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Monthly Archives: 8月 2018

これなら年収100万円UPなんてカンタン! 自分の未来は自分で作る

引っ越し前に、新居で不要なものを処分しようと、アメリカ版メルカリに挑戦。

格好良いけど、ちょっと重くて着にくかったピーコートやら、古びたリクライニングソファやら、庭の植木やら。

とにかく早く片付けなきゃ!とバンバン掲載していったら次々売れて、あっという間に5万円相当に。

 

相方が自転車たくさん持ってて、プラモデルみたいに組み立てるのが趣味なので、そんなにいらないだろうという台数があるのですが(汗)、引っ越し屋さんが興味を持っていたので、セールスしてみたら、結構な高額でお買い上げ!

 

どうやって処分しようかと悩んでいたのが嘘みたいに、「自分の要らない」が、誰かにとっての「ほしい!」に変わっていった瞬間でした。

 

そして手元には、自分の新しい「ほしい!」が買える資金が生まれている。

皆がハッピー。良いことづくめですよね。

 

ちょっとした副収入がほしい、というビジネス経験のないクライアントさんには、まず「ゼロからイチを生む体験」をしてもらいたくて、必ずフリマアプリの「メルカリ」をオススメしています。

アプリでカンタンに出品できるし、取引数も多いし、他のサービスよりも高値で取引される。

 

実際、え~、私なんか~、というクライアントの背中を押しまくって数ある古本を出品するところまでやってもらったら、サクッと売れました。

二束三文で悲しくなる古本屋さんとは比べ物にならない値段で売れていく。

 

メルカリならではのマジックです。

 

反応をもらったり、売れていく感覚が楽しくて、あれもこれもと出してみると、え、こんなのが?と思いがけないものに反応が来て、クライアントもはまっていく。

 

「ゼロからイチを生み出すって、こんなに簡単なの?」

「こんなに楽しいものだったの?」

 

そうやって、自分でも工夫して、あーでもない、こーでもない、といろいろと出品を楽しむようになりました。

 

働きながら、簡単に収入増やしたい人にも、子どもに手がかかる忙しい親たちにも、大きくドカンと構えた起業じゃなくて、メルカリを使った副業は最適なんですよね。

これならプレッシャーもなく、ハードルも低く、さくさくと続けていくことができるんだなあと、何人かの体験を目撃して確信したのです。

 

 

お小遣いレベルからのスタートであっても、やっぱり自分で稼ぐって、気持ちが良いものです。

お金そのものもそうですが、人や社会とつながった感覚が持てる、自分が評価された感覚を持てるのが大きい様子。

 

毎月定額のお金をもらうために、会社にルーティンのように通うのではなく、自分の工夫次第で、収入がいかようにも変わっていく、そのプチ・クリエイティブ体験も、おもしろいもののようですね。

 

自分で未来をコントロールする。

大げさに言うと、そんな感覚が味わえたのかな、とそのとき思いました。

 

 

アメリカでもメルカリは盛り上がっています。

iPhoneの英語アプリストアだけでも23万件もレビューがあり、5点満点中4.8と高評価。

3000万人以上にダウンロードされているそうです(日本は6000万+)。

 

日本だけではなく、皆が待っていたサービスなんですね。

 

 

ない、ない、と「ない」にフォーカスしていると見えないものが、

「ある」に意識をシフトしたときに、途端に見え始める世界があります。

 

豊かさは、ない、のではなくて、泉のようにあるのだけれど、見えてなかったりするのです。

 

 

ちょうど今、日本の信頼する友人が、メルカリ攻略法のオンライン講座を紹介しています。

ああ、あのときこんなのがあったら、クライアントに紹介できたのになあ、と、一緒にアマゾンで本を探しまくって、いくつも読んだ苦労を思い出します。

 

不用品だけの出品だと、さすがに限界はあります。

だからこそ、その先を見据えて長く長く稼ぎ続けていくための攻略法。

 

