人は移り変わる車窓の景色のようなもの

Facebookって、昔の「今日」の投稿を見せてくれたりしますよね。

ほぼ毎日のように上げたりしているし、

7−8年前まで遡ってほりおこしてくれるので、

過去に投稿がなかった日の方が珍しく。

かなり毎日、なんらか出てきます。

写真がどーんと来るので、ああ、なんかなつかしい〜と思って開けてみると、

そこにコメントがいっぱいあったりして、

誰が何を言ってたんだっけ〜って眺めてみて、

愕然、なんてことがあります。

たかが5年前の投稿でも、あるいは3年前だとしても、

そのコメントしてくれてる方々とは、すでに

疎遠

だったりもして。

しかも、そのことに全然気がついてもないし、

意識すらしてないし、

気がついたら、いつの間にかコメントがなくなり、

いいねすらしなくなり、

互いのタイムラインに優先的に表示されなくなっていったって感じ。

リアルなおつきあいでもそうですが、

SNS上のおつきあいなんて、まさにそんなもの。

そこに無理矢理、意味づけしたり、深刻に考えたり、

特定の人のことで悩んでみても、しょうがない。

嫌ならばさっとブロックすればいい。

と、改めて思います。

でも、その人と、また親しくなることもあるんですよね。

一周回って、下手したら仲良しになっちゃったりもして。

一時期、ちょっと波長が合わなくなっていただけで、

それは決して永遠のことじゃない。

なんか、人との関係の移り変わりって、

車や電車の窓から眺める景色みたい。

人生、あるいは時間、という乗り物は、すごいスピードで動いているので、

気がつくと、目の前の景色が変わってる。

皆、乗ってる乗り物が少しずつ違って、

進むスピードが違うわけだし、方向だって違うしね。

ずっと同じ景色が見えてたらつまんないし、気持ち悪い(笑)。

成長がないってことなのかもしれないし。

時折、下りの列車に乗って、

以前見た景色に戻ってみるのも、悪くない。

自分がどれだけ前に進んでいたのかもわかるし、

前に進むばかりが、人生を豊かにするわけじゃないってことも

過去に教えてもらえるからね。

それもこれも、今の自分が

愛おしい時間を過ごせているからなのでしょう。

今を好きになれば、過去のすべてが宝物になる