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Monthly Archives: 9月 2017

LA在住女性が、月収100ドルから4万ドルに飛躍の秘密とは?

ロサンゼルス、サンディエゴなどを対象に、セミナー開催をお手伝いしているイムアコンサルティングの上野です。

今回もまたネットを最大限、効率よく活用して、さくっと集客や売上を加速させる方法についてたっぷり学んでいただける内容。

今までは割りと「総論」的な感じで、全体像やら基礎的なことを把握していただく内容が主でした。

というのも、やはり基礎がないと、その先に進めないですし、自分で応用していくことができませんからね。

ただ、総論だけで、さくさくと次に進めるかというと、やはり試行錯誤で進みが遅い傾向はあるのだなということも拝見していてわかります。

ということで、今回は、ぐっと「各論」に寄って、具体的に、これとこれを覚えて実施することで、見違えるほどに成果が加速する方法を、プロにギュッと密度濃く教えていただく講座です。

 

今回のテーマは、「無理なく稼ぐ」「効率的に集客する」「押し売りしないで、爽やかに成約する」「それでいて、大きな額が成約できる」ということにつながるもの。

ゴリゴリ、ガリガリと押し売りするみたいなことって、誰もしたくないですよね。

そもそも、営業、セールス、そんなことをしなくて良くなるのが、適切なマーケティング。

商品が良くて、それが適正な価格に見えれば、誰もがすっと喜んで買っていく。

そういう世界を目指すには、いくつかの仕組み、仕掛け、それを支える知識が必要だったりします。

 

そういうことを教わるのが、今回のセミナーのメインテーマだと考えてください。

技術はどうでも良いのです。

SNSだろうが、ウエブだろうが、紙だろうが、基本、やることは似ています。

それぞれのツール(道具)の適性を理解して、最大限に利用すれば良いだけですね。

 

「仕組みと仕掛けで集客と売上を加速する方法」

日時は、10月1日(日)13時~15時。

場所は、トーランスのど真ん中、コートヤード・マリオット(Torrance / Palos Verdez)のきれいな会議室。

講師は、過去にもご紹介している、ウエブマーケティングの手ほどきでは定評あるベテランのマイレアコンサルティング代表菅谷憲司さんです。

集客に困っている、悩んでいる

✔もっと効率的に集客をしていきたい

✔集客からの成約率を高めたい

✔もっと大きな金額を楽に稼ぎたい

✔ウエブ活用の具体的なことがわからない

✔広告やページ作りの手ほどきをしてほしい

 

そんな皆さんに最適な内容です。

もちろん、ご自身での作業はとても無理という方に向けての代行サービスも用意しています。

ウエブは難しい、という考えを取っ払って、ぜひ秘密を学びにいらしてください。

以下、セミナーの詳細についてお知らせします。

 

「しくみ」と「しかけ」で、集客・売上を加速させる方法

マイレアコンサルティングの菅谷憲司です。

多くのビジネスをされている方は、もう必須と言っていいほど、ホームページまたはブログを持っていることと思います。

しかし、まだまだホームページからの受注が少ない、お問い合わせすらないと悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

それはなぜなのでしょう?

・商材がよくないから
・市場が小さいから
・価格が高いから
・ホームページのデザインがよくないから
・ブログの記事(ネタ)がないから
・SEO対策ができていないから
・広告費が少ないから

いろいろな原因を思い浮かばれるかもしれませんが、実は、売れない原因はそこにはありません。

 

ホームページが機能しない本当の理由は、「顧客定義」とそれに基づいた「顧客導線」がないからです。

 

Googleにおいても、検索エンジンでの結果を有効にするために、ホームページの目的を明確にするように勧めており、そうしたサイトが検索エンジンの結果に有利に働くと言及しています。

これは、相手にするお客様を明確にし、そのお客様が反応するキーワード(テーマ)で情報を固め、結果につなげていく、まさに、「顧客定義」と「顧客導線」の必要性を説いています。

この基本ベースができていることを前提に、さらに、集客と売上を加速させるための方法(装置)があります。

それが、

『転換率の高い集客を行うためのFB広告』

と、

『成約率の高いランディングページ』

です。

 

よくキャンペーンなどを展開されると思いますが、ただ単に、「期間限定」、「値引き販売」するのが、キャンペーンではありません。

上の2つの装置をしっかりと準備し、実践することで結果につながります。

 

でも、

「Facebook広告はやってみたけど売れなかった」

「ランディングページっていう名前は聞いたことがあるけど、どうやって作るのかわからない」

ということで、二の足を踏んでいるかもしれません。

 

そもそも『ランディングページ」とは、その名の通り、“Landing”(着陸)させる、広告からの誘導先のページで、通常の商品ページではなく、さらに情報を掲載したページになります。

この『ランディングページ』をしっかりと設計し、ここに、転換率の高いお客様を集客することができるFacebook広告と組み合わせることで、成約率を高めることができます。

 

私のクライアント様で、ロサンゼルスでボイストレーニングを行なっている方がいらっしゃいます。

このクライアント様では、

・顧客定義
・商品構成の整理
・しくみの構築

を行い、さらに、私の方からのアドバイスで、

・ランディングページ
・告知タイミング(ブログやメルマガ)
・Facebook広告

などを実践したところ、月の売上が100ドルやっとだったのが、上のしくみを動かしたことで、月43,000ドルの売上を達成!

