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Monthly Archives: 5月 2014
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フリーになってからは家で仕事していて、誰も邪魔する人がいないはずなのに、なぜか気が散る。あれ、さっきまでこれやってたのに、なんで今、全然違う画面見てるんだろう、という摩訶不思議な現象に悩まされました。
自分だけコントロールすればいいはずなのに、なぜできない?
ひとつの原因はネットでした。インターネットに接続している限り、いつ入るか分からないメールをチョコチョコ見に行っては集中を途切らせていました。
メールだけではありません。魔力が一番強いのが、常時更新されまくるフェイスブックですね。これはもうキリがない。皆が面白いことを載せてくれちゃうから、見ていて楽しいし、懐かしいし、嬉しいし、時に学べたり泣けたりするし。エンドレスです。
でも、仕事が前に進まないと、サラリーマンじゃないしお金になりません。困った~、と思って辿り着いたのが、この3つ(+オマケ)。
ご紹介します。
前にも書いたことがありますが、とにかく強力な味方がこのFREEDOM。起ち上げると時間数を設定するようになっていて、30とか60とか好きな分数を入力。すると、コンピュータを再起動しない限りは、このソフトを止めることができない。つまり、インターネットにはつながらないんですね。
その頑固さ、大好きです。
インターネットは便利。最高。だからわざわざ高いお金払って、より高速な回線を契約していたりするのに、わざわざ有料のソフトを買って、そのネットを強制的に断ち切るというアイロニー。
ふふふ、それこそが究極の贅沢というものですよね。
社交的じゃない人のことをAnti-Socialと呼んだりするのでしょうが、ネットは調べ物があるし、メールは大事なのでつなげておきたいけれど、FacebookやTwitterを始終見てしまう自分を律したい、という時に便利なのが、姉妹ソフトの「Anti-Social」です。
TwitterやFacebookは、非接続にする基本サービスに含まれていますが、あとはURLを入れれば、他のどのサービスでも1と同様に決めた時間分だけ強制シャットアウトできます。
これがね。便利なんですよ。そして効くのです。
ああ、いかに自分が優柔不断にFacebookに惑わされて生きているか…。それを実感することになります。
一瞬、寂しいですし、ウズウズしちゃうのを抑えるのが結構難しいんですけど、だからこそ、これは効果あります。1とセットで入れると、割引があります。
一時期、ライフハック系の生産性向上オタクの皆様の間で流行ったのですが、ご存知でしょうか。本まで出ましたが、基本、それほど語ることないだろうにと思いつつ、つられて読んでいました。
ポモドーロ、というのは、ご存知イタリアンの基本となるトマトソースのことで、ニンニク、オリーブオイル、ホールトマトなどを合わせてグツグツ煮詰めたもの。
その煮込みの時間、タイマーセットして待つことから、「タイマーをセットして、その一定時間、脇目をふらずに集中しまくること」をポモドーロテクニックなどと呼んだ人がいて、iPhoneアプリなどが有料、無料でたくさん出ています。
基本は単なるタイマーです。そして25分、というのが基本の時間。それが集中力が一番持続しやすい分数なのだとか。
実際にやってみると、集中出来ている時はアッという間に過ぎるのに、集中が妨げられている時はやたらと長い時間に感じます。不思議です。
アプリによって、カチッカチッと時計の音が出てくるのもあり、自分はそれが好みかな。他の音が聞こえなくなるのでより良い感じ。集中している時は、そんな音も聞こえなくなります。
マイナス点は、実は45分でも60分でも集中が続くかもしれないのに、25分でセットしちゃうと、その段階でベルが鳴って集中が切れちゃうこと。慣れてきて、自分は40分の人だ、いや60分の人だと分かったら、そのようにセットし直すといいですね。
でも、これ、僕的にはとても効きます。どうしても締め切りが…という時は、2番と組み合わせて、これをやります。
⇒ ポモドーロ・テクニックについて(英語)
⇒ 日本語で書かれたオススメサイト
⇒ ポモドーロ関連のiPhoneアプリ(無料のみ。無料で十分!)
