アジアや中国で成長エネルギーを浴びることのメリット

私自身、実はアジアへはなかなか縁がなくて、ほぼ30年前に韓国1回、タイのバンコクに1回、

それから20年して、タイのバンコクに再び行く機会がありましたが、そこでストップしたままです。

でも、知人や友人やクライアントは、たくさんアジア在住もいたりするし

旅行で遊びに行っていたり、仕事で出張してたり、不動産投資の物件探しに出かけていたりする方も身近にいます。

 

言葉の端々からいつも伝わるのは、アジアの成長感、若さ、活気と言ったもの。

混沌や混乱や、急成長ゆえのひずみがあったとしても、止まらずに突き進んで膨らむばかりの強大なエネルギー。

「若い人がやたら多い」というフレーズも、日本の人からよく出るのですが、

きっと、日本はそれほど突出して、平均年齢が高い社会構造になってしまったのですよね。

 

ちょっと前のことになりますが、アジアに行って刺激を受けた20代が、ブログで発信したところ、

40代以上の男性陣が、こぞってバッシングした、なんてことがありました。

「日本はイケてないっていう現実を突きつけられた。」椎木里佳が、18歳に伝えたいこと。

日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと

どちらも、「日本って国内で言われてるほど全然イケてない」「とにかく世界で存在感がない」という主旨で、

おいおい、ヤバイぜ、このまんまじゃ!と同世代に対して警鐘を鳴らしています。

私もかねてから、そんなことを折りに触れ、伝えていたりするので、

新しい世代がそれに気づいて、危機感を感じてくれていることが嬉しかったのですが、

一時代を築いてきた、という誇りを持っていそうなオジサマたちが、大挙して批判記事を書きまくっていたのが衝撃的だったのです。

お前らわかってねーなー、そうやって日本バッシングするなんて逆に感性が古いんだ、とか、

東南アジアも中国も見かけばかりで、実情はこうなんだよ、と揚げ足取ってみたり…

え、お門違いでは?というような変な意見がいっぱい。

まだまだ中年領域の方々が多かった印象ですが、でも、そのねじ伏せようと圧力かける感じのアプローチそのものが、もうすでに

老害の領域。

やべー、こうなりたくねーなー、という姿をさらけ出してて、かっこ悪いこと、この上ないのでした。

高度成長期や、バブル期の、ちょっとイケてた日本の姿を知らずに生まれ育った世代からすれば、

かつての面影に浸って思考停止しているゆでガエル族に「騙されてきた」感覚なのかもしれません。

外国人観光客をつかまえて日本礼賛するTV番組に酔いしれて、いい気になってる場合かよ!と、

ハッと現実に目覚めてしまったのでしょうね。

 

先日、カンボジアで不動産物件買ってきたクライアントさんが、こんなことを言ってました。

「アプリでトゥクトゥク(三輪タクシー)が呼べて、行き先も入れて料金もアプリで明朗会計なので、

言葉も話さずに済むし、待ってる場所まですぐに来るし、便利なこと、この上なかったです〜」

カンボジア版UBER(ウーバー)ですよね。

そういうイノベーションがさくっと現実社会に浸透して、日常をどんどん変えていくのが成長社会の良いところ。

という意味でも、中国やら東南アジアやら、本当はもっと行きたいな〜とも思うのです。

なんかキッカケ作って、今年は行きますかね〜。

自分の周りでは、今、なんだか「カンボジア」というキーワードが鳴り響いてスゴイです(笑)。

 

5年前に日本に長期で住んでから目撃し続けている「超高齢化」の現実と照らし合わせると、

今いるダラスでさえも、子どもがあちこちで元気に遊んでいる風景が見れて、

ほんとに何だか別世界って感じですね…。


不動産屋さんとの面談で学んだ団地の未来