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Monthly Archives: 3月 2020

縁起でもないときのために淡々と準備できる人、しない人

今日は、月イチのトレーダージョーズへの買い出しに行ってみましたが、

NYやLAとは違い、ど真ん中のテキサスは、

厳しい態勢が始まっているとはいえ、

まだまだ、何でもそろって、ホッとしました。

 

アメリカ人、とくにテキサスなんかでは珍しすぎるマスク姿も、

この通り。

ひとり発見♪

 

ロックダウン、だったり、

ソーシャル・ディスタンス、だったり、

初めて使われるような言葉がニュースに飛び交い、

緊張感がどんどん高まっているアメリカです。

 

こういうのを見て、

「何を恐れているのだろう?」という方もいます。

大げさに、騒ぎすぎ。

アメリカ、意外に有事に脆弱、とか。

 

どうなんでしょうね、

何をどう見るかは、人それぞれですが、

最悪の事態にも大事に至らないようにする、

徹底的な「危機管理」

だと思うのですよね。

だから、皆も、おとなしく協力するし、従うし。

 

リーダーたちにとっても、初めての事態。

初めての事態の専門家なんて、いやしないのだから、

とりあえずこれでやってみよう、とリーダーたちが言うのなら、

まずは、それに従ってみよう、と言うことだと思います。

 

でも、そういうのも、お国柄、文化が出るものなんでしょう。

 

今朝、見た記事で、面白いことを読みました。

「BLOGOS」に転載された内田樹さんの記事なのですが、

彼は、2年前に「人口減少社会の未来学」という本を編集、出版。

内外の論客たちとの共著のテーマと、今回のこととで、

共通点があるというのです。

 

人口減少は、確実に来る大きな問題、課題なのに、

日本人には、まったく響いていない様子。

今回のことの全体に漂う呑気さも、すごく似ているね、というのです。

批判としてではなく、単に比較文化的な考察として。

 

突き詰めていくと、こういうことだと思う、という表現に、

あー、自分が感じていた違和感、これだーと納得がいきました。

 

<引用>

 僕たち日本人は最悪の場合に備えて準備しておくということが嫌いなのです。

 「嫌い」なのか、「できない」のか知りませんが、

 これはある種の国民的な「病」だと思います。

 https://blogos.com/article/443855/?p=1

 

起こりうることを細かく想定して、

そのひとつひとつに、対応策をあらかじめ考えておくアメリカとは対照的で、

危機管理、そのものが、キライ、嫌なのだというのですよね。

 

うん、今回も、何度かメルマガなどで、「危機管理」の話をしているのに、

「恐れで行動するのは違う」とか、

ちょっと、関係ない話を織り交ぜたコメントをいただいたりしています。

 

その気持ち、もちろん私もわかるのです。

愛と怖れ論は、コーチングの基礎知識ですし。

 

でも、なぜ、わかるんだろう、なぜ、嫌なんだろう、

なぜ、最悪を想定するのが、そんなに不快なんだろう?

と、突き詰めていくと、この言葉に行きたりました。

 

「縁起でもない」

 

おおぉぉぉぉぉ〜、これだよ〜

だからなんだよ〜と、ひとり納得。

 

思考は現実化する、っていう法則にあてはめて、

最悪のことなんか想定したら、

その想定したことが、叶っちゃう 気がするのかもしれない。

 

だから、考えたくない、見たくない、想像すらしたくない。

ましてや、どっぷり入り込んで、対策なんか考えたくもない。

だって、悪いことが起きるじゃないか〜

ってことかなあ、と。

 

子どもの頃から、そうやって口をふさがれてきたのですよね。

 

「そんなこと、言うもんじゃありません!

 もう、この子ったら、縁起でもない!」

 

そりゃあ、のんきに楽観的に、放っときゃ、いつか解決するべ〜

とソファでネトフリ見てられれば、楽でいいのだけれど、

でも、私も、仮にも社長という役割をずいぶんと長くやったので、

そんなこと言ってると、軽く窮地に陥るのを知っています。

 

一家の主として(いちおうね)、守るべきものが、ある。

だからこその準備や備えであって、

愛とか、怖れとかとは別次元の世界の話なんです。

 

いくつかの想定できるシナリオを思い浮かべて、

シナリオ(1)の場合の、プランA、プランB、プランCと考える。

シナリオ(2)の場合の、プランA、プランB、プランCと考える。

というようなことが、経営には常に要求されました。(ます。)

 

今回の場合も、同じこと。

3月末で収束に向かうのか、4月末まで続くのか。

5月末まで続くのか、あるいは

7月末まで続くのか、年内なのか、年を越すのか…

それによって、今、やるべきことは怖いくらいに変わります。

 

それを想定して(無理やりね)準備を始めようね、って話です。

さんざん考えて、時間使って、対処して、

で、軽〜く3月末で収束しちゃったら、

費やした時間が無駄!

