Category Archives for "ダラス/テキサス"

ありがとうと言えるとすべてが丸くなっていく。感謝の魔法

屋根が一部破けて飛んだ(涙)

ジョギングから戻って家に入ろうとしたら、

裏庭に続く芝の道に何やらゴミが落ちているようで、近寄ると、

ビニール袋の横に、なんと、屋根の一部が落ちてました(驚)。

 

釘の穴の跡があって、ちょっと破けてて。

いつ、そんな風が吹いたっけ? 

しばらく嵐らしい嵐がない、とぼやいてたくらいに雨もなかったしなあ。

隣の家のかな?と期待しつつ屋根を見上げると、明らかに一部にむき出しの木の色が…

嗚呼、うちのだわ…(号泣)

 

 

でも、家の保証プランとか、アップグレードしたのに入ってるから大丈夫〜とチェックしたら、

なんと屋根の修繕は含まれてない!

それは家の保険の方に含まれるらしく、でも最低の自己負担額が相当高いので、

こんな軽いことで使えるものじゃない、と判明。

 

見積もり依頼に3社ほど頼むと、皆、即刻、来てくれて、

屋根に登り、屋根裏部屋の水漏れもチェックし、

写真をバシバシ撮って細かく説明してくれるし、その場でズバッと金額も言える。

テキサスは、働く人々の質が高いから、いろんなことが安心ではあります。

おかげで、いろんなことがわかりました。

 

実はとても幸運なことだった!

ああ、勉強になるわ〜

ああ、予報はずれて大雨降らないで良かったわ〜

ああ、寒い嵐のシーズン前にわかって良かったわ〜

 

こうやって、頼りになるプロにちゃんと頼って、

災いとなりそうなことを未然に防げて、

数万円かかるとしても、やらないでおいたら、もっと大きな損失となった。

 

普段、家の横の芝地など気にも留めてないのに、

昨日、たまたま目に入ったのは、なぜだったんだろう?

誰かが、導いてくれたとしか、思えない。

思わず、なんだかわからない大きな存在に、

 

「ありがとうございます」

 

そう感謝したくなりました。

 

こんな風に、一見トラブルと思えることの中にも、

なにかしら良かった、と思えることを見つけ出して、

ひとつひとつに感謝していけたりすると、

一瞬、波だった気持ちも、丸く収まっていきますね。

 

アメリカの新しい当たり前が期待できる街

日本の台風の傷跡をニュースで見ながら、

ついザワザワと良くないことを考えそうになるのですが、

感謝の気持ちが湧いてくると、それすらも包んで溶かしてくれます。

 

男ふたりで一軒家に住んでたり、

ひとりが子犬を抱えたアジア人だったり(笑)、

そんなの玄関先で目にしても、一切、態度を変えたりしないし、

テキサスのガテン系の皆さんも、慣れてるんだか、紳士なんだか。

評判命のSNS時代だし、ビジネスパーソンとしての倫理観はしっかりしてる。

だからね、カリフォルニアから引っ越しても、まったく違和感ないわけです。

 

そんな小さなことも、見過ごしてしまいそうになりますが、

導いてくれてありがとう、と、大きな空を見上げて感謝したりしています。

そうだった、これだ、これだ、と自分でも再確認。

幸せな人が毎日行うと決めている「7つ」のこと

 

アメリカ人あやまらないはウソだし失礼。交通事故の被害に遭いました

めったに外に出ない私ではありますが、先週、

たまたま出かけた日に、車、衝突されちゃいました。

珍しい雨の日で、交差点で皆が急ブレーキかけて止まって、

自分もあわてて止まったのですが、後ろの方が止まりきれず、

賢明に避けようとしたものの、端っこがガシャンとぶつかりました。

 

ま、止まろうとして、止まりきれず、な状況なので、

人体に影響があるほどの衝撃ではないのですが、

とはいえ、車にはダメージが残りました。

 

