしたい。
せっかくの「お金」をみすみす逃したくない。
なーんて都合よく強欲に考えていると、陥りがちな、罠。
実際には、ターゲット層は絞った方が、リピーターにつながる濃い関係のお客様に育っていくものです。
そこに、「捨てる勇気」も必要になる。
それもこれも、でも、やっていけば、ちゃんとわかっていくことなのです。
お客様のおっしゃることを「聞く」ことは、もちろん大事です。
それは、マーケットを知るということ。
人の悩みや痛みや解決したいことに、解決策を提供するのがビジネスなのだから、形はクレームだとしても、そこに「本当にほしいもの」が隠されていることも多いです。
それに、クレームとは「困ってる」のサインなのだから、それを上手に収めることで、逆に「助けてくれた」印象が残り、顧客との絆が深まったりするから不思議です。
だから、聞くのは大事。
だけど、奴隷のように、何でも言う事きいてはダメですよってことです。
ちゃんと線引をして、ここからここまではできます、でもこの先は私達にはできません。
それを明確にする。
できるだけ、事前にわからせておく。
それが、信頼を呼び、結果的にクレームを避けることになるのです。
潜在顧客の総数は減るかもしれないけれど、コンバージョン(成約率)は高くなるもの。
そして、わかって買った人は、クレームなどしたりしません。
だって、ファンなんだし、「自分で」決めたことなのだから。
その状態に導いてあげるのが、適切なマーケティングの役割です。
私のサービスは、こういう方向けです、と書いていたとしても、それだけでは不十分なときもあります。
皆、読まないし(笑)、勝手な期待がふくらんでいるときは、とにかく都合良いように解釈しがち。
だから最近、「こういう方には不向きです」という表現を宣伝でする場合もありますよね。
私も、こんな方はコーチングに向きません、なんてことを、あちこちで言っていますし、サービスメニューにも載せています。
間違って入り込んじゃって、それをスクリーニングもしないで受けてしまったら、互いに不幸。
金返せ騒ぎになっても、不毛です。
だからこそ、最初に、断る。
「ここから先は、できません」
「それは、私のサービスではありません」
「私は、こういう方だけを対象にしています」
そんな感じで、やんわりとやるのが、秘訣。
断る、と言っても、「あなたには売りません」と冷たくするのとは違いますよ(笑)。
断れない人の多くは、「これを逃したら他にタマがない」状態だったりします。
この場合の問題は、断る、断れない、じゃなくて、全然、集客がなってないってこと。
その戦略を根本から考え直して、お客さん候補が列を作って待つようになれば、断るのなんて、全然平気になりますから(理論ですよ、あくまで)。
起業する背景には、自分の理想のライフスタイルを構築したいから、ということがあります。
だから、ぜひ、ここで今一度、自分に尋ねてみてください。
あなたは、どんなビジネスを作りたいのか?
あなたは、どんな価値観を実現したいのか?
あなたは、どんなライフスタイルを実現したいのか?
それに反することを、お客様は神様です、なんて受けてばかりいたら、
自分も疲弊し、ビジネスも育たず、いつまでも薄利多売で、
奴隷のように働かなくてはいけなくなるでしょう。
目先のお金にとらわれず、ここでも「自分軸」をしっかりと発揮して、できること、できないことを明確にする。
そして、それを、毅然と伝えることで、あなたのサービスがどんどん研ぎ澄まされて価値あるものになっていきます。
お客の言いなりにならない。
お客の言うことはきかない。
なぜなら、お客が何もかもを知ってる千里眼ではないし、あなたの人生の責任をとってくれるわけでもなんでもないのだから。
人生の鍵を、他人に渡してはいけません。
と、毅然とした態度でプライドを持ってセールスして確立された相互リスペクトの関係が基礎にあれば、お客様とは長い長い蜜月の状態が築けます。
それこそ、ビジネスの醍醐味。
どちらが上でも下でもない。
対等な、パートナーシップが構築できるのです。
私のテキサス暮らしを導いてくれた不動産エージェントさんご夫婦が、
彼らの住むコミュニティ内のプールで行うプライベートパーティに呼んでくださいました。
この日ももれなく好天って感じで、日向の体感温度は40度(笑)。
入道雲が真夏です。
アメリカのアットホームなパーティではお決まりの持ち寄り制で、
皆が適当に打ち合わせなくドリンクやフードを持参するのですが、
私は、どなたかが作ってきてくれた懐かしのコレ↓にはまりました(笑)
ハワイのセブンイレブンで売っているスパムむすびが最高に好きで、
大学院に通っているときなど、授業の合間によく食べました。
プレ・ベジタリアン時代(笑)。
上手な味付けに懐かしさが蘇り、皆が話に夢中になっているすきに、
こっそり3つも食べちゃいました(笑)。
久々の日本人の集まりで、私には新しい人ばかりだったりしたのですが、
