目に入れても痛くないベビーシャンプーでドライアイ防止。まつ毛を洗うことで涙腺機能が活性化

Tear Free Baby Shampoo
パソコン仕事の連続で、さすがに目がショボショボしてきた。たっぷり7−8時間、寝ていると大丈夫なんだけど、最近は頭も興奮気味らしくて6時間眠るのがやっと。そういう時は昼寝で補うのがいいね。

去年、新しい眼科医を訪ねて検眼とかいろいろしてもらった。その時ちょうど週末に好天の中サングラスなしでロングランをした直後で、どうも目が日焼けしてしまったらしく、かなりドライアイ気味。車のエアコンが辛くて涙が出るほどだった。

検眼していても明確らしく(当たり前か)、気をつけないと視力低下につながるからと、以下のことを薦められた。

  1. ロサンゼルスの日差しは強烈。外に出るときは必ず濃い目の良質なサングラスを忘れないこと。
  2. 十分に睡眠を取ること。目を休めるには睡眠がベスト。
  3. まつ毛シャンプーでマッサージを続けること。

1,2は何となく頷けたが、3は「え?」と思わず聞き返した。するときちんと整理された資料とインストラクションの紙をいただいた。

そこには本当にまつ毛をシャンプーしながらマッサージすることの効用とやり方が書いてあった。「変なこと言うなと思うだろうけれど、騙されたと思ってやってみて。皆、最初はそう思うんだ。ただし半年くらい続けないとダメだよ」とドクター。半年かあ…。

気の遠くなるような期間だが(大げさ)、僕は実に素直な性格なので、良いと言われるとちゃんとやれるのが自慢だ。あんまり深く考えずに、疑問も持たずに長く続けていける。そして、その積み重ねがいつか驚くほどの違いになって現れることも良く知っている。

ふとこれは一般的なことなのかと調べると、たくさんの英語ウェブサイトにちゃんと載っていて安心した。涙は、まつ毛の生えている付近から分泌されるので、ここをキレイにし、マッサージするように軽い刺激を与え続けてあげることで、分泌が促されるということらしい。まつ毛の成長のためにも良いのだと書いてあった。

さて、まつ毛シャンプーの手順は簡単:

さて、こちらがドクターから渡されたメモに書いてあったことを元に僕が解釈を加えたまつ毛シャンプーの手順だ。

1.目にしみないシャンプーを買う。できるだけ無添加で自然素材が僕は良いと思って、ページトップのアイテムを選んだ。アメリカならホールフーズでも買えるし、今やどこのドラッグストアでも、ちゃんと自然派コーナーが別に設けられていて、バーツビーズは必ずと言っていいほど置いてある。350mlで8ドル位。「Tear Free(涙なし)」とあえて書いてくれているのも安心を呼ぶ。
(ジョンソン&ジョンソンの普通のベビーシャンプーで良いと言われたけれど、大切な眼のことなので一応、最大限ナチュラルにこだわってみた。一般的にはそれで問題なし。) 
2.まずはお風呂やシャワーで目の周りを普通に洗顔
3.できれば、だけど、5分くらいシャワーを当てて温めろ、とは言われた。僕は普通に洗顔するプロセスでそれなりに温まるのにまかせて、このプロセスはやっていない。
4.ベビーシャンプーをほんの1滴手の平に落とし、指で優しくお湯と融合させて薄くする。髪じゃないと泡はあまりたたないので気にしない。
5.両手の指に取って、閉じたまぶたのまつげ辺りにそっとシャンプーをつける
6.指の先の柔らかい腹の部分を使って、まつ毛をブラシみたいに左右に超優しく撫でる
7.これをできれば5分続ける

5分温めて、5分シャンプーするなんて、実はとてもできないので分数は気にしなくて良いと思う。よっぽどアナタのドライアイが重症で、藁をもすがる勢いならやっても損はないとは思うけど、肝心なのは続けることなので、続けられる範囲でやれば良いと解釈している。

半年やれと言われたくらいなので、一日やそこらで効果がわかるわけもないが、普段、男の場合はいじらない場所なので、ただ単に気持ち良かった。目のマッサージにもなっている気がした。

数週間でドライアイなんてことはまったく意識しなくて良くなったので、きっと改善されたんだろうなとは思っていた。それから半年くらいして実際にまた眼科を訪ねて検眼したら、少し視力が上がっていたし、目にも潤いが戻っているのが検眼によって確認された。めでたし、めでたし。

女性の場合は、目やまつ毛にいろんなことをする。伸びを良くするために薬を塗ったり、マスカラ塗ったり、アイライナーをひいたり、様々なメイクのポイントだから仕方ないけれども、毎日たいへんな負担をかけている。しかも、絶対に眼には良くないと今の眼科医は薦めないコンタクトレンズをファッションでしたりする時代だからね。

綺麗になるのは楽しいだろうし、それで自分に自信が持てるのは良いことだと思う。でも、くれぐれも目の健康は大事にしよう。40過ぎると、普通に見えることのありがたさが分かってくるからさ。