なんと、月の売上が430倍に跳ね上がったのです。

しかも!この売上の内訳は、35万円~60万円の高額商品を8本売った結果です。

今でも、見込客の獲得からコースの受注までが、自動的に行われています(動いています)。

 

今回のセミナーでは、「売れる!ホームページ」の基本ポイントに加え、このボイトレの先生が行ったしくみづくりから、実際のキャンペーンで何を行ったのかの具体例を交えて、集客と売上を加速させる方法を解説致します。

この基本ベースと、加速装置を組み合わせることで、ホームページで自動的に集客から受注までの流れができるようになります。

なんとか、売上を上げたい、集客から販売までの流れを自動化したいということであれば、ぜひ、このセミナーにお出かけ下さい。

 

このセミナーに参加することで、具体的にどうやって、ウェブからの売上を上げればいいのかが分かります。

そして、寝ているときでも、出かけているときでも、自動的に集客・売上を上げる方法を手に入れられるようになります。

セミナーのご参加は、今すぐこちらをクリックしてお申込み下さい。

また、会場でお会いしましょう。

 

セミナー詳細

【セミナーアジェンダ】

1. 「売れる!」ホームページのポイント
2. ウェブビジネスの要「顧客定義」の立て方
3. 顧客導線と商品構成の関係について
4. Googleが評価するホームページの構造
5. 集客と販売を最適化する「商いの設計図」
6. セールスクロージングする「ランディングページ」とは?
7. 成約率を高める「ランディングページ」5つの構成ポイント
8. FB広告作成&活用のポイント
9. 成功事例紹介(集客からクロージングまでの流れの解説)
10. 自分でできる「ランディングページ」作成方法

【セミナー開催詳細】

開催日時:2017年10月1日(日)13:00 〜 17:00
会 場:コートヤード・トーランス/パロスバルデス(Courtyard Los Angeles Torrance / Palos Verdes)
2633 Sepulveda Blvd. Torrance, CA 90505

(トーランスにはコートヤードが2つあるので、お気をつけください。190th沿いではなく、Sepulveda Blvdの方です。)

定 員:先着25名限定
受講料:当日$50 ⇒ $30(早期申込特別価格)
主 催:イムア・コンサルティング

【セミナー参加特典】

1. 無料ホームページ診断($300相当)
現在お持ちのホームページを拝見させて頂き、今後の戦略についてご提案致します。

2. 顧客定義シート
顧客定義を行うための5つの質問を答えて定義していくためのシートを差し上げます。

3. キャンペーンプランニングシート
売り方の要、キャンペーンプラニングを行うための計画の立て方、実践の仕方レポートを差し上げます。

セミナーの参加申込みは今すぐこちらから

ほしいものは自分で勝ち取る。映画「ドリーム」いよいよ日本公開!

※下記は2017年4月に書いた記事でしたが、その後、日本で「ドリーム」と題して公開されることになったので、あらためて改題して再掲載しています。

⇒ 映画「ドリーム」公式サイト


 

今年のアカデミー賞にノミネートされていた映画のほとんどが、アメリカではすでにDVD化され、レンタル対象となっています。

DVD化、というのもおかしいほど、最近は皆、ストリーミングで観ているわけですけどね。

(わざわざDVDを買ったり、ブルーレイなんたらとかにこだわっちゃう人もいるのかな…? 少なくとも、アメリカにはあまりいなさそう…)

 

この週末に楽しんで、ハッピーに涙したのが、こちら「Hidden Figures」。

作品賞、助演女優賞などにノミネートされていた注目作品。

さて、邦題はなんというのだろう?と調べたら…、おや、上映予定がない?

 

えー、まさか~、と思ったのですが、どうやら、そのようです。

おお、もったいない。

とてもわかりやすく、入りやすく、感動しやすく、涙しやすく、手放しで「おもしろい」映画なのになあ~。

残念です。

 

アメリカ人ですら知らない事実だったりするのですが、アメリカが旧ソビエト連邦との宇宙進出競争をしていた1960年台初頭。

出し抜かれて、焦り、悔しがるNASAで、大活躍をし、後の成功の原動力になったのは、実は黒人女性たちだった、というお話。

 

解放運動から間がない頃、トイレやバスや多くの場所で、有色人種専用の区域が決められ、白人と交わることが自由にできなかった時代のこと。

どんなに頭脳明晰でも、どんなに才能に恵まれても、有色人種で、しかも女性で、となると、社会進出のチャンスが根っこから絶たれてしまっていた時代。

ともすれば、セルフイメージはどん底に落ち、やる気は失せ、自暴自棄になって生きてしまいそうですが、そうではなく、権利を主張し、立ち上がり、怒り、静かに闘い、才能を証明し続け、「自らの場所」を勝ち得た黒人女性たちが実在したのです。