音がうるさくても静かでも、耳栓って、するとなぜか落ち着きます。聴覚が遮断されてシーンと静かになってみると、いかに自分の周りに無用な音があふれているかに気づくのです。工事の音。車の音。人の歩く音。自分のキーボードの音。水道管の音。いろんな音が実は聞こえていたんだな、ということに気づく。
そして聴覚という五感のひとつを遮断して使わない状態にすることで、脳の考える神経によりエネルギーが向かいやすくなるようです。少しでも感覚を絞ってあげると良いようですね。
ワークショップはとても面白かった。
言葉を変えれば一瞬で自分が変えられるよ、という話をして、いくつか例を上げてみせた。
そしてその後、皆で他のテーマでシェアリングをしている最中、「許せない」という言葉を使う参加者がいたのを、隣の方がすかさず聞いて「許さない」なんだよね、と言った。
僕も気づいて同じことを重ねて言っていた。
許せない、と言った瞬間、それは決定的に変えることのできない事実のように見えてしまうけれど、「許さない」と言い換えてみると自分がコントロールできることに変化する。
NLPのLは言葉のことだから、プラクティショナーは皆、言葉に敏感だ。「せ」と「さ」の違いが、心の中で大きな違いを生んでしまっていることを知っているから。そしてそれが瞬時に変えられることも経験している。
僕らは無意識の内に上記のような言葉遣いをして、Limiting Belief(リミティング・ビリーフ)という、自らを縛る概念を自分の中に創りあげている。
自分の言葉の主語が「自分」でない時は気をつけよう。
自分の言葉が「能動態」でない時はもっと要注意。
ワークショップでこの言葉を繰り返した。
時間がなくてできない、ではなくて、それをやるために「私が」優先事項を整理して時間を割くことを「選択していない」と言えば、やれるようになる。選択すれば良いだけだ。
それでもできない時は、自分がやろうとしない理由が他にある。
例えば「やり方が分からない」「やることはわかるけど、順番がステップが分からない」あるいは「失敗するのが怖い」。
僕らの潜在意識は、僕らをだます天才。いったいどれだけ自分も騙され続けてきたか…。
いや、これでさえも自己責任にしっかりと転嫁して、いったいどれだけニセの言い訳を作って、やるべきことをやらずに避けてきたか…というのが正解。
もう避けません。逃げません。
自分の人生に全責任を負うことを覚えると、気持ちがはるかに楽になり、身体もそれにくっついてスイスイと動くようになっていくようだ。
芸能人が麻薬で逮捕された時のマスコミの騒ぎようと言ったら、もの凄い。その人の人格すべてが汚されて、過去の偉業も、すべてが無価値にされてしまう。鬼の首を取ったようなという表現があるけれど、100%の悪人として祭り上げられて、全精力を注ぎ込んで裁こうとするかのように見える。
麻薬に限らず、不祥事はすべてそう。不祥事じゃなくても、不祥事に見えたら、そうなる構造がある。そしてそれに乗っかる一般の方々も多い。君は彼らの何を知っているの?と疑問に思う。彼らがあなたに一体何をしたのかと問いたくなる。
人は皆、自分が言われたら一番痛い言葉を注意深く選んで発言するようだ。それが一番「効く」と知っているから。ネットには恐ろしい言葉がたくさん届く。そして広がる。
過去、いろいろな芸能人が麻薬で逮捕されたりしたけれど、そして見せしめのように派手派手しく報道されてきたけれど、逮捕された人たちは、きっとどこかホッとしているんだろうなと思う。これで解放される。麻薬の魔力から解放されると。
そのことの安堵感に比べたら、世の中の騒ぎとかって何でもないことなのかもしれない。これでまた元に戻れるかもしれないという希望感すら感じている気がする。何か知られてはいけないことを心に隠していることほど辛いことはない。それを言えるか言えないか、心の様相に与える影響は多大だ。ダークな秘密が表に出て、もう隠す必要がなくなったことだけで救われるものがあるはずだ。