相手は、ミニクーパーという、まあ超小型車。

こちらは、中型SUVなので、症状は、あちらの方がかなり重め(苦笑)。

私の車は、バンパーの一部が破損し、

マフラー外側の装飾部品が落っこちた程度で済みました。

 

で、こういうとき、

「アメリカでは謝ってはいけない」

とか、教えこんでいる人もいたりするようですが、

いやあ、心証悪くしますしねえ、人間としておかしいし、

普通、悪いと思ったら、謝りますよね(笑)。

それはアメリカでも一緒だと思いますが、

どこの世界の、どんな状況のことを言っているのかな。

 

私にぶつかったドライバー氏は、28歳、白人男性。

Are you okay?と、相手の身体をまず気遣いながら、

Sorry, sorry, I am really sorry, terribly sorryと、立て続けに

20回くらいは言ったかな(笑)。

恐縮し、動揺し、申し訳ないほど、すまなそうにしています。

 

彼が自分で警察呼んで、「自分が悪うございました」と説明し、

なぜか彼のお父さんが電話で話したい、と言ってきて、

お父さんもまた、お詫びにお詫びを重ねつつ、私の身体を心配し、

今後の修繕に関するプランを誠意持って提案してくださいました。

 

翌日もまた電話してきて、身体は大丈夫かと聞いてくれる念の入れよう。

そこに、「好印象を与えて許してもらおう」的な思惑は見えず、

ただ、過失によって不都合をもたらしたから、

心配だし、普通にお詫びしている様子です。

 

たまたま、良い人に当たった(当てられた・苦笑)とも言えますし、

アメリカでは(ほとんどの州では)、後ろからぶつけた方が

自動的に加害者、となる法律?だかがあるので、

まあ、言い逃れはできません。

 

でも、ということとは、全然関係なく、

アメリカ在住25年半、今回みたいな対応って、私にとっては

想定内

であって、別に意外でも何でもなかったです。

 

お詫び、といえば、

テキサスに来てから、驚いたことが実はありました。

スーパーの通路で、行き違うときにぶつかりそうになったりしますよね。

とくに通路から通路へと移動するときに、見えにくかったりして、

カートがぶつかりそうになるなんて、まあ、当たり前にあることです。

 

そんなとき、ものすごく丁寧に「あ、すみません」「あ、ごめんなさい」と

とっさに相手の口から出てくるのですよね。

そのタイミング、その姿勢、言い方、

ん? なんか懐かしい感覚、と記憶をたどったら、

どうも日本人のタイミングに近いようです。

 

もちろん、言葉はSorryではなくて、Excuse meの方が多い。

Sorryだけがお詫びではないですからね。

時と場合、程度の差で、使うべき言葉は変わりますが、

ハワイ、ロサンゼルスとは、少し違う感覚がここにはあります。

 

リアリティ番組とか見てると、どっちが先に潔く謝るか、みたいなことで

「Bigger person」(より器の大きな人物)度合いを図ったりしています。

謝るのは、美徳だし、正直に過ちを認め、許しを請うのも、

当然のモラル、という風に、ちゃんと社会は教えている。

 

謝りのポイントや、表現方法や、タイミングや、引きずり方、というのは

国や文化によって、きっと違うでしょう。

でも、だからといって、自分のやり方こそが正義だ〜!

と勘違いしないことですよね。

 

検索すると、アメリカ人謝らない説はいっぱい出てきますが、

先入観で見てしまうと、本質が見えなくなります。

だから、「無の境地」で対応すること。

自分の正義を振りかざさないこと。

グローバルな環境で生きていく時に、

望まれるフラットさや柔軟さって、そういうことですよね、きっと。

移住して思う、場所による「基準値」の違い

 

 

雑誌に紹介していただきました。テキサス移住体験談。愛犬と共に(笑)

週末、クライアントが遊びに来たときに、

行ったことがないと言うので、韓国スーパーにご案内したのですが、

そこで、なんとハワイ〜ロサンゼルスと

同じ時期に、同じ経路で移ってきた知人とばったり。

「え〜、僕も昨年秋に引っ越してきたんです〜」って、

ここでもまた、ものすごい偶然で、互いに驚きました。

 

