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Monthly Archives: 12月 2018

12/24/2018

【2018年版】年末年始に読みたい「未来を変える」12冊

季節ごとにお届けしている、オススメの本特集。

今年も、下記のようにお送りしてきました。

秋の夜長に読みたい未来力が身につく「おすすめ読書リスト」10冊

この夏読んで秋から人生をリセット!今こそ読みたいおすすめ本ベスト12

ゴールデンウイークに読めば五月病とは無縁!今、読むべきおすすめ13冊

2017〜2018 年末年始におすすめの「今」読むべき12冊!無料本もあり

 

やっぱり年末になると、皆、本を探すのか、昨年末のおすすめ本記事にアクセスが集まってきていたりもして、皆、考えることは一緒ですね。

今年も、とにかく本代は惜しみなく使うのだと決めて、ピンと来た本は、次々と購入。

少ない月でお10冊、多い月は20冊は読んできたと思います。

 

読書好きなクライアントも多いし、著者の友人、知人も多いので、本の情報もたくさん入ってきます。

その中で、今、この時期に読んでみたい本を12冊ほど、ピックアップしてみました。

ひとつ気に入った本があったら、アマゾンでおすすめされる本を、どんどん手にとって見ると良いと思います。

似たような本でも、たくさんの人の違う意見、違う表現にふれることで、入ってくるものが異なりますし、そのトピックスが立体的に身につくようになりますからね。

 

では、2018年もありがとうございました。

このおすすめ本たちが、皆さんの2019年を明るく照らす道標になりますように願っています。

 

心屋仁之助のちゃっかり生きてお金が集まってくる話

2018年は、なんと心屋さんとロサンゼルスでお食事ができる、という、驚くようなことがありました。

昨年の年末年始に無料公開されていたBeトレのビデオを、クライアントやメルマガで紹介したりしていて、自分も盛んに音や映像で触れていた方が、すぐ隣りにいらっしゃる、という不思議。

知ってることと、やってることが、微妙にずれている、というのは、クライアントの事例からも気づくわけですが、自分もそうだよな、と細かなところを微調整した一年。

こちらの一冊も、前から心屋さんがおっしゃっていることがまとまっていて、アタマでは知っているのに、でも自分、やってないことあるよね、ということがぎっしりで。

慌てて、ひとつずつの選択を丁寧に見直して、ザワザワしながらも変えていくと、あら不思議。

現実が、見事に呼応して変わっていくのです。

2019年、お金の問題を真剣に解決したい方は、必読です!

読むだけじゃなくて、「やる」を意識してくださいね。

 

誰かのためも大切だけど、そろそろ自分のために生きてもいいんじゃない

この本を夏頃に呼んで、ああ、ドラマや映画を見ながら、ビビッと刺さるセリフとかあって、脚本家さんって、スゴイよなあ、やっぱりリアリティあふれるストーリーの中で表現できることって強烈だなあ、なんて感じていたところ、

クライアントのひとりが著者さんとお仕事でつながることになり、この偶然の一致的な奇妙さはなんだ?と鳥肌がたった、なんてことがありました。

フェイスブックでつながらせていただいたりして、もっと身近に感じて他の作品も感動しながら読ませていただいていたのですが、この本は、様々なアップダウンを経験された著者さんが、その経験から学んできた「真理」を、ドラマの登場人物にセリフとして託した言葉をまとめた本。

協調性、同調圧力、横並びの人生を暗に強いられる感がある日本社会ではあっても、もっともっと自分のためにだけ生きてもいい。

大切なのは、まずは自分の幸せや、自分の満たされた時間。

タイトルだけでも、ビンビン来ますよね。

2019年は、もっとわがままに、もっと自分らしく。

そんな人にオススメです。

 

 

コンフォートゾーンの作り方

アメリカの成功者に「成功の秘訣はなんですか?」と聴けば、必ず返ってくる言葉があります。

「コンフォートゾーンを出ることです」

言葉としては聞いたことがあっても、それを自分に落とし込むのは、実は至難のワザなのが、これ。

コンフォートゾーン、というとピンとこないかもしれないけれど、自分にとっての「当たり前」「慣れ親しんだ状態」「常識」だったりするわけです。

そんなの、人は意識せずに暮らしていて、疑いもしないから、気がつけない。

気がつけなければ、出ることもできないのですよね。

この本では、それをいかに意識することなく、無意識のうちに出られるようになるのかを教えています。

冒頭の心屋さんの著書でおっしゃっていることも、見た目、とっても似ていないですが(笑)、実はこことつながったりします。

 

ジェロントロジー宣言 知の再武装で100再人生を生き抜く

ジェロントロジーという言葉は、これからもっとあちこちで見られるようになるのではないかと思います。

南カリフォルニア大学(USC)で教えられている、超高齢化社会をどう生きるかを考える学問。

人生80年時代、と言われていたのが、20年もすっ飛ばして、突然、人生100年時代と言われるようになりました。

60歳で定年してから、まだ40年もある。

20歳から60歳までの人生と同じ時間を、もう一度生きるわけだから、膨大な長さなわけですが、まだまだ実感できている人は少ない。

それだけの時間を、20歳前後で習ったことをもとに生きられるわけもない。

時代は変わった、自分も変わった、人も変わった。

だから、「知の再武装」が必要になるわけですね。

この本では、からだ、こころ、おかね、の3つの観点から、どう準備していけばいいのか、どう生きればいいのかのヒントを語ってくれています。

間違った努力で、間違った方向に向かわないように、今すぐに読んでおきたい一冊です。

 