人はふとしたことで過ちを犯してしまうことだってある。意図しない内に、取り返しの付かない場所へ来てしまって戻れなくなることだってある。そんなの、誰にだってある。どんな立場に立たされようと、少しばかりの弱さや緩みがエスカレートして取り返しがつかなくなるところまで行ってしまうことはきっとある。絶対にないなんて、誰にも言えない。
だから、一度や二度の過ちが許されない社会は恐ろしいと思う。それを許せないと凶弾する人々の、誇大広告のような正義感が恐ろしい。
アメリカに来て良かったな、と思うことのひとつは、社会全体にセカンドチャンスを応援し、そのチャレンジする姿に惜しみない拍手を送る空気があふれていることだ。努力が実を結んで成果を出すことができれば、マスコミも社会もこぞって拍手喝采。一度落ちてから再びつかむ栄光は、最初の栄光よりもはるかに難しいことを知っているからだろう。
記憶に新しいところでは、ドラッグ中毒に苦しんだロバート・ダウニー・ジュニアが、アイアンマンやトロピック・サンダーで2009年に大復活。そして見事に最優秀助演男優賞を受賞。その時の会場の鳴り止まない拍手が忘れられない。ベン・アフレック他、そんな例は他にいくらでもある。アメリカ人の好きなアメリカン・ドリームの別な形なのかもしれない。
だからと言って、罪を犯したことを正当化してはいけないし、許されるべきかどうかは罪の種類にもよるわけだけれど、僕が世界を創る担い手になるのなら、ただ裁いて終わるより更生することを応援する社会を創りたい。打たれても打たれても立ち上がる、ロッキーのようなタフな精神の持ち主に惜しみない拍手を送る、愛にあふれた心を育てたい。
BLOGOSで、「質問:芸能人って甘くない?」という記事が載っていて、それは読者から長谷川豊アナへの質問で、それに応える彼の記事でした。タイトルの言葉のせいか、それを普通にシェアしようとしたら、逆に取ってしまわれかねなかったので、ブログにしました。彼もまた、セカンドチャンスを応援できる社会のあり方について書いています。
3年と少し前にロサンゼルスに来た時に、あまりにも周囲のことが分からないので、まずは生活者の生の声を日々、取り入れていこうと思ってブログランキングから、人気ブログを見つけて購読し始めました。中でもバンクーバーの経営者であるヒロさんが書く「外から見る日本」というブログが大好きで毎日楽しみにしています。
毎日、欠かさずにこんな長くて、こんなに整理されていて、こんなにスタンスがはっきりしていて、こんなに情報量もたっぷりなブログ記事を書き続けられるって、とんでもないことだと思うのですが、マネタイズも関係なく続けていらっしゃいます。最近はBLOGOSという提言サイトにも登録され、ますますたくさんの目に触れていることと思います。
最近の記事で、「なぜそれでもブログを書くのか」というエントリーがありました。すでに2300記事もアップされているそうで、一年365日として6年以上。すご過ぎ…。
この記事の「それでも」というのは、BLOGOSというサイトへの転載で日本の方々がよりたくさん読まれるようになって、批判を浴びることも多くなったことに由来しているのだろうなと想像しています。幼稚な言葉や論旨、揚げ足取りがコメント内に多々見受けられるサイトで本当に残念なのですが、ヒロさんの一個人的意見にも、時にネガティブ・コメントが寄せられる時がありました。
多く見受けられるのは「あなたは海外にいて実情を知らない」とか、「離れたところで好き勝手に言うのは楽」みたいな、俺達の置かれている本当の状況を知らないで何言ってるんだ、という論調です。あるいは、「あなたの言うここの部分がこう間違っている」と細かくディテールを突いて、全体の根底に流れる重要なメッセージを無視する意見も多め。
で、どうなの?といつも思うのですね。またこんなことで無駄な時間使っちゃって…と脱力してしまいます。
別に海外に出たから偉いわけでもなんでもないし、ヒロさんもそんな論調で言っているわけでもなくて、ただ外から見た方が客観的に他の国のことと比較して見やすかったりするのは事実で、アメリカやカナダを礼賛しているわけでもなく、こっちの良い所と、そっちやあっち(どこでも良い)の良い所とを総合して世界全体を最適化できたら一番素晴らしいわけで。