って考える人が、少なからずいるのですが、

そうじゃないんですけどね…(涙)。

 

それは、たまたまラッキーだったってこと。

そんな、ギャンブルみたいな人生、

それこそ「怖い」ですよね(笑)。

 

大事に至らないことを祈るのは、当たり前。

早期解決に、自分もできることをするのも、当たり前。

最悪とは何かを想定して、予防策に走るのも、

同じように当たり前。

それは、恐れからではなく、危機管理から、です。

 

「用心する」とかいう、内容のない言葉ではなく、

「対処する」という、行動を伴う言葉を使わないと、

瞬発力は生まれないかもしれません。

 

大きな波が来るときに、

波打ち際で砂の城を作って遊んでいたら、どうなるか。

 

そう、今、ここで警戒し、対処しなくてはいけないのは、

ウイリス感染の話ではないのです。

 

その後にやってくる、世界恐慌レベルの、経済危機。

リーマンショックをはるかに上回る規模で、我々を飲み込んでいきます。

その波は、もう始まっています。

 

連鎖の波が押し寄せて、他人事としてのんびりしていられる人など、きっとない。

そういう識者さんの言葉が、やっと本気で腹落ちしてきています。

 

なんの因果か、こんな時期にフィナーレを迎えようとする

「未来創造ダイアリー」の参加者さんたちとも、

今、そんな話をしています。

 

4月1日にご案内を開始する第2期の皆さんとは、

いったいどんな3ヶ月を過ごすことになるのかな。

今から、ドキドキしちゃいますね。

 

わさわさして考えがまとまらない。その原因は本当は何なのかを追求してみた

皆様にアナウンスしたいことが、いくつもあるのですが、

なんだか、わさわさしまくって、考えがうまくまとまりません。

宿題、課題、多すぎ〜(涙)。

って、自分が全部、作り上げているものなのですが…

 

昨日も、コンサル先生に、言われました。

いろんな新しい企画をまとめて見てもらったのですが、

「上野さん、これじゃあ、またパンクしちゃうよ」

 

前回も、同じこと言われてました、そういえば(涙)

「上野さん、自分がたいへんになること作るの、得意よねえ」

 

★コンサル先生の本が出ましたよ〜

 

 

これは、きっと、永遠の癖のようで、

自分ではなかなか自分のことを見れないものなのでしょう。

 

いまだかつて「暇」と感じた瞬間は、人生で一秒もありません。

しかし、こういうのを、

貧乏性

と言うのではなかったか…(号泣)

 

犬の散歩でリラックス、といきたいところではありますが、

そこでもまた動画セミナーなどを流し聴きしてしまい、

再び「やれること」がわさわさと湧いて出てきます。

まるで、春の訪れを待ちきれず、

土から顔を出すミミズのようだな、と。

 

英語で、春分の日前の最後の満月を、

Worm Moon(ワームムーン)というのだそうです。

ワームとは、ミミズのこと。

 

Facebookにそんな話を上げたらば、

「日本語で、啓蟄、というのと一緒ですね!」とコメントが続きました。

あ、ほんとだ。

全然、思いつきもしなかった自分に、あ然(笑)。

アメリカ生活26年、すっかりガイジン?

いや、もともと教養不足なだけですね、きっと。

 

私は、果たして無事に日本に行けるんだろうか?

行っていいんだろうか?

