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Monthly Archives: 7月 2018
Monthly Archives: 7月 2018
7月最終日に発信したメルマガの内容、そのままにお届けします。
引っ越しまで、あと2日。
なんてときに限って、お客様が集中したりするわけですが(汗)
おかげで、最後に住む街をご案内できたり、
行っておきたかった大好きなレストランやカフェを、大好きな人たちと楽しめたり。
実はとても素敵な、送別のギフトのような時間をいただいています。
毎週末のように走って通ったビバリーヒルズの公園さえも、
真夏の日を浴びて、きれいに輝いて見えました。
今日は、家の購入手続きの最終日で、公証人さんが家に来て、書類一式にサインをして終了。
これで後は引越し作業に専念できるはず…。(まだ何も始めていません…怖)
それにしてもロサンゼルスにはやはり格好良い皆さまが多くて、
洗練されて、上品で、さりげなくて、カジュアルで、でもおしゃれ感があって。
「そんな人や場所が好きな上野さんが、テキサスとか行って大丈夫なの?」
昨日もそんな風に聞かれたのですが、そこはちゃんと確認して来た、自分でも大事なポイントなんですよね。
同じではないけれど、全然、大丈夫。
ちゃんと、カッコよさのある未来型の街なんです。
この目で見て、それが確信できたので、思い切ったように見える移転も、すんなりと決められたのでしょう。
そんな自分の直感を信じているので、たぶん大丈夫。
現実は、自分が作るものですからね。
見たいものだけを、フィルターかけて見れる心の目を持っていれば、きっと、いつでも、どこでも大丈夫。
朝のロサンゼルスは21度。最高気温は31度。
日差しは強いけれど、湿気はなくて、爽やかな暑さです。
最後の最後に、こんな素晴らしい風景を見せてくれてありがとうと、住宅街をジョギングしながら空にお礼を言ってみたりして。
こうやって、名残惜しさを残して行くくらいが、ちょうど良いのかもしれませんよね。
フェイスブックでも拡散してくれて、一瞬で2000人以上が読んでくださった記事です。
↓
住めば都。今いる場所で、まずは幸せに気づくことhttps://www.hajimeueno.com/archives/2332
この心境になれたからこそ、ハワイをハッピーに去る事ができました。
このときのことを思えば、ロサンゼルスを後にするのも大丈夫。
新しい街で、新しい体験が待っています。
未来にワクワクする気持ちだけを握りしめて、行ってきます~
上野さん、人にはマイホームを買うな、
確かに(笑)。そんなこともメルマガに書きましたよね。
↓
「家は買うな!とクライアントに説教モード』
だけど、自分では買う、というのは、たしかに一見、矛盾。
それにはいろいろ理由もあるわけでして、
少しばかり弁解させてくださいませ。
テキサス州のダラスに家を買って引っ越す、
それまでは私もまったく考えていなかったことなんですよね。
一箇所に落ち着くなんて、ありえない。
ましてやもう50代後半。
自営業。
収入不安定。
ハワイもロサンゼルスも、超不動産高騰し、すでに時遅し。
そんな私が、家が買えるなんて、想像もしてなかったわけです。
でも、ダラスの家事情を聞くにつれ、その気持が180度、
東京の郊外にマイホームを持つのは、得策じゃないよ、
日本は残念なことに、
なのに、たくさん新築はできていて。どうなるかは、
わからない方は、ぜひこの本を読んでみてください。
2020年までに読んでおきたい(いや、本当は今すぐ)、
↓
マイホーム価値革命 2022年、「不動産」の常識が変わる
あと、この記事も。
↓
“実家”は2022年までに売らないとヤバい
だから、買うのならば、マイホームではなくて、投資目的の物件ならいいよ、というのが、不動産のスペシャリストさんたちのお話ですよね。
でも、アメリカは、逆で、需要と物価に合わせて、
ハワイやロサンゼルス、ニューヨークなどという人気都市は、
が、ものすごく発展性のある新しい都会ダラスは、
ロサンゼルスと比べると、
しかも新築に近い物件で。
どんどん新しい物件が増えているわけですが、
年間で5%~10%くらいの上昇は当たり前な感覚、という説もあります。
でも、それはバブリーな状況ではなくて、
