上質な関係を築きたかったら、上質な場をセッティングしよう

halekulaniorchid

10月の日本出張で、夜の六本木、36階の素敵なラウンジで、起業家+起業家志望の皆さんとの親睦交流会に参加しました。

これは、4月にライフスタイル起業の戸田輝さんが主催してくださった合同セミナーのオフ会的なもの。

参考 東京セミナー@渋谷ヒカリエ。

海外移住やデュアルライフ希望者で満員御礼

あの時の2次会、3次会の盛り上がりが余波となり、6月、そして今回と、主旨をアップグレードして開催されたというわけです。

そもそも「ライフスタイル起業」をテーマに自由な生き方を模索したい人が集まったセミナーの流れですから、皆さん、何らかの形で、起業したい人、あるいはすでに起業してて、同志を求めている人たちばかり。

会場をどうしようと相談するスーパー幹事さんに私がお話したのは、ハワイの大先輩起業家さんに教わった、この言葉です。

「上質な関係を築きたかったら、つねに上質な場を選びなさい」

その言葉は、私の意識の深くに刻まれ、何かあるごとに、浮上してきます。

その方は、重鎮中の重鎮さんなのですが、彼女との初めての会合に、混んだスタバや居酒屋さんを選ぶ方がいるとか。(ハワイで、の話です)

別にスタバや居酒屋さんが悪いわけではなく、「新しいオトナの関係を始める」ための初めての場としては不適当という意味です。

仲良くなってから、親交を深めたり、他愛のない会話をするのに選ぶのならば何の問題もなくても、貴重な、意味深い上質な関係を築くのにふさわしい飲食の場は、他にあるはず、と。

たまたま私は、彼女との会合の場に、写真トップにある「ハレクラニホテルのオーキッド」という最上級な場を選んでいたことに、ホッとしました(笑)。

まあ、だからこそ、「あなたは合格よ」という意味で、そういう風におっしゃってくださったのですが。

それ以来、初めての方とお会いする場は、なるべくホテルのラウンジや、シグネチャーレストランでのランチ等を設定してきました。

清潔感、静けさ、他の席との間隔、お店の気配り度、客層、値段(安過ぎないことが大事です)、そして、良い「気」の流れ。

そんなことに、いつもしっかりとこだわって、お会いする方々の顔を思い浮かべつつ、時間をかけて場所選びをしています。

とくに、客層って、大事ですよね。

客層は、値段に左右されることが多いです。

なのでどうしても、上質=高い場所になることが多いのはやむを得ないでしょう。

そこは「投資」として惜しまないことです。

投資、とは言っても、決して相手からの見返りを期待するものであっては、正しい人脈は生まれないことはもちろんです。

人と人とをつなぐ根幹にあるのは、「無償の貢献」ですからね。

スーパー幹事さんと私とで意見が一致したのは、このライフスタイル起業の会も、そういう上質な場として設定していきたいね、ということ。

煙草の煙が渦巻く時代に取り残された場や、酔っ払って遠慮なく大声で騒ぐ人がいる場や、ボタンで注文するような無機質に簡素化された場は、我々の集いの舞台としては、もう卒業したい。

ということで、彼女が選んでくれたのが、溜池山王の、眺めも雰囲気も素晴らしい、ANAインターコンチネンタルホテル36階のラウンジだったというわけです。

7,500円で、All you can drink(飲み放題)。

その安っぽい響きとは裏腹に(笑)ワインも皆さん納得の上質の味でした。

そもそも戸田さんが主宰するワイン会をきっかけに集まった方々が多いので、これは大事なポイントでした。

グルッと見回すと、他のお客様はスーツ姿の外国人ばかり。

皆さん、身なりもきちんとし、上質な場にいることを意識し、それを楽しんでいます。

夢を叶えたい、憧れの暮らしをしたい、と思ったら、それを現実にしている人や、目指している仲間たちといるのが、実現には一番の近道となります。

交流会の締めでも、こうお話ししました。

「皆が、刺激しあって、切磋琢磨して成長を手助けするような、良い関係づくりの場にしていきましょう~」

オトナ世代の集う場として重視すべきは、そういうことなのかな、と思います。