 

アカデミー賞の授賞式では、主人公のモデルとなった実在の女性が、車椅子に乗って登場し、会場からスタンディング・オベーションを受けました。

96歳。まだ健在。

 

タイトルの「Hidden Figures」というのは、「隠れた人物」という解釈もできますし、数学やら物理学で才能を発揮した女性たちのストーリーなので、 「Figure=数、数式」の意味もたくされています。

こんなに素晴らしい映画で、アメリカでは大ヒットしているのに、なぜ、日本では上映予定がないのか、ということについては、評論家の町山さんが語られていますので、ご参考に。

⇒ 町山智浩 映画『ヒドゥン・フィギュアズ』を語る

 

 

ダメ、と諦めちゃいけないんだな。

自分の可能性は、自分で切り開いていかないとな。

差別は誰のためにもならないな。

社会はこんなにも進歩発展したんだな。

 

いろんなことを考えながら、でも単純に、流れに任せてストーリーに浸れる良きハリウッド映画です。

 

この映画は、私がちょうど生まれた頃のお話。

「有色人種用」と書かれたトイレは、そんな頃もあったのですよね。

まだまだ、ごく最近のことなのです。

だから、今だって混乱もあるし、誤解もあるし、諍いもあるし、闘いも続いています。

 

女性の社会参加の問題。

年齢差別の問題。

LGBTへの理解と対応。

さまざまな病気や障害を持つ人の「平等」「権利」「参画」の問題。

日本も、まさに今、いろいろなことに直面していますが、だからこそ、こういう映画が多くの人の胸に届くといいなあと願っています。

 

次の週末は、友人がおすすめしてくれた「ライオン 25年目のただいま」を観る予定です。

 

 

「やりたいことがわからない症候群」脱出法

やりたいことが見つからないんです。
やりたいことが、わからないんです。

 

こういうセリフは、初セッションで
よく聞くので慣れっこです。

 

見つからない、わからないのは、
考えたことがないからだけで、
皆、ちゃんと内側にはあったりします。

 

じゃあ考えてみよって、机に向かうも
浮かばない。

 

長いことずっと押し殺しているので、
掃除機で圧縮された羽毛布団みたいに、
薄くなってて見えないんですよね(笑)。

 

一度、ビニールパックから取り出して、
日に当てて、空気にさらして、
ふっくらと息を吹き込んであげる必要が
あったりするわけです。

 

人によって、何が鍵になって、その
「ふっくら」現象が起きるかは違って、
だからこちらもいくつものツールを
使い分けたりするんですよね。

 

でも、かなり万能かな、と思うのが、
「やりたくないこと」から並べる方法。

 

先日も、会社員生活を長い期間
続けてきた人に、

 

「真夏の超暑い中で、通勤電車に
乗るの、もうイヤですよね?」

 

「毎日、片道1時間、往復2時間を
好きなことに使えたらいいですよね?」

 

と誘い水をかけてみたところ(笑)、
やっぱり会社を辞めて、通勤がない
人生が手に入るなら嬉しい、
まさに、夢のよう…とポツリ。

 

でも、心配はお金のこと。
そうですね、皆、結局はそこですよね。

 

その後、会社を辞めても、お金に
困らなくなる方法について、いろいろと
明るく模索をします。

 

目をキラキラっとさせて、あ、それ、
面白いかも、できるかも…と彼女が
なった頃を見計らって、また質問。

 

「会社辞めて、時間がたっぷりとあって、
お金にも当面困らなかったら、何します?」

 

すると、彼女からは、こんな言葉が
するすると出てきました。

 

「留学」
「海外旅行、長期滞在の」
「家庭菜園」
「エアービーアンドビー」
「本をもっと読みたい」
「いろんな好きなことのお勉強」

 

しばらく、彼女の思い描く語学留学の
話で盛り上がりました。

 

行き先も決まってて、プログラムも
わかってて、金額も知ってて…

 

な~んだ、ちゃんと考えたり調べたり
してるんじゃないですか~(笑)。

 

やっぱり、ちゃんとあるんです、
好きなこと、やりたいこと。

 

でも、それで稼げるわけじゃないし、
っていう風に、やりたいことと、
生活のためのお金稼ぎ、というのとを
つなげると、ブレーキのもと。

 

また圧縮袋の圧がかかって、希望は
薄くなり、見えなくなっていきます。

 

だから、それはそれ。
これはこれ。

 

別に稼げなくたって、損したって、
やりたいことは、やったっていい。
好きなことと稼ぐことは別でいい。

 

その「領域」に頭を持っていかないと、
常にブレーキがかかって、前には
進んでいきません。

 

何より、「楽しくない」でしょ?