数年、住んで、
だから、マイホームを買うのもあり、なんです。
日本は人口が減っていく。
そのことによる、
長い間のマイホーム信仰も根本から見直さないと、
でも、アメリカは人口がずっと増え続けるし、
だから、人気エリアならば、家の需要が減ることもありません。
中古物件も、土台さえしっかりしていれば、表面に手を加えて、
しかも、アメリカ人は、平均で5年毎に家を買い換えるのです。
市場が冷え込む、ということは、
そこが日米で大きく違うところ。
とくに今、私が買おうとしている物件であれば、今、
ローンを払いながら暮らしを楽しんでいる間に、
それが可能なエリアとそうでないエリアがあるわけですが、
ということで、ここでなら、家を買うのはあり、
実際、数年でひょいっと買い替えたり、子どもの学校の都合で、
もう賃貸と感覚があんまり変わらないんですよね。
で、すごいことは、私の年齢で、自営業で、たいした資産もない(
払い終わったら、四捨五入して90歳なんですけどね(爆)。
ま、死んだら銀行が持っていくだけですからね。
なんともおおらかな社会です。
先日、アメリカ在住のあるクライアントさんから、午後6時からのセッションを、4時からに変えてもらえませんか?と依頼あり。
他のアポと重ならない限り、時間はいかようにもなるので、早まる分にはもちろんOK。
「こんな時間に会社から帰ってこれるんですか?」と聞くと、
「今日やるべきことは終わったので」「別に家で仕事しても構わないんですよね」というお言葉が返ってきました。
かなり個人に裁量が任されている仕事環境で、与えられたプロジェクトを、標準時間内でこなしている限りは、始業時間も就業時間もゆるゆるなのだそうです。
いいですね~。
マネージメントって「監視」ってことじゃないはずなのに、どうしても目の前に社員がいないと不安になっちゃう上司も多いようです。
私も経営者時代に、テレワークを実験導入してましたが、反対するのは、いつも同僚や直属の上司たち。
人を探しても潤沢に見つかる環境じゃないのに、なに贅沢言ってんの、君らは、って感じなのですが、どうやら根っこには「不公平感」があったりもするようでした。
小さいな~、お前ら。
とは言いませんでしたが(苦笑)、もっと大局で生産性向上ということを考えたら、どうでもいいはずなのですけどね。
クライアントは、ある時点で正社員からコントラクター(契約スタッフ)に切り替えて、自分主導で働く、働かない、を決められるようにしようと目論見中。
フルタイムだろうがパートだろうが、社員という制度には、美味しさもある代わりに、拘束が伴うものでもあります。
安定、安心、という要素と、拘束が少なくなるということを比べて、どっちが勝つのか。
それはきっと人それぞれなのでしょう。
別なクライアントさんと話していたら、「今度から週に3日だけの勤務にしてもらうことになりました~」と嬉しそう。
こないだ週4日体制にしたばかりで、え、また減らすの?と驚いたのですが、技術職なので、それでも日本の平均的サラリーマンの月収はちゃんと稼げるのだとか。
だったらね~(笑)。
大好きなアート関係を追求して副業にしようと、心がグイッとシフトし始めたからなんですよね。
おふたりに共通するのは、「もっと自分の時間がほしい!」という願望です。
え、そんな恵まれた環境なのに、まだ時間がほしくて時短勤務を選ぶの? と驚くのは、きっと日本の皆様(笑)。
ダラスでも、トヨタ本社すぐ近くの地ビールのお店(巨大)なんか、夕方5時半で満員。
皆さん、ひと仕事終えて、同僚らと陽気にグラスを傾けていました。
そのまま車で帰るのだけは、ちょっと危ないのですが(苦笑)、テキサスは規制がゆるいし取締りもあまりない。
一杯飲んで、家に着いてもまだ6時半(皆、家も近いですから)。
そこから家族との長い夜が始まります。
当然、ひとり時間もいっぱい持てます。
エクササイズや趣味や教養や休養に、たっぷりと時間を割ける暮らし。
未来に向けての再勉強やら、趣味の延長の副業やら、友人らとの密度濃い交流やら。
そんなことに使える時間もたっぷりある。
それでいて、新興住宅エリアの平均世帯年収は1000万円+とか言うのだから、なんというか…豊かですよね。
「日本では無理」「自分には無理」
そんな言葉も聞こえてきそうですけど、いや、日本でだって実現できている人もいっぱいいますよね。
