Archive

Monthly Archives: 2月 2018

天然はいじめ言葉?ほめ言葉?

私は人を退屈させる、つまらない存在…?

自分はつまらない存在である、と思っている人は、実はとても多いようですね。

 

何でもない存在、何者でもない自分。それを思い知らされることへの不安、恐怖。

 

それは、いくら本を出していたり、人前でしゃべっていたり、お金がいっぱいあったり、あるいはテレビに出たりしていても、関係なく出てくる悩み事だったりもして。

 

自分は人を退屈させてしまう。自分の言葉は聞くに値しない。だから人の集まるところには行きたくない。行く資格がない。

 

「いい人」は褒め言葉なんかじゃない!(涙)

ずいぶんと昔のことですが、ある方が私のことを「いい人」と表現したことを耳にして、なぜか私の心はザワッとしました。明らかに褒め言葉の文脈だったのにもかかわらず。

 

私は私なりに修行を積んできたので、このような瞬間的な心の反応は、単なる「信号」であって、その裏に何か本当の気持ちがあることをわかっています。

 

だから感情に溺れず、心乱されず、ただ観察してみることにしています。ザワっという感情の波がいったいどこから発生し、広がってくるのかをジッと追いかけてみるのです。

 

すると出て来るのが、「自分はおもしろくない人」「自分の話はつまらない」という劣等感や不安。

 

さらに突き進めていくと、「取るに足らない人」「好かれない人」「忘れられる人」「相手にされない人」「嫌われる人」というように、どんどん深みにはまっていきます。

 

結局、人は人に嫌われたくなくて、それが本能的に怖くて。だから、そうなりかねない、と自分が解釈していることにザワザワとしたりするんですよね。

 

天然って、言わないで!

クライアントに、「天然」という表現が辛くてダメだという人が複数います。あっけらかんとした褒め言葉であったとしても、そのようにレッテルを貼られることに嫌悪感や恐怖心がつきまとうのだと言います。

 

「バカにされている」という意味合いにとらえているんだな、と、話を進めていくとわかるのですが、それはその場面のことというより、深い記憶に結びついた論理であり、感情なんですよね。

 

自分はあまりにも普通過ぎてつまらない人間だとか、人の目ばかり気にして本音が出せないと怯えている人にとって、「天然」は実は憧れです。

 

人を恐れず、自分のキャラがポンっと前面に出て、すぐに皆の人気者になっていく。飾らない。気取らない。素のまま。自然体。作らない。作為がない。

 

だから、愛される。愛すべき存在。

 

なのに「天然」と言われた方の耳には、ときに「バカ」「知能指数低い」「大ボケ」「無能」「浅はか」「ポンコツ」などと聴こえてしまっていて、勝手に劣等感やら絶望感やらが沸き起こり、怒りや拒絶反応へと転化していったりするようです。

 

もちろん、すべて人それぞれで、個人差があるので、単なる一例をお話しているだけなのですが、人の心の不思議さを知るごとに、人間と人間が分かり合えるというのは、かなり奇跡的なことなのだなと思いを新たにします。

 

メルマガに書いたら、両極の反応が!

このことをメルマガに書いたら、面白いことに、タイプの違う反応がふたつほど返ってきました。

 

ひとつは、こちら。

 

「私は『しっかりしている』と言われると、もうザワザワしまくって、ダメだったんです!」という方。

だから「天然」「天真爛漫」とか言われるような子に憧れてました。そう言われて嫌な人もいるんだってびっくりです!」

 

もうおひと方は、「天然」と言われることが嫌いで、人にも言わないで!と直談判したこともあるそう。

 

「説得力に欠ける自分」「天然ボケが褒め言葉とは思えない」というお言葉もありましたが、ああ、なるほどね、と思います。

 

というのは、天然、という言葉に、どんな意味を託すかは、その人次第。会話の流れ次第なのです。

 

英語に天然はないですよね?と聞かれたので、私はこう答えました。

 

天然を褒め言葉として使っている人は、「可愛い」「ナチュラル」「自分らしい自己表現が自然にデキる人」という意味合いで言っていたりします。
だから、英語の訳も、その時々で、Cuteだったり、Natural、だったり、それこそAuthentic、だったりするわけです。
いずれも、ものすごい褒め言葉ですよね。

 

いずれにしても、人の奥底には「嫌われたくない」「孤独にされたくない」という潜在的な恐怖心が隠れています。

 

そのことへの怯え、不安を手放すことができると、人はかなり自由に羽ばたいていけるようになっていきます。

 

恐怖心には実体がなく、単なる幻想。妄想。記憶が作り出すウソの感情に過ぎません。

 