非難轟々、浴びないのだろうか。

誰かに迷惑かけないのだろうか。

会いに来てくれる人はいるのだろうか。

自分はそんな旅を楽しめるのだろうか。

でも、行かないとならない用事もあるしな…

 

まあ、それが本当に気になっていることではあるのでしょう。

わさわさ。

 

失敗ってどんな意味?真面目に聞き返した男子セッション

春から副業を始めようというクライアントとのセッションで、

あれこれ、参考になりそうな私の体験談やら、

次にやるべきことを、いくつも連続で提案していたとき、

彼が(はい、男性もいるのですよ・苦笑)言ったのです。

 

「あのう…、失敗って、怖くないんですか?」

 

何に関連して出てきた言葉だったか、

細かいところは忘れましたが、

 

「へ、失敗って、何?」

 

怯え顔の30代男子に向かって、

そんなとぼけたリアクションをした自分がいました。

 

いや、嫌味でもなく、ポーズでもなく、

ただ、本当に、そのときの文脈から、

 

失敗という言葉が不適当

 

に思えたし、彼がどんな意味で使ってるのか、

実際には、何を恐れているのか、

ちゃんと確かめたかったのです。

 

全体的に「試行錯誤」の話をしていたはずではなかったか。

試行錯誤という言葉は、三省堂さんによると、こんな意味です。

 

新しい物事をするとき、試みと失敗を繰り返しながら

次第に見通しを立てて、解決策や適切な方法を

見いだしていくこと。

 

確かに、失敗という言葉は含まれてはいるのだけれど、

これは、正解にたどり着くために必要なプロセスのこと。

これなしに、見通しは立っていかないし、

適切な方法を見出すことは不可能だと、言うことですよね。

 

よく皆が言う「がんばりまーす」という言葉を具体化すると、

「たくさん試行錯誤しまーす」ということに、なるはず。

 

だから、失敗は、プロセスの一部として必要不可欠で、

そこを恐れて足がすくむくらいなら、

 

さっさと諦めな

 

ってこと。

 

なんて冷たいことは、私は言いませんですよ、もちろん(笑)

でもね、失敗とかいう「一過性」の問題よりも、

一生、見通しが立たない、ということのほうが、

 

はるかに深刻だし、怖いはず。

 

だけど、ちょっと先の話だから、

どうしても、いま、痛そうなことに焦点が当たっちゃうんですよね〜。

 

でもそもそも、ここで「失敗」なんて呼んでるものは、

実際には、たいしたことがないもので、すぐに慣れます。

ブログに読者がつかないとか、FB投稿のいいねが少ないとか、

そういうのは、失敗、とは呼ばなくて、単なる

「期待はずれ」

ってだけ。

 

あなたが期待した通りの結果が出ないことを、

いちいち、失敗とは呼ばないのです。

期待はずれなど、日常茶飯事です。

でも、それがあるから、次には多少、期待値に近づけようと、

調べて、聞いて、盗んで、教わって、工夫する。

すると、何度目かに、少し期待に近い結果が出る。

それを

試行錯誤

と呼ぶのでしょう。

 

まずは、最初の一歩を踏み出すこと。

そこから、すべてが始まります。

これ、さっさと捨てることね。

コーチングで克服したい
日本人に多い二大疾患とは?

 

メディアの報道や特集ネタに条件反射しない

<3月5日時点でメルマガ配信した内容です。>

 

日本行きのチケットを勇ましく購入した瞬間、

複数の人から、「日本も入国制限されそうですね」というメッセージが。

 

え? いったい何が起こったの?

 

アメリカでは何もそんなこと言われてないよ〜

 

で、情報元をたどったら、トランプ大統領が記者団の前で、

立ち話的に軽く質問に答えたビデオからの情報でした。

 

もちろん、そんな半非公式な場面ですから、

たいしたことは言ってないのです。

渡航を制限する対象として、イタリアや韓国、日本も

「注意深く動向を見ている(watching closely)」

と言っただけです。

 

それは今までもそうであり、たいしたニュース価値もないのですが、

日本の多くのニュースでは

トランプが

日本も入国拒否の対象として

検討中!!

と、誤訳(過大翻訳)報道されたんですね。

単純にそう理解したのか、

あえてそうしたのかは、わかりませんが、

そもそも、渡航制限と入国拒否は、

まったくの別モノ…。

 

えー、意外! そんな風に思われてるの〜! まさか〜

みたいなニュアンスをニュースからも感じるのですが、

いやいや、だってWHOのカテゴリに沿ってるだけですよ。

日本は一応、レベル2の国。

世界で5番目に状況が悪い国だから、順番で名前上がりますよね。

そりゃあ動向を見守る対象に決まってるではないですか…
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/index.html

 

ニュースって、ほんっと、こんな感じなんですよ。

アメリカの話も、誇張や誤解や印象操作が多すぎて、

目を点にしながら見たりすること、多いんです。

 

だから、本当に自分にとって大切なことであるならば、

テレビからの又聞きじゃなくて、

一次情報(本人から直接聞いた話)を元に判断することです。

切り刻んだ2秒のインタビューで判断すると、間違います。

ニュースは、疑ってかかるもの、と決める。

世界規模で起きてる現象を理解するなら、

英語で記事を検索して読み込めないと、

情報弱者に鳴ってしまうってことでもありますね。

 

3.11の放射能関連の「風評被害」で、私たちは

さんざん懲りたのではなかったでしたっけ?