なぜか不思議と、ハワイ〜ロサンゼルス〜ダラス、という方が

何人もいるのですよ(笑)。

なんでなんでしょう。

 

で、さぞかし私同様、こちらの生活を楽しんでいるかと思ったら、

「いやあ、僕はロサンゼルスの方が全然、良かったです〜」と寂しそう。

あ、そうなんだ。

 

私の周囲で、そのようなトーンを聞くことがまるでないので、

逆に新鮮でしたが、彼はやはり都会の空気感やら、海やら、

温暖な気候やら、日本食やらが恋しいようなんです。

 

暮らしに何を望むかは、本当に人それぞれですからね。

クオリティ・オブ・ライフって、一言で言うけれど、

何がその人にとってのクオリティかってことの

価値感、基準値が、そもそも全然、異なるわけで。

 

 

というところで、タイミング良く、秋に取材していただいていた

全米大人気日本語生活誌「ライトハウス」の最新号が配布されています。

 

だいぶ前のことで、しかも短期間ではありましたが、

社長+編集局長などを務めさせていただいた会社からの取材。

嬉しゅうございました。

取材してくれたのは、私が社長当時に入社したシアトル在住の優秀なスタッフ。

とりあえずはロサンゼルス版だけに出ていますが、

そのうち、シアトル版やらサンディエゴ版にも出るのかもしれません。

 

特集タイトルは、

「移住者急増中 今、気になるダラス・リアルライフ」

うーん、気になりますね〜(笑)。

 

アメリカ在住の人たちも、皆、不思議に思っているわけです。

「なぜ、ダラスがそんなに人気なの?」と。

なぜ、ロサンゼルスを離れて大丈夫なの?

いったい、何がそこにあるの??

 

リンクをクリックすると、電子版がご覧いただけます。

私は、16ページに大きく取り上げていただいています。

即、そこへ飛びたい方は、こちらをクリック。

 

いち早くご覧になった方がFacebookでコメントしてくれてました。

「いつも登場する可愛いワンチャンも写ってますね」

で、不意に気がついたのです。

で、こんなコメントをお返ししました。

 

「この子と出会うために移住したのだと運命を感じています(笑)」

 

半分、冗談っぽく言ってるけど、ゾクゾクっとしちゃうのですが、

これもまた、すべては仕組まれた脚本通りなのだろうなあ、と思うのですよね。

偶然なんて、あるんかい?と。

 

 

先日、キッザニアの全米進出第一号が、この街にできました。

それだけ、子どもが多い。

それだけ、人口が伸びている。

それだけ、経済的にも、潤っていて、

成長の可能性大、ということなんでしょう。

 

よろしかたったら、ぜひご覧になってみてください。

あ〜、だからなんだ〜、というのが納得いただけるかと思います。

テキサス一日観光で味わう古き良きアメリカのホリデー気分

東海岸で特別プロジェクトのリーダーをやるために

長期赴任中のクライアントがダラス出張ということで、

半年ずっとオンラインでしたが、ようやく初対面。

 

夜便で帰るという彼女と朝からたっぷり一日観光。

 

天気も抜群で、クリスマスショッピングで賑わう街を

楽しく動き回りました。

 

東海岸と西海岸のちょうど真ん中で、

日本から何便も直行便があるダラスは、

国際会議にも抜群の立地、と選ばれたそうです。

そういう地の利を魅力に本社を移転してくる企業も多いのです。

 

アメリカのプロスポーツ好きな彼女を、全米のスポーツ中

最も資産価値が高いダラス・カウボーイズ(アメフトです)

の本社&室内練習場があるフリスコのザ・スターにご案内。

 

イベントも行われていて、家族連れで大賑わい。

近所には、アメリカ第一号店のキッザニアもできたばかり。

本当に、この街は、ファミリーには最高のパラダイスです。

 