自分らしいライフスタイルを確立していくにあたって乗り越えなくてはいけないことのひとつですね。

ウルトラセブンの未来はもう来てる(笑)

電気自動車が当たり前の時代は目の前

朝のジョギング中、良く見かける光景が、上の画像にある電気自動車(EV)の充電シーン。テスラが有名でよく見かけるエリアではあるのですが、シボレーもBMWも多いですね。

 

図書館やショッピングセンターや、高級コンドミニアムの駐車場には、電気自動車が充電できるステーション付きの専用スポットを設けるのが常になってきました。

 

ハイブリッドではもう不十分。完全に化石燃料を排除していこうというのが世界の流れですから、電気自動車シフトは、もう止まらないでしょう。アメリカでは選択もどんどん増えています。

 

今年アリゾナで導入される自動運転も、近いうちに広く現実になっていくのでしょう。ロサンゼルスとか、とにかく広くて運転がたいへんなエリアだから、歓迎ムードも感じます。

 

SFの世界が、どんどん身近になっていきますね。

 

時計に向かって話しかける未来型のオジサン

昼間、気分転換に近所のお洒落カフェに行ってみると、皆、何してメシ食ってんだろ、と疑問に思うような人々で混雑しています。

 

東京に行くと、昼はお勤めの方々が圧倒的に多く、カフェとか行ったら、あちらもこちらもスーツ姿。

 

それはそれで、キリッと気持ちよい感じではあるのですが、うちの近所、都会中の都会だと思うのですが、スーツ姿に会うことはありません。

 

男も女も細身のジーンズかスエットかヨガタイツ。アスレジャー(アスレチック&レジャー)な姿で身体の線をしっかり出し、カジュアルに、カラフルに。それがLAの「洗練」なんですよね。

 

テラス席の斜め向かいに座ったオジサン(私より若いはず・苦笑)も典型的によく見かける姿。

 

黒いポロシャツの袖がぱんぱんに膨れるほど鍛えまくった身体に、ごま塩のアゴヒゲシャドー、サングラス。不動産投資家とか、レストランオーナーとか、そんな風貌です。

 

すると彼が、おもむろに腕時計に向かって話しかけ始めました。仕事のことみたいですけど、手慣れた風に、一言二言、要件だけ話して、終了。

 

Apple Watchを使った音声トーク。まだビデオトークはできないけれど、その光景を見てて、あれ、かつて憧れてた何かと似ている、と記憶を引っ張り出したら、ウルトラセブンでした(笑)。

未来はもうちゃんと来ていますね(笑)。

 

新しいものは、面白がってすぐ享受

これから、どんなことが変わっていくのかな。世の中は、どんどん便利になり、人の暮らしもどんどん楽になっています。

 

テクノロジーの発展を、根拠のない苦手意識で怖がるのは、もったいない。すべては今の悩み解決。課題解決が形になったものなのだから、すすんで享受していきましょう。

 

変化に抵抗するのではなく、受け入れる、利用する、楽しむことで、「波に乗れる人」になっていけるのだと思います。

理想のパートナーシップを考えるバレンタインデー想定外の贈り物

 

いつまでも「男と女」であろうとするアメリカ人

(バレンタインの日に発信したメルマガを転載しています)

アメリカは今日がバレンタインなのですが、こちらでは、男性が女性にバラの花束を贈り、ロマンチックなディナーに誘うのが決まり。

 

夫婦でも、関係をちゃんと保とうと努力している男性は、きちんと、この日とばかりにワイフ孝行に務めます。

 

世の中の女性が皆、大切に扱われている日に、何もしないなんて、もっての他。お父さんとお母さん、ではなくて、「男と女」であり続ける努力をするのが大事なんですね。

 

今夜は、アメリカ中の素敵なレストランが、カップルでいっぱいになります。

 

毎日がスペシャルデーな我が家に異変?

うちは、別にそういうなんとかデー、とか気にしない二人で、ヨソ様からは味気なく見えるのかもしれないのですが、本人たちは「毎日がスペシャル」な脳天気な感じで生きております。

 

一応は挨拶で「Happy Valentine’s Day〜」とか言うのですが、別に普段から甘いもの大好きで、週末オンリーと決めつつも、しっかりと食べてるし(笑)、花を飾る習慣も今は飽きてお休み中なので、バレンタインにはとくに何もしません。

 

と思ったら、昨夜、ピンポ~ンとドアベルが鳴り、相方が自分でオーダーしていたチョコレートのボックスが2箱、届きました。


ひとつは、自分用。もうひとつは私向けに、というのは建前で、私もいくら甘いもの好きでも、中身ぎっしりのアメリカのチョコをひと箱食べることはできず。

 