本当にいろいろなバックグラウンドを持った人たちが集まっていて、
ひとりとして「同じパターン」がないのですよね。
それはまあ、ハワイでも、ロサンゼルスでも同じこと。
皆、どこかで「当たり前」と思われる道を外れて、
普通じゃないことをたくさんしたり、仕方なくさせられたりして、
気がついたら、ここにいる。
だけど、皆、どこかでそれを「自ら選んだ」んです。
最後は、自分が「決めた」。
選択は常に無数に(あるいは複数)あったりするのですが、
自分自身が決めたことなら、後悔は少ないものです。
1年経って、どうですか?って、よく聞かれるのですが、
1年前の直感に従った自分を褒めたいし、感謝したい。
いや、感謝すべきは、このインスピレーションを授けてくれた
宇宙的、スピリチュアル的な存在に、かもしれません。
後悔なんて、1ミリもない。
あるのは、今の暮らしを精一杯楽しもうという前向きな思いだけです。
なんて言いながら、半年後には別な場所に住んでしまうのかもしれないけれど(笑)、
それはそれで自分の選択だし、「今」の否定ではないのです。
ハワイも、ロサンゼルスも、東京だって、素晴らしい場所です。
今でも、戻れと強制されれば、喜んで行きます(笑)。
どこだって、住めば都。
そう思える心の余裕があれば、どんな暮らしも楽しめると知った。
そんな自分にたどり着くことが、人生、第一段階のゴールだったのでしょう。
3000回くらい読んでいただいている記事に、そんなことを書きました。
↓
あ、でも、今の自分には、この記事が気分かもしれません。
↓
ひとりでいるのが大好きですが、
こうやって、人とランダムに語りあう時間も、極上の愉しみです。
3年前、新しくクライアントになった女性が、
「私、ハワイで酒蔵やりたいんです!」と言ってきた時、
本気で受け止めていたかと言うと、ちょっと怪しい自分がいます。
もちろん嘲笑いはしないけど、でも、
「また無理なことを夢見ちゃって〜」なんて思っていたかもしれません。
ハワイで、フリー誌のビジネスをしていましたから、
大小のお店の方と知り合い、オープニング前から広告についてお話することもありました。
オープンと同時に宣伝が走らないと、観光客という一見さん相手の商売においては
誰も存在を知らないままだったりしますからね。
でも、開店前に広告だけが先に出てしまうことが、多々ありました。
次は大丈夫だろう、次の号が出る頃にはきっと…
そんな風に期待をかけるものですが、やっぱり開店にこぎつけられない。
広告は出てるのに行くとお店がないから、こちらも怒られるし、困ったことになるのです。
州政府や市からの許可が必要なことも多いのですが、それが間に合わないという例が大多数。
やっと許可が出てスタートしても、約束した建築の納期から遅れたり、止まったり。
で、やっと終わったかと思えば、役所の検査ではねられて、工事をやり直し…の繰り返し。
そのたびに、信じられない長い時間がワープし、お金が飛び、希望が飛び…
そんなことが日常茶飯事に起こるわけです。
日本の感覚で工期を読み、先に日本から重要なスタッフを呼んでしまったりして、
給与は発生するわ、家賃や自分の滞在費や、いろんなものが出ていくわで、
みるみるうちに、用意した資金が減っていく。
先走って出した広告の費用も、非情な社長に(私です)容赦なく請求される…
(その節はすみません。かなり譲歩したケースもありましたが…)
そして、資金ショートで、もうダメ、無理、と涙ながらに日本に帰国。
そんなケースも無数にありましたし、今でもあるようです。
とにかく、新規事業には、時間とお金がかかる場所なんですよね。
そんな現実を見てきてしまったせいで、「夢」の話も素直に聞けなかっった自分がいたのです。
でも、クライアントは突き進みました。
遠巻きに見ている方々からも、冷ややかな視線や言葉を浴びたようです。
次々と現れるドリームキラーの存在に挫けそうになりながら、彼女の体当たりは始まった。
当たり前のように、壁がいくつも立ちはだかります。
すでに現地ハワイにいない私ができるのは、かつてお世話になった優秀な人たちを
リソースとして彼女に紹介することくらい。
ジリジリする思いで見守るしかなかったのですが、七転び八起き。
少しずつ、少しずつ、夢は現実に近く動いていき、形が見え始めました。
本当に、あと少しのところに今、います。
ここまで、何度も泣きながら、本当にがんばった。
見事なガッツ。見事な学び。見事な辛抱と、捨て身の精神。
その彼女が、クラウドファンディングで、一緒に夢を実現してくれる方々の応援を募っています。
ハワイみたいな暑い場所でお酒なんて…というのは常識かもしれないけれど、
彼女はその道のスペシャリストで、その彼女が大丈夫と踏んだのだから、大丈夫なんです。
ハワイ産の日本酒が、もうすぐ誕生します。
その瞬間を、私たちと一緒にお祝いしませんか?
