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Monthly Archives: 3月 2018
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しばらく根を詰めた状態が続いた後、頭も疲れたので、
パートナーとドライブがてら海まで行って、この日は、最高で24度まで上がるというので、思い切り光を浴びて、
週末にマラソンの練習で3時間以上、走ったりしてるので、
写真は、ロサンゼルスのサウスベイ地区、レドンドビーチでのひとコマですが、
太陽の光がまるでスポットライトのように降りてきて。
神の啓示が降ってきたのか?と思いましたが、特別、
ハワイから、出張で何度も来ていたときに、
その思いは一瞬で、すぐに忘れてしまっていたのですが、
こんな美しく、豊かな街があるのか、と、
今は、都市部の、ビバリーヒルズの近くの、
長年、住んだ場所を変えるのは、簡単じゃないですよね。
でも、
よくクライアントさんにお話するのですが、
妄想で、遊ぶんです。
すると出てくるのが、
https://4travel.jp/travelogue/10274302
そこで、外国人観光客向けに民泊の宿をやりたいな。
そんなイメージをコロコロと転がしては、
仕事でも同じで、あれしたいな、これしたいな、
いつも、そんな妄想を展開しては、
その100分の1が、今月はやっと始められたかな。だから、
最近、全然、
まるで日頃、遊んでないみたいに書いてますが、毎週末だって、走って、映画何本も見て、ちゃんと遊んでるのですが(苦笑)。
週日だって、仕事も含めてゲームみたいなものだし、
1年の内、9割以上もロサンゼルスには気持ちのよい快晴がやってきます。
太陽は、なぜか飽きることがない。
たまの雨も、恵みの雨で気持ち良いし、曇の日も心が落ち着くので嫌いではありません。
それで満たされちゃってる自分がいるなあ、とつくづく感じます。
皆、なんかして食べていくことくらいは、きっとできます。
満たされてる、ってことと、現状維持でいいと思うこととは、全然違うんですよね。
人間、常に成長していたいし、自己実現というのは、終わりのない欲求なのです。
そんなこと、こちらにも一生懸命、書きました。
↓ ↓ ↓
衝撃の記事をふたつほど読みました。
どちらも、インタビュー記事。全然、違うタイプのおふたりのはずですが、芯のところで、すごく似ています。
1.逆境、失敗、誹謗中傷「それが何か?」――アパホテル元谷芙美子社長に見る“絶対不幸にならない人”のルール
2.月給1ケタから現代ホスト界の帝王に。ROLAND(ローランド)様というジャンルを築くブレない接客術
何が似ているかというと、「セルフイメージ」の高さですね。
自分なら、きっとうまくいく。自分なら、きっと会えば好きになってくれる。
自分が自分をしっかりと受け入れて、無条件で愛せている証拠です。
これができていないと、満たされない何かを追い求めて、グルグルグルグルと永遠の「不幸ひっくり返しの旅」に出ることになってしまう。
でも、このおふたりみたいに、根っこのところで深い自己受容ができていれば、「絶対に不幸にならない生き方」が実現できるわけです。
欠乏感がないから、「これをしないといけない」という義務感や、「ああ、自分って、なんてダメ」という自己卑下や、「またこんなことしてしまった(しなかった)」という罪悪感が発生しない。
それってイコール自然で、楽で、自分らしい、幸せな生き方なんですね。
こういう発言をする人は、ときに「おめでたい」とか、「自信過剰」とか、「うぬぼれ屋」とか非難されがちだったりしますけれど(笑)。
そんなのすら気にしないメンタリティができれば、おめでたい=根っから幸せ、ってことになりますよね。何が悪い、と開き直れれば最強です。
「嫌われる勇気」という本が、タイトルの素晴らしさもあってベストセラーになりましたが、彼らの中では、嫌われる可能性すら意識されてない。
自分のすべてを受け入れられるって、自分を限りなく強くしてくれる魔法なんです。
「幸せになる」
「幸せをつかむ」
「幸せにたどり着く」
こんな表現をよく使ったりしますが、なぜか「今はない」ことが前提。まるで、モノや場所のように幸せを扱っています。
でも、本当は違うはずです。
幸せは、気づくもの。
幸せは、選ぶもの。
幸せは、感じるもの。
すでに自分の中にある、幸せを感じるセンサーを働かせて、「今すぐ」幸せを感じられる人になっていけばいいはずです。
そのしあわせ感の鍵が、深い自己受容、ということです。
以前、新卒で入った会社があまりにも合わなくて、辞めたくてしょうがないのだけれど、「なんか逃げるような気がして」思い切りがつかない、という相談が、23歳男性とのセッションでありました。
逃げる? なんだ、その考え方は~、と笑ったのですが、日本では、結構、こんな風に考えている方が多いんですよね。
先日もクライアントのひとりが、「日本での日常からとにかく抜け出したくて、○○○に逃げてきてしまった、という後ろめたさみたいな感覚があります」なんて言い出して。
えー、すっごく幸せな出来事があって、自らの決意で生活空間をジャンプして、勇気持って実現したことなのに、そんな風に思ってるなんて、もったいなさ過ぎ…
「逃げる」って言葉の使い方、意味合い、すべて間違ってますよね~?
