絵文字という日本語がすっかり英語になった。世界で使われる「Emoji エモ~ジ~」

気がついた時には、絵文字、という日本語がいつの間にか英語として日常に使われるようになっていました。ややこしいのですが、絵文字が使われるのはもちろん、絵文字、という日本語そのものが、英語世界で使われている、という意味です。

「Look out for new emoji」という上記ビデオを見たら分かりますが、ここで言うEmojiとはまさに絵文字のこと。顔文字も含め、アイコンも含め、総称となってきているようです。かつてはピクトグラムとか言ったりしたものも含め。Emojiと言う方がポップで可愛い響きなんですかね。アニメ、みたいなノリで。

ビデオでは、250個も新しい絵文字が増えちゃって、もう分けわかんないわ~みたいなこと言って楽しんでいます。

アメリカ版Wikipediaを見てみたら、英語の「Emoji」としてエントリーがありました。しかも日本語版の「絵文字」エントリーよりも記述が細かく長い!

Emoji はこちら / 絵文字はこちら

英語版には、絵文字は日本で発明されたもので、それも1997年前後に、NTTドコモのクリタ・シゲタカ氏による発明と書いてあります。日本語版には、まったくない記述。

探してみたら、栗田さんはちゃんとWikipedia日本語版にも載っていらっしゃいました。栗田穣崇という難しい漢字を書くのですね。iモードの絵文字を開発された方として載っているのに、なぜか「絵文字」の項目には紐付けられていません。

スマホやアプリでのチャット(テキスト)が当たり前になってきて、以前は文字やアルファベットで、:-) とか ;-D とかやっていたのが発展して、日本の絵文字が飛び込んできて一般的になったんですね。LINEを真似したFacebookのスタンプも増えてきて、また様相が変わってくるのでしょうか。こういう日本の文化輸出、いいではありませんか。もっともっと世界での存在感、増していきたいですね。