日本の9月2日いっぱいまで、無料でご覧になれるようです。

年収100万円アップを夢見る多忙な方なら、どなたでも。

 

基本は一緒だから、アメリカ在住者にだって、きっと役に立つはずです。

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メルカリ攻略 オンライン講座

#私たちは女性差別に怒っていい ⇒ 怒らなくてはいけない

アメリカでも日本でも、世界のどこでも、驚くニュースというのはあるものですが、

それでも、名門とされる医大で、女子受験者の点数だけを下げて合格者を少なく操作していたという話には目を疑いました。

 

そういうことをしよう、と考える、というところから、すでに自分には発想もないので、

それが彼らなりの理由や根拠があって行われていたという事実にショック。

 

割と知られた事実でもあったようだし、しょうがないんじゃない、と思っている卒業生や現役医師、関係者も多いという話で、日本という社会の、目に見えない闇の深さに、迷子になってしまいそうです。

 

医師65%「女子減点理解できる」 人材会社ネット調査

 

たまたま先日、医師をしている女性とのセッションがあったので、話題にしたのですが、

「あの大学だけではないんですよ」とサラリ。

 

彼女も、入試の面談で「女はすぐに妊娠してやめちゃうしねえ」と嫌味のように言われたとか。

大昔ではなくて、平成の話です。

 

働いていた病院でも、実際に妊娠しても仕事量の調整はなく、臨月寸前まで昼夜なく働かされ、子育てとの両立など、とても無理で、やむなく「フリーランス」のような形で、専門分野の仕事をしているようです。

 

女性医師の先輩方に、より厳しい方も多い様子で、「自分はやってきた」というプライドで若い人たちへも容赦ないとか。

ブラック企業の残業の多さを語るときにも、そんな発言がよく出たりしますよね。

 

 

まあ、差別には敏感に反応するアメリカも、かつてはこうだった時代もあったでしょう。

公民権運動が盛んになって法整備がされたのが、1964年。

それからも、もちろん様々に、現場レベルではあったわけですが、でも、皆、勇気を振り絞って声を上げて、怒って、立ち上がって、闘って。

何度も何度も繰り返して、草の根の運動が広がって、常識を塗り替え、長い時間をかけて人々の意識も変えて来たのだと思います。

 

だから、まずは「おかしい」と声を上げること。

 

ひとりの声が共鳴して共感を呼び、ふたりになり、三人になる。

一本の棒では折れやすくても、三本になれば、折れにくい、という言葉もあるように。

「え、何がいけなかったの?」と、気がつけない人もいるのだから、まずはこれ、おかしいですよ、と教えてあげることです。

 

私も今回、アメリカで家を買う体験をしてみて、家の購入ですら「公平」な扱いをしなくてはならない条例が存在することに感銘を受けました。

年齢、人種、性別、国籍、既婚、未婚、子どもの有無、障害などに関連して、家の売買を断ってはいけない、という「Fair Housing Act」という法律があるんですね。

 

上記のような層を、Protected Group(守られるべきグループ)という言葉で定義していて、

就職や雇用では厳しく実用されていて、私も経営者として常に最新事情を理解し、実践してきましたが、家の賃貸、購入などの面でも厳しく適用されているとは驚きだったのです。

 

英語ですが、こちらに細かくあるので、興味ある方はどうぞ。
⇒ Protected Group/Class

 

諦めて、声を失ってしまうと、何も変わってはいきませんよね。

皆が黙って我慢している社会は、とても悲しい現実を助長していきます。

 

怒りを見せるのは、恥ずかしいことではないのです。

権利の主張は、はしたないことではないのです。

#差別に怒っていい 減点問題、感情のふた外す女性たち

車の自動運転プチ体験。完全自動も意外に近い未来かも

アリゾナからニューメキシコのサンタフェへ7時間半のドライブは、素晴らしい体験でした。

時速130キロに固定したままのクルーズコントロールは、前の車に近づくと勝手にスローダウンしてくれて、離れるとまた自動でスピードアップする。

 