そもそも、これって、日本の「忍耐」「我慢」が美徳、ってところから来ている考え方で、途中でやめちゃけない、とか、同じ場所で下積みをしてこそ花が咲く的なことが、背景にあるわけですね。
でも、身の危険を察したり、「不快」が日常にあるのだとしたら、自分の意志で離れることができるのが人間の権利だし、本能のひとつでもあるのだと思います。
それを、「逃げた」と思われたら嫌だ、怖い…と、そちらの方向に縛り付ける考え方は、自分を苦しめるばかり。
会社なんて、いつだって、どんな理由だって、理由がなくたって、辞めていいんです。
「私が辞めたら、皆が困る…」というのは、辞められない人の常套句ですが、自分をちょっと買いかぶりすぎ。
組織なんて、いくらでも回るんです。
万が一、回らないとしても、それは経営者でもないアナタの責任なんかじゃありません。
選択がなかった時代には、ひとつの場所で、じっと我慢して、耐えて、耐えて…みたいなことが美徳とされていたのかもしれません。
が、今は、選択がいっぱいありますよね。そして、それが可視化されています。
ひとつの選択から、より良い選択へと移行しただけのことで、それは「逃げる」とは言わないはずです。
そんな風に「考えさせる」圧力は間違いだし、つい罪悪感を感じてしまう自分は、大らかに許して、目の前の現実に集中しましょう。
でないと、せっかく移った「次のステージ」が台無し。
キラキラと輝く、生きがいあふれる毎日が訪れるはずなのに、過去から見えないヒモで引っ張られていては、ちっとも前に進めません。
逃げた、のではなく、単に「辞めた」「離れた」「去った」だけ。
自分ファーストで、わがままに生きていいんです。
ただ、自分らしさの追求をする段階で、「チャレンジ」は訪れますが、舞台の袖で足がすくんで、そこから逃げちゃうと、なかなか望み通りのものは手に入らないですよね。
そのチャレンジは、「チャンス」であって、一度限りの「テスト」じゃないんです。
そこは、しっかり見極めないと、またグルグルしちゃいますから気をつけましょう。
逃げるべきとき、逃げちゃいけないとき、その見極めを間違えると、行きたい場所とは違う場所に行き着きます。
結局のところ、「やりたいことをやればいい」のですよね。
最高の参考書が出ています。
まずは本を読んで、自分のマインド刷新から。
数千円でできる最高の自己投資ですよ。
1年ちょっとぶりに、来月ハワイにおじゃまします。
今回は、長期契約でガッツリとコーチングセッションを受けてくださっている皆様とのランチ会+対面セッションがメイン。
ただ、せっかくの機会ですし、私もハワイには思い入れたっぷりですし、できるだけ多くの方にお役に立てる機会があればと、常々思っております。
ということで、今回は、個人セッションと、超少人数で行う密度濃いセミナーを企画いたしました。
