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心屋仁之助さんと再会の日。魔法のうたを生で聴ける!

心屋仁之助さんのBeトレを初訪問!

今日は、前々から楽しみにしていた心屋仁之助さんのBeトレの日。

クライアント3名と待ち合わせをしつつ、皆で楽しんできます。

 

東京在住クライアントとの早朝対面セッションの後、

銀座でベジタリアンなランチ会を楽しんで、それから有楽町ホールへ向かい、

午後はべったり心屋さんのセミナー。

 

そして、夜は、ハワイ時代の大親友が、銀座でパーティをするので、

それに参加してハワイ時代の旧友たちとも再会するという、あまりにも楽しい一日。

 

100回目の記念すべき日に行ける幸運!

Beトレというのは、会員だけの会合ではありますが、

今回、上のCDのジャケットを撮影したカメラマンご夫婦のゲストとして

100回記念という、特別な回に参加させていただきます。

 

心屋さんご夫婦とは、彼らのアレンジで、1年半前にロサンゼルスでお会いしました。

妹が心屋さん認定カウンセラーだったりもして、

何かとご縁を感じる今日この頃。

 

せっかく日本に行く機会で、定例セミナーのBeトレとか参加したいな〜

生で拝見したいな〜、と思っていたので、

今回の出張は、あえて、日程をそれに合わせました(笑)。

 

そしたら、知らなかったのですが、なんと100回という

記念すべき開催だったのですね。

 

月に一度が重なっての100回って、つまり8年以上続けてきたということ。

しかも、京都と東京、月に2回。

継続の力、すごいことです。

 

友人カメラマンも、海外を追っかけ撮影していて、

会場で、撮りためた写真の展覧会を行うとか。

それもまた、楽しみです。

 

がんばらない幸福論に救われた人、多数

心屋さんの書籍は、クライアントともたくさん読んでいます。

真面目過ぎて、苦しくなっている人が多くて、

それって、日本人、アメリカ人に関わらず、とても多い話で、

少し、「ゆるめる」ことを覚えたり、「楽しむ」ことを優先したり、

逆に「怖い」と思うことを、勇気持ってバンジージャンプしたりするといいのです。

 

心屋さんは、そんなことを、身の丈にあった言葉で話してくれたり、

歌ってくれたり、自分の行動で示してくれたりするから、

多くの人の心に染み渡って勇気をくれるのですよね。

 

心屋さんにしろ、斎藤一人さんにしろ、本田健さんにしろ、

皆、自分の言葉で体験を語るから、伝わるし、浸透していく。

私もいつか、そんな存在になれたらな、と思いながら、

自分の思いや言葉に、磨きをかけています。

 

せっかくだから、声でも伝えられたらいいよね、と思って、

そろそろYouTuberとしても、本格活動を始めたいと思っているのです(笑)。

 

本当に、こんな楽しいことしながら、なんとか食べていけてることに、

感謝しないといけないですね。

日本滞在も、あと3日。

時差ボケによる疲れマックスですが、がんばりまーす。

心屋仁之助さんご夫妻と
ロサンゼルスでランチ!

 

心屋仁之助さんご夫妻とロサンゼルスでランチをさせていただいたお話

この方の本を、いったい何冊、読んでいるだろう、いったいどのくらいブログにリンクを貼り付け、クライアントにも読むといいよとおすすめしてきたことだろう、と振り返ります。

ブログは、お風呂につかったり、寝ながらスマホで拝見し、ポッドキャストは週末ジムで拝聴し。年末年始の、あの大盤振る舞いのBeトレビデオ大放出も、メルマガでもご紹介いたしましたが、もちろん私自身もたっぷりと10数本、拝見しました。

その「心屋仁之助さん」がロサンゼルスにいらっしゃる、と小耳にはさんだのが一昨日のこと。

ご縁をつないでくださる方々のお陰で、今日、サンタモニカのベジタリアンレストランで、心屋さんご夫妻とランチをさせていただくこととなりました。

心屋仁之助さんとのランチが現実に

一緒に写真に写っているのは、私のプロフィール写真を撮ってくださっているカメラマンの森藤ヒサシさんと、奥様で撮影の際にコーディネーションをしてくださるオヌキマキさん。

このご夫婦はとにかく人気者で顔が広く、1年半前は本田健さんとの会食をアレンジしてくださり、今回は心屋さん。エネルギー高い人たちの吸引力の恩恵に授かってばかりです。感謝、感謝。

