ゴールデンウイークに読めば五月病とは無縁!今、読むべきおすすめ13冊


日本はそろそろゴールデンウイーク。

混んだ街中やイベント会場、旅行地へ行くのもよいのですが、こんなときこそ静かな場所でゆっくりと読書を楽しむのもおすすめです。

いまどき五月病なんて、なってる場合じゃない。

人生もったいないですよね。

目先や表面的なノウハウ、ということではなく、本質的な知識や教養を身につけるのにふさわしい良書ばかりを選びました。

10冊、と切りの良い数字を考えていましたが、最近の購入履歴を見ながら、あれもこれもと欲張っていたら、13冊になりました。

ピンと来る本があれば、手にとってみてください。

本は良い意味で消耗品。大切に大切に読みたい本もあるけれど、ガーッとシャワーを浴びるように大量に読んでしまうのもオススメです。

図書館でオーダーして、何ヶ月も待って…なんてやっている間に、大事な人生の瞬間が、どんどん過ぎ去っていきます。

本は、最も安い自己投資。

ここにどれだけ時間とお金をかけられるかで、その後の人生が大きく変わります。

〈最近の本に関連する記事もご覧ください>

ゆるいつながりがしあわせ感アップにつながる理由

本を読んでも変わらない? そりゃそうだ~。「知行合一」を当たり前にする

癒やしの力

癒やされる、癒やす、というと、皆がイメージするのは、傷からの回復、治癒、みたいなことになりますよね。

疲れが取れる、とか、マイナスが「平常」に戻って機能を取り戻すイメージ。

宝地図で有名な望月さんの最新刊では、その「癒やし」という言葉や概念を、もう少し深く、発展的に広げていきます。

  • 安心領域を確かなものにすること
  • 人に影響を与えること
  • 無限につながること
  • 自ら与えていくもの

そんな意味合いを込めながら、癒やしの力こそが、人生を推進する力となるのだと説くのです。

確かに、後述する「『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」という本の項でも書いているのですが、何が起きても大丈夫、自分は自分で癒せるし、ということが、ぼんやりと認識できていることが、自信の種になるのですよね。

私がかなり衝撃だったのは、この本で定義する「冒険」の意味合い。

著者は、冒険とは、「自分の安心領域を広げることである」と述べています。

なるほど~。深い! でも、本当にその通りだなあと思える記述があって、すんなり浸透してきます。

お金はつくるもの。そんな言葉も、とっても説得力がありました。

明日に勇気が生まれる必読の一冊です。

属さない勇気

ホリエモンは、いつもさりげなく「パラダイム・シフト」を提唱してくれます。

パラダイムとは、時代の当たり前。

マジョリティが、こうでなきゃ。こうあるべき。こうあるのが普通でしょ。そう思っているのがパラダイム。

それを、遠慮せずに「間違ってますよ!」と思い切り指摘してくれるのです。

当然、その言葉が通じる人と、通じない人がいて、炎上したり、叩かれたりもするのですが、時間が経てば答えはわかります。

この本は、我慢して、会社という組織に属して、辛い目にあう必要なんてないよ。

そうじゃない選択がちゃんとあるよ、と提示してくれています。

会社づとめやらでキリキリしている人に、ぜひオススメします。ストーリーマンガ+文章でわかりやすいです。

人生における4大コストは「家族」「家」「自動車」「結婚」という、なんとも小気味よい切り取り方。

そうか、私はLAで必須の車ですらリース(借り物)だし、どれひとつ、まともに所有はしてないのか。

だから、自由でフラフラしてられるのか、と納得でした(笑)。

ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代

こちらの記事でも書いたのですが、今の時代の必読書。

つきあいが下手~、人間関係めんどくせーとか言ってないで、考え方を少し変えれば、人との関係性が、ちゃんと財産になっていくのです。

SNSみたいな便利なツールができても、重く、じっとりと人との関係を考える人には、また新たな頭痛の種ができただけ、という結果になってしまう。

あー、もったいない。

もっと軽やかに、ゆるく、しなやかに、人とのつながりを考えられたらいいのにね。

きれいな花を好き勝手に飛び回る蝶々のように、つながりからつながりへと自由に飛び回れるマインドセットが身につきます。

普通のダンナがなぜ見つからない?