残り90日もあるのに、もう目標額は達成しちゃってますが、まだまだ募集を受付中です。
ホノルルの水から作られた純米吟醸酒を、真っ先に手に入れるチャンスでもあります。
良かったら、ぜひ、こちらから。
↓
33年振りにハワイに酒蔵を復活させよう!
ハワイで醸す情熱のSAKEプロジェクト
2019年8月28日は、25年前にハワイに移住した記念すべき1日。
2と8は、自分にとってのラッキーナンバーな感じで、
節目節目で、この数字が出てきたりします。
日付も、28日とか、多いんですよね。
当時、10年も働いてきた割には、遊んでばかりいたので
貯金も資産も何もなく。
でも、何もなかったからこそ、自力でなんとかしなきゃとがんばれたのだと思っています。
今なら、同性でも結婚して永住権を手に入れることはできるのですが、
当時はそんなの夢のまた夢。
でもだからこそ、仕事でなんとかしなきゃと、これまた歯を食いしばれたのかもしれません。
というように、後付けで考えると、すべては「良かったこと」に変身しますね。
だから、すべてのことに、意味がある、とか、先人たちは言うのでしょう。
なんであのとき大丈夫だったんだろう?と不思議に思い返すこともあるのですが、
でも、なんだか知らないけど、大丈夫だったから乗り越えられて、
だから今、こうやって、のほほんと生きてたりするわけだから、
今、ちょっとたいへん、と思っていることも、
未来に、少したいへんそう、に見えることも、
全部が後で思い返せば、ああ、あれがあったから良かったんだね、と
「ありがたいできごと」」に変わっていくのかもしれません。
いや、そうなのでしょう。
だから、後悔なんか絶対にしないから、
なんでもやっちゃえばいいんだ。
1994年の夏の大きな「移動」は、
後に見ていただいた西洋占星術でもくっきりと出ていました。
星に導かれ、ワクワクに押され。
衝動に従って、大正解だったわけだ、と今はわかる。
不安と希望は、つねに表裏一体。
不安も感じないような安全な生き方ばかりしていたら、
希望もワクワクも訪れるはずがない。
今の安全は、未来の安全とは異なります。
だから、石橋を叩いて、ちょっと揺れたら渡らない、
なんて臆病な生き方してないで(笑)
落ちる前に駆け抜けるくらの勢いで、
猛ダッシュ!
その方が、かえってサバイバルできるかもしれないですよね。
この時期、ついつい郷愁モードに入ります(笑)。
毎回、同じことを書いているかもしれないけど、
新しい方もたくさん読んでくださっているので、またご紹介します。
ハワイ移住関連おすすめ記事
↓
23回目のハワイ移住記念日を過ぎて思い出す、移住前に考えてたこと
今日から1週間、毎日華氏100度!