いつもは電子書籍でしか本を買わないので、紙の本は持っていなかったりするのですが、たまたまクライアントにすすめたい本がまだ電子化されていなくて、先日の帰国時に、妹から譲り受けたので、1冊、持っていました。その本を持参してサインしていただきました。

妹経由のご縁もあるのですが、その話はまたいずれ時期を見て)

 

この日の模様は、心屋さんのブログにも掲載されています。

https://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-12350887142.html

読者数約18万人のブログに載せていただくなんて、シュールな体験です。

 

コーチがクライアントに与える教則本としての心屋本

コーチやカウンセラーは、皆、何らかのスクールへ通い、心理の勉強をしてからデビューとなるわけですが、生身の人間を相手にし始めた瞬間、それでは全然、足らなかったということに気がつきます。

教わったことを復習しつつ、必死になって本を探して読み漁り、自分が体験してこなかった悩みを知り、無縁と思っていた痛みを学び、そこにある解決策をクライアントと共有してディスカッションをしていきます。

心のお話は、玉ネギみたいなもので、むいてもむいても、また新たなブレーキが現れたりするのです。チャレンジレベルが上がれば、ブロックの大きさもでかくなってくるものです。だから、コーチの勉強にも終わりがありません。

そのように「教材」を追い求めた時に、いつもたどり着くのが、人の悩みや生きづらさと向き合い、救い、伝道師さんのように広め続けてきた心屋仁之助さんの数々の著書だったりするのです。

 

あなたの中の「お花畑」を解放することが幸せを呼ぶ

今日サインをしていただいた本は、クライアントにも絶賛おすすめした「心屋先生のお母さんが幸せになる子育て <子育ての呪い>が解ける魔法の本」。

お母さんを対象に書かれた本ではありますが、でも、子どもにもぜひ読んでほしい。というか、「昔、子どもだった大人」に、子どもだった頃に戻って、ぜひ読んでほしい一冊なんです。

この仕事を始めてから、多くの人の頭には「お母さん」が住みついていて、常に行動を監視し、批判し、心配し、嘆き、悲しみ、時に責め、とやっているのを知りました。そしてそのことが、いかに大きなブロックとして、自由な行動、自由な発想の広がりを妨げているのかも痛感してきました。

コーチングプログラムにおいても、まずはこの辺を解決していかないことには、先に進めない。皆が目指す場所には、なかなかたどり着けない、ということがほとんどです。

 

そのためにも、心理に関する本は、私がまずは率先して読みまくり、その中から、この人の今のこのケースにはこれだ、という本をサッとマジシャンのごとくオススメしているのです。その出すスピードに驚かれていますが(笑)、なんかそこはコーチの直感なんでしょうね。

たいていの場合は、本から多くの気づきを得てくれて、心が解放されていくものです。

人はひとりとして同じではない。だから、私は私。人は人。その域に達することができると、チャレンジはとても楽になります。

ナマ心屋さんと、ナマ智子さん(奥様・前者後者理論の発明に寄与した偉大な方です)お会いして、日頃のセッションのことなども共有させていただきながら、どれほど心屋さん独自の理論や発見が役に立っているか、感謝の気持ちもお伝えできて、嬉しかったです。

ちょっと退屈な作業的な仕事に終始するはずの一日が、まったく違ったカラーになりました。

 

世界最大のハロウィン・パレードとロサンゼルスのハロウィン体験

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先日、日本にいた時に、かなりあちこちでハロウィンムードが盛り上がっていて、興味深く思いました。

近所のイーオンの玄関先に、ハロウィンコスチュームを来たマネキンさんが立ってたりして、とても「日常化」したなあと感じましたし、ロサンゼルスにいる時よりも、はるかにいろいろなところで、ハロウィンのモチーフを目にしたような気にもなりました。

もちろん、アメリカの一般家庭の庭などの飾り付けは、クリスマス同様、本気の人はすごいので、特別感はありますが。

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「きれいにうつる写真」セルフブランディングのセミナーをOCで開催します。Produced by Imua Consulting

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6月1日に、ハワイの仲間で、現在は日本在住の風水ライフスタイリスト、永田広美さんを招いて、ハワイ式風水のセミナーを開催し、たいへん好評をいただきました。

かつてメディアの代表をしていた頃は、いろいろな形でこのような機会を作っては、実施していたのですが、独立してから行うのはまた全然、違うもので、新鮮な体験でした。

そして今回、7月21日(火)には、「きれいにうつる写真セミナー」をオレンジ・カウンティにて開催いたします!

