幸せの道の見つけ方。斎藤一人さんから教わった目からうろこの考え方

天国言葉

心の行き場所を求めて、辿り着いた「多読の習慣」

悩み多かった40代前半から抜け出せたのは、40代半ばにできた「多読の習慣」のおかげだったと思っています。

常に誠実でありたいと生きてきたはずなのに、それを疑われるようなことが何度か続きました。運営サイトで展開していた掲示板の炎上、大切な幹部社員の離脱、お客様から寄せられる不平不満、業績の悪化…。

一番、評価してほしかった株主からは、数年間の功績のねぎらいもなく、ただ批判ばかりが聞こえてきて、正直、

当時、抱えていた心の痛みをどうしたら少しでも軽くできるのか、自分をどう成長させたら無条件の信頼に値する人間になれるのか、そんなことを学びたくて手当たり次第に本を読んでいました。

人生を変えた斎藤一人さんの書籍と講演

そんな時に出会ったのが、斎藤一人さんの著書でした。

ひとりさんの本は定価が安いものが多い。なのにCDが2枚もついていたりして、講演会を2時間以上も無料で聴かせていただける、素晴らしいバリューがありました。さすが納税額日本一。太っ腹です。

読むだけで気持ち良く癒され、講演のお話に感動し、何冊も何冊も、続けて読むことになりました。

数年経った後も、ジョギングの間にいつも聞いていて、たまたま車ですれ違った友人からは、「なんか楽しそうに笑いながら走ってたね」とからかわれたりもしました(笑)。

以前は、下を向いて、怒りに肩をガチガチにしながら、なんとか救いを求めて走っていた気がします。

それが、笑いながら、リラックスして走れるようになるのだから、ものすごい変化です。

友人からの紹介で、それらの本を担当されている編集者のおひとりとお会いする幸運にも恵まれました。

彼がフェイスブックでかつての担当本を紹介していたので思わず購入。

「変な人の書いた世の中のしくみ」という本で、ずいぶん久しぶりに一人さんワールドを体験しました。

ああ、少しもぶれてないなあ、変わっていないなあ。分かりやすく、でも深く、そして多少の厳しさも込めて書かれたこの本は、かつて読んだ本をすべて思い出させてくれる総集編みたいな内容でもありました。

天国言葉をつぶやくことで導かれる「幸せの道」

一人さんは、誰にでも分かりやすく、実行しやすい形で、深い真理を伝えるのがとても上手です。単に口ぐせに気をつけろ、というのではなく、トップの写真の「天国言葉」を示して、天国と地獄という構造にして、「思考が現実化する」法則をさりげなく広めてしまう。

この天国言葉は、いつも社員に教えてきました。インターンとのランチ会でも、プリントアウトして配ったりしたっけ(笑)。

お節介だなあと思いながらも、一人さんが「自分が良かったと思ったことは、必ず人にも教えてあげなさい。それが天国へ行く唯一の方法だよ」とまでおっしゃるから、遠慮せずに皆に押し付けています。そのことで誰よりも一番変わったのは、もちろん私自身です。

その他に、深く印象に残って刻まれているのは、「幸せの道」 。

ランニングの途中なのに足を止め、思わず公園のベンチに腰掛けて聞き入ってしまうほど、深い感動と納得がありました。

ストーンと、腹に落ちていく深い知識。智慧。叡智。真理。

こちらの公式YouTubeチャンネルで、無料公開されています。20分くらいのところから、斎藤一人さんが登場されます。

ぜひぜひ、多くの方に聞いていただきたい内容です。

人間の器とは、いったい何か?

」という本に書かれていた最も大事なことも、深く印象に残っています。

普通、器って、何だと定義するでしょう? とっさに聞かれても、自分は答えられないのですが、その答えが、ひとりさんの本に載っていて、思わず深くうなづきました。

器とは「上気元(じょうきげん)」であること、というのが、ひとりさんの定義です。

上機嫌、と書かずに、あえて上気元と表記するのが、特徴。

なんだか私の名前、上野元(ハジメの漢字は元なのです)によく似ています(笑)。

小さなことでカリカリせず、常に機嫌良くニコニコ穏やかに笑っていなさい。

それがあなたの器を示しているのだから、と説かれると、カリカリできなくなりますね(笑)。

説教臭くなく、すーっと心に染みて、考え方や行動まで変えていってしまう。

うまいなあ、と思います。

幸せの道は、あなたの後ろにある

そうそう、幸せの道って言葉、気になりますよね。

どこをどう歩いたら、幸せにたどり着けるのかって。

ネタバレでもきっと大丈夫だと思うので書いてしまいますが、こういうことをおっしゃっています。

「幸せだ〜、幸せだ〜、と口にして生きてきた人の後ろに、振り返ると、幸せの道ができているのです。」

幸せは、たどり着くゴールじゃない。

幸せは心の持ち方。あり方。

愚痴や文句や不平不満や、弱音を口癖にしている場合ではありませんね。

さあ、今日も、天国言葉をつぶやいていきましょう。

オススメの斎藤一人さんの著書

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