ちょっと前の本ですが、素晴らしい一冊に出会えました。

クライアントにはアラフォー女性が多いのですが、未婚の方もたくさんいて。

で、聞いていると、やっぱり、どこかで聞いたようなセリフばかりを皆、一様に口にします。

でも、したいんだよね。

でも、ひとりは嫌なんだよね。

なのに、割り切れない。変われない。譲れない。捨てきれない。

こちらの本はコンサルタントで、結婚相談書のマーケティングを担当していた男性が書いた本。

女性はもっともっと「男性の目」を意識して婚活しないと、結局のところ、出会えない。

出会えても気が付けない。

自分を捨てるのではなく、自分らしさの枠を拡張していく。

肩に力が入りまくった状態から、日常感を取り戻して、ゆったりとリラックスして「人」をしっかりと見つめるきっかけをつかむこと。

なかなかに骨太で、役に立つデータもいっぱいだし、あ、これできっと「目線」が買われるのではないか、あの人も、あの人にも、おすすめしたい。

そう思わせてくれる本でした。

結局みんな、幸せになりたいだけだもんね。

人生を変える断捨離

単なるお片付けではなく、自分の心の整理をし、必要なもの、不要なもの、本当にほしい未来を見極めていく儀式のような断捨離。

すでに関連書籍の売上は累計で400万部とか。

それだけ皆が実感されているのだろうし、必要としてきたのでしょう。

この最新刊には、ついに「人生を変える!」というタイトルがつきました。

人生の最適化なのである、という表現が、まさにピッタリ。

出会えば人生が確実に変わります。

40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方

スポーツ選手が体のことについて書くと、本当に説得力がありますね。

なんとなく身体の衰えを感じる、そんな40代。

でも、それは、楽ばかり覚えて鍛えてないからです。

休めば疲れない、のではなくて、きちんと運動をすることで疲れにくい身体が作り出せる。

まさにコンディション調整を、スポーツ選手のようにしていけば(ゆるやかに)、誰もが若々しい身体を維持することができます。

人生100年時代。

半分も行ってない人が、錆びついている場合ではありません。

別に、たいした運動をすすめているわけではないのです。

20代の身体を取り戻すために、ぜひ一読を。

食べるのを我慢できないのは、あなたの意志が弱いからではありません。

もちろん身体は「食べたもの」だけからできています。

だから、何を食べるかで、体調は変わるし、心も変わるし、人相も変わるし、見た目も変わります。

なのに、皆、無意識過ぎる。

美味しいものを食べればいい、というのではなくて、「脳が騙されている」ことをまずは疑ってかからないといけない時代なのですね。

知識は力。教養は武器。

売っている人のほとんどは、「売れるから売る」だけです。

身体のことまで考えてくれていません。

大事な資本。健康はしあわせの基本。

自分のしあわせは自分が守る。そのために、ぜひ読んでください。

お母さん、私を自由にして!