その自動感、というか、勝手にいろいろやってくれる感は、もう感動もの。

 

車線をはみ出そうになるとハンドルがブルブルと震えて知らせるし、渋滞がないとハンドルだけ握ってれば何もしなくても良くて、本当に楽。

 

要は、車線をちゃんと読み取っていて、その真中できっちり走れる仕組みがもうあるわけです。

だったら、ハンドルすら握らなくてもいいじゃん、と、つい離したくなる(笑)。

 

それが可能な車の話も見たことありますが、もう実用化されてるんでしたっけ?

 

こういう現実を体験すると、完全自動運転が実現する未来すら近い気がしてきます。

渋滞が激しいところや、信号があると、きっとまだまだ細かな問題があって難しいのでしょうけれどね。

でも、ただ座っていれば良いだけならば、リビングルームで映画見てる感覚でいられるし、それはそれは快適な空間だったりもするのです。

 

アリゾナの透明な空気に、空の青さが映え、雲は肉厚で濃い影を落とし、セドナみたいな赤土の不思議な造形があちこちに広がります。

意外にも砂漠というより緑が濃いエリアがほとんどで、本当に飽きずに楽しめるダイナミックなドライブロードでした。

あれはダメ、これもダメが人も自分もダメにする。過保護社会を今すぐ脱出!

前にFacebookでは紹介したのですが、最近、アメリカ主要都市の街なかに、電動キックボードが置き去りにされているのです。

といっても、それはアプリで上手に管理された近距離移動手段「バード」と「ライム」。

 

1ドル(110円)の基本料と、1分15セント(20円弱)で乗りたいだけ乗れるのですが、おもしろいのは、

どこに乗り捨ててもOK、

ということ。

 

レンタル自転車は、所定の置き場がいくつかあって、そこに取りに行って、目的地の近くの置き場に返却しなくてはならない。

中間点に目的地があったりすると、ロサンゼルスみたいな、だだっ広い都市は、結局使えない、ということにもなります。

 

電動キックボードを使うと、自転車がいかに「邪魔」かということもわかります。

図体でかい、横幅取る、座ってこぐのも疲れるし。

人が立って歩ける場所なら、すいすいと塗って走れるキックボードは小回りがきき、しかも電動なので疲れない。

 

なるほど~、流行るわけです。

 

で、ハワイとかだと、すぐに規制されてダメになったらしいのですが、ロサンゼルスはまだ大丈夫。

(と言っていたら、ビバリーヒルズは規制が入っちゃいましたね。)

 

もうひとつ画期的だなあ、と思うのは、これ、充電式なのですが、電池容量がアプリで見えて、「家に持って帰って充電してあげると、お金がもらえる」仕組みがあることです。

 

チャージャー、という役割に登録するのですが、近所にいっぱい置き去りにされた、充電が必要なキックボードが見える。

それを充電して適当にまた戻してあげればいいだけなので、時折、大きな車で何台も置きにくる人を見かけます。

会社は、ただアプリを作って管理して、キックボードを街なかにポーンと置いただけ。

あとは人が勝手に仕組みを循環させてくれるエコシステムができあがっているのですね。

 

それを、「ダメ」と規制するのは、本当に野暮なこと。

 

車の渋滞が激しいエリアでは、生活のクオリティが台無しになります。

人がイライラし、不満足感を撒き散らし、犯罪を誘発することもあるでしょう。

車を減らそうよ~、と言っても、公共の交通手段を立ち上げるのは、とても大きなお金がかかる。

 

ならば、UberやAirbnbや、このキックボードみたいに、民間が主導になって立ち上げたイノベーションを静かに見守って応援してあげるほうが、はるかに社会には良いはずです。

 

日本は、規制が多くて、UBERもAirbnbも、つぶされそうです。

あんなに便利なシステムなのに…。ああ、もったいない。

 

キックボードなんて、まあ、あの人口密度では確かに無理でしょう。

それ以前に、「万が一、怪我したら…」という心配グセが勝つメンタリティなので、速攻で禁止ですね。

 

あれもダメ、これもダメ。

安全に、安心に、確実に。

 

うーん、そんなんばっかりで、何か変化が起こるのだろうか?