いずれも場所は、ダイヤモンドヘッドが目の前に見える、便利なワイキキの高層おうちサロン。
気持ち良い春の海風を肌に感じながら、マインドに心地良い時間を過ごしましょう。
私の詳しいプロフィールについては、こちらをご参照ください。
セミナーは、後日、録音音声とスライドの組み合わせによる動画配信を予定しています。
合わせて「早割価格」での募集をしていますので、ご覧ください。
※いずれも前払い制。開催7日前までのキャンセルは100%返金対象とします。動画配信版のキャンセルはできませんので、ご了承ください。
(写真は軽井沢でのセミナーです。)
前回のハワイでも、合計5名の方にご利用いただいた個人セッション。
プライベート空間で、リラックスして受けるコーチングセッションで、モヤモヤした思いが解消し、不透明な未来がくっきりと希望の色を持って見えるようになってきます。
ハワイで17年、MBAを取得したり、地元企業でVice Presidentを務めたり、そしてメディア「アロハストリート」で社長&編集長を務めたり。
さまざまな団体の役員やお手伝いを通じて、たくさんの貴重な体験をさせていただきました。
そして、その後、心機一転。ロサンゼルスで7年暮らし、ハワイとはまったく違う「社会」「コミュニティ」の中に身を置き、今は日本と行ったり来たり。
時間と場所に縛られない、かなり自由な暮らしをエンジョイ中です。
ハワイを外から眺めつつ、日米、その他の海外生活者の豊かで多彩な生き方を間近に見せていただくことで、アウトプットできることも、ずいぶんと広がりました。
120分のセッションでは、事前に整理のためにご記入いただく「問診票」の内容をもとにしながら、深い対話を行います。
テーマは、クライアント様によって、多種多様。自由です。
例)キャリア相談、独立相談、人間関係の悩み、自信がない、自己肯定感を上げたい、ひとり起業を実現したい、ロサンゼルスなど本土への移住・進出、ライフワークを見つけたい、日々を充実感持って暮らしたい、などなど…。
私の目的は、ただひとつ。
「しあわせバランス」と「豊かさマインド」を自分の内側から見つけて、毎日が快適、毎日がさりげなく幸せ、という安心感ある状態を取り戻していただくことです。
ハワイの暮らしを熟知し、なおロサンゼルスでも日系社会を俯瞰して見てきて、今は日本在住のクライアントを大多数とする私だからこそ、お役に立てることがきっとあるはず、と信じています。
こちらのお客様の声をご覧いただければ、スポットセッションの効果についても、ご理解いただけるかと思います。
長期契約をベースとした「グローバル成幸コーチング」の新規お客様は、現在募集しておりませんが、スポットを体験された方から、空き枠が出た段階で、優先的にご案内しています。
【個人セッション日時】
すべてSOLD OUTとなりました。
ありがとうございます!