 

正しいことを追い求めず、
損得勘定で計算などせず、
誰かの承認をあてにせず。

 

今のこの瞬間、留学の話をして
ワクワクしちゃってる自分の、
子供みたいな無垢の心にしっかりと
フォーカスをして。

 

未来の選択の基準を、
ひとつひとつ丁寧に変えていく。

 

…と、ここまでメルマガの下書きを
していたら、ちょうど「彼女」から
メールが届きました。
シンクロニシティ。

 

「いろいろな方々のお話などを
 聞かせていただき、すごく刺激を受け、
 私もチャレンジしていきたくなりました。

 

 ご紹介いただいた本も読んでいってます。

 

 上野さんのセッションを受けて、
 視野が広がった感じがすごくします。

 

 セミナーにも申し込んだり……と、
 今までしなかった事をしている自分が
 不思議な感じです。」

 

今までしなかったことを、してみる。
「必要」「マスト」「しょうがない」と
決めつけていたことを、やめてみる。

 

その積み重ねが、自分をほしい未来へと
運んでいきます。

 

私がするのは、布団の圧縮袋に空気を
入れて、ふわっとやわらかな夢を
もう一度、思い出させてあげること。

 

そして、すっと背中を押すことです。

 

(いや、時には力強く蹴りますが・苦笑)

 

参考記事 「好きなことがわからない症候群」脱出法

 

 

秋の夜長に読みたい「未来志向」な頭とマインドを創る11冊

秋はなぜだか夜が長いと言われますね。

早く日が暮れるという意味なら、冬の方が夜が長いけれど。

なぜか「読書の秋」とも言われますが、きっと知的欲求が刺激される季節でもあるのでしょう。

未来志向の読者の皆さんに、ぜひおすすめしたい「今、読むべき」10冊。

年齢がタイトルに入っているのもありますが、年齢に関係なく、「今」を知り、そして「未来」を読み取るためにも、重要な本ばかり。

50歳と書いてあるから、自分は関係ない、ではなく。

30歳でも、40歳でも、「先を見通して今を生きる」が、未来志向であり、未来思考です。

頭を空っぽにして、ぜひ手に取ってみてください。

あなたの明日の生き方がきっと変わります。

★すでに単独でご紹介している、「未来の年表」も絶対オススメの一冊ですので、こちらからご覧ください。

定年後 – 50歳からの生き方、終わり方/楠木新

定年した後で、幸せな人生を送っている人を見たことがない!

定年後の人を取材して気づいた著者が、そもそも何が問題なのか。

どうしたら幸せに定年後の生活を送れるのか。

そのために今、何ができるのかを、じっくりとまとめている良書です。

まだまだ先のこと、と言っている間に、そのときは来ます。

来てから考えては、遅いです。

定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!

こちらの本は、グラフィックな作りになっていて、とてもわかりやすく、男性側、女性側の双方の立場から、定年後に何が起こるかを「お金」というキーワードから図解して説明しています。

なんだかわからないけど「不安」というのは、なんだかわからないから、不安なんです。

わかってしまえば、あとは準備に集中すればいいだけ。

やるべきことがわかれば、不安は飛びますよね。

そのための貴重な一冊です。

もちろん45歳じゃなくて、20代、30代から準備できたら、一番楽チンです。

50歳からでも、55歳からでも、知らないよりは知っていたほうが絶対にいいことばかりでした。

Never too late。(遅すぎるなんてことはない)

 

50歳から人生を大逆転/心屋仁之助

心屋仁之助さんが、とくにアラフィフに向けて書いた本ですが、別に年齢に関係ある記述がいっぱいあるわけではなくて、30代でも40代でも、当てはまることばかりです。

親との関係。

自分との関係。

パートナーとの関係。

今こそ人生をリセットして、新しいセカンドステージへと羽ばたくために、知恵と勇気と気付きとツールを授けてくれます。

 

知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先/池上彰

コーチングの場で、今、何が足りてないかを聞くと、ほとんどの人が答えるのが「教養」。

だけど、緊急性がないがために、ほとんどの人が何もしないのが、教養でもあります。

そういう皆様には、ニュースの言葉や内容がわかるだけでも、大進歩。

となれば、池上さんの本以上の教材はありません。

タイムリーに、世界で何が起こっているのか、それが自分たちにどう影響しかねないのかを教えてくれるシリーズ最新版です。

 

それでいい。:自分を認めてラクになる対人関係入門/水島広子

自分を責めて、責めて、不幸になっている人はたくさんいます。

罪悪感、不安、自己嫌悪、自信のなさ。

対人関係がうまくいかない要因になるのは、相手のせいではなくて、自分の心の中のプリズムが光を屈折させるから。

「それでいい」「今のままでいい」

そう思えるだけで、人は本当に楽になれるものです。

この本は、とにかく「楽に生きる」ことができるように特化しています。

「ツレがうつになりまして」の細川貂々さんがマンガストーリーを添えているのが、とてもリアルでわかりやすい。

心にスーッと染みて、芯から救われます。

 