成長につながる学びは、どこで得られるのだろうか?

 

かつて親に何かを禁止されるたびに反発して、こっそり実は影でやったりしてきましたが(苦笑)、その禁止教育は、親の不安を治めるためであって、子どものためでも何でもなかったりしますよね。

社会にあふれる「禁止事項」も、それとまったく同じ。

 

単なる責任回避のためでしかないことも多いのが残念だし、何より、人の良識を信頼していないのです。

人を成熟した大人として扱ってくれてない。

分別ない子どもみたいに、あれダメ、これダメ、とルールで縛ろうとして、結果、過保護な社会を作っている。

 

本当に「人」のことを考えたら、イノベーションには寛容になって見守る姿勢が必要なのではないでしょうか。

 

締めるところは締め、緩めるところは緩める。

緩めながらも、放任はしないで、きちんと見守っていくのは大事なこと。

 

そして、あ、もうこれ以上は危険だなと思ったら、手を差し伸べて助ける。

そうやらないと、人は育たない。社会もきっと育たない。

 

自分自身に対しても、過保護になって、甘やかして、禁止事項ばっかり作っていませんか?

失敗しないようにと安全な道ばかり歩いても、楽しくないはず。

 

ヘルメットもしないで、電動キックボードで、ビュンビュン飛ばすような人生の方が、なんだか景色もすぐに変わって楽しそうです(笑)。

アメリカではゴネたもの勝ちか? 実験してみたら、なんと

家の購入手続きの最終段階にあった頃のお話です。

結構、手続きというか、ステップがたくさんありまして、最終確定するまでが、いろいろたいへん。

 

でも、買って自分のものになったら、すぐに住みたいよね。

家賃を無駄に払い続けたくないよね、と思うと、当然のことながら、クロージングする前に、引っ越しの準備を進める、ということになります。

それって、結構、綱渡り気味。

 

しかも、どっちの作業・手続きも、予測しない事態の連続で、毎日がジェットコースター状態。

頭も精神も激しい波に翻弄されすぎて、いつ水面に顔を出せるのかもわからずアップアップともがいていました(笑)。

 

州を越えて移動するって、こんなにたいへんなんだっけ?とあらためてアメリカのデカさを思うわけですが、さらに電話でお話する方が明らかにインドにいるオペレーターさんだなとわかるときとか、もう外国へ引っ越すかのような気分で途方に暮れます。

 

で、ときに、というかかなり毎日のように「え、それは困る」「え、それは無理」ということが勃発し、心臓バクバク。

でも、なんとかならないですか?と軽くゴリゴリすると、通ってしまったりするから不思議です。

 

アメリカではゴネたもの勝ち、というのは、あながち誇大表現ではないんですよね。

 

ゴネる、というか、冷静にこちらの希望を表現して、一緒に解決方法を探してもらうという言い方が正しいかもしれません。

 

銀行やら電話会社やら超大手の家具屋さんやらが、皆、望み通りにルールを少しだけ変えてくれるのが、人間味があって気持ちいい。

ちょっと待っててくださいね、と言いながら、決済権のある人と相談して、これはできます、これはできません、これなら希望に近づけますがどうされますか?