それは一個人の意見ですから、100%自分も納得したり、合意したりすることばかりではありませんが、それはそれ。いろんな意見が世の中にあってもいいし、人によって、情報量はばらつきがあるわけだから、トピックスごとにブレがあって当然です。
今回のエントリのように、正解はひとつということに固執するのは良くないと書くと、いや、そのメリットもあると反論が書かれたり。それで苦しんでるのは日本の社会、だからこう考えるといいんじゃないかと単にアドバイスしているだけ、そう受け取ればいいのになあ、とツッコミ入れたくなるのですけれど。
しかし、ヒロさんは実に辛抱強くて、いつも丁寧に、落ち着いて、コメントにお答えしています。さすが気合いの入った経営者さん。人間のできが違うなあと自分を思わず反省します…。
怒涛のハワイ旅行。12日間の最後は、ホテルをまずチェックアウトして、ワイキキで働く皆さんにご挨拶。大学の大先輩でもあり、ハワイシニアライフ協会でもお世話になった梨本さんをアポなしでお訪ねしました。最近はFacebookでつながっているので、皆さんとはいつもご一緒させていただいているようなのですが、でもフェイス・トゥ・フェイスは違います。
セミナーにお申込みいただいていたのに、当日体調を崩されて来ていただけなかったので、今回、こんなに長くいるのにお会いできず。近くにいるのだから帰る間際にチラッと元気なお顔だけでもと思って、ふらっと行ってしまったのですが、ご来客のお相手中にも関わらず、親戚の子どもが訪ねてきたように華やいだ感じでお迎えいただいて、本当に大感激でした。
まだまだお元気で、現役バリバリ。仕事していないと呼吸が止まっちゃうかのように働き続けていらっしゃいます。こういう方々がハワイシニアライフにはたくさんいらして、人生に関する考え方が本当に変わっちゃったんですよね。
○○年後にこんなに元気だったとしたら、自分はお金があったとしてもリタイアなんて絶対にできないと思う。でも、こんな風に現役でプレイング経営者をやるほどの気力はあるんだろうか、というと、さてどうかな、と疑問に思う今日この頃。まあ形は違うかもしれないけれど、世の中にきちんと貢献できる自分でありたいと思います。
その後、PRでお世話になった千尋さん、プロジェクターを借りたライトハウス・ハワイを訪ねてきました。皆、連休明けの朝は忙しいですよね。イベントがたんまりあった週末。お疲れでしょうけど、今週もがんばって乗り切ってくださいね。
午後からはきれいに晴れたハワイカイの友人宅へ向かいます。カラニアナオレ・ハイウエイは、黄色のシャワーツリーが見事に咲いていて、美しいです。カピオラニ公園といい、本当にハワイの青空にぴったりで、何度でも写真撮ってしまいます。
その後、マカプウへ行って念願叶え、ココヘッド・クレーターでプルメリアガーデンを堪能。先般の雨の影響なのか、なんなのか。かなり花が散って地面がプルメリア絨毯になっていて残念でしたが、相変わらずの造形美で、自然の不思議さを感じさせてくれました。(いっぱいコンパクトデジカメで撮ったのに、友人の車の中に忘れてきてしまったという…)
友人が今シェアしているのは、ポートロックと呼ばれるハナウマ湾の裏側にある高級住宅地の一角。古い建物ながら、立地は抜群。暮れゆくハワイの陽を眺めながら、コスコで買ったケールキノアサラダで乾杯。次に来るときは、思い切ってワイキキじゃなくて、ここに居候しよっとと決めました(笑)。カハラやダイヤモンドヘッドがくっきり見えて、感動…。
ワイキキからハワイカイは遠すぎると思ったのですが、10マイルもない感じ。空いていると20分で行ってしまいます。ん、これは自分が今のLAの家から「近い」と感じて通っているカルバーシティと同じくらいの距離…? LAに引っ越してから、すっかり距離の感覚が変わってしまったようです。こんなの何でもないじゃん…って。