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ロサンゼルスでぜひ体感してほしい7つの「驚き」

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ハワイ、ニューヨーク、日本と住んだことのある友人に、どことも違うロサンゼルスの魅力を体感してもらいたくて、あちこち連れ回しました。

魅力、というと、ちょっと違う響きかもしれません。

「異国感」や「特徴」、「不思議さ」「驚くべきところ」という言葉に近いものかな。

 

僕にとっても、自分が、この場所が面白いと今なぜ感じているのかを見直し、日本の方にぜひ持って返っていただきたいメッセージのようなものとして再構築する良い機会となりました。

これは、観光地めぐりとはまったく違う「気づきの旅」。

自分が、ここを案内することで伝えたいことって、何なんだっけ、というものが、今回は、感度抜群の素敵な友人が同行してくれたことで、とてもクリアになりました。

1.広さ

ロサンゼルスはとにかく広いのです。フリーウエイを使って時速120キロで走っているのに、目的地までは延々と走り続けないとたどり着かないことも多いです。それが、他の土地、別な生活圏に行くため、というのなら分かるのですが、同じ生活圏内で、それだけの移動を日常的にする、というところが違い。

普通の道路も、時速60~70キロは当たり前に出せるのですが、それでも信号につかえ、自然渋滞が発生し、ただでさえ面積の広い平屋ばかりでだだっ広いのに、とにかく移動に時間がかかります。

今回はオレンジ郡にも行きましたが、あそこはまた輪をかけて桁外れに広い(笑)。セミナー会場のカリフォルニア大学アーバイン校も、入ってから、いったい何分、車を飛ばせばいいのという位に、ハイスピードで延々と行かないと目的地に行き着かなかったりします。キャンパスかと思うと、突然、両端に未開の荒野が現れたり。迷子になったら怖いぞ~という、想像を絶する広さなのです。

もちろん、これは単なる一例。こういうのって、ちょろっと来ただけではなかなか分からないのですが、今回は友人にもたっぷり味わってもらえて良かったです。

2.豊かさ

ロサンゼルスは豊かな街です。豊かさは、延々と続いています。途中、あれっ、ここは危なそう…というエリアが点在したかと思うと、再びまた豊かなエリアになっていったりします。

豪邸って言うのも、際限がないくらいのスゴイものがあるわけですが、値段はそこまでしなくとも美しく大きな家並みが広がる豊かな街は、実にたくさん存在します。え、ここにも、あそこにも、そしてこんなに延々と、と、豊かさのレベルが、何だかまったく違うことに気づく瞬間です。

庭や舗道や中央分離帯や、あらゆるところがきれいに整備されていて、住民の目に心地よい環境が整えられている、のが、豊かなエリア。庭が荒れている家が多く見えたら、ちょっと危険信号。わかりやすいのも興味深いところです。

公共の図書館などに行っても豊かさを感じます。友人を僕の仕事場であるウエスト・ハリウッド・ライブラリにお連れしましたが、寄付もいっぱいあるとはいえ、とにかく贅沢な作り、お洒落な感覚に驚嘆していただきました。

そうしなくてもいいのに、あえて、したいからする、人々の心地よさのためにする、というところに、豊かさは現れるように思います。

3.大きさ

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広さとは違う、大きさ。これは、今回は病院でも感じていただきました(笑)。

ライブラリと家を結ぶ通りには、巨大なショッピングモールもあるのですが、その大きさの倍以上はあると思われる、まるで生き物のように圧迫感のあるゴージャスな病院が建っています。上の写真がそのシーダーサイナイというLA最大の私立病院。正確に伝わる写真を探しましたが、全景を収めるのが不可能なのか、やっぱりありませんでした。この写真も、右にもう一個つながっているビルが写っていまい、3分の2状態です。

3つの巨大ビルから成り立つ、複合コンプレックス施設で、未来都市のようでもあります。こんな病院、迷子になってしまう、というか、どこに何があるの?って感じ。ビルの中の移動も、自転車使ってもたいへんそうなほど、大きいのです。

それだけの患者がいて、それだけの医者や看護士がいて、サポートする人々がいて、巨大な医療マネーがあるのでしょう。しかも、病院の周囲には、リサーチセンターとか検査病院とか薬局とかリハビリ施設とか、無数の関連施設があちらこちらに立ち並んでいて、ビバリーヒルズが、実は医療の街であることも分かります。これは、近くに住まないとなかなか見えてこないことかもしれませんね。