そんな感じで、選択肢をいくつか作って、歩み寄ってくれる姿勢が、なんか嬉しくて、切羽詰まっているこちらとしては、じんわりしちゃう(笑)。

 

昨日も銀行の支店で、実はかなりの無理を言いまして、一度カスタマーサポートで断られた案件を、支店長さんに直談判。

困ったなあ、それはできない話なんですよ、という顔は一瞬するものの、結局は、スルッと私の無理を通してくれちゃいました。

 

その時のスタンスは、甘える、というか、頼るというか、なんか解決策はありませんか?と、向こうにボールを投げる感覚。

ときにこちらにもやるべきことが追加で降ってくるけれど、でも、それで状況が好転するならば、願ってもないことです。

 

秘訣はこんなことかな、と、今回の図々しさ大爆発の体験で習得した気がします。

 

1.希望をしっかりと伝えること
2.障壁となっていることを言葉で共有すること
3.相手に委ねて、できることを考えてもらうこと
4.自分もできる譲歩はいくらでもすること

 

そんなこんなで、ヒヤヒヤな日々を過ごしつつ、予定通り、クロージングの翌日には引っ越しのトラックを迎えることができました。

 

いやしかし、ギリギリのプランを立てるにもほどがあるだろう、という感じではあり。

もう少し余裕みたプラン組んでもいいよね、と多少は反省。

収入も時短も同時に達成。欲張りに考えれば選択は見えてくる

私たちは常に近視眼になりがちで、目の前のことに集中するあまり、大きな川のような流れとしての人生を見失ってしまいます。

「今」にフォーカスすることは大事なのだけれど、この水が、いったいどこへ流れ着こうとしているのか、潮流を読むことも大事。

 

いいんだよ、行き当たりばったりで~、という人の言葉を文字通りに捉えなくて大丈夫(笑)。

それはきっと直感の鋭い人か、すでに自分のほしいものが心では見えている人か、すでにうまく言っている人の言うことだったりしますよね。

 

その言葉の真意は、石橋を叩いて大丈夫そうなのに、それでも渡ろうとしない人向けの応援のエールである場合が多い。

いろんな人が、いろんな事を言うので、惑わされそうになるし、一見、正解に見えることの方に流されそうになるけれど、やっぱりうまくいかなくて、元の場所に戻ってきちゃったりするのです。

 

以前も書いたことがありますが、子どもが生まれて、転職をもくろんだクライアントさんとのセッションでも、そういう「ブレ」は見えました。

 

もっと子どもと一緒に過ごす時間がほしい!

 

という、とても大事な希望を上げながら、やはり転職するからには年収も上げなくては、とそちらばかりが目に入ってしまう。

結果、選択している候補先は、奥様が見ると「なんかもっと忙しそうなところばかり選んでない?」という場所だったり(笑)。

 

もちろん家族と豊かに暮らしたいと願うとき、収入増は考えるべきファクターですよね。

でも、もっと大事なのは、「時短」。’

 

働く時間をいかに減らせるかということ。

通勤時間をいかに短くするかということ。

子どもと過ごせる時間をいかに増やせるかということ。

 

それ、大事なポイントだよね~、という確認を何度もしつつ、目線を未来の遠くの方に向けてもらいながら、大らかな視点で転職をとらえていきました。

 

すると、やはり選択はちゃんと変わっていく。

 

結果、そもそも優秀な彼には、時短と収入と両方を兼ね備えた働き口が見つかったのです!

 

その彼が、セッションの感想を送ってくれました。

お客様の声【埼玉在住】
転職前の相談で焦点バッチリ!
未来プラン前提の仕事が見つかりました!

 

時間さえあれば、未来の独立のために準備をしたり、副業を試してみたりすることもできます。

望み通りの未来が築きやすくもなるはずです。

 

日本にだって、5時で帰れる仕事もあれば、テレワークの選択がある職場もあります。

自分に選択が見えないときは、客観的に、俯瞰して状況を見れる人と話をするのが一番です。

コットン畑の真ん中で途方に暮れて、ダラス初日に大ゲンカ(笑)

引っ越しトラベルも大詰めのある日のメルマガより。

 

朝から電気が通じるし、引っ越し屋さんははるばるロサンゼルスから到着するし、おまけに家具屋さんのデリバリー(その1)も同時刻にあり。

というプチお祭り状態(笑)。

 