摂氏およそ38度越えの猛暑が続きます。
体感温度は、なんと41度と表示されています。
引っ越してきて、ちょうど1年になりますが、
そうそう、あのときもこんな感じだったなあ、と思い出します。
カーッと太陽のエネルギーを浴びまくって、
全身にチャージされるような、不思議な感覚。
暑いから、ダレる、って感じじゃなくて、
暑いから、なんか、こっちも燃える(笑)。
いや、日の強さが普通ではないので、
長くは外にいられないですけど、
湿気の差で、疲れ方って全然違うのかもしれません。
単に、体質の違いとか、好みの問題かもしれませんが。
外に出たがるけれど、でも犬が庭で遊べるのは、せいぜい5分。
軽くランチしたら、涼しい部屋でマッサージされながら、
ぐっすり眠ってしまいます。
もう、ダディ、メロメロです(笑)。
セントラルエアコンを24時間つけっぱなしだし、
断熱性抜群なので家の中は超快適。
外の熱を感じることもありません。
移動は車だし、だからここで暮らすと、暑さも寒さも、
あんまり関係ないんですよね。
窓の外から見える景色が、パキッとキレイであることが、
何よりもしあわせ感を連れてきてくれます。
先日、ハワイからの客人にオール電化な自宅を案内したら
エアコンつけっぱなしで電気代は?と心配されましたが、
こんな真夏でも1万円ちょっとなんです。
「え〜! なぜそんなに安いんですか〜!!」
もうとんでもなく驚いていました。
それもそのはず、ハワイでは私も、半分サイズの部屋で
エアコンもないというのに、1万5千円払ってましたからね〜。
今の条件だと、いったいいくらになってしまうのか、
想像するだけでも恐怖です。
「でも、私は海がないとダメだな〜」
彼女は、そう言っていました。
ハワイの友人らの何人かも、やっぱり同じように言うのです。
その気持ち、よくわかります。
どこに住んでも、良いところ、残念なところ、いろいろありますよね。
完璧な場所など、きっとない。
私たちにせいぜいできるのは、
今あるものに感謝すること。
なんか、イライラしてんな〜、とか、
なんか、毎日つまんね〜な〜って感じたら、
あ、感謝を忘れていたわ、ってことが、よくあります。
お天気に、お水が出ることに、犬や、パートナーの存在に、
そっと目を閉じて感謝の言葉をつぶやいてみると、
「当たり前じゃない」=「有り難い」気持ちが湧いてきて、
心の隅っこで淀んだ不平不満や、不足感、みたいなものが
スーッと消えていったりするから、不思議です。
まさか、自分がこんな場所にたどり着くとは思わなかったけれど、
あみだくじで、適当に線を引っ張った先をたどったら、
いつの間にか、ここにいたって、感じ。
でも、全然、悪くない。
きっと、答えはひとつじゃないんですよね。
なんてことを歌った歌があるのをご存知ですか?
4年半前に、ご紹介しています。
すごい良いのに、すごく読まれていない記事です(笑)。
(6月半ばのメルマガより抜粋)
なんか日本にいたことが、つかの間の夢を見ていたかのごとく、
一夜明けたら、一瞬にしてテキサスの日常生活に戻ってしまいました。
ダラスは日本企業も多いし、ビジネス需要が多いので、日本との直行便もあるのですが、
お気に入りのエアラインのマイルメンバーのステイタス維持もあり(笑)、
あえて、ロサンゼルス空港を経由しています。
ダラスからロサンゼルスまでは、およそ2時間半〜3時間。
あっという間のフライトだし、とても小さな飛行機で飛ぶので、
わざわざビジネスクラスなど取るのもバカバカしいほどで。
たまに優先順位が高くて、アップグレードしてもらえるのにまかせています。
昨日は、帰りのLA〜ダラス便が、早々にアップグレード。
アメリカ国内線って、基本的にご飯は出ません。
でも、ビジネスクラスになると、2時間半とはいえ、意地でも食事を出す(笑)。
乗っている人の多くは、出張者、なイメージ。
が、スーツ姿など、男女ともに、皆無です。
彼らの飛行機移動、三種の神器は、
ジーンズ、ポロシャツ、スニーカーに、バックパック、ヘッドフォン。
あ、5つになっちゃっった(笑)。
なんだか、性別関係なく、揃いも揃って、こんなカジュアルな人が多い。
もちろん、機内持ち込み用の小さめスーツケースは、必須です。
いまどきのIT系っぽい人も目立つかな。
降りてすぐに車の運転があるからか、皆さん、あまりお酒類は飲まず。
(私は、スパークリングワイン1杯のつもりが、さりげなくおかわりが置かれ、つい2杯に…)
横に座った30代後半くらいの男性は、フライト中、ずーっと書類に目を通してマーカーで印をしたり、
スマホでひっきりなしに飛び込んでくるメッセージを確認して、短い返事をしたり、
パソコンで長い報告書的なものを仕上げるのに、大忙しって感じでした。