ハワイのコンパクトさって、本当に魅力ですねえ。人や車が多いっていっても、まだまだロサンゼルスほどじゃないわけで。皆がぎゅっと小さなエリアに固まって住んでいる感覚は、安心感を生んでくれるものです。
喧騒から離れ、ハワイカイでのんびりしてから、ダウンタウン近くのNico’sへ立ち寄って、再びビールで、楽しかった旅の終わりを祝福。次はいつ来れるんだろうか。じゃなくて、次はいつ来ることに決めようか。
すべては選択と決心。そうワークショップでも何度も話したのに、自分のことになると、いささか流されてしまいそうになりますね。泊まるところさえあったら、ずいぶんとハードルも低くなるし、年に3−4回は来てみたいなあと贅沢に考えながら帰路につきました。
ハワイの旅も今日で終わり。夜の便でLAに戻ります。
今回は、「ホノルルトライアスロン」へ参加することが第一の目的で、それで日付を確定。何か他にやることってあるのかなあ、と思って周辺のイベント情報などを見ていたら、その翌週末がたいへんなことになっていました。
ナホク賞、ウクレレピクニック、ハワイアン・メイ…。日本からも友人が来ることになっていたりで、おお、こりゃつなげていないと損だと、ホテル代のことも考えず、12日間の長期ハワイ出張(休暇とも言う)を決め込んでしまいました。
でも週の真ん中、たいしてやることないし、どうしよう…。
じゃ、セミナーでもしてみよっか。あ、ハワイでこのキャリアをスタートするのって自分らしいし、とてもいいかも。FBや仲間のメディアや友人のパワーブロガーたちに告知してもらえれば宣伝にお金がかからないし(笑)。
なんて気軽な感じで考え始めた今回のセミナー、セッション&ワークショップでした。
結果としては、セミナーには65名近くがいらしていただけたし、個人セッションも必要としていた方に最適なタイミングでお話させていただくことができたし、ワークショップも最適な人数で密度濃い時間を過ごすことができたし。
直感を信じてやってみて良かったと思います。
ワークショップというのは、自分も何度も出たことがありますが、正直、本当に意味があったと思ったのは数回だけ。高いお金をチャージするのに、これかぁ…。本一冊読めたなぁ…。その方が有意義だったかもと残念だった経験が何度もあり。
良かった!と思えた時は、必ず少人数だったし、必ず話す機会があったし、共有する機会があった。そこで親しくなる人もできた。自分がやるなら…といろいろと考えていたことが、昨日はなんとなくは実現できたような気がしました。
3連休の最終日。いろいろ予定もおありだろうに集まった方々は、皆、真剣に生きていて、ここからまた突き抜けるきっかけがほしいと模索していました。自分自身も彼らの思いにたっぷり共感できる時期。
講義、ワーク、シェアリング、そしてディスカッション。
初めて会った人たちが、まるで旧知の間柄のように心を開いて、飾らない言葉で互いの成長や気づきを助ける姿は、本当に美しいものです。僕の方も、自分の人格形成に影響を及ぼした過去の体験や悩み、解決に至った経緯や今も持ち続ける心の荷物のことなどを共有して、皆の参考にしてもらいました。最後に自分の直近の夢なんかもシェア。
Everything happens for reason. (すべてのことは理由があって起こる)
ワークショップの冒頭に、この言葉を伝えましたが、皆、それぞれにその意味を人生の中で感じていて、この日も最後にあらためて全員が納得。このメンバーでこの時期に集まったことは、決して偶然じゃないんだなあと実感して終わることが出来ました。
今回の6名は、言ってみれば自分のプログラムの「第一期生」。思い出に残る出会いになりました。
これからどんどん突き抜けていこうと思います。勇気と元気をくれたハワイに心から感謝! 無償の愛でサポートしてくれたたくさんの友人に心からの感謝でいっぱいです。
セミナーをやる前から、お申込み段階でいろんなメールをいただいたりしていました。その中には切々と今の苦しい状況を書いてこられる方もいらっしゃって、今回のセミナーが何らかのきっかけになれば、という文字があったりで、ズンッと重みを持って受け取っていました。