ランチは、やはりテキサスBBQを味わっていただかないと、と、名物店にお連れします。

カジュアルだけれど、とても美味しいと評判のダイナー。

昔ながらのテキサスモードいっぱいの雰囲気で、気分も上がります。

 

 

自宅にお連れすると、ゲスト大好きな愛犬が興奮しまくって大はしゃぎ。

「犬、飼いたい〜」と思わず声が漏れていました(笑)。

 

たまにこうやって外に出ると、楽しいな〜。

良いきっかけをいただきました。

 

 

 

 

で、後ほど私もグルーミングが終了したばかりの犬と記念のショット。

他のお客様が横にいたので、犬はそちらに気を取られて

なかなかカメラを見ず。

お客様待たせてスマホを構える店員さんも苦笑い。

 

すると、気がついたお客様たち(女性4名)が

カメラの後ろに集まって「はい、こっち見て〜」ってあやしてくれて、

やっとの一枚でした。

皆、優しいですね〜。

 

なんか、犬のおかげで、「人」や「街」との触れ合い機会がいっぱい増えて、

すごくコミュニティの一員的な気分を味あわせてもらえてます。

 

行く先々で、クリスマスパレードやら、特設のマーケットやら

サンタさんとの記念撮影大会やら、花火やらが行われてて、

それも「街のイベント」なので、皆、普段着で、気楽にカジュアルに参加。

子どもも犬も皆、一緒で、なんだか自然でのどかで、微笑ましく、

古き良き、落ち着いたアメリカンな空気感が素敵です。

クリスマスへ向けて、どんどん盛り上がる12月のテキサスでございました。

 

今日はちと絵日記風に。

ハッピーホリデー♪

Facebookでは、いつもこんな感じのエントリをお届けしてます。

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https://www.facebook.com/hajimejimmyueno

 

 

竜巻でホームセンターの屋根がねじれぶっ飛ぶダラスの夜

 

素晴らしく晴れ渡った秋晴れ、というより、夏が復活みたいな週末。

締めくくりは、なんと激しい雷雨。

しかも、地域的には竜巻が発生し、とんでもないことになっていました。

 

地震がないというテキサス州ダラスですが、竜巻はある。

巨大な雹も、時折、降る。

まだ屋根の修繕ができていないというのに、雷雨警報、竜巻警報が発令し、

一瞬、屋根に登ってビニール袋でも被せようと思いましたが、

危ないし、そんな素人仕事ではすぐに吹き飛ばされそうだし、

開き直ってワインがぶ飲みして、あとは運を天に任せることに。

 

夜8時台と、深夜0時半頃に、大きな雨粒が屋根を叩き、窓に吹き付ける音が聞こえました。

とんでもない風が吹いているのが、庭の向こうの木々の揺れ方でわかるだけで、

家はびくともしないのが、さすが頑健な作りのテキサスの家。

がっちりはまった最新二重窓なので、音や風の漏れもなく、

ブラインド締めてたら、まったく気づかないかもね、状態。

 

しかし、実は家から車で3−40分のところに竜巻は発生していて、

巨大なホームセンター「Home Depot」の看板や屋根を吹き飛ばし、

鉄骨をぐにょっとひしゃげて通り過ぎた生々しい様子がネットで拡散。

 

壮絶な竜巻の威力をまざまざと見せつけられた感じです。

幸い、死者はゼロ。

警報がタイムリーにちゃんと働くし、スマホにもアラートが送られてくるし。

一夜明けて、犬の散歩に外に出れば、そこは静まり返った普段の朝が。

屋根も、外側も内側もチェックしたけれど、なんともなくてホッと安心。

 

今回のニュースで、空中で発生した竜巻が地上に降りることを、

「タッチダウン」というのだと知りました。

これでも、5段階の2くらいの勢力だったとか…

5っていうのが来たら、どんなことになるんだろう。

怖くて考えたくもありませんね。

 