料金: $500/120分
【特典】
(写真は、仙台セミナーの様子です。)
今回、ハワイで初めてお披露目する、新セミナーシリーズ第一弾。
ネットを上手に使って稼いでいる起業家は、日米ともに、必ずと言ってよいほど「メルマガ」を武器に活動しています。
「え、私、メルマガなんて読まないし~」
そんな風に感じてしまう方も多いとは思いますが、単にその絶大なる劇的効果を知らないだけです。
ブログやSNSだけでは、稼げない。売れるのは、やっぱりメルマガから。
わかっている人は、口を揃えて、そう言いますので間違いありません(笑)。
振り返れば、私が本格的にインターネットサイトを起ち上げて、面白さを知ったのは、1999年の夏。
2001年に「アロハストリート」に移ってからは、編集長として、日々ブログやらメルマガやらを書きまくり、会員数は一時、10万人を数えていました。
週に一度のメルマガがシステム化されて、ほぼ毎日となり。そのたびにアクセスも売上も、影響力も上がっていきました。
今だから本音を言うと、雑誌よりも、「即反応が返ってくる」ウエブの仕事が楽しくて、楽しくて…(苦笑)。
ウエブマーケティングでは、今でもアメリカが世界をリードしているわけで、私たちは知らず知らずに「最先端」体験の恩恵を受けているんですよね。
そんなことを日本の提携スタッフたちとシェアするのも、エキサイティングでした。
そんな時代から、2018年の今もなお、メルマガはやはりビジネスにおいて、最強のツールと言われています。
オンラインであろうと、オフラインであろうと、やった方がいいことの最たるもの。
私が、ロサンゼルスにいても、ハワイに遊びに来ても、日本に出張に行っても、欠かさずメルマガを書き続けるのは、そんな理由です。
実に売上げのほぼ100%が、メルマガ「未来通信」を通じてもたらされているので、もったいなくてやめられません(笑)。
読者とのコミュニケーションは、何よりも楽しいですしね。
いくらブログを書き続けても、いくらインスタで写真をアップしても、それが売上につながらない…
そんな方もきっと多いでしょう。
そのうちに疲れてしまって、更新も滞り、やっぱり安定した仕事が大事、と逆戻りしたり…
ビジネスに安定感が生まれないので、いつも不安でしかたがない…
そんな方にこそ、ぜひ、今すぐメルマガを始めることをオススメしたくて企画した、即効性抜群のセミナーです。
【こんな方にオススメです!】
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過去のセミナーの模様については、こちらをご参照ください。
同テーマではありませんが、同様のクオリティを保証いたします。
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4月20日(金)頃、配信開始予定です。1年間、視聴期間は有効です。
こちらも、ハワイで初公開する新しいセミナーです。
この企画の背景は、最近、とてもよく相談されるようになったこと。
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かと思うと、こんなご相談も増えてきました。
「上野さんみたいな仕事をして、憧れのライフスタイルを実現したいんです…」
あれあれ。隣の芝生は青々として見えちゃうんですね(苦笑)。
私のコーチングは、NLPや心理学をベースに、アメリカのセルフケア、セルフヘルプ、セルフディベロップメントの要素をふんだんに取り入れた独自のもの。
これらの分野でも、アメリカがやはり先端を走っていますし、何よりも市場が大きいので、参考にすべき本やビデオやTVや映画など、日常の中に勉強材料が転がっているのが強力な味方です。
その上で、「日本の今」「日本人の今」をリアルタイムで追いかけ、大学時代に学んだ社会学を再度、学び直したり、自由を手にするための「ひとり起業」についても、ありとあらゆる角度からトレーニングを受けてきました。
もちろん、対人のカウンセリング技術は、経営者時代に培ったベースがあります。
社員やお客様、提携先と心を通わして、彼らの幸せの源泉はどこにあるかを常に意識しながら接してきたことが、実施体験となりました。
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【こんなことが学べます!】
過去のセミナーの模様については、こちらをご参照ください。
同テーマではありませんが、クオリティは保証いたします。
★時間が変更となっていますので、ご注意ください。
【開催日】 4月15日(日)13時00分~15時00分