社内の時間を効率良く使って、スーツじゃないけど、今どきのジョージクルーニーな趣も。
で、昨日は、私はビジネスクラスの最後尾にいたので、いろいろ観察していたのですが、
男性が6割、女性が4割という感じでしたが(ほぼ全員が出張風)
ご飯は、大きめのチキンサラダか、BBQチキンのサンドイッチかを選べまして、
健康を気にしている人が多いせいかサラダ系を選ぶ方が多く。
前日にメールが来て、あらかじめ選んでくれたらありがたい、と選択ボタンが出てるんですよ。
で、私はしなびたサラダが嫌で、サンドイッチをポチ。
付け合せのコールスローもボリューム満で、とても美味しかったです。(旅の間はベジタリアンはお休み)
冷房がんがん効いているけれど、上着を着る人もなく(私以外)、
せっかくビジネスクラスにだけあるブランケットを使う人もなく(私以外2)
本当に、肌や体感温度が全然、違うんだよなあと、人種に関係なく思うのですね。
ラウンジとか待合室にいると、エアポッドをつけてる人が多いのに、
機内だと、半数くらいの方が、頭から被る大きなヘッドフォンをしているのが面白い。
旅の間は、最小限のものだけを持ち歩きたいだろうに、
彼らには、あのヘッドフォンの優先順位が高いのでしょうね。
なんだか不思議です。
ということで、今日は、スーツケースの荷物を出して片付けて、洗濯して、
空っぽの冷蔵庫を、たっぷりの食材で満たして、
犬と一緒に昼寝してたら、一瞬で一日が終わってしまいました(笑)。
犬は、なんだかちょっと違う、野性味帯びた子になって帰ってきまして、相方共々、やや戸惑い中(笑)。
庭の花がきれいに育っています。
テキサスの夏は、やっぱり最高。
アメリカ移住も、もうすぐ25年で、
ハワイ、ロサンゼルス、テキサス〜なんて自慢してますが(してないけれど)、
アメリカ人のパートナーと暮らす、ということ前提の移住だったし、
一緒に住む部屋を決めるのも、電話やケーブルTVをいれるのも、全部、彼任せだったし。
自分は、彼にくっついて、生活のあれこれを見て、教わって、慣れていけばよかった。
しかも、場所はハワイ。
日本人フレンドリーな島で、日本食はどこにでもあるし、日本語は街にあふれていた。
だから、日本人のご夫婦同士が、はじめての海外暮らしをロサンゼルスで始めるだなんて、
しかも、3才児を連れての子連れ移住だなんて聞いた日には、
自分の方がドキドキしちゃったんですよね。
私は日常的にネイティブスピーカーと触れる日々が長かったので、
まあまあ英語は不安がない方だったかと思いますが、でも、だからといって、言葉の問題は、楽ではありませんでした。
そういう機会を持たない人にとっての海外生活って、
しかも、ハワイとかじゃなくて、ロサンゼルスのど真ん中だなんて、どんなだろう…と。
私がダラスに行くのと、ちょうど入れ違いで、
私が住んでいたウエストハリウッド近くの街に移住するという30代の女性が、
体験コーチングセッションを申し込んでくださったのが、昨年の8月。
私は、まだ新居に入る前で、数日間、ホテル暮らしをしているところで、
彼女は、最後の最後の荷造りをしているところで、先に留学で行っている旦那さんを頼りに、
3才児を連れて旅立つ直前。
まるで自分を見るような「超内向的」な性格で、
それ、わかる、わかる、と共感する大小の「心の恐怖」。
移住してからも、子育てや、友達作りや、日々の暮らしや、英語学校でのあれこれも、
全部がチャレンジの連続で。
いやー、この先、いったいどうなっちゃうのだろう、とあれこれ心配していたのですが、
人間って、たくましいのよね(笑)。
あれから10ヶ月して、なんだか心もずいぶんと柔軟になって、
以前よりはるかに楽で、軽く、ものごとに対応できるようになっている彼女がいます。
その変化には、そばにいる旦那さんが一番、驚いている様子もあり、
とても感謝してくださっていると、かねがね聞いておりました。
心って、柔軟になると、強くなるのです。
読書家で、本もものすごく貪欲に読むので、スポンジのように吸収して、
そのたびに「自分理解」も深まっていく。
私もそうなのですが、内向的で、内省的な人は、話すよりも、書く方が、自分と向き合うのに適してる。
だから、ブログを勧めたら、とにかく時間があるときには、マメにきちんと書いていて、
それもまた、自己開示が本当に素敵に上手で、
だからこそ、人の心を打つし、素直に「面白い」のですよね。
今までずーっとビデオや音声だけでの対話だったのですが、
先日、ロサンゼルス経由で一泊して日本に行く際に、あえて早い便で出て、
ご主人や息子さん共々、お食事などさせていただきました。
そのときの模を、ブログに書いてくださっています。
↓
お会いしたかった方とLAのオーガニックレストラン♩
海外移住って、どんなだろう?