どこにいても自然災害は起こります。

今、できる最善は何だろう。

そんなことを思ったところで、やったのは結局、ワインがぶ飲みだったという(苦笑)。

日本の台風の被害も著しく、いろいろ考えさせられますが、

他人事として考えてちゃダメなんだ、と、戒めをいただいた夜でした。

ニュース映像を見ると、凄さがわかります。

竜巻の通り過ぎた後の街ってこんな感じ

 

テキサスで持ち寄りプールパーティ。住めば都は本当か

テキサス州北ダラス郊外の平和な午後

私のテキサス暮らしを導いてくれた不動産エージェントさんご夫婦が、

彼らの住むコミュニティ内のプールで行うプライベートパーティに呼んでくださいました。

この日ももれなく好天って感じで、日向の体感温度は40度(笑)。

入道雲が真夏です。

 

アメリカのアットホームなパーティではお決まりの持ち寄り制で、

皆が適当に打ち合わせなくドリンクやフードを持参するのですが、

私は、どなたかが作ってきてくれた懐かしのコレ↓にはまりました(笑)

 

 

ハワイのセブンイレブンで売っているスパムむすびが最高に好きで、

大学院に通っているときなど、授業の合間によく食べました。

プレ・ベジタリアン時代(笑)。

上手な味付けに懐かしさが蘇り、皆が話に夢中になっているすきに、

こっそり3つも食べちゃいました(笑)。

 

いくつかの選択の中で「ここ」を選んだ人々

久々の日本人の集まりで、私には新しい人ばかりだったりしたのですが、

本当にいろいろなバックグラウンドを持った人たちが集まっていて、

ひとりとして「同じパターン」がないのですよね。

それはまあ、ハワイでも、ロサンゼルスでも同じこと。

 

皆、どこかで「当たり前」と思われる道を外れて、

普通じゃないことをたくさんしたり、仕方なくさせられたりして、

気がついたら、ここにいる。

 

だけど、皆、どこかでそれを「自ら選んだ」んです。

最後は、自分が「決めた」。

選択は常に無数に(あるいは複数)あったりするのですが、

自分自身が決めたことなら、後悔は少ないものです。

 

「実際、住んでみてどうよ?」への答え

1年経って、どうですか?って、よく聞かれるのですが、

1年前の直感に従った自分を褒めたいし、感謝したい。

いや、感謝すべきは、このインスピレーションを授けてくれた

宇宙的、スピリチュアル的な存在に、かもしれません。

 

後悔なんて、1ミリもない。

 

あるのは、今の暮らしを精一杯楽しもうという前向きな思いだけです。

なんて言いながら、半年後には別な場所に住んでしまうのかもしれないけれど(笑)、

それはそれで自分の選択だし、「今」の否定ではないのです。

 

 

ハワイも、ロサンゼルスも、東京だって、素晴らしい場所です。

今でも、戻れと強制されれば、喜んで行きます(笑)。

 

どこだって、住めば都。

 

そう思える心の余裕があれば、どんな暮らしも楽しめると知った。

そんな自分にたどり着くことが、人生、第一段階のゴールだったのでしょう。

 

 

3000回くらい読んでいただいている記事に、そんなことを書きました。

住めば都。今いる場所で、まずは幸せに気づくこと

あ、でも、今の自分には、この記事が気分かもしれません。

ホームシックの「ホーム」ってどこ?

 

ひとりでいるのが大好きですが、

こうやって、人とランダムに語りあう時間も、極上の愉しみです。

 

 

気温100度の超真夏日が1週間続くとどうなるか

華氏100度の酷暑が続くテキサス・ダラス郊外で

今日から1週間、毎日華氏100度!