来てからも何度かお話をうかがえる機会があって、今回のセミナーがあって、そしてその後のアンケートのコメントなんかもあって、考えることがいっぱいありました。
今回、セミナーやワークショップ、個人セッションに参加くださってる方の中で、40代女性の占める割合がものすごく高いんですよね。ずっと親しくしてて、今回会っている女性たちも、「そろそろ年齢的にも」ということを言ったりするんで、あれ、いくつだっけ、とズケズケ聞くと、皆、平気な顔して、44、とか45とか教えてくれます。
なんかその数字を今回、何度聞いたかな、というくらいに、決まって出てくるキーワード。起業している人も多くて、皆、きっととてもエネルギーレベルの高い方々ばかり。だからこそ、次に何をしようか、どんな人生を自身の手で創っていこうか、ワクワクしながら考えているのでしょう。
そういえば、とふと思い出しました。
All Aboutで「ハワイで暮らす」というセクションの担当を始めた頃に、こんな記事を書いていました。
2006年の記事ですが、別に古くない気がしたので、ここであらためてご紹介させていただきましょう。ハワイに住むことだけがゴールになってしまって、その後、ぽっかりと穴が開いたみたいになってしまう方や、来てみたはいいけど、理想と現実の間で揺れていく人をたくさん見てきたので、悩み相談をさんざん受けている当時のお客様であったプロの方にお話を伺ったのでした。
人が心のなかに抱えているものなんて、本当に外からは見えなかったりしますね。結局は自分で解決し、折り合いを図っていかないことにはしょうがないのですが、なんか、そのきっかけになることができれば嬉しく思います。
ハワイの旅もあと5日。写真のように、あまり見たことのない角度でマキキ方面が見える部屋で、カタカタと仕事する毎日です。はい、仕事、いっぱいしてます…。
ハワイでの初のセミナー、無事に終わりました。無事、というか、まあいろいろこういうイベントはハプニングの連続で、始まる前の大汗と、終わってからの猛反省による冷たい汗とで、落ち着いては振り返りにくいものなのですが、まあとにかく滞りなくプログラムは終了できました。
60名以上が参加くださって、95%が女性かな…。
ハワイではブログを書いている方々も多く、日本のハワイファンに支持されて、すごいページビューを稼ぐ人もいるんですよね。日記風に皆で読み合って楽しんでいて、とても微笑ましく。そういう方々が皆、写真、写真とおっしゃってくださるので、Facebookも含めて、何だか大量に同じ顔、同じ服が露出して恥ずかしい限りです。
今回ピアノを弾いてくださったChiyoさんと、前夜に衣装合わせをして、色合いは大丈夫だね、じゃあこの服だとやっぱり白いレイだね、と打ち合わせました。
どちらも「自分でいろんなことやりたい」タイプなので、人任せが実は得意ではありません。信用してないのではないのですが、服やレイなどは好みが分かれるものですから、自分できちんと決めたい。レイもそれぞれで買ってくることになりました。
で、蓋を開けてみたら、どちらも白じゃなくオレンジのレイを買っていた…。
なんとまあ自由気ままというか、いい加減というか。だから気楽なんだけど(笑)。大事なことだったら、もちろん変えたりはしないですけど、ま、この辺はお互いアーティスト気質ってことで許してもらいましょう。
それにしてもハワイは女性のパワーがすごいです。Facebookでもご覧の方は、毎日僕がパワフルな女性経営者さんとお会いしているのをご覧になって「何やってんだ、こいつ?」と思っているかもしれませんね。でも本当に女性の経営者さんが多いんですよね、ハワイには。
会社を辞めてからしばらくはひとりで書く仕事に専念していた感じなので、大量の人に連日お会いして、エキサイトしています。
たくさんの方にお世話になりっぱなしです。受付を手伝ってくださったElena Hawaiiさん、キッシー、PRのメディアエトセトラさん、イベント紹介をしてくださった各メディアの友人・知人たち、カメラマンをしてくれたムナカタ・ケンさん…。ありがとうございました!