自分を変える「身口意」の法則

私のクライアントには、本当に読書家が多くて、「今月は4冊しか読めませんでした〜」なんてことを平気で言ってしまうツワモノばかり(笑)。

年に1冊も読まないビジネスパーソンが、調査では半数もいるらしいよ、とデータを提示すると、心底、驚かれるのですよね。

で、クライアントのひとりが、おすすめしてくれた本のひとつがこちらです。

身口意=しんくい、というのは、身体=やっていること、口=言っていること、意識=思っていること、フォーカスしていること。

この3つが、バラバラでないことが大切なんだという密教の教えなのです。

心理学、自己啓発の理論でも、まったく同じことを言いますよね。

いやいや、不思議。

潜在意識を変えていくこと、そのために言葉を変えていくこと、習慣を見直して変えていくこと。

え、密教って、そんなことを教えていたの?と驚くくらいに、現代の人に必要なことばかり。

終章で、「想像もできない可能性こそが、あなたの宝、という言葉が出てきて、思わず全身がジーンと震えたりしました。

人生は、「未知」だからこそ、価値があり、面白いという言葉に、深く共感しました。

2017年暮れには、ブッダの教えをわかりやすく説く、反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」をご紹介したのですが、日本人には染み込みやすい言葉で書かれているので、仏教系の教えはもっともっと学んでみたいなという気にさせられます。

 

先日ブログでも紹介したばかりですが、まとまっていた方がいいかなと思って、こちらのリストにも入れます。

人生100年時代に、54歳は、まだまだ真ん中。

ですが、人間的には成熟し、心技体、ともにピークにあるかもしれない時期です。

100年も人生があると、ピークは小さく何度でも訪れるもの。

というか、そういう風に考え直さないとならないのです。

60歳のとき、どうありたいか。

70歳ではどうありたいか。

80歳では? 90歳では? そして、100歳では?

もし、100歳以上も生き延びてしまったら、どうなのか?

想像力を磨けば、今、どう生きなければいけないかも、見えてくる。

その想像力を身につけるために、こういう本をたくさん読むことなのだと思います。

ブログ記事も、参考に。

 

こちらの本も、クライアントから紹介してもらった本です。

アラフォーシングルの彼女は今年、本格的に投資を学び始めて、年末についに投資物件を都会のど真ん中に購入。

所得には恵まれていたものの、でも、別に資産家だったわけでもないし、莫大な貯金があったわけでもない。

なのに、それが可能になったのは、「やろうと思ったこと」「教えを求めて学びに投資したこと」「新しいい仲間たちとの出会いがあったこと」などが要因。

誰と一緒にいるかって、本当に大事ですね〜。

⇒ 誰と一緒にいるかが一番大事。またひとつ目撃情報

 

この本では、お金の奴隷になってしまいやすい「プアマインド」と、そこから解放されて「リッチマインド」になる方法が具体的に示されます。

もちろん、心屋さんの本などと同じで、マインドというからには、そこはやはり潜在意識がからんでくるわけですが、共通する話も、いろいろな立場の方が、違う言葉で、違う論旨で説明すると、また違って響くのが良いのです。

日本の方は、投資、と効くと、博打的なことをイメージされる方が多くて驚くのですが、アメリカ人は、貯蓄はなくても、投資はしている方が多いです。

でないと、利子もつかない貯金では、ちょっとのインフレで「目減り」しますから。

日本はデフレ気味ではありますが、それも期間限定かもしれない。

そもそも国際的に見たら、どんどん、ちゃんと目減りしています。

だからこそ、リッチマインドで、優雅にラクラクとお金を増やす仕組みづくりをしなくては、ですね。

2019年を、あなたのリッチマインド元年にしてみては?

 

メルマガやフェイスブックでは発表しているのですが、この12月、私は日本の国際レイキ普及協会の講座に参加して、晴れてレイキティーチャー(アメリカでは、レイキマスター)になりました。

昔から、手当て、という言葉があるように、人は痛みや苦しみを解決するのに、手を当てる、ということを遺伝子レベルで知っています。

そうすると、効果がある、治まる、楽になる、とわかっているからですね。

でも、そういう「不思議チック」な話は、日本ではとかく「怪しい〜」とされてしまうのですが、アメリカ人はわりかし心が広いのか、レイキもハワイから入って、全米に広まっている施術法です。

代替医療の代表的なもののひとつとして、有名病院でも患者を楽にするために行われたりしているようです(クライアントが看護師で、彼女の務めていた大病院には専属レイキセラピストがいると話してくれました)。

宗教がベースにある社会では、スピリチュアなものが受け入れやすいのでしょう。

学んで良かったか、とよく聞かれますが、それはもう100%「大正解」。

とにかく、元気になれる、という効果が抜群です。

病は気から。すべてはエネルギー。そんなことも体感できる。

レイキって何? 気って何? ということを学べる良書です。

 