豪邸に住んでいる方々の中にも、医療関係の方が相当いるんだろうなあと思います。

4.開放感

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ロサンゼルスには、ハワイとはまたちょっと違った開放感があふれているように感じます。

都会と海と山とがごちゃっと一箇所にある感じだし、基本、人々は車移動。気取った格好をする必要がまったくなく、本当にカジュアルです。

昼間は必ずと言っていいほど晴れていて、乾燥した気候。気候がカラッとしていると、性格もカラッとしていくものなのでしょうか(笑)。皆、他の人が何をしていようと気にしてなさそうですし、じろじろ見られて恥ずかしい思いをする、なんてこともまったくありません。

それを、人が冷たくて、他人に関心がない、と解釈するのは、早とちりかなと思います。声をかければ、皆、とてもフランクで優しく人と接することが分かります。東の方のクールな感じとは違う人との距離感があって、それは僕には何とも程よく心地良く感じます。

ハワイのように、どこへ行っても知った人に会うような小さな島も、それはそれで居心地が良くて、いつも誰かに守ってもらっているような温かい感じで過ごせたのですが、ここはここで、「何してもOK!」みたいな、あらかじめ許された感が大好きです。

ビジネスのためのリサーチも兼ねて、友人をウエストハリウッドのゲイタウンにもご案内。なんたって、横断歩道がレインボウカラーですからね(笑)、なんだってアリです。(写真上)

5.選択

高級ブティックがあるかと思えば、ここはファーストファッションの発祥の地でもあります。高級車がずらっと並んでいるところでも、プラグインやハイブリッド車が大人気で存在を主張しています。

ファーストフードやドーナツ屋なども多いけれど、ベジタリアンのためのレストランや、自然食品が手軽に、そして比較的リーズナブルに手に入ります。

人口も多いし、経済規模も大きいから、当然、多彩なビジネスが参入をし、しのぎを削ります。すべてのチェーンがあり、すべてのフランチャイズが軒を連ね、その中で、個人経営の良心的なお店がしっかりと事業を展開していたりするのも面白いところ。

どんなライフスタイルを送ろうとする人々にも、それなりにいろんな選択が与えられているのって、とても大事なことだなあと、ここへ来て実感できるようになりました。これもOK、それもOK、お望みがあるならば提供しますので、好きなようにそこから選んでください、と言っていただいている気がします。

前項でも触れた、ゲイタウンのお話なども、「選択」「ライフスタイル」というキーワードと重なることですね。生活様式を決定づける宗教についても、選択が豊富だし、人々がそれを許容し、互いにリスペクトしているのを感じます。

市場があるところに、供給がさっと用意されていく。市場原理が、とても気持ちよく、健全に働いている印象です。

6.人種

人種のるつぼ(メルティング・ポット)、と言われたのは昔のこと。今は「人種のサラダボウル」と呼ばれるようになっています。るつぼ、というのは、混ざりあって境目もなく、見分けもつかない状態になるわけですが、サラダの場合はそうではありません。

具を混ぜ合わせはするのですが、素材はそのまんまの存在を主張して、カタチを崩すことはしません。分けようと思えば、くっきりと再び分けることができます。

世界で最も多く日本人が住んでいる都市なのに、ここではアジア人の中でも超マイノリティであるという不思議感も面白いものです。国外に出ている国民が、比率としてとても少ない、ということなんですね。

ロサンゼルスは、すでに白人がマジョリティではなく、ヒスパニック(分かりやすく言うとメキシコ系)が4割を超えるようになっています。10%を占めるアジア人は、中国系、韓国系がダントツで多く、しかも増え続けています。

リトルなんとか、というエリアがたくさんあり、アルメニア、バンコック、サイゴンなど、ある国の出身者が集まって小さなビジネスコミュニティを作って存在をアピールしています。

その中でも群を抜いて多いのが、中国人であり、韓国人です。

今回、友人にもコリアタウンを見ていただいたのですが、時速50~60キロくらいで走っているにもかかわらず、ハングル文字の看板は、延々と5分も10分もなくならないのです。