結局、彼が1箱半くらい食べることになるのを知っていて、要は自分向けプレゼント。この人は、そういうところ、わかりやすくていいです(笑)。

 

自分のほしいものを自分たちがそれぞれしっかり把握していて、欲しいものは自分で手に入れる、という考えで、人に期待しないドライさが、長年一緒だと、なんとも気楽。

 

たまたま、このロサンゼルスでは有名なチョコレート屋さん「See’s」の本部&工場脇を車で通ったのですが、表に男性の行列ができていました。ラストミニッツですね~。

 

アメリカ人も、やっぱりバレンタインのスイーツ、大事なんでしょうね。トレーダージョーズとかでも、ハート型のピンクのリボンかかったケーキとか売ってるし。

 

スイーツって、Sweet=甘い、という言葉の名詞なわけですが、そもそも「やさしい」とか「すてき」とか「ナイス」的な意味合いで使われることも多い単語です。

 

「That’s sweet」とか、いいね、いかすね、気がきいてるね的な感じで、最近は男でも使いますしね。

 

パートナーシップは「上質ライフ」の重要ファクター

コーチングの中では、パートナーシップ、愛情、セックス、みたいな話になっていくことも多いです。というか、ほとんどの場合、ひっくるまっていきます(大事なファクターなので)。

 

誰かが決めた「理想の関係」を追い求めると、辛い結果になったりします。今、目の前にたまたまいてくれる人と、どうしたら幸せな暮らしができるのか。相手を変えず、自分が変わる。

 

主体的にならないと答えは見えてこないのですが、さて、じゃあ自分にできることってなんだろう? それを一緒に考えます。

 

今、誰もいない、という方は、どんな未来の暮らしがしたいから、パートナーがいるといいなと思うのか。その姿を思い描くことも大事です。

 

見栄や恥から、一度は結婚しておきたい、って言う方も多いですけど(苦笑)、そんな風にして選ばれた人がかわいそう。人間はものではないのですからね。

 

まずは理想の未来の暮らしを描き、それにふさわしい自分になる。すると、意外なところから、その未来を一緒に形作るパートナーが現れてくるものなのかもしれません。

 

まずは「自分」。わがままに、贅沢に、自分ケアをしていくことが、実はパートナーシップの秘訣でもあるのだと考えています。

地に足がついた人って、どんな人?

なぜ私のセッションを選んだのかの意外な答え

1月の日本では、個人セッションをたくさんお申込みいただいて、初めての方との長時間セッションを名古屋や東京で行いました。

 

東京にいる間に、パリからもセッションをお申込みいただいたき、日時の設定に、日本とLAとパリとの時差計算がうまくできなくて、あたふたしましたが(笑)、先日、無事に終わりました。

 

初めての方とのお話の際に、必ず「なぜ、私とのセッションを選ばれたのですか?」とうかがいます。人それぞれ、いろんな理由があって、それを把握してからお話するのは、とても大事なことだと考えているからです。

 

そこで最近、よく聞かれる言葉が、「地に足ついた」ブログやメルマガでの発言、アドバイスに信頼感を感じて、というような内容のコメントです。

 

地に足ついたって、どういう意味?

あ、それ、長期契約の皆さんからも、時折言っていただくなあ、と思い出すのですが、さて、この「地に足ついた」って、いったい何なんでしょう。考えてみると、結構、あいまいです。

 

具体的にどんなところですか?と聞いてみても、「うーん、全体的に…」というお答えが来ることが多くて、考え込んでしまわれるので、そこは突っ込みすぎないようになりました。褒め言葉として言っていただいているのは間違いないので、ありがたくそのお気持ちを受け取っています。

 

でも、そういえば、自分も、あるクライアントさんに対して「ずいぶんと急速に地に足がついたなあ」と感じて、そう話したのを思い出しました。

 

夢は大きいがフワフワ、ブレブレ

まだ20代で始めたセッション。夢は大きく、でもまだまだマインドはふらふらで。憧れはあるものの、それを実現するための実力をつけるプロセスにエネルギーを集中できているかというと、時に焦点が外れ、軌道修正がきかない…

 

そんな段階を経て、数年後に再開したセッションでしたが、人生の荒波に流されながら、思ってもみなかった田舎暮らしが始まって、昭和初期風のご近所づきあいに放り込まれたり、家族ビジネスのど真ん中で揉まれたり、介護まで引き受けることになったり。

 

夢と現実の間のもどかしさで、ケンカも絶えなかった若い夫婦関係が、パートナーシップへと変質する様も見事なら、あれほど強烈だった「焦燥感」がきれいに消えて、変化の激しさと反比例するかのように落ち着いていく「気持ち」の様相が鮮やかでした。

 

あんなに「ない」と思っていたお金が、今はちゃんと「ある」状態にもなったし、それはとても安定感のあるフローだし、今の立場そのもの、暮らしそのものが、どっしりとした基盤の上に立つ「実体」あるものだということにも気がつけた。

 

宙でもがいていた両足が大地を捕まえた!