面白おかしく(いや、真面目なのかもしれないけど)

ただ人気だからと引き合いに出されたハワイなんて、

本当、かわいそうで、泣けてきます。

“新型コロナ”アメリカが日本を“入国拒否”対象に!?…
観光地ハワイは戦々恐々

 

こういう話に乗っかっちゃうのは、

デマを真に受けて条件反射でスーパーに並んじゃうのと、

実はさほど変わらなかったりするのですよね。

テレビにはエンターテインメントで飯を食うという宿命があり、

事実をそのまま言ってたら、商売になりません。

だから、気をつけるべきは、見る方の我々なのです。

 

ロサンゼルスで留学斡旋している起業家仲間で友人が、

日本全体に蔓延した誤解を解くために、

最高にわかりやすい動画をアップしてくれました。

ぜひぜひぜひ、コレを見て、理解を改めてほしいです。

必見!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

風評被害を起こしているのは、私たち自身です。

踊らされた、と被害者意識になってないで、

実は、自分が加害者かもって気づかないとまずい。

安易なシェアや、素人アドバイスは、禁物です。

 

情報を鵜呑みして「条件反射」しちゃう癖、やめないとね。

おかみの言うことは絶対って時代じゃないのだから。

<3月5日時点でメルマガ配信した内容です。>

 

コロナ破産の前に僕らができることを語ろう

友人で、長年のクライアントで、

信頼するビジネスコンサルタントでもある戸田輝さん。

いつも大盛況のワイン会を月に10本とか開催して満員にする人なのですが、

まあ、こんな時期だから、参加する人數も限定されてきます。

 

同じように、対面が前提でビジネスしていたり、

子どもが学校に行ってないと、働く時間が確保できない人は、

いったいいつまで続くかわからない活動停止状態に

不安を隠せずにいることと思います。
 

そんな仲間たちを集めながら、こんな素敵な会を催されていました。

「コロナウイルスでビジネスに影響を受けている人たちで、
 何ができるかをワイン飲みながらブレストする会」

この時期に、総勢、20名も集まったそうです。

オンラインじゃなくて、渋谷の会議室で、ですよ。

とても有意義に、盛り上がったようでした。

 

そこで、ビジネススクールの講師もしていた彼が、

ケーススタディとして使った資料がこれ。

 

「倒産寸前のアップルに戻ってきたスティーブ・ジョブズがやったこと」

 

これを読むだけでも、ドキドキ、ワクワクしてしょうがない。

 

知らない人は知らないだろうけど、

私はすでにあの頃ハワイに住んでいて、

家でも会社でも、潰れそうなほど落ち目なマックユーザで。

 

でも、それが、奇跡の回復を遂げるのです。

 

景気のせいじゃなく、彼の天性的な手腕で。

そしてそれは、奇策でもなんでもなく、

こんなときに我々が当たり前にやるべき定説ともいえることばかり。

 

前例とか、体面とか、義理とか、一切気にしないで、

とにかくサバイバルにフォーカスして、それらを徹底した。

やれることをすべてやった上で、

次の一手となるチャンスを悠然と待ったジョブズ。

それが後のiPhoneにつながって、今のアップルとなるのです。

 

この資料、ぜひ皆に読んでほしいのですが、

太っ腹な戸田さん、

ひとりブレストにも最適な9つの質問も一緒に、

無料でプレゼントしてくれています。

 

著作権フリーなので、どんな使い方をしても、OK。

「しつもんマスター」でもあるので、

この9つの質問、とっても意味深いものです。

じっくり、心の中で、あなただけの答えを見つけてみてください。

 

起業や副業していなくても、

主婦でも会社員でも学生さんでも、

「ピンチをチャンスに変える」ためにできることが見えてくるはず。

 

