なんだか立て続けにクライアントさんたちから、
「私って、なんか情熱が足りないみたい」
なーんて言葉が出てきました。
コーチングセッションのクライアントは、そういうこと言いません。
やるしかない!と思ったから、大枚はたいて来るわけだから。
今回は、未来創造ダイアリーの方々から、でした。
そこに何か関連性があるのかどうかは、わかりません。
でも、確かに前に向かう、あるいは「人生を変える」
熱量、みたいなものは、違ってみえます。
それを、彼らは「情熱」と称しているんだけれど、
それ、違うんじゃない?と感じるんですよね。
そこには、ひと昔前に流行った
「好きなことがわからない」症候群的匂いがぷんぷん。
なんか、こんな感じのことができたらな〜
という、ほんわかした思いは見え隠れするのですが、
それを実現しようとはしていないところが特徴。
なんで、動けないのかなあ〜と自己分析した結果、
「私って、情熱が足りないのかも」
という思いが出てくるようです。
いや、やり方がわからないだけでしょ?
いや、やろうともしてないだけでしょ?
いや、実際は憧れだけで、やりたくもないんでしょ?
ってことが、透けて見える場合も、ある。
「情熱」という魔法のコンパクトを開くと、
テクマクマヤコンと一瞬で輝く未来が現実になる。
なんてアニメな世界があるわけではないのに、
どうも、その「一足飛びの成功」だけを願ってて、
その途中の泥臭い産みの苦しみ
というのをやりたくないから、動かない、
ってことみたいでもある。
情熱、とか、好きなこと、とか、自分らしさ、みたいな、
キラキラワードに踊らされていませんか?
それが、自分を「動かしてくれる」と期待して、
白馬の王子様みたいに、待ってませんか?
どこまで、受け身なの?
どこまで、待ってるの?
要は、面倒なことをやりたくないだけじゃない?
要は、失敗する勇気がないだけじゃない?
要は、今のぬるま湯にヌクヌクしてたいだけじゃない?
それを巷では「ゆでガエル」と呼んでいます。
はい、人ごとじゃなく、あなたのことなのよ(涙)。
情熱とかやりがいとか生きがいとかは、
始めた人だけが感じられる特典なんです。
できなかったことが、苦しみの末にできるようになる。
届かなかったメッセージが(宣伝ね)
やっとひとり、ふたりに振り向いてもらえた。
ブログを100記事アップしてやっと来てくれた
たったひとりの体験のお客さんから、
嬉しい感謝の言葉がもらえた。
そこで初めて、喜びや、感謝の気持ちが生まれてきて、
やがて「情熱の芽」となって地表に顔を出す、
と、私は信じています。
順番が逆、なんだよ。
情熱なんてなくても、会社に行ったり、パートに出たり。
子どもに料理作ったり、掃除したり、してるよね。
要は、やるか、やらないか、だけの違いです。
情熱なんて、どうでもいいの。
欲がないタイプで、という言葉もありましたが、
じゃなくて、
「危機感がないタイプ」と言い換えましょう。
それは、今が、なんとかなってるからってだけ。
いつか、いつか、と言っているうちに、
50歳になり、60歳になり、
ああ、もう遅いよね、ってなるのが、見え見え。
それでいいんならいいんだけれど、
じゃあ夢も見るのもやめようよ、と。
情熱なんてカッコいい言葉にふさわしい人になりたいのなら、
今すぐ、やろう。
っていう人のための、新しいプログラムを、
20日にお知らせします。
「ゆでガエル」ウイルスに全身を汚染されないうちに、
上野ワクチン、受けちゃってください。
きっついことだけ言って、放り投げるなんてことはいたしません。
こんな記事を、人ごととして読んでちゃダメなのよ。
↓
どうした50代!君たちは「ゆでガエル」だ|
特集にゆでガエルからの反論?