マルチタスクはやってはいけない

無料の本を読まない理由は?

アマゾンのKindleアンリミテッドには、

無尽蔵かと思われるほどに「無料本」が詰まっていて、

一日一冊近いハイペースで読み込んでいるのですが、

どんどん読みたい本が出てきて、素晴らしいです。

これが、月額980円なんて…

クライアントも、月例レポートで「今月読んだ本」をあげてくれるのですが、

そこには大量の無料本が並んでいて、

さすが、上手に利用してるな、と感心しますし、

互いの「良かった本」を意見交換しては、さらにまた読書意欲を深めています。

行動力を高めたいなら必読!

最近、読んだ本の中で印象に残った一冊がこれ↓

10万部突破のベストセラーで、8月には続編も出ています。

続編が出たから、きっとオリジナルが無料でお試しできるようになってるんですね。

お得な企画。

内容が、実に素晴らしいんです。

「ガマン」「努力」「無理」不要!

という宣伝コピーの示す通り、この手の本は飽きるほど読んでいる私が、

ほう、と思う発見がいっぱいありました。

あまり本の紹介ページには書いてないのですが、著者は、

脳が損傷した患者さんのリハビリを専門とする作業療法士さん。

病気やケガによって「できない」状態を、「できる」に変えていく過程で

さまざまな発見をしたわけです。

それ、脳の損傷がない人にこそ、インストールしたら、

大いに結果が変わるんじゃない?

そんな意図で書かれた本が、実は多数ある方です。

マルチタスクは無理?

この本の中で、人間は、マルチタスクはできない、ということがあげられています。

人の脳は、一度にひとつのことにしか注意が向けられない性質があり、

脳のスポットライトが当たっている場所は、常に一箇所なのです。

マルチタスクをしようとすると、実はいちいち「スイッチの切り替え」をしているので、

その分、脳のエネルギーをたくさん消費し、疲れてしまうし、

しかも成果が出ないっていう、残念なことになるのです。

机を片付ける、考えるときはパソコンの画面を消す、

カフェで作業するときに、スマホを横に置かないなど、

意識が「他にそれない」工夫をすることがいかに大事かと強調されていました。

それない工夫で楽に集中

私が会社を離れて良かったな〜と思う理由のひとつは、コレですね。

基本、書斎オフィスで、ひとりで集中して作業してますので、

同僚の会話もないし、相談してくる部下もないし、電話もない。

邪魔といえば、犬だけです(笑)。

(いや、犬にはおおいに邪魔してほしいので、仕事の方が邪魔だってことかも(笑))

だから、自分さえちゃんと片付けをして、時間のやりくりをして、

「今はこれ」と決めれば、

集中力が高まって、驚くほど短時間で良いものができます。

もちろん人間なので、ブレもありますが、

コツを掴むと、とても楽になりますね。

私みたいに、ずぼらで怠け者な人ほど、「楽したい」願望、強いですよね(笑)。

それ、割と良いことなんです。

楽したい、と思うからこそ、集中してすばやくやっつけてしまうことが上手になる。

クソ真面目で面倒をいとわない人だと、無駄を疑わずに、

意味ないことに時間かけすぎてしまったりするからです。

そういう癖も含めて、人から人へ「伝染」すると言いますので、

どんな環境に身を置くかは、本当に大事なんですよね。

がんばらないで、さくさくと、すぐやる人になりたい方には、

救世主的存在です。(それが無料って…)

行動力って、エネルギー使わないでもあげられるんですよね。