多動力/堀江貴文

昭和に教わったことが、ずいぶんと足かせになってしまっているケースって、世の中にたくさんありますよね。

人のことは見えるのだけれど、でも自分だとまったく見えないことも多いです。

「ゼロから考える」ということが、なぜこうも難しいのか。

でも、堀江さんは、「そもそも」という視点から、周りを気にすることなくスパッと行動するし、人にも言う。

それが気持ち良い人も多いけれど、不愉快になってしまう人もいるらしい。

私は前者なので、手放しでおすすめします。

「サルのようにハマり、鳩のように飽きよ」と言われると、ああ、やっぱそれでいいよね、と救われます(笑)。

 

君はどこにでも行ける/堀江貴文

もう一冊、堀江さんの著書で重要な一冊をご紹介。

私の読者さんには、「海外」に興味がある方が多いのですが、この本は、彼がここ数年で旅した28カ国、58都市の事情を詳しく書きながら、日本の現状と照らし合わせつつ、日本が今、世界の中でどこにいるのか、各国がどんな風に成長し、成熟し、どこへ向かおうとしているのかを教えてくれています。

刺激が、ビンビン。

読みながら、ドキドキが止まりません。

東京は、それでも確かに素晴らしい。

だけど、周囲を知っているのと、知らないのとでは、その素晴らしさの認識も変わることと思います。

ネットで世界の情報なんて手に取るように入る、はずですが、実際には違いますよね。

行ってみなくてはわからない肌感覚がここには描かれていて、だから刺激的で震えました。

 

10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド/内藤忍

内藤忍さんの本も何冊か読み、ブログも楽しみにしているファンですが、こちらの本は、クライアントから紹介していただいた投資、資産構築のための入門書。

彼女はこれで株を始めたりして、とても安心して運用できているようです。

アメリカにいると投資って、なんだか当たり前に皆がやっている感覚ですが、日本だと、ひたすら「貯金」。

よくて「保険」(それも結構、無駄になりそうなものだったり…)。

投資と投機を履き違えて、ギャンブルになってしまう人も多いですよね。

投機は、なぜか好きな人、多いんです(笑)。

まずは基本を学んで、未来のプランと照らし合わせながら、無理なく無駄なく始めてみると、投資に関して体感できるでしょう。

 

マイホーム価値革命―2022年、「不動産」の常識が変わる/牧野知弘

未来の暮らしを考える時、「家」って、ものすごく重要なファクターですよね。

家賃を払い続けるなんて、とてもとても、と今からマイホームを買おうとするクライアントさんもいたりしますが、「ちょっと待って!」とストップをかけます。

いや、わかって買うなら、別にいいのですが、昭和の価値観のままに、マイホームって、やはり成功の証、とか、老後に無料で住めるから、って何となく買ったら危ないです。

こんなに人が減るって言ってるのに、そして今ももうすでにこんなに余ってるのに、なんでまだ新築バンバン建てるのでしょう。

どう考えても、理屈に合わないことが行われていますよね。

そういうときは、あるところでパンっとはじけるように、驚く現象が起こるわけです。

買うにしろ、借りるにしろ、投資用に準備するにしろ、まずは「家」がどんなことになるのか。

今の土地にずっといるの? それとも自由に動きたいの?

そんなこともからんでくるので、「家」は重要なんですね。

まずは、家、不動産にまつわる現在と未来を学びましょう。

 

フリーエージェント時代の到来

2002年に出たアメリカの大ベストセラーは、日本でも翻訳されて話題を呼んでいたようなのですが、私が手に入れたのは、もうハワイを出る、と心に決めて、独立プランをそれなりに見極め始めていた2009年のことでした。

こんなことしたいんだよね~、こんな風に考えてるんだ~ってランチタイムにお好み焼きランチを食べながらポロポロと話をしていたら、経営者仲間として切磋琢磨してきた心許せる友人がこの本を教えてくれたのです。

なんだよ、もっと早く出会ってれば、もっと簡単に、もっと勇気を得ながら、さっさと「個人」になっていたかもしれないのに、とその時は思いましたが(そのくらい有用な示唆や事例にあふれているのです)、まあ、心の準備、環境的なことの準備、もろもろが整ったときだったから、そう思えたのでしょう。

そして時はさらに流れ、2014年の日本で、「新板」として再び登場。

もちろん日本がどんどんこちらの方向に傾いて、今や土壌が整ったからこその、あえての「新版」なのでしょう。

脱会社員を目指すクライアントと一緒に、あらためて読み直してみて、ますます時代はこの通りになっていることを確認しました。

自由なライフスタイルを目指す方は、ぜひ、昨年の話題書 LIFE SHIFT(ライフ・シフト)と一緒に読みたい一冊です。

 

自分の人生の見つけ方 生命図を読み解けば、最高の運命がひらける!