摂氏およそ38度越えの猛暑が続きます。

体感温度は、なんと41度と表示されています。

引っ越してきて、ちょうど1年になりますが、

そうそう、あのときもこんな感じだったなあ、と思い出します。

カーッと太陽のエネルギーを浴びまくって、

全身にチャージされるような、不思議な感覚。

 

暑いから、ダレる、って感じじゃなくて、

暑いから、なんか、こっちも燃える(笑)。

いや、日の強さが普通ではないので、

長くは外にいられないですけど、

湿気の差で、疲れ方って全然違うのかもしれません。

単に、体質の違いとか、好みの問題かもしれませんが。

 

外に出たがるけれど、でも犬が庭で遊べるのは、せいぜい5分。

軽くランチしたら、涼しい部屋でマッサージされながら、

ぐっすり眠ってしまいます。

もう、ダディ、メロメロです(笑)。

 

 

エアコンをつけたままで電気代わずか1万円!

セントラルエアコンを24時間つけっぱなしだし、

断熱性抜群なので家の中は超快適。

外の熱を感じることもありません。

 

移動は車だし、だからここで暮らすと、暑さも寒さも、

あんまり関係ないんですよね。

窓の外から見える景色が、パキッとキレイであることが、

何よりもしあわせ感を連れてきてくれます。

 

先日、ハワイからの客人にオール電化な自宅を案内したら

エアコンつけっぱなしで電気代は?と心配されましたが、

こんな真夏でも1万円ちょっとなんです。

「え〜! なぜそんなに安いんですか〜!!」

もうとんでもなく驚いていました。
 

それもそのはず、ハワイでは私も、半分サイズの部屋で

エアコンもないというのに、1万5千円払ってましたからね〜。

今の条件だと、いったいいくらになってしまうのか、

想像するだけでも恐怖です。

 

暮らしに何を望むかは、人それぞれ

「でも、私は海がないとダメだな〜」

彼女は、そう言っていました。

ハワイの友人らの何人かも、やっぱり同じように言うのです。

その気持ち、よくわかります。

どこに住んでも、良いところ、残念なところ、いろいろありますよね。

完璧な場所など、きっとない。

私たちにせいぜいできるのは、

今あるものに感謝すること。

 

なんか、イライラしてんな〜、とか、

なんか、毎日つまんね〜な〜って感じたら、

あ、感謝を忘れていたわ、ってことが、よくあります。

 

お天気に、お水が出ることに、犬や、パートナーの存在に、

そっと目を閉じて感謝の言葉をつぶやいてみると、

「当たり前じゃない」=「有り難い」気持ちが湧いてきて、

心の隅っこで淀んだ不平不満や、不足感、みたいなものが

スーッと消えていったりするから、不思議です。

 

きっと答えはひとつじゃない

まさか、自分がこんな場所にたどり着くとは思わなかったけれど、

あみだくじで、適当に線を引っ張った先をたどったら、

いつの間にか、ここにいたって、感じ。

でも、全然、悪くない。

きっと、答えはひとつじゃないんですよね。

 

なんてことを歌った歌があるのをご存知ですか?

4年半前に、ご紹介しています。

すごい良いのに、すごく読まれていない記事です(笑)。


今いる場所が
望んでいたものとは違っても

 

拳銃買いにテキサスへようこそ。日常に何を見るかで常識は変わる

日本のニュースで、大麻所持で土下座しているのを見たり、

拳銃強盗で連日、過熱報道しているのを見ると、

ああ、自分はなんだか遠い世界に来てしまったのかもなあ、と思わざるを得ません。

 

ロサンゼルスでは、大麻など日常的にそこら辺にあったし、

法律ゆるんで、誰でも買えて、普通に吸っても良い状態になりました。

テキサス州は大麻に関しては頑なに違法扱いなのですが、

拳銃やライフルがスポーツ用品店で気軽に売ってて、誰でも買えるという、

これまた、別世界です。

 

父の日スペシャルセールの案内(写真上)にも、

拳銃やライフルがいくつも載っていて、

40ドルオフ!とか書いてあったりして、

ほう、それってセールで買うものなのか、と新しい発見。

 

というか、銃にリボンをかけて「お父さん、いつもありがとう」と贈り物にするの?