大事だと思っていたことは、実はそれほど大事ではなかった。焦る必要なんて、まったくなかったんだ。彼らにとって、それを体感できた3ヶ月だったようです。

 

そこで私が思わず、言ったわけです。

「なんか、すっごく急激に、地に足ついたよね」と。

 

数ヶ月前の状態を思いながら、お互いにあまりに可笑しくて笑ってしまったのですが、そこで彼女が言った言葉が、深く印象に残りました。

 

「上に登ろうと必死で足を動かしていたのに、それは空を切るばかりで、もがいてももがいても、どこにも辿り着かなかったんです。それが苦しくて、苦しくて…

まさか、こんな形で、地にしっかりと足ついた感じで未来を楽しみに思えるなんて、本当にうそみたいです」

 

ハワイの暮らしが教えてくれた極上の感覚

この言葉を聞いて、つくづく思うのですが、自分が同じように、地に足ついた感を理解するようになったのは、やっぱりハワイのおかげなんですね。

 

物質など何もなくても、甘い風が心地よく肌を撫でてくれたら、極上のしあわせ感を味わえる。見上げれば花が咲、青い空に虹が出ている。

 

本当にほしいもの、必要なもの、一緒にいたいものって、もうすでに持っていた。もうすでに、ここにあった。そんなことを思い出させてくれた体験。

 

きっと私は皆さんにも、そんなプリミティブな感動をお伝えしたいのでしょう。「地に足ついた」は、これまでの人生、すべてに感謝の気持ちを思い出させてくれる、最上の褒め言葉なんですよね。

 

彼女がセッション後に送ってくれたLINEのメッセージが、とても嬉しかった。嬉しすぎますよね、こんな生な言葉を贈っていただいたら、どんな高価なものよりも価値があります。

 

この6ヶ月、本当に色々あって、決断も多かった、「まさか」の連続の時期に(笑) 上野さんにライフコーチとして一緒に走ってもらっている感覚に、【色々あるけど私の人生大丈夫】っていう根本の心強さがあったなぁ〜と、振り返ってみて思います

夫婦のこともお金のことも未来のこともはちゃめちゃで、どうしようもなかった私たちを見守ってくださってありがとうございました!

上野さんとのご縁だけみても人生本当に強運だなぁと思います。

 

こんな体験をさせてもらえる今の仕事、やっぱり良かったなあと、仕事に対する思いが、すっと「地に足がつく」感覚を持てた旅でもありました。

一瞬で自分に自信が出る秘策とは?

 

先日のセッションで、自信がないというクライアントに対して思わず言った言葉がこれ。

 

Fake it ’til you make it.

 

自信が出るまで、自信がある振りをしていればいいんだよ。

 

空元気も元気なうち、というように、人は振りをしていると、自分自身が騙されていくものです。

 

人は楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になるから楽しく感じていくもの。

 

笑顔のままで、悲しいことを考えられないのが、人間の不思議です。

 
だから、自信がある人の真似をして胸を張り、顎を上げ、視線を遠くに置き、とびきりの笑顔を作る。
 
 
大きなジェスチャーで、いつもの倍量くらいに声のボリュームを上げてみる。

 

人もあなたが自信がないなんて思わないし、誰より先に、あなた自身が騙されていく。

 

数をこなしているうちに、だんだんと慣れてきて、いつしか不安も感じなくなる。

 

ぜひ、あなたが理想とする人の真似をして、その人の姿勢や仕草を模倣してみてください。

 

それは人を欺くことではなくて、単に役割を演じるということ。

 

大統領は、大統領の役割を演じながら、だんだんと大統領らしくなっていくのです。

 

あ、なんか、いまひとつ説得力のない例えだったかもしれません(苦笑)。

体重が300キロを超えた人々が食べている○○○系のものとは?