期間限定かもしれないから、今すぐ見てね。

今すぐ読むから、役に立つ内容なわけだから、

ダウンロードだけして放っておいちゃダメですよ(笑)。

「倒産寸前のアップルに戻ってきたスティーブ・ジョブズがやったこと」

噂の中高年ってアナタのことよ(笑)自分例外説を否定せよ

先日、【中高年、踏んだり蹴ったり】というメルマガを出しましたが、

タイトル見て、「あ、これ、私関係ないわ」と思ったのか、

開封率(メールを開いた人の割合)が過去最低レベル(笑)。

中高年、踏んだり蹴ったり
賃下げ圧力、中高年に集中
スキル習得が経済活性のカギ

 

皆、中高年って「他人向けの言葉」ときっと思ってるんたな、

というのがそれでわかる(笑)。

 

いやいや、どうもそうじゃないらしいのよ、奥さま。

 

「デジタル大辞泉」によれば、中年とは、40歳以上の人。

今、これ読んでいる人、かなりな確率で当てはまりますよね。

 

でも、あの日のメルマガは、私なりの「疑問」満載だったのです。

中高年、がんばらないと、会社のお荷物になってるよ、

というメッセージはわかる。

わかっちゃいけないが、残念ながら、わかる。

でも、その解決に「IT系のトレーニング」って書かれても、

そこは、わかんない…

 

と思っていたら、Facebookで同年代の友人経営者が

「いまどきZoomって何?って言ってちゃダメなのよ」って

中高年向けにメッセージを投げていて、

え、そんな人がいるの?と驚いてコメントやりとりして、

そうか、なるほど、と腑に落ちたのです。

 

いるんだよね、ZOOMなんて聞いたこともない人、

あるいは、どっかで聞いたことはあるけど、やってもみない人。

 

類は友を呼ぶ、と言いましょうか、

自分の周囲は、わりかし、そういうことに積極的な人が多く、

好奇心から、新しいものを次々、自分のものにしています。

 

ほとんどのIT系のサービスはアメリカ発祥ですし、

アメリカなんかに住んでれば、ちょっと会ってミーティング、

なんてことができないから、オンラインは便利この上ない。

同じ街にいたとしても、超ドデカイからね(笑)。

(テキサス州だけで日本の2倍の土地があるのだよ)

 

知ってる人と、知らない人とでは、

望める生活レベルも、ぐんと変わる。

だから、「やらない理由はない」のです。

くっついてかない理由も、ないのです。

遅れちゃったら、慌てないとダメなのです。

 

そもそも、今のIT系ツールなんて、億万長者を夢に、

最初からグローバル展開を視野に開発するから、

”馬鹿でも使える”

=フールプルーフ(Foolproof)ということが、

最低の開発条件でもあるのですよね。

 

だから、誰にでも、できるのです。

やるか、やらないか。

好奇心を持って、「最初の一歩」を体験するか、しないか。

本当にそれだけのこと。

 

2週間、自宅から一歩も出るな〜と言われても、

はい、私は全然、問題ございません、と答えられないようだと、

仕事、失っちゃいますよね、こんな時代に。

 

ということで、突然ですが、

ZOOMを使ったワークショップを行います。

 

え〜、やったことない〜、ビデオ通話なんて苦手〜

パソコン持ってないけど、大丈夫〜?

なんて人も、せっかくの機会だから、ぜひご参加を。

 

3日後くらいに、アナウンスいたします。

テーマは、

「一歩、足を前に出す」

まずは、はじめの一歩を踏み出すことから、すべては動き出す。

私と一緒に、そのきっかけづくりをしようではないですか。

 

こんな記事読んで、ワクワク気分を高めておいてください。

その足を、一歩だけ前に出してご覧。
見える世界が変わるから

 

ウイルスの話ばっかり聞いてても、うんざりだものね。

ウイルスという言葉が禁止の会になりますから、覚悟してください(笑)。

 

03/02/2020

自粛なんて大キライ。ハワイで号泣した事件

まあ、こういう事態を「有事」というのでしょうね。

 

有事(ゆうじ)とは、国家や企業の危機管理において
戦争や事変、武力衝突、大規模な自然災害などの
非常事態を指す概念。
対義語は平時あるいは日常時である。(Wikipedia)

 

 

こういうことが、あると、ますます日常に散らばる

「小確幸」=小さいけれど、確かな幸せが身に染みますね。

 

アメリカでも、初の死者が出たりして、

少し緊張感の度合いが上がっています。

買い占めも進んでいます(涙笑)。

 

こういうときに、人々が忖度して「自粛」することに対して、

生理的な嫌悪感というか、憎しみとすら言っていいほどの

ドロドロとした感情が湧いてきてしまう私は、

実は、ほぼ「PTSD状態」なのかもしれません。

 