同じことを繰り返し聞いても、違う人が言うと、違って響く。

だから、また違う形で、自分に入ってきて、自然と取り入れやすくなる。

そんなことを実感させてくれる本。

それはやはり著者の体験からくるストーリーがふんだんに盛り込まれているからだし、彼のフィルターを通し、彼が実際に「伝えてきて」「伝わりやすかった」言い方で表現しているからです。

ああ、あの人のあの言い方だとわかってなかったけれど、こういうことなのかあ。

という箇所がきっといっぱいあることでしょう。

私など、「ああ、こういう言い方をすると、あの人にはこのことを伝えやすいかも!」とメモした部分がいっぱいで、Kindleの中がハイライトだらけになりました(笑)。

文字通り、なんだか知らないけれど(笑)、運が良くなるんだろうな、と思わせてくれる思考や言葉が満載です。

 

自己肯定感が低い人、という実例をたくさん拝見してきて、やっぱり前に進みにくい、推進力がとても弱い、ということを感じている今日この頃。

だから、彼らの自己肯定感を上げていくために、自分にできることはもっとないか、と、参考になる書を探し続けています。

で、これ、ものすごく良かった一冊なので、激オススメです!

自己肯定感の低い人の特徴として、「怖くて前に進めない」というのがあるのですが、その怖さを隠して、とにかくやってみると、あれ、意外に大丈夫だった、ってこと、たっくさんあるのです。

で、そういう体験のひとつひとつが、自己肯定感を上げていく。

だけど、体験をしようとしないから、いつまでも同じところでうずくまっている、というケースがほとんど。

この著者は、「とにかくやってみる」「自分の中の幼い時代の自分のやりたいことをやらせてあげる」「可愛がってあげる」という、専門的にはインナーチャイルドと向き合うことで、見事に解決を見出していくのです。

その姿が、とても真摯で、勇気にあふれ、でもさりげないことばかりで、「あ、こんなことで良かったんだ」と皆が納得し、安心し、自分もやってみよう、と軽く思えるのではないかと思うんですね。

実際には、その人、その人で、「何が障壁か」は異なるし、同じことだけしてもダメで、自分の中の子どもの自分と向き合う必要があるのですけど、やり方は、もうこれしかない、という感じなわけです。

自分を好きになる。無条件のセルフラブ。それこそが、未来をバラ色に変える魔法の力となります。

マンガだから、本当に読みやすいし、ストーリーになっているので、響きやすいです。

関連本もおすすめです。

 

メルマガでもご紹介して好評をいただいたのですが、人生100年時代、どころか、113歳まで元気に生きられた後藤はつのさんのストーリー。

大きな勇気と、力と、感動をいただける一冊です。

70歳を過ぎて絵を学び始め、80歳を過ぎてからはコンテストにも出展。

小さなサイズの絵ではなくて、壁一面くらいあるような大きな絵を、素晴らしいイマジネーションと独自の手法で描く絵は、本当に力があります。

それらをすべて見せてくれるだけではなく、彼女の夢であった海外旅行体験とか(100歳を過ぎてからの初海外!)、大きなチャレンジにまつわるエピソードに、ただただ驚きと感動。

なんとなく60歳以降の人生って、想像しがたいものがあると思うのですが(私ですら、あります)、夢と希望を抱かせてくれる力強さが全編にあふれています。

年齢のことを言い訳にしているなんて、馬鹿げている。

そう実感させてくれるだけで、読む価値があります。

 

いくつになっても「書くのが苦手」と言っている人はいます。

単にやったことがない、というだけの人も多く、やってみたら、なんだブログくらい簡単だった、となるのが常。

でも、がむしゃらに場数をこなすことで、徐々にステップアップする時間がもったいない!

早くうまくなりたい!という方には、こんな指南書がまさにおすすめです。

私も、かねてから文章を人に教える立場にいたりもするのですが、でも、なかなか難しいのです。

添削以外に、これといって手法らしきものを自分が持っているわけでもなく。

その都度、その都度、こうするといいよ、ああするともっと良くなるね、というのは簡単なのですが、でも、それって、結構、「書くのが嫌になる」批評の仕方だったりするんですよね。

心が折れやすい。

この本に出会ってみたら、ああ、こういうことを自分はいつも言ってるわけだ、これを伝えたかったんだ、ということが、全部きれいにまとまっていて、今後はこれを読んでみて、って言えば良いな、と思えたのです。

それくらい、過不足なく、コンパクトに気にしたいことをまとめてくれている。

わかりやすく、学びやすく、響きやすく。

上手に教えるのって、やっぱり卓越したスキルなんだよなあ、と、ここまで整理した著者を尊敬しました。

まさに、書くのが苦手を、結構得意かも、に変える本。

おすすめです!

 

あなたを高みに連れて行く「3つの存在」とは?