午後はゆっくりと荷解きをして、またホテルに戻り、夜には東京のクライアントとスポットセッション。

翌日の朝からネットとサテライトテレビの設営が入り、そこで完全入居となります。

 

翌々日には大きめのソファが家具屋さん(その2)から運ばれてきて、当面の大掛かりな配達ものなどは終了です。

あとは、コツコツと必要なものを買い足していくだけ。

 

ふぅ…。あとひと息。

 

我々は日曜日の夕方遅くに10時間の高速ドライブの果にテキサス州のダラスに到着しました。

日中は35度を超える気温で、ときに40度近くまでなったりもするのですが、湿気はなく、とはいってもLAみたいな砂漠気候じゃなくて、涼しめの風は穏やかに吹き続けているし、おや?と思うほど快適に感じられるものなんですよね。

 

絶対値、と思われている気温の数字、湿度の数字も、場所によって感じ方がまったく変わるもの。

 

メルマガもこんな時はお休みしても…とは思うのですが、Facebookにハワイの友人が

「毎日くいいるように上野さんのメルマガ読んでますよ。

これからのテキサスの生活の模様も楽しみにしてます」

なんてコメントを書き込んでくださったりすると、お調子者なので、乗せられてホイホイ動きます(笑)。

 

テキサスのイメージって、いろいろあると思うのですが、ダラス、オースティン、ヒューストン、サンアントニオと、大都市圏がいくつも存在するんですよね。

 

ダラスは、お隣のフォートワースと別々に統計されてしまうのですが、経済圏としては一緒でして、足すと210万人が住んでいて、全米5番目の規模に相当します。

州全体で2700万人という人口で、土地は日本(国全体)の1.84倍もあるという。

 

東京では人の波に酔い、ロサンゼルスでは車の渦に巻かれて溺れてしまいそうな私には、しばらくは落ち着いてスペース感を楽しんで暮らせそうです。

とはいえ、到着日には、家の周辺区域に広がる巨大な綿花の畑に圧倒されて、相方と共に、早まったか…と不安がよぎりました(汗)。

 

ふたりして大いに感情が乱高下しまくりで(苦笑)、積もり積もったどうでもいいことが、核爆発したかのように、瞬間湯沸かし器的大ゲンカ(笑)。

すぐにシティに移動したので、深みにはまらずには済みましたが(笑)、さて、これからが本番ですね。

 

意外、と思われることが多いのですが、自然食スーパーの全国チェーン「ホールフーズ」はテキサス州に本社があるのです。

ダラスにも、ドカンとどでかいお店がいくつもあり(写真参照)、競合店も活気にあふれています。

 

人々の意識の変化は、ちゃんと底辺から起こっていて、一部のものではないのです。

だから、大丈夫、と安心している次第です。

銃とアウトドアスポーツと安全な暮らしと

アメリカは州によって、かなり自由に法律を決められるようになっていて、国が決めて、全米ひとつにできることと、そうでないことがあります。

銃のコントロールもそのひとつ。

 

テキサス州は、かなりアメリカ中のアメリカ、みたいなところがあって、銃の規制はとてもゆるく、誰もが持てるし、携帯することも可能。

お酒を飲む場でも、持っていてもOK、というのは、何だか怖いものですが、そうやって州全体で均衡を保っているんですよね。

 

視察中に連れて行ってもらった巨大な湖の湖畔にあるアウトドアスポーツショップ。

入ると、湖の風景がどーんと飛び込んできて、体育館を2つつなげたような店内に、「野生」の演出がたっぷりと施されていて、気分はすっかりアウトドア。

 

ボートがいくつも並んでいて、自由に入れるようになっています。

ひとつ200万円くらいからあるんだ~、とわかったり、しっかりしたカヌーだって、3~4万円なんだな、と知ったり。

家探しの途中で回った家のガレージには、そういうカヌーが壁にかかっていたりしたものです。

 