元をたどると、2001年、ハワイ時代の記憶です。

9.11のあの事件のあと、ハワイは壊滅状態に追いやられました。

割とすぐに戻ってきたアメリカ人観光客で息を吹き返したところも多い中、

日本人は、本当に長いこと、戻ってこなかった。

 

編集長として、新任社長として、大赤字の会社を引き継いだばかりで、

スタートアップだから会社の資金なんて、最初からマイナスで、

素人社長が持ちこたえられるわけもない。

 

追加の投資に、何度も株主に頭下げ、

それでも給与分が少し足りないときは、

自分の給与を、遅配して調節…

 

つぶれたビジネスからは、売上げの回収もできず、

支払いから逃げ回る広告主を待ち伏せして取り立てしたり、

払え、払わねーで、カフェで怒鳴り合いの喧嘩したり…

そんなタイプじゃないのに、よくやったよね(遠い目)。

 

数年して、やっと回復してきたな〜、

街の皆も、なんとか持ちこたえたね〜

と思った瞬間、SARSで自粛の波が来て、号泣

 

「我々、皆、普通にハワイで暮らしてるんだけどな〜」

 

日本人観光客の自粛キャンセルの話を聞く度に、

無力感やら、憤りやら、ジリジリとした思いでなんとも言えず、

わけもなく涙が滲んだりもしたものです。

 

横見て、遠慮して、石橋を叩いても渡らないところ、

もう、ほんと、大嫌い。

そんな風に恨みがましく思っていました。

 

だからね、なんか今回のことで、

日本行きを意地でも止めたくないんですよね(苦笑)。

でも、意地はってもしょうがない。

私が最優先すべきは、アメリカに無事に帰ってこれることなので、

1〜2週間、様子見てから、決めようと思います。

 

忖度ゆえの自粛じゃなくて、家族(相方と犬)が最も大事だから、

決断の基準も、シンプルです。

でもまあ、それが自粛の正体なのかもしれないから、

表面的に判断して、恨んでもしょうがないやね、と今はわかる。

 

私が今、こうしてあるのは、17年もの間、

あまちゃんの私を荒波の中でもみまくってくれた

ハワイのおかげです。

 

↓ 2010年頃の写真。ノースショアのモクレイアにて。

中高年、踏んだり蹴ったり。チャートは語る

 

暗い話は聞き飽きたから、

楽しい話を読みたいですよね。

と思いつつ、犬の散歩から帰って、机に座ったら、

さっき届いた日経新聞のメルマガ最上部に、

こんな言葉が踊ってるのが目に飛び込んできました。

 

賃下げ圧力、中高年に集中
スキル習得が経済活性のカギ

 

いかん、吸い寄せられてしまう(笑)。

 

どうやら、この18年で給与が10万円くらい下がってるらしい。

 

あ、55歳の話です。

でもね、トップ層は、ほとんど下がってなくて、3%くらいとか。

そもそも安い給料の人が、もっと下がったってこと(痛)。

 

だからさ、いくらでも替えがきく、と思われちゃうと、

どんどん叩かれるってことですよね。

「ふーん、嫌なら、辞めてもいいよ〜」

って言われるのがオチだから、逆らうこともできない。

 

で、日経新聞さんは、

「スキル習得が経済活性のカギ」とか言うのですが、

その言葉の意味がわかんない(笑)。

 

だって、経済活性化のニュースじゃないし、

中高年、サバイバルの話よね?

 

え、違うの?

 

それに、どんなスキルを学べばいいの?と読んでも、

どっこにも書いてね〜

 

と思ったら、冒頭に、こんな一文がありました。

 

「若年労働力を確保するのが難しい中、
 スキル習得などによって
 中高年の生産性をいかに高めるかが
 経済活性化のカギになる。」

 

お、お荷物やん…(号泣)。

 

使えねーオジちゃんたちを、

なんとか新人程度に使えるようにしないと、

経済は細る一方…?

 

そんなに言われても、まだあと10年、

しっかりしがみつくんでしょうかね。

あー、嫌だ嫌だ。

 

NTTデータさんの例が載っているのですが、

スキルとは、結局、クラウドとか使えるようにしよう〜

とか、そんなレベルのことのようなんですが…

お、おい…、大丈夫か…

 

やばい、ちっとも明るい話じゃなかったね(笑)。

 

笑おう、笑おう。

ほら、ハワイでも、トイレットペーパー買い占めてるってよ(笑)。