 

本を読んでもセミナー行っても、変われない。

そういう人は、「じゃあ、自分はどうしたらいいのか、に落とし込めてない」ことが多いです。

アタマではわかるのに。理屈では知ってるのに。

それをどう自分に置き換えて、毎日の暮らしに生かしていけばいいのか。

そこがピンと来ていないと、アッという間に流れすぎる時間の中に埋没して、学んだことも忘れていきます。


このブログを読んでいる方は、ほぼ皆さん真面目で、真摯に生きようとしている方ばかり。

が、いくら姿勢が真面目でも、「落とし込み」が下手くそだと、学びがザルの網目からザーザー落っこちちゃうんですよね(涙)。


私も相当、本を読んで、講座を手に入れて、座学はいっぱいやってきているのですが、

でも、それはそれ。

「ああ、なるほど、そうやればいいのか!」という実際の深い落とし込みは、

周囲の人から、教えてもらうことが多いです。


彼らの身振り手振り、話し方、やること、やり方をじっくりと観察して、

学んだことと照合して、自分で試して、実験して、初めて身についていく。

知識が、腹に落ちていく感覚は、そうやって体験から徐々につかんでいくもの。


で、その「彼ら」とは誰か、というと、私の場合は、こんな感じです。


1.メンター
2.仲間
3.コーチ、コンサル



「メンター」とは、自分よりも経験豊富な「先輩」的な存在で、

対話したり、身近で行動を観察しながら、彼らの経験や知恵を吸収する体験をさせてくれる人。

必ずしも「教え上手」である必要はないし、何かのプロとも限りません。


年齢は上でも下でも関係なく、条件は、ただ、自分が理想とする生き方を、すでに実践している人。

自分がほしいと思う未来を、すでに持っている人。

自分が何十年かけてもできない経験を、すでに通り過ぎて実にしてきた人。


幸い、私はメンターにとても恵まれてきた人生で、過去も今も、尊敬できる方々がいつも周囲にいて多くの学びをいただいています。

最年長は、87歳で、現役の作家で、ビジネスオーナーで、講師で、コンサルタントとしても活躍中というツワモノ(驚)。

毎日フェイスブックに長く深い投稿をされ、コメントにもすべて返事をしています。



「仲間」とは、志を同じくする人々の集まり。

共感、というキーワードで惹かれ合ったグループ。

あるいは、学びの場で一緒になった、クラスメイトたち。

年齢や性別、背景など関係ない軸でゆるくつながる人々からの学びは、身近な存在だけに、実はとても大きいです。


彼らが示す「実例」が自分に置き換えやすいから、そうやればいいのか!という気付きもすぐに得られる。

さらに、ああ、こんな人生もありなのか、え? こんな考えもオーケーなの?と、

一部が似ているだけに、違う部分も強調もされ、人の人生の、いかに多岐に渡っているかを教えていただけます。

価値観なんて無限にあるのだな、と実感できて、人としての器がグンと広がるのです。




最後に「コーチ」「コンサル」は、言うまでもありませんね。

手取り足取り、学びの落とし込みをして、成果に導いてくれる二人三脚のパートナー

私も、場面、場面に応じて、数名の方にコンサルをお願いしています。

心のサポート、スキルのサポート、知識のサポート。

そして、生き方のサポート。

近未来には、ひとりにひとり(あるいは2人、3人)が当たり前になっていく存在です。



人は、ひとりでも成長できる、無限の可能性ある生き物です。

だけど、少しでも早く結果を出したい、夢を実現したい、理想の場所へ到達したい、と願うなら、

メンター、仲間、コーチ/コンサルという3つの存在は、迷うことなく必需品です。

 

 

老後の運命は54歳で決まる! 第二の人生で成功をつかむ人の法則

超高齢化社会を生き抜くために「知の再構築」

人生100年時代を満喫したいなら、3つの観点から知の再構築をすること、という本を読み、なるほど〜と納得しました。

その3つとは、「からだ」「こころ」「おかね」

 

おかねに関しては、老後貧乏、老後破産など、年金破綻などと絡めて、あちこちで言われていますよね。

人生が長い、ということは、いくら貯金したって、足りゃしないってことでもあります。

一生、チャリンチャリンと入ってくるお金がなければ、いつまで生きるのかわからないのだから、貯金がいくらあっても怖くて使えません。

一生懸命、早くから貯金を…って積み立てても、虚しいし、結局はひもじい思いも無駄になるばかりなので、今は自分に投資をして、一生稼げる人になるのが大正解なのです。

 

人生後半戦の運命は54歳までに決まる!

稼ぎ続けられる人になるためのベースを作るのが、40代、50代である、と、私のメンター大先生(87歳・超現役)は最新刊で説いています。

これ、大人世代は必読です!