ロサンゼルスでの暮らしって、どんなだろう?
そんなことに興味がある人にとっては、すべてが新しい、すべてが初めて体験の彼女のブログを読むと、
ものすごくリアルで、ドキドキするくらい新鮮に疑似体験ができるのではないかと思います。
素晴らしい記事ばかりなので、早く紹介したかったのですが、
今日になって、やっと、メルマガで紹介していい許可をいただきました(笑)。
準備ができてない人を無理に開こうとしても、うまくはいかない。
でも、自分が自分に許可を出せば、人はちゃんと、ここまで準備が整っていく。
だから、コーチは、じっと待って、変化という名の成長を見守っていればいいのですよね。
このブログ、感動の記事の連続ですよ〜
↓
日本のニュースで、大麻所持で土下座しているのを見たり、
拳銃強盗で連日、過熱報道しているのを見ると、
ああ、自分はなんだか遠い世界に来てしまったのかもなあ、と思わざるを得ません。
ロサンゼルスでは、大麻など日常的にそこら辺にあったし、
法律ゆるんで、誰でも買えて、普通に吸っても良い状態になりました。
テキサス州は大麻に関しては頑なに違法扱いなのですが、
拳銃やライフルがスポーツ用品店で気軽に売ってて、誰でも買えるという、
これまた、別世界です。
父の日スペシャルセールの案内(写真上)にも、
拳銃やライフルがいくつも載っていて、
40ドルオフ!とか書いてあったりして、
ほう、それってセールで買うものなのか、と新しい発見。
というか、銃にリボンをかけて「お父さん、いつもありがとう」と贈り物にするの?
なんかちょっとシュールな光景ですね。
安いものなら2万円代で許可なく買えてしまうだから、
まあ一丁、自己防衛のために持っとくか、という気にもなるんでしょうか。
私にはなんだか、目に見える周囲の世界が、あまりにも安全そうで、
下手したらハワイやロサンゼルス以上に、穏やかな空気感でしかなく、
そんな気がちっとも起こりませんけれど。
大麻や銃保持に賛成、反対、ということとは全然、別な話で、
日常に何を見るかは、住む場所によって本当に違う、ということなんですよね。
あなたの当たり前は、誰かの当たり前とは、まるで違うかもしれない。
普通、なんてものは、どこにもなくて。
ただ、自分の知る範囲での、自分が作った枠組みの中でだけのお話。
良い、悪い、正義、罪悪、許せる、許せない…
それらの基準も、ところ変われば、様変わりする。
同じアメリカでも、ここまで違うのかあ、という例は、州をまたげばいくらでも見られます。
文化、習慣だけではなく、法律や条例がごっそり変わってしまいますからね。
移動するって、大事だなって、日本〜ハワイ〜LA〜テキサスと移ってきて、思ったりします。
私は一応、テキサスが「同性婚OK」であることを確認してから、来ました。
それをいまだに違法とする州はいくつもあります。
そんなところで、コワゴワ背中を丸めて暮らしたくはないかな、と思ったのです。
ま、だからといって、籍を入れようとは思ってないですが。
(とくに理由はないので、聞かないでくださいね・苦笑)
まとまりありませんが、今日は過去に2000人に読んでいただいている
この記事を紹介して、ぷつっと終わります(笑)。
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