【定 員】 4名 満席となりました!ありがとうございます。
【料 金】 $100
オンライン配信版をご希望の方は、緑のボタンからお申し込みください。
4月20日(金)頃、配信開始予定です。1年間、視聴期間は有効です。
2016年12月にハワイに久しぶりに訪れた後に書いた、メルマガです。
ずっとブログの下書きに入れたまま、忘れていましたが、また来月ハワイに行くというタイミングで、あらためて自分再確認の意味で、アップしようと思います。
2年ぶりのハワイは、喉がすっかりつぶれるほど、人と話しまくりましたが、お腹いっぱい、というよりも、名残り惜しく去ることができました。
17年暮らしたときは、少しばかりお腹いっぱいになり過ぎていた感じ。
しばらくハワイ断食が必要でした。
起きたとき、ダイヤモンドヘッドの端から太陽が登る様子が間近に見える、あの部屋が恋しい…
そんな状態で帰れるのが、やっぱりしあわせなことなんだな、と実感。
さすがに2年も行かないと、独特の空気感とか、色彩とか、風の薫りとか身体も忘れてしまうようで、すべてがものすごく新鮮に感じました。
ワイキキのはずれに立って、あ、これこれ、この色と風にやられて移住を決めたんだっけ、と思い出しました。
直接的には、パートナーとの出会いがあったからではありますが、同時に、ちゃんとこの島に恋をしていたんですよね。
23年前のことです。
(注;これを書いた時期から1年余。すでに24年前になりました。)
あれから、長~い月日が経ちました…。
ここ数年内に移住してきた人たちに「そりゃー出たくもなりますよ」とあきれられるほどの長さ(笑)。
その間に、こんな素敵な景色も、風も、人の暖かさも、当たり前になってしまっていました。
「当たり前」って、いかんな、とつくづく思います。
それが、いかに「有り、難い」ことか、稀有で、貴重なものかを忘れると、感謝の気持ちをなくします。
感謝の気持ちを失うということは、うぬぼれる、つけあがる、思い上がる、ということと一緒です。
謙虚さを忘れてはいけませんね。
「当たり前なんて、ないんだよ!」
雨上がりの、極上の風景の中で夢中でシャッターを押しながら、どこからともなく、そんな声が聞こえていました。
今の、この一瞬、一瞬をいつくしみ、周囲のすべてのことに感謝をし、それを素直に表現すること。
ハワイの暮らしで教わった、そんな大事なことを、あらためて思い出させてくれる旅でした。
帰りの便は、映画1本見て号泣し、ちょっと昼寝している間に到着。
あらまー、近い。
5時間半なんて、あっという間。
もっと頻繁に帰らなくちゃ。
長期プランで継続セッションをしているクライアントには、メールサポート無制限がついています。
メール、って今、ほとんど使われませんよね?と、メルマガを出している立場で言うのも変ですが(笑)。
だから、LINEだったり、Facebookのメッセンジャーだったり、中国のWeChatだったりから、ポコポコと、SOSやら報告やら、嬉しい共有やらリクエストやらが飛び込んできます。
その場でパッとお答えした方がいいな、と思うときは、なるべくそうします。
スマホのフリック入力、かなり早くできるうようになってるので、パソコンかと思うような長文も打てて自分でビックリしますが、少し間延びした感じのチャットも、なんだか心の中で、考える時間があって、「余白」みたいのが割りと良かったりしますよね。
文字数が限られているのも、シャープに切り込んでいけてかえって心に届くようです。
先日はちょっと感情を乱して、なんとか切り替えをはかりたい男性クライアントからのメッセージ。
「(もろもろ前段があって)すっきりしない朝ですが、明日はとても大事な日。
気持ちをどうあげられるか。こんな時、思考をパン!と切り換える薬ないもんですかね」
この相談に対して、私が即、返したのは、こんな言葉でした。
気分は「今、自分の頭の中にあること」に反応してわき起こる感情です。
だから、頭の中にあることを変えれば、それだけで気分も変わります。一瞬で。
もやっとしたままなのは、ずっともやっとする原因を作ったことを牛のように反芻しているからです。
考えることを変えれば、それだけで気分は変わりますよ。
気分が盛り上がることを考えればいいだけですので。
それをやめるために、まずは意識を「今ここ」に戻す。
呼吸をしてみる、数えてみる。
目の前に見えるものを意識して口で言ってみる。
何か別なことに意識を集中します。
そのことで、意識のとらわれの身になっている状態から覚醒することができるんです。
なんか、朝起きた時に気分悪いとか、妙に不安がこみあげる、とかってありますよね。