体重300キロ超えの生活って…

最近、わが家ではまっているTVといえば「My 600-lb Life」(600ポンド=約270kgの生活)というリアリティ番組。毎回、体重300キロを超える方を取り上げて、1~2年に渡る減量への奮闘をドキュメンタリーとして見せる内容です。

 

実は6年も続いていて、これまでに54人が出演。300キロ以上の人がそんなにいるんだ、ということ自体が驚きですね。300キロの身体って、いったいどんなよ、ということに興味がある方は、こちらでご覧ください。

 

★★★ただし閲覧注意です。驚くような写真が出てきます!★★★

「My 600-lb Lif」

 

彼らが決まって食べているもの

いったい何をどうしたら、そこまで太れるのか。日本人の体質では、そこまで太れない、ということも聞きますが、TVで見せてくれる彼らの食生活は実に共通していて、ああ、なるほどと理解します。

 

例外なくピザが大好き。ハンバーガーもフライドポテトもフライドチキンもポテトチップもドーナツもパンケーキもワッフルも大好き。そして、必ず清涼飲料水を大量に飲んでいます。野菜や果物はまったくといっていいほど食べません。

 

ピザはラージサイズをぺろっと2枚。冷凍ワッフルは、ひと箱(8枚入り)を一度に温めて、どっぷりシロップかけて、ホイップクリームを山になるほど乗せて食べます。とにかく小麦粉系が大好きですね。炭水化物、脂肪、砂糖の大量摂取。

 

中毒を生む問題の根っこは心にあり

その食べている感覚は、おそらく麻薬中毒、アルコール中毒と同じような状態で、本人も止められない。陶酔状態です。すぐにお腹が空いた状態になるようです。

 

そのくらいの体重になると、自分では起きられない、動けない、という方が多くて、筋力も減る、活動量も減る、だから基礎代謝も落ちる。だから、より痩せにくい。皆、命の危険にさらされています。

 

やはり「心」にいろいろと抱えている方ばかりで、食べることによって、何かを満たそうとしたり、何かを癒やそうとしたりするのです。心と体の深いつながりについても教えられます。

 

身体が欲するから食べればいいわけじゃない

そして、彼らが食べているものは太りやすいもの、中毒症状に陥りやすいもの、ということもわかります。

 

食べたいもの=身体が欲しているもの=今、身体が必要としている栄養素、という理屈はちょっとウソだな、ということもわかります。お腹が空いた、という感覚すら信用できません。身体など、簡単に騙されちゃいますからね。

 

アメリカで伸び悩んでいるからか、ハンバーガーチェーンやらピザやらパンケーキやらデザート系のお店やらが、どんどん日本にも進出を広げています。

 

オープンのたびに、行列ができてメディアを賑わすわけですが、もし少しでも痩せたいと願っているならば、300キロ超えの皆様と真逆な食生活をすることが、解決のヒントですよ。

 

痩せる、太る、という見栄えの話だけではなく、健康で快適な暮らしのために、食はきちんとコントロールしたいところです。

 

と言いつつ、トレーダージョーズのこってりなチョコレートケーキをぱくついている自分…。甘いものの誘惑に弱過ぎです(痛)。

 

★体調管理に食生活改善を志すクライアントと一緒に読んだ本が秀逸でした。

ぜひぜひ、お手にとって読んでいただけると、未来はもっと明るくなるかと思います。

 

悩んでるふりして、実は甘えてるだけじゃないの?

キーになる日付をフィックスすると周囲の予定も決まる

4月10日~16日まで、ハワイに行きます。12日(木)、13日(金)、14日(土)、15日(日)辺りで、ワークショップ、個人セッション等々、企画する予定です。

5月9日~16日まで、日本に行きます。10日(木)はアットホームな交流会。12日(土)にちょっとしたイベントを企画中。いずれも、詳細が決まりましたら、またお知らせしますね。

 

と、こうやって、先々の日程をフィックスしていくと、それを中心に、いろいろな予定が固まってくるから不思議です。

 

もともと私には、いくつかの動かせない日付がありまして、マラソンのレースやら、挑戦していることの締切やらが、1年が始まる前から見えていたりします。だから、それに合わせて調整もするし、仕事の都合も整えていく。

 

そんな風に先々の予定を決めていると、一年などあっという間に終わってしまいそうな気になりますね。

 

ドラえもんの名言が、グサッと痛い

2月ももう半ば。さて、今年はどんな1年にする予定でしたか? 計画は順調に進んでいますか? 3日坊主になっていませんか?