12日間も滞在するハワイの旅ではありますが、まったくもってバケーションとはかけ離れていて、トライアスロンへの出場やら、セミナーの主催やら、ワークショップ、個人セッションなど、予定がたくさん入っています。
フリーランスのライターです、というからには、こんな旅の間も書きものの仕事を持って歩いていて、朝に晩にカタカタとキーボードを叩いていたりもします。
遠出をする時はどうせ友人と一緒だし今回は実は車を借りていません。ワイキキとアラモアナ周辺を行き来するだけだし、持て余しそうだったので思い切って車を断捨離してみました。
滞在場所もあえてワイキキの中心から少し外れた場所。おかげでたくさん歩く機会に恵まれています。湿度が上がって汗がだくだくになることもありますが、観光の方に混じって(って自分はなぜか違うと思っている勘違い)街をゆっくり見て歩けるのは楽しいものですね。
それにしてもワイキキもアラモアナも建設中のコンドミニアムばかり。まだこれ以上建てるんかいと思うのですが、売れるんですよね、これが。いっちょ自分も1-2軒、投資目的で買ったるかーと簡単に言えるように頑張ります…。
昨日は、セミナー会場の件でお世話になった「Elena Hawaii」さんにおじゃましてきました。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内の可愛いハワイアングッズのお店です。ジュエリーも厳選された良い物だけをリーズナブルな価格で提供。ランチ後、ワイキキからのんびりと公園を抜けて散歩していくのが気持ち良かった。
以前、ハワイで情報誌の仕事をしていた時にも、とてもお世話になっていたのに、お会いする機会を自ら作らずにおりました。経営者としてやるべきことはもっともっとあったよなあ、と今頃、猛反省。
前々からちゃんとしたハワイアン・ジュエリーはほしかったのですけど、かわい過ぎず、華奢過ぎず、安っぽすぎず、高すぎず、ゴツ過ぎず、ちょうどいいのってなかなか見つけられずにいて、それに以前はどこで買うのかも結構気を使う立場だったので、結局買わずじまい。
今はもう遠慮なく選べるので、こちらで写真の一品を購入させていただきました。幸運をキャッチするフィッシュフックのモチーフと太めの鎖。ブラック・シルバーなので落ち着きもあり渋さ抜群。すごく自分っぽい気がして即決です。写真はモノクロ加工していますが、しなくても見た目はほぼ一緒。
ハワイでは毎日、いろんな方々とお会いしてます。旧友やら新しいフェイスブック友達やら。もっともっと本当は会い続けたいけれど、そうもいかないのが残念。
あちこち歩きながら、プルメリアやシャワーツリー、ハイビスカスなんかを眺めて時折歩を止めるのも楽しくて。
まだ旅は始まったばかり。あと1週間、楽しみ尽くします。
前の晩も当日の朝もドキドキが止まらなかった初めてのトライアスロン。やっと終わりました! 終わってみれば、結構それぞれの種目が楽しくできて、気にしてなかった結果的にもまずまずの様子。人と比べてみて、初めて何がどうできてるのかが見えてくるものですね。
下が公式ページから取ったリザルトです。エイジグループで68人中30位。へぇ~、初めてにしては悪くないかも。腕時計では47分だったのですが、公式記録は50分。
トライアスロンは年齢&男女差別が公にOKとされているようで(笑)、年齢順に区切って若い順に男、女と順番に出ていきます。僕のグループは、十把一絡げで「50歳以上」という括り。一番最後からのスタートです。
怖くて怖くて仕方なかったスイムからのスタート。最初は皆が団子になるので、思うように前に進めず、足を抑えられたりしてパニック状態。でも意外に周りの人のペースが早くなくて、そこに安心しつつジョギング、ジョギング、大丈夫、大丈夫と念仏のように唱えながら自分を落ち着けます。
だんだんと身体も温まり、結構、身体がしっかり浮くのでスピード感もあって我ながらいい感じ。周り見ても、そんなに早いと感じない。あれあれ。と調子に乗って泳いでいたら、人の気配がまったくしなくなりました。ふと顔を上げると、ビーチの近くにどんどん曲がっていってました。