ダラス周辺の湖はバス釣りの名所らしく、釣り竿もこれでもかーと数百本くらい連なっていて。

等身大の熊のリアルな像や鹿などがあちこちにいるのをくぐり抜けて反対側へ行くと、ありました。

ライフルと銃のコーナーが。

 

釣り竿のコーナーと同じくらい広いです。当たり前に、カウンターの向こうにズラリと並んでいます。

乾電池みたいにたくさんの種類が並ぶ銃弾。携帯用のホルダーたち。

 

壁にはコルクボードがあって、そこには、獲物を射止めてニコニコと記念撮影するハンターたちの笑顔が…

それはちょうど、大きな魚を釣り上げて、釣り針からぶら下げたままの状態で記念に写真を撮るのとまったく一緒。

そこへ来て、初めて私もなんとなく悟るのですね。

 

ああ、これは、彼らには健全なアウトドア・スポーツなんだ、と。

 

もちろん護身用に使われることが多いだろう短銃もいっぱいあって、ショーケースに並んでいるのですが、

それとは別に、ライフルの方は、まさに釣り竿みたいなスポーツアイテムに見えてくるのが不思議です。

いろいろと、違う価値観、違う背景、違う文化、違う常識を批判したり、背を向けたりすることは簡単だけれど、その世界に一歩近寄ってクローズアップで見てみると、そこに罪らしきものが見えないことに戸惑う場合もあります。

 

壁の写真のハンターたちは、本当に楽しそうで、横たわるシマウマや熊などの動物たちとの対比がすごい。

住んでいて、日常に危険を感じることはないと先住の皆は言うし、テキサスなりの厳粛なルールはきっとあるのでしょう。

 

うーむ、テキサス…

同じ国なのに、ハワイやロサンゼルスとは大いに違う。

違いすぎる。

 

異文化体験の暮らし、まだまだこれからです。

人生を変えるために必要な3つのこと。臆病に生きても楽しくないから

経営コンサルタントとして有名な大前研一さんが、「人生を変えるために必要な3つのこと」について、よく書かれています。

その3つとはこちら。

 

1.時間配分を変える
2.住む場所を変える
3.付き合う人を変える

 

今年こそは!と新年にいろいろと願うものの、結局、年末になって、「よし、来年こそは!」となって終わる。

そんな風に、同じ場所でぐるぐる回ってばかりのひとりコントを繰り広げていても、永遠に何も変わりはしない。

 

でも、わかってはいるけれど、何をどうしていいものか、途方にくれたりするんですよね。

そんなとき、私も、よくこの3つの鉄則を思い出します。

 

人間は習慣の生き物なので、良くも悪くも、一度身についた習慣を変えることが難しい。

習慣こそが、今の自分を形作る「土台」になってしまって、その土台が揺らぐようなことが起きると、とても不安になってしまいます。

でも、だからこそ、変える意味があるんです。

 

なかなか本を読む時間がなくて…ではなくて、時間の使い方を変えてみる。

起きる時間を変える。寝る時間を変える。無駄にやってることを見直してやめる。

 

私も、夜に読書したいのにパートナーとの時間を守るためにできなくて、イライラしていたことがありましたが、じゃあ、彼がまだ寝ている朝、早く起きて読書時間にすればいいや、と発想を転換。

5時に起きて、1~2時間はインプットに当てる、という今の習慣は、そうやって10年前にできました。

 

ハワイで硬直した感覚を持っていたときにロサンゼルスに移り、そして今また、住む場所を変えようとしています。

 

今回の変化は、生活スタイルも大きく変わるので、かなり日常が変わります。

時差も変わるので、今までの当たり前が、ちょっと狂ってしまう。

だからこそ、生活全般を見直さないとならないんですが、それが良いのです。

 

今は早朝にインプット~エクササイズ~仕事、の流れなのですが、それを逆にしたって別にいいはず。

早朝から午前中に仕事を済ませてしまい、昼間エクササイズに行って、午後はゆったりインプットの時間に当てる、なんて暮らしも理想。

 

