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Daily Archives: 12/18/2016

2016年、何をやめた? 来年は何をやめてみる?

先日、コーチングのクライアント専用のFacebookグループで、こちらの本を皆に
おすすめしました。

「やめてみた」という言葉にヒントがありまして、不意に浮かんだ、「あれ、これって要らない…?」という疑問に従って、やめてみる。

すると、見えてくる発見があるということを、マンガでわかりやすく、楽しく教えてくれる一冊です。

年末年始に読みたい一冊リストに早速、加えてあります。

 

人生に前向きで、エネルギーもある人は、あれもこれも、と詰め込んで、結果、自滅したりすることもあります。

自分がそうなんですけど(笑)、それでも諦めきれなくて、本は買い過ぎ、講座は申し込みすぎ、メルマガは登録し過ぎ、予定は入れ過ぎ……。

 

何もかもを消化しきれなくなって、ある時、「よし、断捨離だ~!」と一斉に破棄、削除、解除。

そして、ハタ、と気がつきます。

こんなことを何度、繰り返せば自分は気が済むのかと。

 

シャイニーオブジェクト症候群などと言われる、新しくて、キラキラっと光ってそうなものにフラフラと惹かれる傾向は、多かれ少なかれ、誰にもありますよね。

 

この本を読んだら、こうなれそう!

この講座で学んだら、こうなれそう!

この集まりに行くと、人脈作れそう!

欲張りな自分が、「欲」や「執着」をベースに選択したことが、結果、実は、何にも結びついてないことに気づいて、愕然としたり……。

脇目もふらず、一心にひとつのことに集中し、深く深く掘り下げていった人たちが、はるか遠くにかすんで見えます(涙)。

 

失った時間は、取り戻せません。

だから、今は、「Less is more」をモットーに、選択と集中。

もっともっと、と、重厚長大に向かう欲望ではなくて、ミニマリストに近いくらいに欲望を研ぎ澄まし、減らすことに意識を集中する。

 

やりたいことをひとつ見つけたら、やめることを同時に見つけて、時間の足し算、引き算をちゃんとゼロに戻す。

そもそもグラスに水はいっぱいにあふれているので、これ以上は入らない。

入れたら、自滅しますからね。

 

2016年、皆さんは何をやめましたか?

2017年、何をやめますか?

そんなことを考えて、暮らしをリセットしたい年末年始。

 

「もの」「人間関係」「イベント」「考え方」「理想」「憧れ」「思い込み」

いろんなものを「やめてみる」ことで、新しく手に入るものが、いっぱいあります。

やめるのは、技術、スキルみたいなものなので、習得に少しコツが必要ですね。

 

年末年始は、とくに気分が盛り上がるので、あれもこれも、と足しがちですが、それが息切れのもと。

何かを足すのではなく、やめてみる。

2017年はLess is moreを意識して、ゆったり楽々、ほんわかと、自分らしい一年に!

 

参考 足し算する前に引き算しよう。ゆっくり休んで成果を出す方法

 

★実は、わたなべぽんさんのファンで、いろいろ読んでいます。

ダイエットの2冊も、実に深くて、学びに富んだ本でした。

人間成長のリアルさを、ストーリーで示してくれるので、すっと入ってきます。

 

ハワイで学んだ、今ここに集中してマインドフルネスを実現する呼吸法

皆さんは、気がつくといつもスマホばっかり、見ていたりしませんか?

クライアントさんの中に、スマホ依存から抜けられないで困っている方がいますが、そんな姿は街中でいくらでも見かけることができますね。

 

通知機能が、コンスタントにメッセージの着信を知らせてくるし、アプリも「あれしろ」「これしろ」とリマインド。

ただでさえ忙しい毎日を、より多忙で落ち着かなくさせてくれます。

 

それでなくても、昨日の後悔、明日の心配。

私たちの頭の中は、「今」以外のことで満たされまくっています。

 

せっかくの人生なのに、生きてるようで、全然、今、この瞬間を楽しめてない…。

 

今年はマインドフルネスという言葉も一般に知れ渡りましたが、これは心に静寂を取り戻して、「今ここ」に意識を当てること。

手段としては、瞑想をするのですが、お寺で座禅を組んで、というようなフォーマルなことは全然、必要ありません。

秋に、UCLAのオンライン講座で「マインドフルネス入門」を受けたのですが、その中では、歩きながら、食事しながら行う瞑想法なども紹介されていました。

一度、その感覚を覚えると、心がわさわさしたときも、何かにとらわれて抜けにくくなったときも、すっと自分を切り離せるようになっていきます。

そのきっかけは、姿勢と呼吸。

雑念が出たら、あ、出たな、と思って意識して、また呼吸そのものに意識を戻せばいい。

いたってシンプルです。

 

あ、これ、ハワイでも学んだわ、と思い出したのが、日本でも各種本が出て知る人ぞ知る、Dr. ヒューレンの「ホ・オポノポノ」二日間講座のことです。

講義の中で、何度も体験させられたのが、7つの呼吸法でした。種類が7つあるのではなく、とっても簡単なので、ぜひ皆さんも使ってみてください。

以下、手順です。

1.姿勢を正す。(呼吸しやすければ何でもいい)

2.親指と人差し指で輪っかを作り、右手のと左手のを鎖状にからめて、「無限」のサインをつくる。(8の字みたいなもの。これはやってもやらなくても別にいいです・笑)

3.ゆっくりと(頭で)7つ数えながら息を吸う。

4.肺に空気がたまった状態で息を止め、7つ数える

5.ゆっくりと7つ数えながら息を吐く。

6.肺が空っぽな状態で息を止め、7つ数える。

7.3から6の流れを、「7回」行う。

 

これだけです。

でも、これが効果絶大で、呼吸に集中しているだけで、気持ちがスーッと良くなるんですよね。

瞑想しよう、とか意気込むと、またハードルが上がったりもするのですが、これは、いつでもどこでも気軽にできてしまいます。だから効果的。

スピリチュアル系の教えなので、そこには理由説明も何もないのですが、私の超現実的な解釈はこんなところです。

  • 普段、せわしなくしていると、呼吸は浅くなってしまう
  • 浅い呼吸だと、十分に酸素も行き渡らず、自律神経が乱れてしまう(など、いろいろと言われています)
  • ゆっくりと呼吸をし、しかも止めることで、自然と深い呼吸になる
  • 副交感神経が優位になって心身がリラックスできる。生体のリズムを取り戻せる。
  • カウントに集中することで、他のことを考えにくくなる
  • 7つくらいが、ちょうど集中が途切れず、やりやすい。短くもなく長くもない。
  • 「今ここ」に意識を戻せる

 

この呼吸法は、本当に簡単にできます。

立ってても、座ってても、寝ていても。

時間があれば、2ラウンド、3ラウンドやってみても良いと思います。

 

瞑想、と言うと、難しいようですが、それを簡単に、ちょっと「体操」っぽく教えてくれているのが、わかりやすいし、伝わりやすいし、覚えやすい。

そういうことかな、と。

 

この呼吸法なら、慣れると、目を開けていても簡単にできます。

仕事中とか、会議中とかつまんない人との食事中とかにも(笑)。

 

過去や未来に心をとらわれず、「今」に意識を集中する。

心配も不安も悩みも怒りも苛立ちも、全部、息と一緒に吐き出してしまいましょう。

 

今年は、こんなマインドフルな体験もしていましたね。参考ブログです。

参考 マインドフルで静かな刺激に満ちた体験「The Life School」in 軽井沢