パッションテストで知られるジャネット・アトウッドの著書を、本田健さんが翻訳監修をされたものですが、今回、ご紹介するなかでは、かなり異色でスピリチュアルな要素を含んだものかもしれません。

スピリチュアル、というのは、「精神性」という意味合いにおいての意味で、霊感とかそっち系ではないのでご注意を。

人にはそれぞれ決められた生命図、というものがあって、それを解明し、本質やパッションの赴くままに生きることで、心から満足できる人生がおくれるというメッセージです。

「好き」って、偶然じゃなく、それは英語でいうCallingだったりするんですよね。

人生のセカンドステージをどう生きるかを模索するのに、きっと役立つでしょう。

 

09/08/2017

なぜ、どれだけ英語を学んでも話せるようにならないのか?

23年前にハワイに移住したとき、
英語のTOEICのスコアは、
830点ほどありました。

 

すごいでしょ~と自慢するために
お話しているわけではなく、
まったくその逆。

 

私は「英語ができない」と
ずっと思い込んでいたんです。

 

コンビニの店員の英語も
上手に聴き取れなくて落ち込み、

 

英語学校のレベルチェックでも
自信のなさからか評価が低く、
まさかの中級クラスでスタート。

 

クラスが始まってみてから、
先生も周りも、自分でさえも、
「ここは自分のレベルじゃない」
と気づいて変えてもらったり。

 

そんな自分が初めて、あれ、
まあまあ英語大丈夫かも、と
思えるようになったのは、
MBAに移ってから。

 

経済や経理や財務やITなんかを
ネイティブと一緒に学ぶことで、
「英語が外国語」という頭から、
「できて当たり前」の世界に急転換。

 

英語力、じゃなくて、学ぶ科目の
専門知識を理解することの力が
試されるようになって、

 

初めて、ああ、なんだ、英語って
ただのツールじゃん、と
腑に落ちたんですよね。

 

英語ができるから経済がわかる
わけではなくて、経済の原理を
理解するから、わかるわけです。

 

すると、英語学校にずっといても
伸び悩んでいた英語が、
外に出た瞬間から、生き生きと
理解できるようになったのでした。

 

言葉とは生き物です。
人とのコミュニケーションやら
ものごとの理解のツールとして
使われるもの。

 

でも、23年経った今でも、本当に
完璧にネイティブの言うことが
聴き取れているかというと、
それは違います。

 

よくパートナーからもTVとか見てて
指摘されますが、聴き取れているのは
おそらくは8割から9割り程度。

 

あとは「想像」で補足しています(笑)。

 

だって、速いんだもん。
だって、言葉が難しいんだもん。

 

でも、日本語だって、同じようなもの。
すべての「言葉」が理解できるなんて
ことはありません。

 

皆、知らない言葉が出てきたら、
なんとなく前後から想像して
意味を補足しているだけなんです。

 

30過ぎて、移住してきたものには
ある程度の限界があるのだろうし、
別にそれでも会話も理解も成り立つし、
全然、大丈夫なんです。

 

だんだんと、推測の精度だって
上がっていきますから(笑)。

 

日本の方と話していると、
どうしても「できない!」という
意識が強すぎて、そこから先に
進んでいけないのが明瞭です。

 

そりゃあ日本語と同じようには
話せないかもしれないけれど、
ロサンゼルスへ来て、少し周りを
見てご覧なさいって。

 

メキシコ人も中国人も韓国人も
イラン人もイタリア人もタイ人も、
片言英語で堂々と勝負してたりする。

 

「メンタル」なんですよね、きっと。

 

英語が通じるか、通じないかって、
多分に「態度(アティチュード)」が
ものを言います。

 

堂々と、でかい声で言う。
何度も何度も言う。
通じるまで言い換えて言い続ける。

 

わからないのはお前の責任だ!と
相手をびびらせるくらいに、
ひるまずに言う(笑)。

 

ということを、「EQ英会話」という
言葉で伝えている方がいらっしゃいます。
IQに対して、感情指数を指すEQ。

 

アメリカでパイロットの免許を取得
する際につかんだ英語習得のコツ。

 

それと心理カウンセラーとしての
メンタルブロックをはずすことを
上手に結びつけて、無理なく自然に
「英語が話せる」脳を作り上げる手法。

 

今だけ、「無料のDVDセミナー」で、
EQ英会話を学ぶことができます。

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1300円で売っていた人気書籍
『EQ英会話』までが、無料で
ついてくるそうです。

 

度胸や勇気や自信なんて、
なかなか自分の力で湧いては
こないものですよね。

 

じゃあ、どうやったら、
ひるまない自分が創れるのか。

 

そこがポイントです。

 

TOEICの点数を上げたりするには
不向きかもしれませんが、

 

「通じる」「話せる」「できる!」と
自信を持ちたい人には重要なことが
学べる良い機会になりそうですね。

 

送料だけで手に入れることができる
期間限定の機会をお見逃しなく。

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『未来の年表』書評/感想。《戦略的に縮む》未来提案が秀逸

戦略というものは、何をやるかというよりも、何をやらないか、何を思い切って捨てるかにあるんだよ、と、経営で悩んでいる時期に教わり、新鮮な驚きと共に学びを得ました。

小さな組織のくせに、あれもこれもと、とにかくたくさんのことを同時に一気にこなすのが正しいと勝手に思い込んでしまい、あれもこれも中途半端になってしまっていた時期でした。