月次の見直しもとても重要です。ぶれないように、だれないように。日常に、押し流されないように。

 

今年に入って、なぜか私のブログのアクセスランキング上位に食い込んで、なかなか下がらない記事があります。

 

ドラえもんの名言集が深過ぎる。「一番いけないのは、自分なんかダメだと思いこむこと」

 

2014年のもので、なんだっけ、と思って、あらためて読んでみたのですが、やっぱり同じように、うん、おもしろい、深い、と感動。

 

著作権のこともあって、遠慮して、記事には2つだけ紹介しているのですが、ドラえもんの名言集という本が出ているくらい、実はいっぱい印象に残るシーン、言葉はあるのです。

クライアントにも伝えたいと思って、あらためて以前、記事を書く時に調べて持っていた画像を共有。そのうちのひとつが標題にも使った、コレです。

 

悩むって、何?

よく我々は、「悩んでいる」という表現を軽く使ったりしがちですけど、それって、いったい、どんな状態?って、クライアントにも突っ込みます。

悩む、って何? 考えるってこと? 迷うってこと? じゃあ選択が複数、あるの? 状況分析はできてるの? ハードルになっていることは何なの? で、今、できることは何なの? 何もない? そんなわけないよね? そもそもちゃんと考えてみたの…?

なーんて、機関銃のように問いかけを続けていくと、悩んでいた、というのは、単に「思考停止」に陥っていただけのことだとわかったりします。

 

思考が止まっているだけだから、きっかけを見つけて、また思考を復活させればいい。ぼんやりと、その状態で止まってないで、頭を働かすために、いろいろやってみればいい。

人に聞く。調べる。問いかけをする。アウトプットする。そして、フィードバックを受ける。

 

もちろんアウトプットすれば、望んでもない「痛い」反応が返ってくるかもしれない。でも、それもフィードバックのうち。止まっていたときよりは、はるかに前進しています。軌道修正して、またやり直せばいいだけです。

うまくいかない方法がわかっただけで、大正解。大きな進歩なんですよね。傷つき、落胆する自分を恐れる必要もない。

 

甘えてんじゃないよ~

悩んでる、っていう言葉を利用して、今のぬるま湯につかってヌクヌクしている状態を継続するのは、逃げでしかない。「甘えてんじゃないよ~」とドラえもんは厳しく突っ込んでいます。

別なシーンでは、さらにこんなクールなドラえもんもいます。

痛いですね~(笑)。

悩んでるふりして、動きを止めていても事態は何ひとつ進展していません。なんかひとつでもいいから、行動に移してみましょう。

自分をバージョンアップして、未来の選択を増やそう!

大人マインドのホームパーティがELB交流会

1月は、半年ぶりにエルブ交流会に参加してきました。

エルブとは、ELB=Enjoy Life and Businessの略。

業界も、年齢も、住んでいる場所も関係なく、なぜか世界中、日本全国から参加者が集まってくる不思議な会。

今回も、25名の参加者で真夜中近くまで盛り上がりました。上の写真は、主催、幹事の高木明子さんです。

 

こちらは全体写真。落ち着いた大人世代ばかり。交流会苦手~って人にこそ、体験してほしい、しっとりした大人のホームパーティみたいなものです。

良い意味で年齢不詳な大人世代の方々ばかりで、まさにライフスタイルとビジネスを自分らしくエンジョイする人たちとの出会いという主旨にぴったり。

初めての方、おひとり参加の方が半数以上でしたが、全然関係なく会話が弾んでいて何よりです。気後れなんて、もったいないですからね。

 

年齢を言い訳にするのは、もうやめよう!

ちょうどその前に東京で行った個人セッションと、交流会で会った2人の30代後半女性が、「もう私30幾つなんで」と同じ枕詞で自分を表現したので、ビシッと指摘しました。

もうって、何? だから?と。

 

この、もう、いくついくついくつだから、と言うのは日本でよく言われることだと思うのですが、年齢で自分の可能性を制限する危険な言葉ですよね。

少なくとも、50代後半に入ったおじさまを目の前にして言うことかい?(笑)

どうやら40代後半ばかりの参加者の中で、いったい何を制限かけているのかな。

 

こういう何気ない会話の中に、自分を抑制する限定ワード、考え方、リミティングビリーフが隠されていて、行動を縛っているのがわかります。

 

自分の中の常識を疑え!

