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「ハワイ移住?」「デュアルライフ?」手段と目的を混同しないために、ライフプランを作りましょう

今、ライフコーチをさせていただいているクライアントさんで、3組ほど、将来、海外移住を希望されている方がいらっしゃいます。

年齢も、経歴も、まったく違う方々ですが、2組はハワイ、1組はロサンゼルスへ、今年から数年以内には実現したいということで、ご相談がありました。

組、という言い方をしているのは、その中にご夫婦のクライアントさんがいらっしゃるからです。

意外に思う方もいるかもしれませんが、他にもご夫婦でお受けになっている方がいらっしゃるんですよね。その話はまた今度、してみたいと思っているのですが、とても興味深い発見がたくさんあって、多大なるお勉強をさせていただいています。カップル、ご夫婦、ご兄弟(姉妹)、大歓迎です。

海外と日本を行ったり来たりしたい、あるいはしばらくでもいいから移住してみたいと考える人が増えるのは、悪いことではないと思います。外から日本を見てみると、今までは見えなかったことがたくさん見えると思いますし、そのことを学びとして持ち帰り、日本の社会に役立てることができると思うからです。

外国が日本より優れているからではなく、日本を客観的な視点から比べて見ることで、良いところも、ちょっとこれは変えた方が皆が幸せなんじゃないか?ということがクリアに見えやすくなるはずです。

ただ、いつも気をつけてくださいね、と注意を喚起するのは、「移住して何をするのか、したいのか」を見極めてくださいということです。移住は、日本にいたらできないことをするための「手段」であるはずで、それが「目的」になってはいけないと思うのですが、実は、そうなっている人がとても多いのです。

ハワイでメディアの編集長をしていた頃、たくさんの方が訪ねて来られてハワイ移住の夢を話して行かれました。でも、移住してどうしたいんですか?と聞くと、いやあ毎日こんな場所で暮らせたらいいと思って、と、とても漠然としたお答えしか返ってきません。

リラックスしていいなあ、癒やされていいなあというのは、「旅行中だから」というファクターが成せる技かもしれなくて、ハワイで普通に月~金で仕事したら、そんな優雅なことも言ってられなかったりするのです。

日本の今の会社よりも収入は減りますよ。でも物価は日本より高いですよ。よっぽど貯金があるか、稼がないと家は買えませんょ。一家揃ってレストランで食事するのも、なかなか難しくなるかもしれませんよ。私立に行かせようとしたら学費は2万ドルくらいするんですよ。大学だって本土の学校に行くとしたら6万ドルくらい平気でかかりますよ。

そんな風に畳み掛けると凹んでしまわれるので、夢は夢のままでそっとしてあげようと、聞かれるまではいつも黙っていました。その後、実際に移住してきた方は、ほとんどいらっしゃいませんでしたね。

移住は厳しいよ、ということが言いたいのではなくて、移住して何がしたいのですか、ということをもっと明確にした方がいいよということが言いたいのです。移住は、意外に簡単に実現できてしまうかもしれません。その夢が叶った後、何を生きがいに長い人生を生きていきますか? そこをもっと考えて見極めてきた方が、幸せレベルは上がると思うし、より適切な準備もできるはずですね。

世の中には、こんな風に、目的と手段と混同してしまっているケースって多いと思います。

例えば、大学受験や就活。

大学に入って何を学びたいのかが本来あるべきなのに、入ることが目的になってしまって、入ったら遊んでばかりで大学には行かないとか。会社に入る、ということが目的になってしまって、そこで働くことでどんな人生を実現していきたいのか、どんな自分になりたいのかというところにつながっていないから、毎日が何だか辛いだけだったり。

結婚もそうかもしれません。よくスピーチでも言われることですが、結婚は2人の新しい生活のスタートであって、ゴールではありません。始まってみたら、「こんなはずじゃなかった…」は多いものです。

だから、ライフプランはやっぱりあると良いと思うのです。10年後にこうなっていたいから、だから今、これをするんだ、という風に、未来のビジョンと今がつながっていたら、迷いもないし、こんなはずじゃなかった、も少なくなります。

ライフプランについては、こちらのブログでも書いていますが、詳しくは無料レポート「セルフ・アップグレード成功術」にて説明しています。すぐに使えるワークシートなどもありますので、ぜひご利用ください。

⇒ 人生のビジョンを明確に描いて計画に落としこむ。セルフ・アップグレードのステップ2

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