選択と集中。

そんな言葉も教わり、以後の指針ともなりました。

人口減少は「静かなる有事」

2017年6月に発売してベストセラーとなった「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 」(講談社現代新書)は、一般に言われる高齢化、少子化、という定番化した言葉の奥深くを探り、未来に実際に起こりうることを的確に示しています。

ここで語られるのは、「問題は人口の維持ではない」ということ。

それをするには、あまりにも無理があり、避けがたい事実としてそこにあるわけです。

 

これほどまでの急激な人口減少社会を、人類がまだ経験したことのないという事実。

日本ははからずも、この分野でパイオニアになろうとしているわけですが、前例のないことへの対応が苦手なのも国民性、というか、文化だったりしますよね。

徐々に起きていることだから、誰もがまだ実感がなく、25年後、50年後のことを言われても、フワフワと言葉が行き過ぎるばかりで、自分ごととして想像したり、対応策を考えることが難しい、ということが、問題への取り組みを遅らせる要因のひとつになっています。

 

悲観も楽観もせずに、ただ、対策を練る、ということがいかに大事か、前半から7割くらいに至るまで、著者はデータを積み上げつつ、未来社会を透視していこうとします。

示される日本の未来の姿はまるでSF映画のようでもあり、でもその片鱗は、すでにいたるところで現実に始まっていることでもあります。

私も千葉市のベッドタウンですが、たまにしか帰らないので、そのたびに「変化」に驚きます。

45年ほど前に作られた「新しい街」が、高齢者ばかりが暮らす街になり、そこがどんどん空き家になっては人が入れ替わる。

駅から遠い不便な場所は価格が下がり、外国人が現金で買って移り住んでくるなんてことが、すでに起こっています。

いつまでも「他人事」ではいられない。

団塊ジュニアが65歳になって、日本の高齢者人口が最大化する2042年まで、あと25年しかないのです。

 

最良の選択は「戦略的に縮むこと」

そんな今だからこそ、決断が迫られていると著者は説きます。

 

出生数の減少も人口の減少も避けられないとすれば、それを前提として社会の作り替えをしていくしかないであろう。

求められている現実的な選択肢とは、拡大路線でやってきた従来の成功体験と訣別し、戦略的に縮むことである。

日本よりも人口規模が小さくとも、豊かな国はいくつもある。

 

社会の作り変えをしていくこと。

意図して、戦略的に縮むこと。

 

それらは、拡大、成長路線しか教わってこなかった昭和生まれの価値観からは大いに外れることでもあり、確かに、「従来の成功体験から訣別」することが大前提の考え方です。

でも、確かに日本よりもはるかに成熟し、はるかに小さく、でも問題なくうまくやれている国は多い。

衰えるのではなく、ただ成熟し、少ない人数が豊富は資源を分かち合えるようになる社会は、豊かなイメージに包まれています。

 

われわれが目指すべきは、人口激減後を見据えたコンパクトで効率的な国への作り替えである。

 

コンパクトシティ、とは最近よく聞かれる言葉ですが、強いリーダーシップと明確なビジョンと、次世代、さらに次の世代のことを考えた長期的視野に「人々」がきちんと立てれば、それは日本が本来得意なことではないかとも思えますね。

小さくとも輝く国になるために

著者は、後半の3割の部分を使って、具体的な提言を展開します。

日本を救う10の処方薬。

その中の、「戦略的に縮む」ための5つの方法論がこちらです。

  1. 「高齢者」を削減
  2. 24時間社会からの脱却
  3. 非居住エリアを明確化
  4. 都道府県を飛び地合併
  5. 国際分業の徹底

現在も議論されていますが、高齢者、という枠組みは65歳から始まるわけですが、今の65歳はあまりにも若い。

若過ぎます。

90歳、100歳人口がどんどん増えるに従って、まるで子どもと親とを同じカテゴリで一緒に語るようなもの。

75歳から高齢者と呼ぶことに変える案が、日に日に現実的に見えてきますね。

 

便利さを追いかけすぎて、人を苦しめる結果になっている24時間営業や細かすぎる要望に応えすぎるサービス(宅配が好例)から卒業し、「捨てるものは捨てる」。

ビジネス活動もより効率的にコンパクトになっていきます。

 

その他にもまだ5つの提案、提言が示されていますので、ぜひ本書の前半からじっくりと読んで、来るべき未来、すでに始まっている、我々が想像もできないでいる未来について、学ぶ機会を持つことをおすすめします。

起こったことにゆっくりと対処することばかりを続けていた社会にあって、来たる未来を予測して大胆な変革を起こすことは、容易ではないかもしれない。

だからこそ、政治に左右されない諮問機関を作り、日本の全知を集結して取り組むべきだと、作者は提言しています。

 

最後にもうひとつだけ、引用を。

どうせ縮まざるを得ないのならば、切羽詰まってから対策を考えるより、時代を先取りし、〝小さくともキラリと輝く国〟を自分たちの手でつくりあげたほうがよい。

取り組むべきは、人口が少なくなっても社会が混乱に陥らず、国力が衰退しないよう国家の土台を作り直すことである。

 