 

20〜50歳を、仕事の第一期、50歳〜80歳を、仕事の第二期としつつ、40代で準備して50歳前に起業とか、50歳で準備を始めて、早期退職後にセカンドキャリアへデビューとか。

会社に雇われないで生きる方法を見出して、放り出されずに、自分で稼ぐ方法を身につけよ、ということを訴えています。

 

次の仕事を楽しむ期間が30年もあると考えれば、どんな自己投資も惜しくはないはずですよね。

そんな長い時間、続けていけそうな楽しいことって何かな、って、自分で考えるのも重要なプロセスです。

仕事している時間って、長いし、好きじゃないと情熱も湧いてこなかったりするのは本当だと思います。

ただ、そこにこだわり過ぎて前に進めない(進まない)人が多過ぎるのは確かなので、30年もの間、同じことしている可能性は極めて低いですから、「今」できることは何か、に焦点を当てればよいのだと思います。

尊敬する30歳年上のメンター、櫻井秀勲先生です。

危険な時代は、すぐ目の前に迫っている

私は45歳でここに書かれていることに気づき、早々に準備を始め、人生を幾度か再起動し直して、今を迎えています。

先生と出会ったのは、53歳のとき。

その時よりも先生ははるかにお元気で、一度はお休み状態にあった執筆活動も、2年半前から再スタートして、ヒット作を連発中。

30年後の未来に、こんな風になっていたいと思わせてくれる姿がそこにそのまんまあるので、モデルにしやすいのです。

櫻井先生は、こう警告していらっしゃいます。

 

54歳までに後半生の生き方を設計し、そこで決断しないと、あっという間に60歳が来てしまう。60歳になってからあわてても、もう遅いのだ。

 

私も、45歳のあのときに気がついて、コーチについて悩んで考えて、本当に良かった…

51歳のあのとき、ちゃんと決断できる状態まで自分を持ってこれて、本当に良かった…と胸を撫で下ろす毎日です。

 

先生は、こうも警告していらっしゃいます。

 

危険な時代がもう間近に迫っていることだけでも知っていただければ、87歳の私の役目はすむと思っている。

 

私のコーチングセッションでは、あなたが置かれている個別の状況をお聞きして、ふさわしい未来への準備法について、お伝えしています。

事前の質問シートに答えていくところから、すでにコーチングは始まっています。

 

 

アーリーリタイアという幻想

ハワイにいた頃は、日本から訪れる無数の方とお話する機会がありました。

ハワイシニアライフ協会の立ち上げメンバーとして関わらせていただいた経験が、人生を変えたのですが

(そんな話はこちらに詳しく↓)
ハワイライフを満喫するために知っておきたい3つの学び

 

日本から、2ヶ月に一度くらい来る会員も珍しくはなく、毎回、結構な長期滞在をされるのです。

聞いてみると、もちろんすでに仕事はリタイアされていて、ハワイにコンドミニアムを所有していたり、タイムシェアを何口も保有していて。

 

成功した事業を売って早期リタイアをした60そこそこのご主人と奥様もいらして、70代後半がメインのシニアライフ協会に、なにゆえに入ってこられたのかな、と思って聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。

 

ハワイにいても、暇なんです(汗)。

 

日本のメンバーの多くは、友人探し+イベント参加を理由に入会されていました。

ハワイに来る時間やお金はあるけれど、やることがないし、話す人もいない。

最初はひとりもいいのだけれど、だんだんと飽きるというのです。

それは、70代だろうが、80代だろうが、皆、同じようでした。

 

ああ、人間、やっぱりちゃんと毎日「やることがある」って、大事なんだなあ。

身近に話す人がいる、というのも、しっかりと刻み込んでおかないといけない教訓だなあ、と思いました。

 

ハワイに惹かれて、ハワイに住みたい〜、移住したい〜という方は、毎日ゴルフができる、毎日サーフィンができる、毎日ビーチで寝転べる、と旅行気分で思うわけですが、

毎日やったら何だって飽きます(笑)。

7日はいいけど、365日は無理。

旅行中に思うことと、生活の拠点にしたときに感じることは全く別なのです。

 

人生80年時代には、アーリーリタイアという言葉は存在したのですが、人生100年時代になったのだから、当然「アーリー(早期)」の意味も時期も変わっています。

それどころか、ノーリタイア時代、という言葉すら言われる時代。

 

大人世代の必読書「ライフ・シフト―100年時代の人生戦略」でも、盛んに警告しているではないですか。

なかなかリアルに考えるというのは、難しいものなのでしょうね。

 

 

こちらの記事に、まだ30代の筆者が、スパッと鋭い意見を書いていました。

「アーリーリタイアが幸せ」という幻想

 

早くリタイアしたい〜という方は、やはり雇われの身で「自由な選択権」を持たない方が多い。

仕事が好きとか嫌いとかではなくて、ただ自分の時間を自由に使える権利がほしいのですよね。

それを単純に、アーリーリタイア、セミリタイア、という昔ながらの言葉を使って表現しているだけなんだろうなあ、というのが私の解釈です。

でなければ、あまりにも想像力がなさすぎか(苦笑)。

 

自己決定権をどれだけもっているかどうかで、その人の「幸せ度」は決まるといいます。

でも、自由でなんでもできる時間があるからこそ、何を生きる喜びとするのかが問題です。

 

お金がなくなる不安と、時間が有り余る絶望と。ダブルでのしかかって来られたら、幸せ感どころじゃありません。

好きなことをして、稼ぎ続けて、人に貢献し、感謝される手段を手にすることは、人生100年時代には「必須項目」なのかもしれませんね。

 

この人たちも、人生、まるで休んでなくて、延々と楽しみまくっています。

90歳から人生のピークを更新し続ける人々

私のお手本です。

未来の自分ならどうするか?を基準に今を生きる

自分らしい生き方をしたい、自分らしいライフスタイルを、とよく言いますが、その「自分」の定義が間違っていると、未来はまったく変わらないことになるので、気をつけてくださいね。

言葉は現実を引き寄せるので、この定義をしっかりとしないといけないわけですが、たいていの人は、「自分」探しをするときに、「今の自分」を一生懸命、掘り起こそうとするのですね。

 

もちろん、スタートはそこからで構わないのですが、目指すゴールを想定するときには、「未来の自分」を想定していかないと、結局、現実は何も変わらなかった、ということになりがちです。

 

「未来の自分」らしい生き方、ライフスタイル。

 

となると、ひとつひとつの選択が、微妙に、あるいは大いに違ってきたりするんですよね。

 

今までなら飛びついちゃうバーゲンセール。

でも、未来の「お金があまりある自分」は、同じように反応するだろうか?