もちろん社員として働くメリットもたくさんあることと思います。
が、これから何年、そういう暮らしが続けられますか?という問いに、真剣に向き合ったときに、心がつぶやく返事はなんでしょう。
そして、社員、という選択がなくなってしまったときに、自分にできることは何だろう?という問いへの答えも、早々に見つけておかないといけませんね。
ロサンゼルスからダラスにトヨタが移動する、と5年前くらいに聞いたとき、だだっ広い荒野にポツンと浮かぶ、平屋の工場を勝手に想像していました。
が、大間違いでした。
道路網などの近代的なインフラが先に整い、都会と郊外が同居し、そこに未来型のコンパクトシティの集合体、とも言えるようなコミュニティが次々と開発されているのです。
トヨタは工場があるわけではなくて、本社機能をここに統括。
超近代的で、超巨大な建物と駐車場が、「街」のような規模で存在していて圧巻。
ただ、それだけじゃないことに、もっと驚きます。
この一角は「本社通り(Headquarter Drive)と呼ばれ、全米規模、いやグローバル規模の企業の本社が軒を並べて建っている、すごい場所だったのです。
資金力のある企業が縦横無尽になんでも好きなことをしている開発ではなくて、優れた都市計画のリーダーたちがいて、確かなビジョンを持って進めている。
それも、超急ピッチで。
ここがアメリカか?と思うほど、あっちでもこっちでも大規模な開発が同時多発的に進行中。
まだまだこんな発展するポテンシャルがあったのか。人口は増え続け、子どもも増え続ける国。
でも豊かな土地がまだまだ、こんなにある。
あまりにも規模が大きすぎて、写真には収まりません。
空からドローンで撮らないと…と何度、思ったことか(笑)。
これは、体験してみるしかないのです。
行ってみなければ決してわからない「住民の目から見たダラス」の真実が、このセミナーで知ることができます。
↓
【テキサス不動産】みんなで創り上げる街!? 勢いに乗る大都市群、ダラスに移住しよう!【大型都市開発初公開】
LA以外の方には、動画配信版もご用意しています。(私はそこだけチラッとお手伝い)
お申込みは、上記のページ末尾のリンク、またはこちらから。
すでに受付は終了いたしました!
投資家目線ではなく、業者さん目線でもなく、フラットに見たダラスの今、そして未来を知りたい方に最適です。
当日は、LAなどから移住した人の生の声が満載。
何がそんなに良いのか、比較できる人たちの意見は本当に貴重ですよね。
とにかく便利な大都会なのに、家(土地)が安い!
200平米くらいの家が、新品でも3000万円台だったり。
5000万円、8000万円とか出すつもりなら、本当に使い切れないくらい部屋数がある家が手に入ります。
ロサンゼルスの3分の1,4分の1くらいの価格感。
クオリティ・オブ・ライフにこだわった街づくりを一緒に楽しめる場所です。
動画版の販売も限定期間のみとなっていますので、お急ぎを~!
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【テキサス不動産】みんなで創り上げる街!? 勢いに乗る大都市群、ダラスに移住しよう!【大型都市開発初公開】
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今年、会社を卒業して、いよいよ自分ブランドで好きなライフスタイルを構築するために頑張るぞーとなるはずのクライアント。
でも、どうもずっと及び腰。
なんか夏頃から人材会社から誘われているフルタイムの仕事をしながら、空き時間で「ひとり起業」をやろうと思うのだが…
なんて相談が始まったので、こちらは目が点(笑)。
今回は、そんな話をしてみたいと思います。
お金に不安がある人ならば、わからないでもないのですが、彼女は旦那さんもいるし、住む家もあるし、失業保険が始まるのはこれからだし、何も不自由ありません。
「パートという選択はないの?」と聞いても、求められているのはフルタイムばかりだそう。
一応、資格を持っていたりするので、それに対する需要もあるのでしょうね。
「○○士としての仕事も好きなんですよね…」という彼女ですが、うん? なんだかモヤモヤします。
また、会社生活に戻るの?
通勤電車に乗るの?
同僚やら上司やらに揉まれて与えられた仕事をこなす生活するの?