僕の場合、どうしても右呼吸の方が楽で、でもコースは左回り。目印のブイが見えないんですよね。これ、改善しないと。本当は交互に右、左、と3ストロークごとに呼吸するのが正解なんでしょうけど、そこまで息が続かないのです。練習しておきます。
だから、右にぐわーっと行って、折り返しをめがけてまた左にグワーッと行って、帰りもまた同じことをしてしまって、右にグングンと行っちゃって、軌道修正して左に泳いで、と、ひし形に泳いでいました。あんなに無駄して34分台って、それほど悪くないみたい。最後はジョギングじゃなくて、調子に乗って結構スパートしちゃったし。スイムであんなに人を抜けるとは思ってなくて、少しだけ自信になりました。
いつも行ってるスイミングクラブの皆のレベルがずいぶんと高いんだ、という事実を知ったと共に、海は身体が浮くから泳ぎやすいということを発見。スピード出て楽しい。っていうか、泳力が上がってるのかな、知らない内に。
バイクはのんびり行こうと決めていました。40キロを1回、20キロを2回練習しただけで、全然身体ができてないのを知っていたので、あんまり無理するとランに差し障ると思って、スピードは始終抑えめに。
最後の4分の1くらいはもうきつくて、足が上がらない感じ。シートにあたっている部分も強烈に傷んだし、ほんのちょっとの風も足に負担になりました。
タイムを見ると、ここでずいぶんと挽回できるチャンスがあるようですね。良いバイクがすぐに欲しくなるよって言われた理由も良く分かります(笑)。シャーシャーって音を立てて抜かしていくカーボンリムのカッコイイ姿に憧れました。マシンで差がつく競技はちょっとフェアじゃない気がしてしまうのですが、トライアスロンでは全体のタイムの半分くらいを占めていくので、とても重要なんですよね。
まずは王道から。頑張って練習します。
10キロなんて日々のジョギングの距離だし、それだけなら何でもないのですが、その前にさんざん身体を酷使し、足を酷使しています。なので、きついです。本当に。
自転車から降りたばかりの時は、スピード感が身体に残っていて、ゆっくり走っているつもりが実はすごいペースで走りだしています。ちゃんとペースを図ってないと、身体では絶対に分からない。オーバーペースで途中で歩いちゃいます。
マイル8分でスタートして、あとは半分過ぎたら7分半くらいに上げていこうと思ったのですが、なかなかペースが上げられず。結果50分だったみたいですね。いやあ、今日は本当に暑かったのです。猛烈に。途中何度も氷水かぶって頭を冷やしたのですが、ボーっとしてきてヨチヨチ走りからペースを上げられませんでした。
途中、足の裏に大きなマメができてきたのも分かったし、バイクで疲れたハムストリングスも固くなっていました。最後にスパートして気持よくフィニッシュ。初めてのトライアスロン、無事に完走できたことが嬉しくて、すべての痛みや苦しみも忘れました。
ロサンゼルスに住んで3年になりますが、まだ一度も海に入ったことがありません。真っ暗で真夏でも冷たい海。ハワイに長くい過ぎましたよね(笑)。海のことを考えたら、トライアスロンのデビューはホノルル以外に考えられませんでした。
3種目を練習するのは本当にたいへんなことで、忙しい会社員をしながらだと自分は時間をうまく捻出できなかった。独立したらやろう、と思っていて、今回がちょうど最高のタイミングだったわけです。
アラモアナの海は波がなく穏やかで温かく、自転車コースも大きなアップダウンなし。ランはビーチパークをクルクル周回するだけで坂はなし。これ以上に楽で楽しく美しいコースもないはずですよね。
日本からもたくさんの方々が訪れます。運営が変わってからドンドン良くなって、参加者が急増しているようです。また来年もやることになる気がします。ホノルルでデビューできて良かった。友人もたくさん出場してて、日本語でのフォローも完璧。
いつかトライアスロンやってみたいなあと思っている皆さんには、ホノルル・トライアスロンをぜひおすすめします!