 

たぽついたお腹を無視して、ふらふらとコンビニでお菓子コーナーに迷い込む。

でも、未来の「しゃきっとスリムで凛々しい自分」は、それ、手にしないんじゃない?

そもそも、そこに行かないのでは?

 

そんな風に、未来の自分ならどうするか? を基準にして、今の選択を変えていくと、現実がどんどん急速に変化していきます。

理想の現実が勝手に起こるように見えるのですが、実は自分がちゃんと選んでいることの結果。

これこそが、「引き寄せ」の秘密です。

 

なんか苦手だな、なんかザワザワしちゃうなあってことがあっても、

自分が理想とする「未来の自分」は、それ、どう思うかな、と考えてみる。

 

そんなことでビビるわけないじゃない! 

 

それが答えなら、今から役割を演じるように、未来の自分をやってみればいいわけです。

ドキドキ、バクバクするのは最初だけ。

居心地悪いからこそ、やる。

 

このブログ記事でも書いたように、人生は、実験場。

それも、ワクワクと楽しいことばかりが起きる、実験場です。

 

これ見ると、ああ、それこそがセラピーになるのだと良くわかります。

本やセミナーで「安心」を買うだけで、
ずっと同じ場所にいる人にすすめたい
○○○セラピー

ハレとケの心地よいバランス

心穏やかな日々が続くといいな、と願うクライアントは多いのですが、でも、かといって、ずっとひとりで家にいたいわけでもないのですよね。

家にいる静かな時間をありがたがれる自分でいるためには、ちょっと気分が高揚し、ドキドキしてしまうようなハレの日も必要なんです。

 

着慣れない服を着て、少し背伸びした雰囲気の中に飛び込んでいったり。

車で何時間もかけて知らない土地を探検してみたり。

人を集めて自分が主役のイベントをしてみたり。

 

つまりは、自分にとっての「非日常体験」ということなのでしょうね。

 

日常と、非日常。

 

このふたつが、程よいバランスで訪れることが、幸せの秘訣なのかもしれません。

 

お祭りや季節の行事、祝いの場は、そういう意味では大切な「ハレ」の舞台。

私も、ものすごく家にいるのが大好きではあるのですが、それでも時には旅に出たり、会食して刺激ある会話をしたり、初めての街を探検したり、そんな日々も必要です。

必要、というか、そういうことがあると、「日常」をよりありがたく感じられるようにもなるのだと思います。

 

人間、なんでも「当たり前」が続くと、退屈してしまうのでしょうね。

という意味では、困難だったり、災難だったり、というのも、人が日常に感謝する機会を与えてくれるできごとで、なければいい、というものでもなかったり。

 

良いことばかりの人生なんて、きっとつまらない。

楽ばかりの人生なんて、生きてる意味もない。

 

命ある日々を生き尽くすためには、ハレとケの心地よいバランスを見つけていくことって、大事なのです。

退屈な毎日を生きがいに変える方法

現状維持の本能に負けない方法

(11月のある日のメルマガより)

今朝のダラスの温度は、なんとマイナス4度!

気持ちよく晴れているんですけれどね〜、放射冷却なのか、キリキリと冷気が刺す感じが新鮮体験。

雨どいの受け口に溜まった水が凍ってました(笑)。

吐く息が真っ白だし、自分はダウン着てるし、とにかく慣れない光景ばかりで楽しすぎ(笑)。

 

テキサスにそんなイメージ、誰も持ってませんよね。

アメリカ人の相方ですら、そうなんですから、日本人はきっとさらに。

寒いのはダメ〜って言う人も多いんですが、私は暑いのよりもしのぎやすかったりもして。

だって、服着ればいいしね。

 

人間はよくできたもので、どんな気候のもとでも、それなりに生きていけたりしますよね。

体温もなぜか一定。身体のリズムも、それほど大きく崩れることがない。

大きな変化に、一時的に体調を乱すことはあっても、慣れればすぐ元に戻る。

 

人間の本能のメカニズム「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」って、スゴイ!と思います。

 

だけど、この機能、「変わりたい!」と思っている人には、真逆に働いてしまうのが難

  • こんな辛い日々、嫌だ〜
  • こんなダメな自分、なんとかしたい〜
  • もう太った自分を卒業したい〜
  • もっとお金に余裕がほしい〜

いろんな願望があるわけですが、それらを実現するには、現状の枠から出ないとならない。

でも、現状を出るのは、生命の危険をも意味しかねないことなので、ホメオスタシスさんが、ギューっと手綱を締め付けて、元に戻そうとするんです。

 