「ねえ、まだ続くの?」と唖然として聞いてしまうほど、普通の感覚では信じられないくらい続きます。それは縦に一直線、だけではなく、横にも延々とつながっています。つまり「面」として驚くほど広大で、まさに「タウン」。LA郡でも最も人口密度が高いエリアだそうで、12万人が住んでいると言われています。この存在感。LAに来たら、ぜひ見て、驚いていただきたいものです。いろんな意味で、感慨深いです。

7.グローバル経済

日曜の夕方、ブランドブティックが集まるロデオドライブを車から見学しましたが、この日、目立ったのは中東からの観光客と思しき皆様です。

装束をまとった女性が男性を従え、エルメスのオレンジ色のバッグや、シャネル、カルティエなどをいくつも下げている様子があちこちに見られました。この界隈でお金を落としていくのは、中国人とアラブ系の観光客だと言われます。

中国人はとにかく名前の知れたブランドを買うが、アラブ系は気に入れば無名ブランドでも買っていくのだと、とある日系のブティックで働く友人が教えてくれたことがあります。昨年の夏の売上げは、アラブ系の皆さんのおかげで本当に凄かったのだそうです。実際にこの目で見てみて、それも納得です。

セミナーをしたアーバインの街は、教育の質の高さで知られており、中国人や韓国人がどんどん移り住んでいます。良い大学のアジア人枠は、中国からの留学生でいっぱいだったり、英語学校には韓国人のお母さんがビザを取って子連れでやってきて、実は本命は子どもを地元の小学校に通わせることだったり。

電気製品を見に行くと、そこにあるのは韓国ブランドばかり。20年前にハワイに移住してきた時と比べると隔世の感があります。

 

などなど、まだまだこれらは一例で、話は尽きないのですが、ロサンゼルスに来た方々には、話だけではなく、ぜひ「体感して」帰っていただきたい事ばかりです。やっぱり百聞は一見に如かず。来ないとわからないことって、いっぱいあるんですよね。それはもちろん、どこの場所でも一緒ですね。だからこの体験をしっかりと受け止めて、自分も体感の旅を心がけていこうと思います。

 

ロサンゼルスの公立図書館がコワーキング・スペースとして秀逸だった

昨年の4月から今年1月の終わりまで、旅は多かったものの、それ以外の時間は、自宅でひっそりと、ひとりで仕事をしてきました。

仕事、と言っても、未来へ向けての準備の方が大半だったりもしたのですが、とにかくひとりなので、朝から晩まで、好きな時に働けるし、好きな時に学べるし、29年間の会社員生活から卒業し、「時間の自由」を存分に味わってきました。

もう戻れない…。そう感じたのは実に早くて、フリー生活開始後、2日目くらいのことでした(笑)。

ずーっと、これに憧れていたんだもんね。やっと手に入れられて良かったね。二度と手放してはいけないよ、と自分に言い聞かせる日々。

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ロサンゼルスがハワイより住みやすい5つの理由

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アメリカのとあるプロブロガーさんが、講義の課題でなんでも「トップ5」を書いてご覧、という宿題を出していたので、いくつか僕もやってみました。こういうのがサクッとできるかどうか、そして量産できるかどうかが大事なのですね。

ハワイで17年いて、ロサンゼルスに3年になるわけですが、どちらに行っても聞かれるのが「ハワイとロサンゼルス、どっちが住みやすいですか?」ということです。どっちが好きとか嫌いとかということではなくて、今の自分が住みやすいかどうかという基準で考えると、答えはロサンゼルスとなります。

ではなぜか。

いつも漠然としか答えられてないので、その理由のトップ5などをまとめてみることにしました。

1. そもそも都会が好きなのだ

江戸川区の生まれで3歳くらいからずっと千葉市で育ってきたのですが、小学生の頃からなぜか「街」が好きで、親に嘘をついてはバスで40分くらいの千葉駅まで遊びに行っていました。行くのは駅前のそごう。フロアを端から端まで見て歩くだけで良くて、住んでいる街にはない華やかさと人の多さに大興奮。

高校を選ぶときも、たいていのクラスメイトは千葉市内の学校に行ったのに、自分は少しでも東京に近いところで船橋にしたり。海外旅行に行くにも、史跡や自然、ではなくて、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、アムステルダムなどの都市だけを選んでいました。それ以外に海外へ行く目的などない、とでも言うように。

郊外やハワイでの暮らしは、とても居心地が良いのですが、常に動いている、変わっている、というような変化が自分には必要らしいんですね。ハワイに住んで最初に戸惑ったギャップは、国の違いというより、都会と田舎の違いでした。ロサンゼルスは自然も豊かで、ひじょうにカジュアルな文化で、でも都会。そこがまあ気に入っているんだと思います。