私のところには、毒親育ちの女性が跡を絶ちません。

日本の家で何が起こっているのか?と思うほどに、変に厳しい親が、自己肯定感の低い子どもたちを量産している社会のようです。

彼らと一緒になって、いろんな本を読みましたが、これが今のところ、一番わかりやすく、響きやすかったかなと私は思います。

でも、あれこれ読んだ後で出会ったから、かもしれません。

苦しいときは、手当たり次第、読んでみること。

人によって程度の差も違うし、育った環境も違うし、今の環境も違います。

だから、万人受けはありえない。

これ、というのに出会うまで探し続け、そして、書いてあることを「実践する」ことが大事ですね。

小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ

皆、自信って何か、というのを誤解しているところがあるようです。

自信がある、って、「不安がない」というのと同義語みたいな感じで、平常心、に近いものなのではないかと、この本では書いていて、思い切り納得しました。

自信がある、というときは、心配しない、不安にならない、なんとかなると思えていたりする。

それは、とても静かな感情の状態で、気持ちよく、居心地が良い。

でも、「確信」というのとはちょっと違う。

安心感みたいなものとも近いのかもしれません。

まずはそこからしっかり理解しておくと、「望ましい状態」を勘違いして、ありえないものを追い求めてしまわずにすむかと思いました。

水島広子さんの著書は、すべてオススメです。

メンタルの誤解を全部解きほぐして、生きやすい未来を作ってくれます。

答えは自分が知っている!? この世をラク~に生きる 魂ミーティング

「なんか、人生、たいへんそうだな~」という光線を発しているクライアントは多いものです。

が、日常をFacebookやブログで覗き見ると、はやりの店のはやりのスイーツを食べに並んでいたり、それなりに楽しそう。

しあわせ感って、なんだろね。

彼らの不幸感やら、満たされない感をシャワーのように浴びながら、ぼんやりと思う今日この頃。

身体が体験する現実を、一度「魂」のレベルで抽象化して感じてみることができたら、きっとものごとは全然違った見方ができるのになあ、といつも思います。

こちらの本は、その「魂」という言葉や概念を使いながら、生きやすい日々を実現するための真理(ヒントみたいなもの)をたっぷりと教えています。

思考と心と魂と。

この3つのうちのどれに指図されて動いているかというと、たいていの人は「思考」。

損得勘定なんて、その最たるものですね。

でも、そうしてばかりいると、魂がどんどん弱ってしまう。

魂が喜ぶこと、ワクワクすることを自分に許してあげて、小さな「やりたいかも」を続けていると、きっと大きなことも実現していくのです。

ひとつひとつは短いけれど、でもそれが47編にもまとまったとき、それはとっても深く哲学的な思想へと昇華していきます。

読んでいて、とても気持ち良い。

魂が現れるような、でも、高尚な話しではなく、身近で、日常的で、今すぐ役に立つヒントばかりが詰まったお得感たっぷりの一冊です。

心屋流 がんばらないレッスン

妹が心屋さんのところで、カウンセラーになったのですけれど、彼女のお師匠さんがこちら、うさこ先生。

なんてわかりやすく、心に響き、しっかりと頭にも刻まれる書き方をしてくださるのだろう。

たとえ話や分類も、読者層である女性たちに、本当にわかりやすく書いてある。

キンドル版はなぜないの?と残念ではありますが、最近の頑張りすぎて、完璧症になっている女性クライアントさん全員におすすめしている一冊です。

日本女性になんだか知らないけれど、とっても多い「ガンバリ教」。

おいおい、頑張る方向が真逆だよ、という方がとにかく多くて、最近、出番が多いおすすめ書です(笑)。

知らないと恥をかく世界の大問題8

知識、教養がないんです…と自信なさげに言うクライアントがほとんどなのですが、とくに世界情勢のことになると、日本の極端に偏った報道に左右されて、全体像を正しく把握できていない方が多いのを感じます。

アメリカでも報道は偏光気味なわけですが、それを正すドキュメンタリーや知識人の発言が常に聞こえてくるし、右があれば、左もある。

どちらの声も大きく明瞭に聞こえてくる社会は、なんだか安心感があります。

池上さんの著書は、どれも深くはないけれど、必要十分な要素を、背景からさかのぼってお話してくれるので、理解がスーッとスムーズです。

こちらは昨年夏の出版で、すでにこの後、ゴチャゴチャと変わってはいますが、でも、この時点までのをまずは抑えておかないと、今、起こっている問題すら全然理解できないでしょう。

このシリーズも8巻目。

毎回、きちんとタイムリーに追い続けていきたい必読の書です。

質問は人生を変える

先日、ハワイでお会いしたマツダミヒロさんの最新刊。

なんと発売前から重版がかかるという、著者もはじめての体験だったそうですが、そのせいかなあ、Amazonで品切れ中です。

早くキンドル版も出てくると良いのですが。

そんなこんなで私はまだ未読。

次の日本出張で手に入れます。

ミヒロさんにまたハワイでお会いして、サインしていただかないと。