できてる人の真似を素直にするのじゃ。守破離の法則

私はこう見えても(いや、そのまんまだろうけれど)

お節介ジジイでして(笑)、

良いと思ったことは、人にどんどんオススメしてしまいます。

心屋仁之助さんのところでは、これを

「めっちゃ族」とか呼んでいたりします。

(反対は、反応が薄い「ふーん族」。これ参照

先日も、とあるクライアントさんに、

とあるものをおすすめしたのですが、

それは、とある場所で私が学んだことでした。

私が実際にやってみて、その結果をお伝えした感じ。

すると彼女がこうLINEで送ってくれました。

「ハジメさんのすごいところって(そのうちのひとつですけど)、

 教わったこととかを素直に実践されるところですよね…、

 大人になればなるほど素直ってすごく強い武器だなぁ、と感じます…」

いやいや、私は自分をすごいと思ってことはないので

そういう生意気ブランディングするときもありますけど、

ちゃんと実力のほどは知っているのと、

とにかく成長はしていきたいと思っているので、

素直に真似する、をしているつもりなんですよね。

親に対して反発しか持たずに育った生意気なヤツでしたが、

その後、いっぱい痛い目にもあいまして(苦笑)

素直になることのベネフィット、ってのを知っていったのでしょう。

自己流、じゃ限界があるのです。

自己流、じゃ時間がかかります。

私も人生半分、たぶん過ぎてるんで(笑)

無駄してる暇がないのですよね。

だから、これは、我社の大事な社訓。(社員数ゼロ)

「うまくいってる人に相談する」

「うまくいってる人の言うことを聞く」

「うまくいっている人の真似をする」

そんなことを、徹底的に教えてくださったのは、

かの稲盛和夫さん主宰の経営塾「盛和塾」でした。

最初は懲りずに少し反発していた昭和風メッセージが、

あるとき、すーっと心に浸透していくようになりました。

 「素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、
 そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。」

とか、

「自分にとって耳の痛い言葉こそ、
 本当は自分を伸ばしてくれるものであると受けとめる
 謙虚な姿勢が必要です。」

とか。

あー、できてねーってことばかりで、

その言葉の真髄をちゃんと理解できる大人になったからか、

自分が、そういうことを身体で示して模範となるべき立場に立たされたからか、

響き方が、全然、違ってきてしまったのですね。

今もまた、いろんな方から教えていただいている最中です。

皆、私より年下だったりするのでしょうが、

まったくどうでもいい話よね。

そんな方々がいてくれるだけで、

ありがたや、ありがたや。

長生きは、するものじゃ(笑)。

「でも…」や「だって…」が多い君には、

これは必読じゃ。

自己流にこだわる人が
おちいりやすい限界とは?
「守破離」の法則