
しばらく根を詰めた状態が続いた後、頭も疲れたので、たまには週日にお休みをと出かけていきました。
パートナーとドライブがてら海まで行って、この日は、最高で24度まで上がるというので、思い切り光を浴びて、温まってこようとウキウキでした。
週末にマラソンの練習で3時間以上、走ったりしてるので、光はいっぱい浴びてますけど、ちょっと最近、ビーチはご無沙汰だったんです。
写真は、ロサンゼルスのサウスベイ地区、レドンドビーチでのひとコマですが、やっぱり海の風景って、特別でいいですよね。
太陽の光がまるでスポットライトのように降りてきて。いつも霧に覆われたりすることの多い場所が、珍しくパキッとクリアで、自分の心まで洗われた気になりました。
神の啓示が降ってきたのか?と思いましたが、特別、そんなこともなく(笑)。
ハワイから、出張で何度も来ていたときに、このビーチでジョギングを友人経営者としたのがきっかけで、「ここに住みたい!」と思ったのが、2008年くらいだったでしょうか。
その思いは一瞬で、すぐに忘れてしまっていたのですが、それから3年後には、ここで毎朝ランニングする人になっていました。
こんな美しく、豊かな街があるのか、と、ハワイに長年住んでいた自分が思ったわけですが、来てみたら、あちこちが豊かさだらけで、格別ここだけではなかった。
今は、都市部の、ビバリーヒルズの近くの、手を伸ばせば最高級の豊かさにも、指先がかするくらいの場所に住まいを移していたりします。
長年、住んだ場所を変えるのは、簡単じゃないですよね。
でも、不可能なことではないんだなともわかります。
よくクライアントさんにお話するのですが、私は妄想癖がすごくて(笑)、今、どうしても日本に帰れと言われたら、どこに住むかな~、何するかな~、なんてこととかを、始終、考えたりして遊んでいます。
妄想で、遊ぶんです。
すると出てくるのが、とある地方の海と坂と石の階段と古い家並みと山がぎゅっと小さくまとまった田舎の風景。
「時をかける少女」の舞台 ~その1 尾道編~ (尾道) - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
尾道でのtwosocksさんの旅行記です。
そこで、外国人観光客向けに民泊の宿をやりたいな。
ベジタリアンのカフェとかやりたいな。
海外からのお客様をもてなすための講座をやりたいな。
夜は飲み屋にして人が集まる場所にしたいな…。
そんなイメージをコロコロと転がしては、にやにやしている変人です。
仕事でも同じで、あれしたいな、これしたいな、これをこうしたら、どうなるかな、こうなるかな、ああなるかな。
いつも、そんな妄想を展開しては、メモ用紙を青いインクで埋め尽くして、結局、自分にできるのは、その100分の1くらいのことだったりするのですけど、そうやって想像しているときが、一番楽しかったりしますよね。
その100分の1が、今月はやっと始められたかな。だから、しばし小休憩。
最近、全然、使ってなくて寂しそうに駐車場に泊まったままの車に乗って、La La Landそのものの渋滞に飲み込まれながら、のんびりと遊んできました。
まるで日頃、遊んでないみたいに書いてますが、毎週末だって、走って、映画何本も見て、ちゃんと遊んでるのですが(苦笑)。
週日だって、仕事も含めてゲームみたいなものだし、オンもオフもない暮らしです。
1年の内、9割以上もロサンゼルスには気持ちのよい快晴がやってきます。
太陽は、なぜか飽きることがない。
たまの雨も、恵みの雨で気持ち良いし、曇の日も心が落ち着くので嫌いではありません。
それで満たされちゃってる自分がいるなあ、とつくづく感じます。
皆、なんかして食べていくことくらいは、きっとできます。
きらいなこと、きらいな人、きらいな場所に我慢してるのが、「しょうがないじゃん」と思うこと、たぶんないです。
満たされてる、ってことと、現状維持でいいと思うこととは、全然違うんですよね。
人間、常に成長していたいし、自己実現というのは、終わりのない欲求なのです。
そんなこと、こちらにも一生懸命、書きました。
↓ ↓ ↓