ちょうどタイヤチューブを腰に巻き付けて、弾力を利用してトレーニングするかのように、強力に戻そうとする力に抗っていかないとならないので、辛い。

 

そもそも、現状の外にあることを望むと、いちいち「居心地が悪い」のです。

辛い日々が嫌だ、と思ったら、辛くない状態を作ればいいのですが、その状態が続くと、なんか居心地悪い。

自分が慣れ親しんだ「辛さ」を感じないと、不安になってくるんですね。

 

あれ、こんなことで良かったんだっけ? もっと辛くないと、幸せにはなれないんじゃなかったっけ?と。

そして、辛く感じるべき理由を探し出しては(作り出しては)、私って、本当にダメな人…と悦に浸る。

 

それが、「いつもの慣れ親しんだ」状態だから、本能的には居心地が良い。

職場を変えても、またパワハラにあってしまうとか、付き合う人が、いつもダメンズだとか(苦笑)、同じパターンを繰り返している場合は、腰のチューブに負けて押し戻されているわけです。

自分が何気なく選んでいる、ひとつひとつの選択が、同じ状態を生むように仕向けている。

 

だ、か、ら〜

 

選択を変えるんだよ。居心地の悪いことをするんだよ。

怖い、と思うからこそ、正解なんだから、そこでひるまず、突き進め〜!

と言っているのですが、耳に届かないことが多いんですね。

 

いや、それはないでしょ、と、きれいにスルーされて、がっくりな人がテキサスにひとり(笑)。

 

違う環境を望んだとき、上のステージに登る覚悟ができたとき、現実は、いろんな居心地の悪さを差し出して、試します。

 

  • あ、それ、自分じゃない、とか。
  • 私、それ、苦手、とか。
  • 昔、嫌な経験したから、やめとこ。

 

じゃなくて、

 

そういうときこそ、ダ〜ッシュ!と、一気に前に進むと良いですよ。

なぜならば、

 

  • あ、それ「過去の」自分らしいことじゃない。
  • 「今までの」私なら、それ苦手「だったかも」。
  • 「昔」嫌な経験したけど、「今」は関係ないよね。

 

というのが、未来のあなたがしなくてはいけない「新しい解釈」だからです。

 

あなたがなりたい未来の自分は、そのことを恐れる人ですか?

あなたの理想とする人は、そこで、ひるんで引き返しますか?

 

見習うべきは、すいすい成長していく人たちがやってること。

あんなに自信なかったくせに、
ずるいほど成長していく人たちに学ぶこと

反省無用。後悔無用。できたことだけ数えよう

2018年も、アッという間に12月ですね。

いやあ、師走です。年末モードです。今年も終わりです。

 

1年前のこと、覚えていますでしょうか。

私はまるで覚えていません(笑)。

 

ただ、1月後半の日本出張のこととかになると、うっすら覚えているのですが、それ、今年?っていうくらいに、遠い昔の出来事として霞がかっている状態。

あのとき会った、あの人たちの人生が、ガラリと変わっているのを、私は知っています。

その間の、自分の驚くような変化も知っています。

1年って、こんなに人の人生を変えてくれる長い期間なんだなということを、だから実感できるのです。

 

何かの区切りのとき、真面目な人ほど、これをやりたがります。

 

反省会

 

私は経営者時代もこれが大嫌いで、やることはなかったです。

「ここがダメだった」を並べ立てる反省会は、問題ばかりを見つけて落ち込みます。

ひとつのことが終わったら、さっさと「次、次〜!」と視点を前に移していく。

そのために、役立つ学びがあれば、もちろん参考にしていきます。

 

うまくいったこと、改善していきたいことというのは、淡々と分析して学びに変えれば良いです。

でも、それを反省会と呼んだ時点で、どんよりしちゃう。

 

ダメな理由を見つけようとすれば、無限に見つかります。

脳というのは、見たいものを見ようとする性質があるので、そうなる。

 

でも、それじゃ、人生、嫌になっちゃうよね(笑)。

 

だから、見たいものを変えていく。

希望だけ、ワクワクだけが見える脳にシフトしていくのが正解です。

 

クライアントには、セッション前に、1カ月間にやりたかったこと、できたこと、そこからの学び等をレポートしてもらうのですが、できなかったことばかりに意識を集中させて、ダメな自分の烙印を色濃くしていく人もいます。

当然、ビシッと、「それ止めて」とストップをかけます。

きっと、人に言われる前に自分で分析して反省するのが良いことと教わってきたのでしょうし、人に指摘されるのが怖いから予防線を張っている、というのもあるでしょう。

でも、そういう自己批判は、まったくもって逆効果。

 

「できたことだけ、数えよう」というのが、私のコーチングのモットーなのです。

 

計画と実際がずれるのは当たり前。

それをいちいち責めていたら、計画するのが怖くなります。

やりたい!と思っったら、やりたいことリストに素直に入れればいい。

リストになければ、やることはなかったりするわけで、どんどん膨らませればいいではないですか。

 

それは、先日メルマガでも書いた「欲望する力」と同じことです。

精神が縮こまるような、反省と後悔は、人生に用無しです。

 

