根暗なワタシの癒やし方

高度成長経済がピークを迎え、
バブルの前兆で華やかし頃に
大学生になったわけですが、

なんだかその高揚感に乗り遅れ、
テニスにスキーに合コンにという
学生のトレンドにはもちろん入れず。

「ネクラ」「ネアカ」という二分割に
する風潮が流行りまして、当然のごとく
ネクラ組に分類されていたかと思います。

まあ内向的で、静かでおとなしいと、
必ずそっち側に分類された時代だった
わけですね。

教習所で、「文学部」だと言ったら、
教官から、「だからそんな暗く
なっちまうんだよ」と言われたのが
今、フラッシュバックしました(痛)。

でも、自分の中の内的世界では、
きらきら華やかなイメージが舞っているし、
楽しいことしか考えていないのです。

だから、単に「アウトプット」の
問題なんだけどね、というのは、
当時もちゃんと認識していました。

決して「根」の問題ではなく、
外側への表現方法が、静かで控えめで
あった、というだけ。

Wikipediaで見ると、80年代固有の
表現であると書かれてあり、今では
過去のもの、になってますね。

内向的、というのもそうですが、
おたくとかも、別にネガティブな
表現として、今は使われない。

今みたいに、文字にして書き物で
表現することが主流になると、
声では苦手だったアウトプットも
途端に流暢な表現者に早変わり。

だから、いい時代だなあ~と思うし、
自分の特性を最大限に生かして
主張もアピールもできるようになり、
可能性がぐんと広がっています。

逆に、書くのが苦手、というのなら、
動画でYouTubeにアップすればいいし、
写真でインスタで自己表現もできる。

手段は豊富に選べます。

自己表現なんて、苦手~という方も、
それは別に暗いからじゃない。

自分を開いて生のままに見せることに
抵抗があるだけですね。

それを自分に禁じる何かが、
胸につかえて邪魔しているだけ。

でも、一度開いちゃうと、本当に
気持ち良いのですけどね(笑)。

ここでパンツ脱げって話してます。
https://www.hajimeueno.com/archives/2439

でも私は宴会でパンツが脱げる
人なわけではないです。
ただ言葉でだけ、それが可能。

ここでは自己開示の癒やし効果を
語っています。
https://www.hajimeueno.com/archives/6609

クライアントにも、書くことの、
そしてアウトプットすることの
癒やし効果を発見し、ブログを
始める人が続出しています。

やってみると、皆、すごいんです。
上手だし、正直だし、とにかく
言葉が生っぽい。裸っぽい。

でも、そうでなくては意味がない。
気取った服で着飾ってしまったら、
パンツ効果はないですからね(笑)。

日頃は頭がわさわさしていて、
なかなか「考える」ということも
していないものなんです。

書く作業をすることで、集中するし、
落ち着くし、思考が整理され、
精神が安定していきます。

誰に見せないでもいい。
自分のために、やるのです。

書いてみることの効用って
確かにあるな、と実例を
たくさん見せてもらって確信します。

で、ここに彼らのブログの
リンクを貼りまくってみたいですが、
せっかく開いてきたものが、閉じて
しまうといけないので止めときます(笑)。

(無料メールマガジン「未来通信」より。登録はこちらから