自分が言う言葉って、意外に聞こえない。周囲の言葉に紛れて、いかにも常識的に響いたりするから要注意なんです。

もう40だから、前みたいに無理がきかなくて、というのもよく聞きますねえ。で、聞いてみると、単に、つまらないことをやり続けることができなくなってるだけだったりして。

大人になって賢くなった印なんですよ、というとキョトンとされますが。

 

若い頃は上からの圧力もあるし、それしか能がないこともあるから、長時間のがむしゃら行動で何とか切り抜けようとします。

でも、それで明るい未来が手に入ったのかというとそうじゃない。だから、そんな無理はもうしたくない。マインドが抵抗しているだけなのかもしれません。

 

 

鍛えてなければ、誰でも錆びつく

それに、鍛えてなければ、メンテナンスをしっかりしていなければ、何だって錆びついて性能を落とします。

交流会では、15分くらいのミニセミナーで、どんなことにメンテナンスして、性能アップ、バージョンアップを図るといいのかをお話ししました。

未来の選択を限りなく増やすために、年齢で自分を縛ってないで、未来型にバージョンアップしていきましょう。

 

私がコンサルタントを雇う「意外な」理由

月末の振り返りが、次の月に活きる

以前にメルマガで「月次の見直しもとても大切」ということを書いたら、「上野さんは、それ、どうやってやっているんですか?」というお問い合わせをいただきました。

 

私には頼りにしているコンサルタントさんがいらっしゃって、彼との毎月のセッションで、必ずこのことをまとめて事前に提出するようにしています。

1.この1ヶ月にやったこと
2.次の1ヶ月にやること

 

月次のレビュー、とかいうと、聞こえはいいですが、まあ要はこんなことです。ただ、やったことも常に項目としては5~10個ほどあります。中には計画したのにできなかったこと、予定外に入り込んできて、意外な成果に結びついたこともある。

できなかったことについては、その理由を軽く思い返してみながら、じゃあどうやればいいかを書いておく。

 

できるだけ「稼ぎ」の数字を書くし、指標となる「客数」やら「問合せ数」やら「新規獲得数」やら、そういう数値も書くようにしています。見たくない数字しか出てない月もあるけれど、それはそれ。波は経営につきものです。

できた、できなかった、というのは、「印象」「感想」であって、そもそもどのくらいできたら、できたことになるのか、という数値目標や標準値があって、それに対して比較してみなければ意味がありませんよね。

 

個人も会社もやるべきことは結局、一緒

これ、別にコンサルさんに言われてやっていることではありません。そもそも、自分からすすんでこんなの出すクライアントもいないと思います。

12月の終わりのセッションでは、やはりこれも言われてはないけれど、当たり前のように「2018年の事業計画書」というのを提出して、共有しました。

 

そのことを、とあるクライアントに共有したら、すごく驚いた顔をされてましたが、まあ、会社の社長や幹部だったら当たり前にやることです。それを個人事業主としてやるかどうかは、その人次第ではあるでしょうが。

 

何もないと、自分も次に何をしたらいいかわからなくなるので、「考えないために」あらかじめ「考えておく」ということでもあります。どんな一年になるか、ではなくて、どんな一年に「するか」という、主体的な視点を持つ上でも、妄想レベルでいいから、計画を立てることは大事だったりするのです。

 

1ヶ月の振り返り。オススメの例

以前から、クライアントにも、このような項目で、セッションまでの1ヶ月を振り返って、レポートしてみてください、自分の整理にもなりますからね、と伝えています。忘れずにやってくる人は、まあ1~2名ですけど(苦笑)。

 

1.この1ヶ月でやりたかったこと
2.実際にできたこと、成果
3.読んだ本、受けたセミナーなどインプット
4.次の1ヶ月でやること
5.この1ヶ月の良かったこと
6.この1ヶ月の悪かったこと
7.それらから学んだこと

 

必ずしも全部が必要なわけではありませんが、こうやって項目を立てて、細かく生活を振り返って見ていくことで、自分の日々の活動を、様々な角度から客観的に見直すことができるのです。

 

気分に流されてたら何もできない

「この1ヶ月、なんか落ちてました」とか
「この1ヶ月、ちょっといろいろありまして」とか。

ついつい意味のない言い訳をしてしまいそうになると思うのですが、1ヶ月って30日=720時間もあるのです。その感、ずーっと落ちているわけがありません。

どんなに忙しくても、腹減って飯食って、人と会って、テレビ見て、笑って、泣いて、寝て、○○○して(ここには好きな文字を入れてください・笑)

 

皆、忙しい中で、いろんなこと、きっとしてます。状況や体調や気分のせいにしていると、いつまでも解決はされません。「自分が」やらなかっただけ。誰も、責めてはいないんです。困るのは誰か、といえば、当の本人ですからね。だから、言い訳なんか無用。

 

結局は「自分」というところに落とし込まないと、次もまた同じことになりますし、いつまでも同じ言い訳しながらグルグルし続けることになっていきます。

ストイックになれ、ということじゃなくて、当たり前になれ、ってことです。

と、ストイックな表現をしてしまったりして(笑)。

 

