拳銃買いにテキサスへようこそ。日常に何を見るかで常識は変わる

日本のニュースで、大麻所持で土下座しているのを見たり、

拳銃強盗で連日、過熱報道しているのを見ると、

ああ、自分はなんだか遠い世界に来てしまったのかもなあ、と思わざるを得ません。

ロサンゼルスでは、大麻など日常的にそこら辺にあったし、

法律ゆるんで、誰でも買えて、普通に吸っても良い状態になりました。

テキサス州は大麻に関しては頑なに違法扱いなのですが、

拳銃やライフルがスポーツ用品店で気軽に売ってて、誰でも買えるという、

これまた、別世界です。

父の日スペシャルセールの案内(写真上)にも、

拳銃やライフルがいくつも載っていて、

40ドルオフ!とか書いてあったりして、

ほう、それってセールで買うものなのか、と新しい発見。

というか、銃にリボンをかけて「お父さん、いつもありがとう」と贈り物にするの?

なんかちょっとシュールな光景ですね。

安いものなら2万円代で許可なく買えてしまうだから、

まあ一丁、自己防衛のために持っとくか、という気にもなるんでしょうか。

私にはなんだか、目に見える周囲の世界が、あまりにも安全そうで、

下手したらハワイやロサンゼルス以上に、穏やかな空気感でしかなく、

そんな気がちっとも起こりませんけれど。

大麻や銃保持に賛成、反対、ということとは全然、別な話で、

日常に何を見るかは、住む場所によって本当に違う、ということなんですよね。

あなたの当たり前は、誰かの当たり前とは、まるで違うかもしれない。

普通、なんてものは、どこにもなくて。

ただ、自分の知る範囲での、自分が作った枠組みの中でだけのお話。

良い、悪い、正義、罪悪、許せる、許せない…

それらの基準も、ところ変われば、様変わりする。

同じアメリカでも、ここまで違うのかあ、という例は、州をまたげばいくらでも見られます。

文化、習慣だけではなく、法律や条例がごっそり変わってしまいますからね。

移動するって、大事だなって、日本〜ハワイ〜LA〜テキサスと移ってきて、思ったりします。

私は一応、テキサスが「同性婚OK」であることを確認してから、来ました。

それをいまだに違法とする州はいくつもあります。

そんなところで、コワゴワ背中を丸めて暮らしたくはないかな、と思ったのです。

ま、だからといって、籍を入れようとは思ってないですが。

(とくに理由はないので、聞かないでくださいね・苦笑)

まとまりありませんが、今日は過去に2000人に読んでいただいている

この記事を紹介して、ぷつっと終わります(笑)。

何を日常として見続けるかが人の「常識」を決める。