それは、潜在意識の映写機が映す「なんらかの不安材料」のせいです。
それが今、起こっているわけではなく、記憶にあるものが、再現フィルムのように何度も何度も映写されているだけ。
だから、その映写機のスイッチを切ってあげれば、感情の素もなくなって、不安も消え去ります。
泣いてる赤ちゃんにサングラスかけると、驚いて、泣き止んだりしますよね。
たぶん、あれと同じ現象です。
人はひとつのことにしか意識を集中できない性質があるので、逆手に取って、「不安の素」じゃないことに頭をシフトする。
すると、そこに連動していた感情も一緒になって切り替わる。
今、流行りのマインドフルネスってそういうことですよね。
日々の忙しさや慌ただしさ、あふれかえる情報の渦の中で溺れ、意識は常に翻弄されています。
そんな時、ふっと落ち着いて、何か一点に「あえて」意識を集中させることで、感情のゴミも除去され、心がスーッと落ち着いていくわけです。
それが、瞑想、という形を取らなくても、大丈夫。
呼吸にフォーカスしなくても、できることです。
(呼吸には、また別の良い意味合いもあって、深い呼吸はおすすめですが)
SOSをしてきた彼も、充実した日を終えられたらしく、嬉しいコメントをくださいました。
最後には、こんな風に添えてあって、お役に立てたようで、ホッとしました。
「今日も地獄から天国でした。上野さんの魔法には降参します」
魔法はね、私が使ったんじゃないんですよね(笑)。
皆、自分で使える力を持っている。
それを引き出してあげるだけなんです。
気分とか、感情とかに翻弄されて、つまんない一日を過ごすのって、人生の最大の無駄。
大人になったら、いつでも上気元。
気分や感情なんて、自分できちんとコントロールできて当然。
それが人間の「器」ってもんだよ、って、斎藤一人さんもおっしゃっています。
詳しくはここで解説。
↓ ↓ ↓
「気分」は自分で選べます。常に上機嫌が成熟した大人のマナーhttps://www.hajimeueno.com/archives/2153
いつの頃からか、過去の話をするのが嫌ではなくなりました。
失敗ばかりですし、無計画で、もっとこうすれば良かった、ああすれば良かった、という後悔ばかり。
だったはずですが、いつしか全部消えちゃいました。
強烈な運命論者、というわけではないのですが、「因果」みたいなものはやはり信じていたりします。
あの時、こうしたから、こうなった。
原因があって、結果がある。
あなたがいたから、僕がいた。
(by 郷ひろみ)
すみません、最後のは語呂合わせみたいになりましたが(笑)。
いや、そうでもないですね。
大事な考え方です。
今の自分、自分が身をおいている環境、周囲にいてくれる方々が、大好きだったりするわけですが、
この状態、この場所、この人たちに導いてくれたのは、すべて過去の何かの事件なり、関わった人です。
そこでどんな嫌な思いをしようとも、もしそれがなかったら、今の自分はなかったかもしれない。
そう思うと、一切合切、なぜかしら愛おしい宝物みたいな気持ちになれたりするんですよね。
人を羨むことが皆無なわけではありませんし、悩みがまったくないわけでもありません。
そんな人、きっといないし。
でも、じゃあ今ある何かを、人の何かと交換できる、としたときに、果たして自分がそこまでほしいものはあるのかというと、結構ないわけです。
ハワイに住んだ時に、物欲は消えました。
ロサンゼルスに移った時に、人と比べてどうのこうの、も、卒業しました。
なんだかんだ言って、人生において今が一番、自分が好きな状態でいるわけですね。
そして、それは、思い返してみればいつの時代もそうだった。
だからきっと、これからもずっとそんな風な状態がリニューアルされて、延々と続いていくのだろうと確信していたりするのです。
昨日より、今日。
今日より、明日。
何か少しでも、より良い状態になるように。好きは好きだけど、もっと好きになれるように。
そんな夢物語みたいなことばかりいつも考えて、ワクワク動いているからなのかもしれません。
今、天災や、人災や、病気や、何らかの苦難の真っ只中にいる方も、
明日はきっと良くなる、と信じて「今、この瞬間に何ができるか」にエネルギーを集中して。
人と比べず、過去と比べず、自分らしい「良いよい状態」を胸に描いて。
出来る限り、明るく楽しく、一歩一歩、乗り越えていきましょう。
いつしか、今のこの瞬間も、ちゃんと「愛おしい宝物」になって振り返ることができる未来を信じて。
たまにはちょっとだけスピリチュアルなお話も。
人は星が導くままに生きている。西洋占星術のセッション体験から思ったこと