2. 選択の幅が断然多い

都会、ということに関連していくかもしれませんが、人が多いとそれだけ「供給」も多くなります。今の家の周りでジムに行こうと思うと、選択が無数にある。ヨガスタジオも無数にあって、何を基準に選んでいいのかまったくわからなくなるほど。

自然食スーパーもいくつもあるし、モールもたくさん。レストランの数も、毎日外食しても行き尽くせないほどの数。選択が多いことが質を保証することにはダイレクトにつながらないとは思いますが、競争も激しくなるし、ある程度、もまれるのは確かかと思います。

ロサンゼルス郊外の街を離れて、都市部に移ってきてまだ1ヶ月半。その内、郊外の会社へ通っていたのが1カ月強なので、まだまだ開拓はこれから。楽しみです。

3. 豊かさレベルが違う

ロサンゼルスに来て思うのは、皆、どれだけ豊かなんだろうということです。以前住んでいた周りも家並みがとてもキレイで、路上駐車でBMWやメルセデス、アウディ、レクサスが平気で連なっていました。ビーチ沿いの街だったので、とても豊かなところではあったのですが、そういう場所がずーっと続いているんですね。丘の上に行けば、ハワイのカハラと同様の高級住宅が立ち並び、延々と続く広さです。

都市部に移ってくると、これはまた広い住宅地が広がっていて、車も含めて、とても似たような風景。この街の平均年収とかってどうなってるんでしょう。

という「個人」の豊かさとは別なところで、都市の考え方の豊かさも大事です。何十キロも続くビーチ脇には、ジョギングや自転車用の道路が延々と続いていて、それをきちんと毎朝整備して使いやすくしています。道路の中央分離帯には花が植えられ、メンテナンスもしっかりされている。これは、人々の暮らしを豊かにしようと志を持たないと、なかなかできないことです。何事も始めるのは簡単。続けるのは困難ですから。

4. 湿気がないのが心地よい

出張とかで来ていた頃は、この乾燥がちょっと憂鬱でした。ハワイは日本の夏に比べれば湿気が少ない方ですが、一年を通じて、適度な潤いが保たれていて、だからあれほどの「楽園感」があるわけです。肌を撫でる風が本当に心地よいのがハワイ。

住み始めた時も肌がボロボロになるほど乾燥して、痒み止めの薬を塗ったほどなんですが、「1カ月もすれば慣れますよ」と言われた通り、本当にすぐに慣れてしまいました。28日というのは人間のひとつのサイクルになっているようですが、肌もすっかり再生されたのか、薬も不要で、普通に暮らせるようになりました。

しかし今度は、ハワイに行った時に蒸し暑い、と感じるようになってしまったのですね。なんとも贅沢な話ですが、こればかりは比較の問題だし、慣れの問題なので、またハワイに戻れば落ち着いていくのだと思いますが、今はこの乾燥がとても心地よかったりします。汗かかないし、かいてもすぐに乾くし。気温が高くても重ね着できるのは、都会派の自分としては(笑)、嬉しいことなんです。

5. 物価が安い(ハワイと比べて)

はじめに言っておくと、ロサンゼルスも物価はとても高いところです。他の州の都市に行けば、もっと楽に暮らせるところはいっぱいあるでしょう。が、きっとハワイがあまりにも物価が高すぎたんだと思います。とくに不動産と食材。

不動産は、レンタル物件だとあまり関係ないのでここでは省きますが、食材がこれほどまでに高かったんだ、というのは、ロサンゼルスに来て初めて実感しました。ロサンゼルス近郊にはたくさんの農場があります。ここは農業大国、というか、州なのですね。これだけ天候が安定して、土地がたんまりとあって、たくさんの移民が働きたがってくれたら、大規模農家もたくさんできるのでしょう。

ここはまた有機栽培の盛んなところでもあるので、オーガニックの野菜も比較的、安く手に入ります。ハワイではとても買えなかった品々を、ひょいひょいと買い物かごに入れられるのは、正直、とてもありがたいです。消費税が9%と、とても高いのですが、生鮮食品には税金はかからないんですね。人の生活に配慮した政策です。

面白かったので、また何度もトップ5ネタを書いてみようと思います。ちなみにトップの写真は、家の近所です。こんな家が、何十キロも縦に横にずーっと続いています。