コンサルとの対話は重要な「定点観測」の場

毎日、毎週このレビューをやるのは、かなり難易度も高いと思うので、せめて1ヶ月単位で、軌道がぶれていないかどうかセルフチェックしてみるといいのではないでしょうか。

私はコンサルさんを雇う大きな理由として、この「進捗の共有」ができて、その反省、評価を一緒にやってもらえるから、ということをあげています。

 

つい主観的になりがちなところを、客観的に、定点観測しつつ、伴走してもらえる感覚を持てるのは、ひとりで働いているものとしては、何より嬉しいことなんですね。

見栄っ張りの自分としては、人が見てることで、怠けられない、ということにもつながります。

 

同じように、コーチを雇う理由も、この辺にまずはあります。さぼっちゃう自分を、「人の目」を利用して、しゃきっとさせていく。プレッシャーかけていく。

やってない自分を時に「叱ってくれる」存在を保険として持っておくのは、自己投資として、とってもリターンの大きなものではないかと思うのです。

 

もちろん、手を差し伸べる力のある人を雇う、というのが、最重要であることは大前提ですね。

私のコンサルタントも、有能で、たくさんの引き出しを持っていて、世界中にネットワークが気づかれていて、強力な味方です。

興味がある方は、こちらをご覧ください。

運命は変えられない? 占いは信じちゃダメ?

今年は「運気が悪い」と言われたから挑戦が怖い!

長年、ずっとコーチングを受けてくださっている、ビジネスでも大成功をおさめているクライアントが、今年はいよいよ大勝負に出るかな~って局面になっていたりします。

が、彼女、「今年は占いで、あまり運気が良くないと言われていて、このまま進んでいいかどうか迷っています」なんておっしゃるんですよね。

占い好きなクライアントは、他にもいて、へ~、結構、皆、こういうのを気にしたりするんだな、何かの指標にするもんなんだな、と認識を新たにしています。

 

日本の2月1日、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)という最強の開運日で、何か新しいことを始めるには最高の日だと言われていたりもして、別なクライアントが、これを機に「えい!」と思い切った行動を取って、報告メッセージを送ってくれたりもしました。

 

占いで行動を変えないワガママさも大事

「上野さんは占い信じますか?」と聞かれることもありますが、私は意外にスピリチュアルですし、宇宙の法則やら引き寄せやらも、当たり前に信じています。

占いも、西洋占星術はやっていただいて、すごい結果に驚いたので、信じるも信じないも、これ、事実の統計に基づいた科学でしょう、ってくらいに思っています。

 

過去に、こんな記事も書いています。
人は星が導くままに生きている。西洋占星術のセッション体験から思ったこと

 

ただ、占いをベースに、何か行動を変えるかというと、それはNO。

やりたいことは、誰がなんと言おうともやりたいし(笑)、行きたいところは、誰がなんと言おうと行きたい。時期だって、自分都合で勝手に選びたい。ワガママなんです。欲望に正直に生きたいんです。

どうせ、何を言われてもやっちゃうので、だったら、気持ちよくやれた方がいい。「やめた方がいい。失敗する。良くないことが起こる」なんて占いで言われたら勢いも削がれるし、気分が良くないですよね。だから、そんなスキを人に与えない。他人に、知らずに悪さをさせないという、究極の気遣い(笑)。

 

運命は変えられる

運気を気にするクライアントには、経営塾で習った稲盛和夫さんの講話をご紹介しました。

はい、経営塾なのに「運命」について話したりするんですよ。生き方の哲学を学ぶ場なのです。その教えは、100万部を超えた大ベストセラー「生き方」に詳しいのですが、「運命は縦糸。因果応報は横糸。どちらも強い働きがあるけれど、因果の方が若干強い」

だから、「善きことを思い、善きことを行えば、人生は必ず好転していく」という、深い教えなんです。本当はもっと長い記述なので、ぜひ本書で理解していただきたいですね。生き方の哲学で満載の、私の人生最良の書のひとつです。

 

運命、運気、というのは確かにあるけれど、それだけじゃないよって、ことですね。因果=原因と結果の法則があるのだから、自分の手で運命なんて変えていけるんだよ、というメッセージ。人は流れに無力ではないという、力強い励ましでもあります。

 

占いを信じるな、見るな、ということではないです。気軽に楽しめばいいんだと思いますけど、「自分らしいライフスタイルを確立したい!」とか言いながら、占いにフラフラ影響されてるのって、なんか矛盾してないのかな?と思っちゃうのも事実です(笑)。

自分の人生の鍵は、自分がちゃんと握っています。あとは、使えばいいだけですよね。