それ、あなたが本当に望んでいたライフスタイルでしたっけ?
そう聞くと、彼女は「いいえ、違います」と即答。
だよね~。会社行かなくなって、早数ヶ月。
今、すっごく楽しいし、居心地いいし、この状態こそが、自分が望んでいたことだと言うのです。
だったら、なぜ? ですよね。
失業保険がもらえる数ヶ月の間に、せっかく勉強してきて、いよいよ準備も整ってきたことを使って、全力で「ひとり起業」の起ち上げに集中すべき時期じゃない?
片手間でうまくいかないから、会社辞めたんじゃなかったっけ?
前に進むことに、そこにどんなブロックがあるの?
だんだんと核心に迫っていくと、結局は、これからやることに対しての「自信のなさ」がいろんな形で表出してきます。
やっぱり(笑)。
それ、皆、そうなんです。
私もそう。確かに通ってきた道だから、よくわかります。
「このことに、教わった先生ほどの【情熱】が持てないんです」
好き、ではあるけれど、でも、全身全霊を傾けられるかというと、そこまで一色に染まれないかもしれない。
染まれないと実力も伴わないかもしれない。お客さんからも見透かされるかもしれない。
失敗するかもしれない。食べていけないかもしれない。ダンナにも恥ずかしいことになるかもしれない。
とかとかとか。きっと頭の中では、いろんな失敗前提の妄想が渦巻いているのでしょう。
でも、私はそこで言います。
「今の状態、好きなんですよね。だから、それを維持するために、ひとり起業を【道具】【ツール】と考えれば良いのではないですか?」と。
例えば私はライフコーチ、ということを仕事にしていますが、別にそれがやりたいから、独立したわけじゃありません。
時間と場所と収入と人間関係の自由を手に入れるには、どんな手段があるかな~と考えてきて、で、その中で、自分がきらいじゃなくて、苦手じゃなくて、それなりに得意を活かせることがあるとしたら、それって何だろう?
そう考えて、たどり着いたのが、この仕事なんですよね。
順番が真逆です。
彼女だって、それは同じこと。
韓流ドラマ、一日中、見ていたい~。アジアにも旅行したい~。のんびりお昼寝したい~。
そんな気ままな自由を謳歌するために、ひとり起業、という手段を選んだだけのこと。
だったら、深く考えなくてもいいんじゃない?
情熱、だなんて、大げさな言葉使うと、さも大層なことに思えてしまうけれど、
少なくとも、真摯な態度で、誠実に、親身になって、正直にビジネスを営めれば、困っている人の役に立つことはできるでしょう。
仕事を、道具とかツールとか考えることは、別に「不謹慎」じゃないはずです。
なんかそういう変な神聖さを職業に持ち込んで、自分を追い詰める材料にしなくてもいいんじゃない?
自分の自信のなさを、そこに結びつけて、ずいぶんと込み入った言い訳にしなくてもいいんじゃない?(苦笑)
そんな話をすると、なんとなくクライアントの「そっか~」にも、前向きな明るさが戻ってくる感触がありました。
好きなことが見つからない、とか、好きなことがわからない、とか。
よく聞くのですが、別にどうでもいいことですよね。
嫌いなことをしないために、今できることを探す。
それが、まあ、マシなことであって、自分の得意が活かせることであれば、それでいいんじゃない?
やっていくうちに、得意が花咲いて、人から褒められたり、感謝されたり、お金がくっついてきたりする。
すると「あ~、この仕事、大好き!」「これって、私の天職だわ!」ってなったりするもんなんですよね。
人間なんて、勝手なものです(笑)。
情熱は、「好きなライフスタイルを手に入れる!」という願いに傾ければ、それでいい。
皆が今やっていることって、「たまたま」巡り合ったこと、って場合が多いはず。
なんとなく稼げるから、なんとなく食べれているから、それほど嫌じゃないから、続けているだけ。
一見、楽に見えそうな道にフラフラと心揺らぐ瞬間が何度も巡ってきますが、ねえねえ、本当に手に入れたかったものって、それなんだっけ?って
常に自分に説い続けていかないと、つい間違ってしまいますからね。
「洗脳」はとても根深いものなので、ぜひ、気をつけてくださいませ。