あなたも、ぜひ2018年の、できたことだけをリストにしてみてください。

自己批判しないで書いていけば、驚くほどたくさんのことをやってきたのがわかります。

 

だから、大丈夫。自分を信用していきましょう。

 

未来にもっと夢を見て、自分に贅沢に期待しても、全然オーケーなんです。

100個の夢を見れば、10個は叶うかもしれない。

でも、10個しか見なければ、1個しか叶わないかもしれない。

 

夢見ることを怖がらないで。

自分に期待することで、ガッカリして傷つくことを恐れないで。

 

いちいちもっともらしくガッカリなんかしなくていいから(笑)、そんな暇があったら、

 

チャレンジした自分を、ほめてやれ〜

 

と、クライアントにも意識改革を呼びかけている毎日です。

 

2019年を有意義な一年にするために、気持ち良い締めくくりの1カ月にしましょうね。

 

こんな記事も参考に。

時間はあっという間だけど、
人は意外にたくさんのことが実現できる

自分に嘘をついてたら本当に幸せにはなれない

以前に半年間、コーチングセッションをしていたクライアントから、

「やっぱり、あのサービスをスタートすることにしました」

と、メッセンジャーで連絡が届きました。

 

「私、あの頃、拗ねて、自分をごまかしていました。

もちろん大切な生きがいとなることも見いだせたのですが、でもやっぱり当初言っていた○○がやりたくて仕方なくて…」

 

すでにやっている人や、始めた人を見るたび、「吐気がするほど」ジェラシーでジリジリ焦げていたそうです。

 

ふふふ…

そんなの、とっくに知ってたよ(笑)。

 

と、意地悪に笑ったりする私ですが、いや、単なる底意地悪いヤツなのではなく、彼女自身にだって何度も言ってきたし、メルマガに託してメッセージも送ってきた。

 

ジェラシーでもやもやして、SOSにも似たメッセージが来たときも、

「それって自分がやりたいからだよね?」と返してチャットで号泣させたり(笑)。

だから、なるようにして、やっぱりなったよね、という感じで、驚きはしなかったのです。

 

でも、ここへ戻ってくるまでの早さはお見事だったし、ちゃんと気づけて、意地張ることなく、素直に、「私、拗ねてました」なんてことを告白できて、潔い強さの持ち主だよな、と思います。

このようなケースは、実は、いつものことなんです。

 

初回にオリエンテーション的なセッションを行うわけですが、そこで必ずうかがっています。

「なぜ、今このタイミングでコーチングを受けようとされましたか?」と。

 

皆、そこでいろんなことを話しますが、それ、ものすごくダイレクトで、正直で、切実で、その瞬間の事実です。
 

  • 会社辞めたくて…
  • ライフワークが見つけたくて…
  • 自分が好きなことがわからなくて…
  • ○○になりたくて…
  • 自由で自分らしいライフスタイルが築きたくて…

 

いろんな表現の仕方はあり、ディテールが見えている人も見えてない人もいますが、たいていは、「こうなりたい」という状態はイメージできていたりします。

 

でも、途中、セッションが進んでいくと、それを手に入れるために慣れないことをいっぱいしなくてはいけないし、今ままで怖がって避けてきたことも、逃げられなくなる。

となると、今度は「自分に嘘をつき始める」んですね。

 

以前に書いた酸っぱい葡萄のお話とちょっと似ていますが、

「私、やっぱりそれって憧れていただけで、自分の本当の望みじゃなかったんです」

とか

「うん、やっぱり会社は嫌いじゃないし、起業に全然、ワクワクしないんですよね」

とか。

そこで、素直に「自分には無理そうなんです」「怖いんです~」って泣いたら許してあげてもいいのですが(鬼)、まあ、たいていの場合、皆、コーチにも、自分にも、ごまかそうとするのです。

 

そうやっている間は、
 

  • 何も変えなくていい
  • 何も努力しなくていい
  • 何も挑戦しなくていい

 

から、なんですよね。

 

確かに、夢や希望なんて、最初からなかったことにしてしまえば、
 

  • 後悔もしない
  • 嫉妬もしない
  • 傷つくこともない

 

便利ですよね。

それは「自分を守るメカニズム」でもあるわけです。

 

自分が自分に嘘をつく。

自分をごまかして、なかったことにして、今が幸せ~と慣れ親しんだ日々にどっぷりと浸かる。

でも、そんなのは結局、長く続かなくて、またゲームの振り出しに戻る。
 

  • やっぱり私、やりたかった…
  • やっぱり私、会社辞めたかった…
  • やっぱり私、ドキドキする毎日を送りたい…

 

一番のドリームキラーは自分です。

自分に見切りつけてしまう前に、自身のしなやかな強さを信じて、華麗に挑戦するプロセスを、ひたすら楽しんでみたらいいのです。

 

どんな結果になろうとも、自分だけは潜在意識の奥底で知っています。

自分に対して最善を尽くしたか、自分をごまかしてウソの人生に甘んじたか。

 

自分の思いに素直になることが、後悔しない生き方の秘訣です。

「後悔しない生き方」を意識すれば、
今日はより豊かで有意義なものになる