先送りグセを克服するだけで人生は一瞬で好転する。達成感に満ちた1日のできごとから

夏休みの宿題をギリギリまでやらない子だった

アメリカの今日は8月31日。

子どもの頃だと、夏休みの宿題をやらねばらない日で、私も人並みに、

最後の最後までやらずに、この日にやっつけ絵日記とか描いていた気がします。

こういう人を英語では「Procrastinator(プロクラスティネーター)」と呼んで、

成功したいならば、ぐずぐず先延ばしする人間になるなと戒められたりします。

私が先延ばししてたこと

引っ越ししてから設置したインターネットが遅くて、遅くて、

高いのを申し込んだのに、「この地域ではこれが精一杯だ」と言われたこともあり、

ちょっと諦めていたんですよね。

大手の会社で、まあ信頼に値するのかな、と思っていたのですが、

新興の名もないサービスが近所一帯でビラ配りしてて、それ見たら、

ネットの速度が、なんと今の4倍位早くなりそうな感じ。

ほんとにそうなの?と疑って調べてみたけど、どうも大丈夫そう。

地域に関係なく、光ファイバーでドカンと超大量データが降ってくる感覚が味わえる、という。

替えたいな〜と思っていたのですが、TVもセットで申し込んでいたこともあり、

やるとなったら、全部変えないとならない。

あー、面倒くさい。

しかもネットではキャンセルもさせてくれないし、電話しないとならないし…

どうせグイグイと逆セールスされちゃうんだろうし、あー、嫌だ…

半年後にやっと重い腰を上げる、という…

ということで、ビラを見てから、およそ半年。

先日、やっと重い腰を上げて新しいサービスに申し込み、

昨日、豪雨の中、設営に来てくれました。

大手の会社さんが、3時間くらいかかった感じだったのに、

今回のは30分くらいと、あっけなく早い。

そして、ネットは期待以上の速度感。

意味もなく、アマゾンプライムから映画をダウンロードして遊んじゃうほど

速い!

あーあ、こんなことなら、早くから取り替えておけばよかったなあ…

自分の動きの鈍さと、データが落ちてくるのを待つ間に失った意味のない時間に、ガッカリ…

その他にも先延ばししていたことを一気にやっつける

よし、ここは「ぐずぐず先延ばししていたこと」を一気に片付けちゃえ!と気合を入れまして、

チョロチョロ水漏れしていたトイレの栓をホームセンターで買ってきて取替えたり、

歯医者さんに通いたいのに、探し方がわからずに保険会社に電話して調べて解明したり、

車の登録を更新したり、身の回りのことを、次々と片付けていきました。

あー、なんか気持ち良いではないか。

トイレの水漏れも、真冬に始まったから、実に9カ月も放っておいたのかも…

歯医者さんも、保険会社のサイトで検索したら見つからなくて、

あれ〜、対応してないのかなあ、と放っておいたのですが、電話して聞いたら、

入力の仕方が間違っていただけで、15分圏内に100軒くらい歯医者が見つかったり。

(しかも、インド人さんばっかりだったりするのに驚いたり・笑)

実はずっと気になって重かった

つまらないことかもしれないけど、放っておいたことをテキパキと片付けたら、

少しなんだか視界が明るくなった気がしました。

どうでも良いことなんだけど、心のどこかでずっと気になっていたのでしょうね。

人それぞれ、自分の中で「すぐにやれること」と「先延ばししちゃうこと」があるもの。

どうでもいいから先延ばしするものもあれば、

重要過ぎて、重すぎて、怖くて取りかかれずに先延ばししているものもあったり。

劇的に速く快適になったネット回線のスピードを体感しながら、

どんなときでも、こんな風に、サクサクと動ける自分になりたい…と反省。

夏休み最後の1日の苦痛は、もう味あわない人生にしなきゃ、と、

何百回メカの反省を繰り返した次第です(笑)。

Procrastinateについては、5年前にも記事にしていますね…。

失敗が怖くて始められない。
成功しない人のネガティブサイクル