なんかちょっとシュールな光景ですね。

安いものなら2万円代で許可なく買えてしまうだから、

まあ一丁、自己防衛のために持っとくか、という気にもなるんでしょうか。

 

私にはなんだか、目に見える周囲の世界が、あまりにも安全そうで、

下手したらハワイやロサンゼルス以上に、穏やかな空気感でしかなく、

そんな気がちっとも起こりませんけれど。

 

大麻や銃保持に賛成、反対、ということとは全然、別な話で、

日常に何を見るかは、住む場所によって本当に違う、ということなんですよね。

 

あなたの当たり前は、誰かの当たり前とは、まるで違うかもしれない。

普通、なんてものは、どこにもなくて。

ただ、自分の知る範囲での、自分が作った枠組みの中でだけのお話。

良い、悪い、正義、罪悪、許せる、許せない…

それらの基準も、ところ変われば、様変わりする。

 

同じアメリカでも、ここまで違うのかあ、という例は、州をまたげばいくらでも見られます。

文化、習慣だけではなく、法律や条例がごっそり変わってしまいますからね。

移動するって、大事だなって、日本〜ハワイ〜LA〜テキサスと移ってきて、思ったりします。

 

私は一応、テキサスが「同性婚OK」であることを確認してから、来ました。

それをいまだに違法とする州はいくつもあります。

そんなところで、コワゴワ背中を丸めて暮らしたくはないかな、と思ったのです。

ま、だからといって、籍を入れようとは思ってないですが。

(とくに理由はないので、聞かないでくださいね・苦笑)

 

まとまりありませんが、今日は過去に2000人に読んでいただいている

この記事を紹介して、ぷつっと終わります(笑)。

何を日常として見続けるかが人の「常識」を決める。

 

4分の1の奇跡〜宇宙に感謝の量を増やすとどうなるか

テキサス州ダラス在住の友人ご夫婦が主催した自主上映会に行ってきました。

ダラスにも、もっと日本人のお友だち、いるといいかも、と思えた体験。

最近は、ついネットで何でも解決してしまうので、別にリアルな場でつながらなくてもなあ、とか怠け心もわくのですが、やはり生で会うのって、全然、意味が違うんですよね。

と、「出会い」があると気づけるのですが、すぐに引きこもって忘れてしまうのが難。

だから、出かけたがらない引きこもり心に鞭打って、「行ってみると、楽しいことあるよ〜」となだめすかして、行ってみると、本当に良いことがいっぱい起こります。

 

 

今回、拝見したのは、こちらのドキュメンタリー映画。

1/4の奇跡~本当のことだから~

 

予告動画も、こちらからご覧いただけます。

 

 

たまたま、日本で旧優生保護法に関する裁判がやっていたり、新型出生前診断の情報を見たり、SF映画「ガタカ」の世界みたいで、本当に気持ち悪い…

と思っていた矢先の、障害児に関する映画でした。

 

 

日本では、全然、身近に感じることのなかったテーマですが、ハワイやロサンゼルスでの暮らしの中で、ずいぶんと学ぶことが多かったなと思います。

 

以前にもご紹介した映画「かみさまとのやくそく」にも通じますが、人はみな、神さまと、「人生の目的」を約束して生まれてくる。

それぞれの命に役割があり、使命がある。

そんなことを、心の奥底の方でズシンと感じさせてくれて、ときに涙が、ときに笑みがこみ上げてきました。

 

 

コーチングをしていても、すべての人の苦しみも、悩みも、挑戦も、楽しみも、安らぎも、全部ひっくるめて、「人生の目的」と結びつけてみると、まったく別な見方ができるものだったりもして。

そういう、大きく、広く、深い視点から、それこそ、宇宙から、自分を俯瞰してみるような感覚ですべてを見つめられたら、感謝の気持ちがじわじわと沸き起こってきて、悩みの殆どは消えていったりするものです。

 