住む場所が変わると、見える風景も変わります。

そして自然とつきあう人々も変わっていくものです。

 

付き合う人、という意味では、今はSNSを上手に使えば、リアルには知り合うすべもない人たちと交わえたりする便利な時代。

やらないなんて、本当にもったいないし。

未来に向けてのサバイバル能力のひとつなのだから、原始時代に石で武器が作れるくらいに大切なスキルのはず。

今からでも遅くないので、がんがん発信して、がんがん人と交わって、がんがんトラブって、免疫つけておきましょう。

 

とにかく、臆病にならないで、今の土台を思い切り崩してみること

人生はそこから勝手に大きく変わっていきます。

 

こういう土台崩しを、呼吸するかのように、ごく静かに、当たり前に、日常にしていくことが、自分を強くしてくれます。

そして、やがては理想とする高みに連れて行ってくれると、私は信じているのです。

あんなに自信なかったくせに、ずるいほど成長していく人たちに学ぶこと

 

ダラス移転を決めて、諸々の手続きやら、引越し準備やらをしなくてはいけない時期に書いたメルマガより。


 

これから3週間。コーチングのセッションが連続し、普段はめったにないはずの来客も、日本やハワイやタイや香港からあったりし。

同時に、いろいろ仕事の仕込みもあり、ロサンゼルス在住の方々との会食などもあり。

何より、引越し準備、しなくてはいけないではありませんか…(汗)。

パニック寸前の頭を落ち着かせるために、朝はちゃんとジムに行ったりジョギングしたりで、体を動かすことも欠かしません。

今朝、いつもと違う道をジョギングしたら、写真の多肉植物だらけの可愛いガーデンを発見。

万年水不足ゆえ、水まきがいらないカリフォルニア・フレンドリーと言われる植物で統一することを推奨されているロサンゼルス。

 

でも、工夫次第で心地よい空間というのは作れるものですね。

お金より、時間より、まずは「できる」という楽観的な発想や、「やっちゃおう」と行動に移れる心の余裕みたいなものが大切なのかな。

 

思えば今年前半だけでも、以前なら「とても無理」と思っていたようなことが、いくつか現実になりました。

 

もしかしたらできるかも?

どうやったらできるのかな?

おお、こういうやり方があるのか!

ならば、やってみちゃおうかな…

 

そうやって、ひとつひとつ、結構、簡単にクリアできてしまった感があります。

いや、その時々は、必死でぜーぜー、はーはー言ってるんですけどね(笑)。

終わって振り返ってみると、へ~、結構、何でもないことだったかなと思えちゃう。

 

そもそも、テキサスに家を買って引っ越すなんて、2ヶ月半前には影も形もなかった発想です。

可能とすら、思ってみたことがなかった。

 

だから、この先、3ヶ月後に何があるのかも、まったくわかりませんよね。

人生は、だからこそ面白いんですよね、きっと。

 

予定調和的な未来なんて、刺激も何もない。不安とエキサイトメントは、常に背中合わせです。

1ヶ月とか、3ヶ月とか、そういう短いスパンで、あっという間に変化を遂げて驚かせてくれるクライアントとの対話に刺激を受けつつ、冒険がいっぱいの毎日って、やっぱり楽しいと確信します。

 

あんなに焦燥感でいっぱいだったくせに
あんなに自信なかったくせに
あんなに発信も怖がってたくせに

 

なんか、皆、すぐに平気になって、ぐんぐんと成長と変化を遂げているのですよね。

そして、周囲に感謝の言葉をかけている。後から続く人を応援してくれている。

 

人間って、すごいなあ~と感動させられます。

 

自分だって、そんなすごい人間のひとり。

だから、きっと、ちょっとくらいたいへんな時期も、すいすいっと乗り越えていけるに違いない。

 

後になれば、きっと軽く笑えるはず。

そう信じないと、ついついパニックしそうになってしまう今日この頃です(笑)。