写真撮られるのが苦手な人が知るべき唯一のこと

朝起きて、メールをいろいろ開けていたら、

ドーンと自分が出てきました(笑)。

寝ぼけ眼が一気に目覚め、

あれ、なんか変な予約投稿しちゃったのかな?と焦りましたが、

カメラマンの友人、森藤ヒサシ氏のメルマガで、

たまたま私の写真を冒頭に使ってくれていたのでいた。

彼のスタジオは、田園調布のこちらです。

ブランディングフォトのフォトブリス

作品集の中に、私の写真(別カット)も入っております。

なんだか有名な賞に出したら、最優秀賞を取られていました。

モデルがいいからだね、と言うことで(笑)。

上の写真は、ちょうど5年前に彼のスタジオで撮っていただいたのですが、

それまでもプロのカメラマンに撮られることは何度もあったものの、

できあがった写真の自分を見て、落胆することも多かった。

そのうち、なんだか写真に撮られるのも嫌になっていったりして、

立場上、やらないといけないときも、早く終わんねーかなーと、いやいやモード。

でも、友人を介して紹介してもらった森藤氏に話を聞いていて、

こんなひとことが出たときに、あ、そうかも、と閃きが降りてきたのですね。

「写真嫌いな人は、上手に撮ってもらったことがない人なんです」

どんな風に撮ってほしい。

どんな自分を演出したい。

どんな服、どんな色、どんな髪が似合うんだろうか。

そんなことを、じっくりとお話しながら、イメージを固めていく。

その後に、「光のマジック」を駆使したプロの撮影。

洋服なんて、実は普段着そのまんまだし、髪も適当。

メイクはオデコのテカリだけ、パウダーで抑えてくれてましたが、

あとはなし。

だけど、できあがった写真見たら、

おお〜!

と驚くほどに、自分が好きな自分がそこにいたのです。

恥ずかしいけど、嬉しさの方が勝って、すぐにFacebookに上げたら、

大量のいいねと賞賛の言葉をいただいて、

写真嫌いが一気に写真、大好きに!(笑)

人間、ゲンキンなものですね。

セルフイメージの中でも、外見コンプレックスって、結構、重いものがあります。

小さい頃、「あんたは可愛くないね」とか、

お姉ちゃんはこうなのに、あんたはホントに器量なしで…とか、

あなたは美人じゃないから、頭だけは良くないとね、とか、

そんな風に言われて育つと、確固たる「信念」が刻み込まれるわけです。

その反動で、「外見で売るなんて薄っぺらい」と豪語してみたり、

「皆、同じに見えて個性がない」とか、つんけんしてみたり。

いや、それなんですよ〜、個性、個性。

人はそれぞれ違うもの。

きれいな顔立ちとか、スタイルとか、どうでも良くて、

「あなたらしさ」が表現できていれば、それでいい。

だけど、コンプレックスが邪魔をして、その「表現」ができないと、

十把ひと絡げで埋もれてしまう、ということになる。

キラキラ飾りましょう、って言ってるのではなくて、

堂々と、あなたはあなたでしかないことを、自慢しちゃいましょうってこと。

人が本当に見ているのは、内側からあふれる笑顔の輝きだったり、

丁寧に生きている感がにじみ出る清潔感だったり、

自分の活かし方を知っている人の服装の選び方だったり。

最たるものは、その人が、その人の身体を身にまとっていて

心地よいかどうか。

身体は魂が身にまとう、単なる衣装。

とっかえひっかえはなかなかできないけれど、

なんかの意味があって、この人生で与えられたギフトのひとつ。

だからいたわって、優しくして、折り合いをつけて、好きになって。

唯一無二の存在として、堂々と胸を張って、その身体で進んでいく。

それ以外に、大事なことは、きっとないのですよね。

良いこと、書いてます(自画自賛)

「自分に自信」って、容姿も含むのよね