そろそろもっとロサンゼルスのコミュニティとお近づきになろう

wilson park torrance

ロサンゼルスに本格的に移住してからちょうど3年くらいなのですが、まだまだこの街が広すぎて、出不精だってこともあるし、会社の中での管理仕事が主だったこともあるし、初心者感が抜けません。一番の理由は、自分が少し人と距離を置いて暮らしていたからかもしれません。

ハワイは人との距離が物理的にとても近かったし、仕事でもプライベートでも同じ方々に会う機会が多くて、仕事の性質からも、ひとりの時間を持ちにくい環境でした。ロサンゼルスに来てからは、割りとそこが自分のコントロールで調整できるようになったので、ずっと飢えていた、ひとり時間に焦点を当てて、インプット重点主義の3年を過ごしていたようです。それがいつの間にか習わしになっていって、人と会う機会を作ることを疎かにし過ぎていました。

ハワイに行くと、そのギャップに自分でビックリしてしまいます。こりゃイカン。もっとロサンゼルスでも人と近くならないと。今回のハワイへの帰省旅行でそう実感してきました。

次にどこか違う場所で住むことを考える前に、やはりこの街のことをきちんと知っておきたい。第3の故郷として、「帰ってくる」場所にしてから、動きたい。これからはイベントにもどんどん参加し、自らのイベントも企画して、愛する地元感を自ら創りだしていこうと思います。

何事も、自分から、ですよね。そろそろフリーとしても、地元で本格始動するべき時期です。

レイバーデーの昨日は、『ライトハウス』時代のお客様でもあり、最近、ライターとして取材させていただいたユミコ・ジャクソンさんが主催するBBQパーティに参加してきました。場所は『ライトハウス』のオフィスから車で5分のウイルソンパーク。

毎週火曜と土曜の朝は、ここで大きなファーマーズマーケットをやっています。ビバリーヒルズやウエストハリウッドよりも全然賑わっているマーケット。ここに引っ越してきた時に体験して、うわー、ハワイとは全然違う、と、ある意味で感動。果物の種類がまったく違うし、季節によって出てくるものが違う。あ、そうか、ここには季節があるんだ、と気づかせてもらいました。

しかし、その公園も、奥の方まで行くことがなく、こんなに奥行きがあって、BBQができる巨大な施設があって、スポーツもできるし、走ることもできるし、こんな写真の場所のように水辺も若干あったりして、なんかサウスベイのセントラルパークっぽいじゃん、と感動しました。

今は引っ越して別な街にいるわけですが、空いていれば車で30分以内。いつだって来ようと思えば来れる街です。そんな距離にいる間に、もっともっと遊びに来よう。たくさんの人とお知り合いになって、いろんな人生を知ろう。今は何だか素直に心が開放されてそう思えます。

ハワイもロサンゼルスも、燦燦と照る太陽が眩しくて、開放的な青い空が広くて、風の匂いが爽やかでパラダイス。人もとても温かく、フランクで、カジュアルで、居心地の良さ抜群です。

歳を取ると、どんどん人が好きになっていくようですね。そんな思いに浸れた、暑い休日でした。