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たまには「なめんなよ!」って、怒ってみせよう

僕は、おとなしく、穏やかな印象があるようです。

実際、アウトプットされた自分は、間違いなくそうでしょうし、それは自分の真実だとは思っています。

しかし、中身は自分でも驚くほど「Rebel(反逆者)」なところがあって、子どもの頃から不意に顔をのぞかせる「反抗心」や「攻撃性」、「正義感」といったものに、自らが驚いたりもしてきました。

自分では「気が弱い」と信じて生きてきたのですが、働き始めた瞬間から、割りと平気で自分の意見を口にすることができる人になっていました。

おかしいと思ったことを黙っていたり、納得しないのに言われるがままに従ったりということが、苦手。というよりも、したくないこと、してはいけないことであると信じて、貫こうとする自分がそこにはいました。働き始めて知る、初めての自分の姿。

前世で何があったんだろう、と時折、思うのです(笑)。

なんかの革命で、旗振って群衆の先頭に立って行進していたんじゃないだろうか…。

強い言葉を書き連ねて掲示し、民衆を扇動し、お上に楯突く一派の中心人物だったのかもしれない…。

と、言いつつ、別にすぐに喧嘩をするわけでもありませんし、短気とはほど遠いところにいるのも本当。

仕事でも、自分が知る限り、敵を作りまくるわけでもなく、人当たり良く、周囲と上手にやってこれたようにも感じています。

だけど、時折、「これはおかしい」と思うことがあり、それはきっちり文章でも、電話でも、対面でも、主張をしてきました。

大きな組織の名前を利用して不当な圧力をかけてくる方だったり、顧客という立場を完全に誤解して尊大な態度で支配関係を築こうとする方だったり、人と人との関係の基本を逸脱して、なぜか横柄な態度で一方的な要求を押し通そうとする方だったり。

こういうケースにぶち当たると、「カチン…」と来てしまって、ついつい日頃の抑制の効いた大人な自分が(自画自賛)後ろに下がり、どこかに隠れていた反逆児がスーッとおもむろに顔を出してくるのです。

「俺が(俺たちが)名も無き小さな存在だと思って、なめんなよ!」とばかりに、熱い炎がカッカと自家発電で燃え出します(笑)。

なんでしょうね、これは。

でも、僕は怒りの感情をそのまんまに跳ね返したりはしません。

その代わり、「理性」で100倍返し。より面倒くさい存在です(笑)。

大人だからこそ、あえて「私は今、あなたに対して怒っています」と見せた方が効果的、と計算している自分がそこにはいます。

しょうがねーなーとか思いつつ、怒るべき場面だからこそ、「あえて」怒ってみせているんですね。

感情を抑えた上で、きちんと計算した論理を組み立て、最も効果的な伝え方で爆弾を投げかけます。

もちろん成熟した大人だし、仕事の場なので、相手の立場も思いやりながら言葉は厳選します。

目的は唯一、「自らの尊厳を守る」こと。

あなたのその発言や態度や仕事の仕方が、私達の尊厳を損ねていますよ、と教えて正してあげること。

そのための荒療治として、「あえて怒ってみせる」わけです。

不当な納期の要求、不当な値下げ要求、過度な負担強要、理不尽なクレーム、ぞんざいな言葉遣い、スタッフに対しての失礼な振る舞い。

そのようなことがあったのに、お客様だから、重要なリソースだからと我慢してしまうのは、魂にとって、とても良くないことです。

セルフイメージがどんどん損なわれ、自信をなくし、惨めな気持ちにさせられてしまうでしょう。そして、その関係性が、以後もずっと続いていく危険性があるのです。

僕は、社長としてスタッフを守る立場にあったわけなので、彼らのためにも、言うべきことは主張をしなくては、と闘争心を奮い立たせてきました。

ライフコーチのセッションでも、クライアントが「こんなひどいことを言われて悔しい…」と落ち込んだり、怒りを露わにしたりするケースが多々あります。

そんな時、僕は驚かれながらも、こうアドバイスします。

「それはちゃんと抗議した方がいいですよ」と。

尊厳をおかされて、黙っているべきじゃない。自分がなんでそんな扱いを受けなくてはいけないのだと、怒ってみせなさい、と。

そういう「生」な対話の中から、初めて、本当の関係は育まれていくものです。

それが仲違いで終わろうとも、それはそもそも、その程度の儚い関係だったのです。でも、僕の経験では、ほぼすべてのケースで、それ以前よりも関係性が深まって、本音の対話がしやすくなっていったように思います。

こちらの思いに誠意があり、思いやりがあり、あなたとの関係を大事に思っているからこそ言うのだという「愛」が表現できていれば、相手方もきっと理解してくれるはずです。

Good luck.

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