「小さくともキラリと輝く国」という言葉が、印象的です。

日本はそもそも、そういうことに対して自負し、誇りを持ち、脈々と生きてきた国民なのだから、その価値観が再び共有できれば、きっとうまくいく。

そんなささやかな希望さえ抱かせてくれる良書でした。

 

最後の、「未来を担う君たちへ」という終章で、中学生、高校生らに呼びかける文章も、素晴らしかったです。

 

「未来を見据えるために」読んでおきたい一冊

下記はもちろん、それ以外にも、未来を見据えることができる本がたくさん出てきています。

むやみに老後の不安を煽るのではなく、「老後」に突入しても、自分の力で人生を変えていけるように、今から知識と力とをつけていけるように導いてくださる本が増えているのが、心強いですね。

単に寂しい、不安だ、ということではなく、じゃあ何ができるのか、何をしておくべきなのか、という視点で読むと、発見ばかりが残るはずです。

 

23回目のハワイ移住記念日を過ぎて思い出す、移住前に考えてたこと

ハワイに移住したのは、23年前の
1994年8月28日のこと。

 

この時期になると、
「もうすぐ○○年だねえ~」
なんて言いながら、

 

よくまあ、まだ飽きずに一緒に
いるもんだ、と互いに心で
思うわけです(笑)。

 

細かなことで時折イラッとするけど、
でもそれは、時間軸をビヨ~ンと
伸ばしてみた時には、凸凹にすら
見えないほどのアップダウン。

 

ハワイに移住した頃のことを
新鮮に思い出す、良い
きっかけが、この記念日です。

 

あのときはなぜか、一生戻れない
くらいのイメージがあったのか、
かなり深刻な思いでしたよね。

 

10年も働いてきて、いまさらながら
学校に戻る、しかも語学学校…。

 

移住後に訪ねた校舎はプレハブ小屋で、
正直、心の中で泣きました。

 

でもまあ、行く前も、行った後も、
なぜだか「後悔」っていうのは
したことがありません。

 

してもしょうがないし。
もう来ちゃったんだから(笑)。

 

っていう状況に自分を追い込むのが
きっと一番、いいのではないかと
思っています。

 

よく言いますが、退路を断つ、
ということ。

 

もう会社も辞めちゃって、
ハワイに来ちゃって、
大げさに送別会もしてもらって、

 

親に泣かれながらも餞別もらい、
まだまだ高かったパソコンまで
思い切って買って退職金がつき、

 

あとはもう、やるしかない。

 

でも、なんだろう、不思議と
不安はなくて、心配もなくて、
とにかく日々、生きるだけ。

 

目の前のことに最善を尽くし、
学べることはすべて学び、
成長の機会と思えば何でも
食らいつき。

 

移住前に何を思っていたのだろう、
というと、「早く中途半端な状態から
抜け出したい」ということでした。

 

会社に行くなら、行く。
学校に行くなら、行く。

 

だけど、退社届を出してから、
移住までには、実に4ヶ月近くも
あって、その間がじれったい…

 

宙ぶらりんなんですよね。

 

ビザの有効期間っていうのがあって、
早く行きたくても入国できないのです。

 

会社の仕事もどんどん減っていくし、
バイトしたくても短期じゃ誰も
雇ってくれないし。

 

ああ、自分は本当に待つのが
苦手なんだなあ、と知るのです。

 

1994年、東京の夏は暑かった。
大使館に学生ビザを取りに行くにも、
決死の覚悟で表に出ました。

 

移住は何でもなかったけれど、
日本の夏の外出には「覚悟」が
必要だったという(笑)。

 

移住前のことを思い出すと、
必ずあのジリジリとした暑さが
一緒に蘇ってきます。

 

ジリジリとした暑さは同時に、
ジリジリとした、待ちの期間の
焦燥感とも重なります。

 

つかの間の無職を体験し、
語学学校の学生になり、
大学院のMBAに移り、

 

そこでインターンという名の
バイトを見つけ、卒業と同時に
幹部として採用してもらう。

 

そして別な会社から誘っていただき
いつしか社長になって、後には
ロサンゼルスに移って独立し…

 

なんていう未来が見えていたから
移住を決めたわけではありません。

 

やるしかないな、と思ったから。
それだけの理由でした。

 

そういえば、52歳で会社社長を
辞めて、ひとりで稼ごう~と
思った時もまったく同じ感覚。

 

あんまり後先って、考えたり
しないみたいですね(苦笑)。

 

迷って、足を出し、引っ込めと
やっている時間が、きっと一番
もったいない。

 

2年前にハワイ移住プランをメインに
セッションしていたクライアントが、
いよいよ来月、正式移住だそうです。

 

なんだか、いろいろと思い出す夏です。

(8月下旬、移住記念日前にメルマガ「未来通信」で発信した内容です。)

 

 

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