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区切り感がたっぷりの日本の年末年始は貴重な機会。今年は部屋もPCも大掃除をしてみよう

Christmasinhawaiikahala

日本の師走の雰囲気が大好きです。

12月に入ると街が一気に華やいで、気分が高揚します。今年も頑張ったね。良い一年を迎えるために、あともう少し頑張ろう。そんな善き思いが満ちて、空気が清められていくようにすら感じていました

師走という言葉は、「師匠も走る」が語源だそうですが、確かに皆がなんだか忙しそうで、足取りも早くなっていくようです。

アメリカのクリスマス一色に染まる街の雰囲気ももちろん大好きです。アメリカは、11月最終木曜のサンクスギビング(感謝祭)の週を起点に、1月上旬までの間、ホリデーシーズンと呼ばれる期間となります。帰省シーズンでもあり、家族と過ごすために長い休みを取る人も多い季節です。日本のように12月25日を過ぎたらツリーはしまうのではなく、1月上旬まで残っている場所がほとんどです。

ハワイに住み始めた最初の年、ああ、日本のあの慣習って良かったんだなあ、必要だったんだなあ、と思ったのが、年末年始の長い休みでした。

証券取引所が休み、公の機関が休み、工場も機械を休ませ、ほとんどの会社が1週間近く営業を停止します。働き者の日本人にとっては、お盆と並んで堂々と休める貴重な機会。

そこにあるのは、「区切り感」です。

会社や学校の年度は4月~3月なのに、ちゃんと1月~12月という単位で締めと始まりを明確に意識して、一度「終わらせる」。そして厳かに、新しい暦を「始める」。一年を無事に越せたことへの感謝の念。やってくる新しい年に託す願い。心がきりっと引き締まるような、日本人の大好きな「けじめ」感がそこにはあります。

アメリカでは、クリスマスは神聖で清らかなものとして祝うわけですが、それを過ぎると大晦日のカウントダウンみたいな行事はあるにしろ、その一瞬、お祭り騒ぎをするだけ。

たいていの人は大晦日まで働き(午前中で終わる会社も多い)、祝日である元日だけ休んで、2日から通常営業です。そのせいか、年が変わったのに区切り感がまったくないままに、だらんと連続してしまった気がして、ひじょうに落ち着かない状態で新年に突入しがちなのです。日本で生まれ育ったものとして、それはやはり心もとなく、寂しい限りです。

そんな日本の年末。会社でも家でも、一年の間に溜まったゴミやホコリを掃除し、すっきりときれいな状態で新しい一年をお迎えするために「大掃除」をするという慣習があります。アメリカでは、寒い地域があるからなのか、クリスマスの影響なのか分かりませんが、大掃除は春のものなんですよね。不思議です。

この年末の大掃除も、「区切り感」を一層、際立たせる機会となっているように思います。せめて一年に一度くらい、身の回りのすべてを見直して、徹底的に綺麗にし、清く正しく、新しい一年を始めたいですね。僕はやっぱり日本人なので、春よりは今の時期に大掃除をしたいな。

この3年。毎年年明けに引っ越ししてたので気にもしなかったのですが、来年はこの部屋にずっとい続ける予定。よし、今年はたっぷりと時間をかけて、あちこちピッカピカに磨き上げよう。

そして、この際だから、パソコンの中身もピッカピカに整えちゃおうと思います。読み飛ばしては溜まっていくメールマガジンは気持ちよく解除しまくって、まずは「断つ」。どうせ読まないものなら、未読のまま未練がましく残してあるものも「捨てる」。

ハードディスクに溜まった文書も、「過去フォルダ」という名前のフォルダに全部入れてしまいます。僕はファイルの分類というのをまったくしません。これだけ検索性が向上しているのに、分類するために時間使うのはもったいない。頻繁に使うものはタグをつけて探しやすくする工夫をするといいですね。

先日、ハワイの出雲大社でお参りをし、お守りを新しく購入してきました。年始には、ロサンゼルスでもはじめて初詣をしに行こうかな。今年は、自分なりに、きちんと年末年始の区切り感をつけてみようと思います。

Izumotaisha

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