私のコーチングの先生は、

Everything happens for a reason

すべてのことは、理由があって起こるんだよ

繰り返し、繰り返し、教えの中で強調をしていました。

不必要なものなんて、なにもない。

宇宙は、そんなものを創り出しはしないから、と。

 

 

花を見て、虫を見て、鳥を見て、空を見て。

どす黒い雲を見て、鳴り響く雷鳴を聞いて、怯える犬を見て。

すべては「誰か」が作ったものなんだよなあ、って、パートナーとしみじみ語ったりする瞬間が、なんだか愛おしくて大好きです。

 

宇宙に感謝する気持ちが、素直にわいてきます。

ドキュメンタリーについて詳しく知りたい方は、まずは本から読んでみると良いと思います。

人気の著者さんですから、キンドル版で無料の本も、たくさん出ています。

山元加津子さんの本

で、私はといえば、倫理的なことも含め、

今、話題になっている出生前診断の最新について、

もう少し詳しく知ってみたいと思うようになりました。

この本とか、良さそうだったので、とりあえず、ポチ。

出生前診断 出産ジャーナリストが見つめた現状と未来 (朝日新書)

豊かさとは大いなる勘違い

思えばハワイに移住して以来、この25年、

「豊かさ」を感じさせてくれる場所でばかり暮らしてきたんだな、と気づきました。

ハワイ。

世界に誇る美しい自然。気候。人の心の温かさ。

花、緑、虹。

歌、踊り、楽器の音色。

幸せな音符が空気中を舞うような、甘やかな風。

穏やかに、ダイナミックに、島全体を包み込むような雄大な海。

これらすべてを自分だけのものとせず、誰もを迎え入れ、誰とでも分かち合おうとする天性のホスピタリティ。

太陽を見上げて笑う、人々の底抜けの笑顔。

こんな島にいて、不幸せを感じていた大馬鹿者がここにいます(笑)。

ロサンゼルス。

才能と自信と、未来を信じる楽観マインドが集結する街。

海と山と、大きな空と広々とした土地。

泉のように湧いてやまない富と名声。

道端に当たり前に転がる高級車。

グラビアから抜け出たような、さりげなくも美しい香りを漂わせて華やぐ人々。

自由を謳歌し、自由であるために秩序を守り、得たものを分け合おうとエネルギーを動かす人々。

それらが見える自分になってから、この街へたどり着けたことが、自分にとっては幸せだったな、と心から思う。

自分もなんだか、彼らと同じような物質敵豊かさに囲まれている、と勘違いさせてくれた(笑)。

でも、人は勘違いだけで、全然OKなんだとも体感することもできたのです。

ダラスもまた、成長のエネルギーにあふれ、古くからの伝統と誇りを受け継ぎ、受け渡すことが遺伝子にあるような場所。

土地という限られたはずの資源が、無限に近く思えるほどにあるからか、

大らかで、建設的で、思慮深く、寛大ながらも、どこか禁欲的で、

守るべきものを守りながら、地に足着いた成長を続ける意識高い街。

土地がいっぱいあると、人々はどうも「ケチケチしない」みたいです(笑)。

「友情」がテーマの州だけあって、来るもの拒まず。

皆で、新しい秩序を作っていこう、新しいコミュニティを作っていこう。

そうやって、いろんなものを受け容れて、皆で一緒に成長していこう。

その一員となれた気がすることが、嬉しい今。

別に自分が金銭的にどうこう、ということではなく、

「豊かさとは勘違い?」と思うほどに、気持ちの持ち方によって左右されていくのですよね。

どの土地も、それぞれの豊かさを持って、「私はなんて豊かなんだ」と大いなる錯覚をさせてくれた。

そうか、だから、豊かさとは錯覚でいいんだ!

別に何かを持ってるから、何かがあるから、ではないんだよな、と教えてくれた。

ってことが言いたいのですが、うまくまとまりません(笑)。

長編になってきちゃったので、なんとなーく伝わってくれれば、今日のところは、それで十分としましょう(笑)。