子供部屋おばさんを卒業して大人として生きる

ライフステージごとに家を変えるアメリカ人

アメリカでは、7年ごとに家を買い換えると言います。

理由は、ライフステージが変わるから。

 

うちの周囲を見回しても、子どもが一人のうちは、

我が家と同じような、平屋の一軒家に住んでいる。

夫婦はマスターベッドルームにいて、子どもは年齢に関係なく専用の部屋を持つ。

 

もう一部屋余裕はあるし、書斎は別途あったりするけど、

犬もいたり、ゲストも来るし、「余裕」とは言わないらしい(笑)。

 

子どもがふたりになると、「手狭」という感覚になって、

2階建てに越さねばならないと思うらしいです(笑)。

その辺、日本の感覚だと、ちょっと贅沢すぎて、よくわかりませんが

なんだかアメリカの普通、みたいですね。

 

 

そして、子どもはたいていの場合、大学に上がると家を出ます。

18歳で選挙権持ちますし、お酒は飲めないけど、これで晴れて一人前な感覚。

あとは自分でやりなさい、と突き放すのが、自立を促す教育の最終点なのですね。

となると、2階建ての一軒家は広すぎるから、

管理しやすい小さ目の家やマンションに移ったりするのも、典型的な例のようです。

 

子どもが地元に戻っても、大人と大人が一緒に暮らすのは、なし。

子どもがいつまでも親の家にい続けたりする日本とは、

その辺、ちょっと感覚が違いますよね。

 

日本の出生数減少が予想よりも早く進行中

先日、日本の出生数が、予想より早く減少中というニュースがありました。

90万人割れ、出生率減少を加速させる「子ども部屋おじさん」

 

今年は本当は92万人のはずが、このペースでは絶対に届かないらしく、

予定よりも2年早く90万人割れするのは確実とか。

少子高齢化、グングンと世界最速で加速していますね。

ここだけは、世界に図抜けてレースに勝ってて頼もしい(苦笑)。

 

日経ビジネスでは、これを親と同居するシングルたちとからめて記事にしていて、

いつまでも「子供部屋」に居続けて歳を取る

子供部屋おじさん

という言葉まで生み出していました。

 

これ、別に男だけの話じゃないですよね。

私は、「子供部屋おばさん」の存在もたくさん知っています。

皆さんの周りにも、きっといっぱいいますよね。

 

居心地の良さに負けない自立心を持てるか

実家って、なんだか居心地良かったりします。

私もホテルに泊まるより、親の手料理食べられるし、洗濯してくれるしで、

千葉だし近いから、日本に帰ると実家をベースに活動する選択をしています。

経費節約とか言いつつ、でも本当は、心地いいからだとも知っている。

 

でも「色気」は皆無だし、むしろ自分の「色」への興味を押し殺さないと、

束の間とは言え、親との同居なんてできません。

狭くて、まったくプライバシー感のない家だから(私の場合です)

テンポラリーにはいいけれど、長くは、とても無理。

 

子供部屋に居続ける理由はいろいろあるでしょう。

ときに私も「実家に戻って、浮いたお金を投資に回せ」とかアドバイスしてたりするし、

時と場合によって「戦略」として、悪くはないのだと思います。

 

でも、無意識にマインドを占領されて、

本物の幼児に戻っちゃだめよ、とは、口酸っぱく言いたいですね。

子供部屋を、子供部屋たらしめるのは、自分なんだよ、と。

 

一本、くっきりと線を引き、ここから先は、あなたの領域ではありません、と明言し、

大人同士のお付き合いができないならば、ちょっと危ない。

ましてや、自分の中に潜在的にある「色」のセンサーやアンテナまで

錆びつかさせてはもったいない。

 

日本も住宅はどんどん余る傾向にあるわけだから、

いっぱい稼いで、自立して、

親から独立した大人としての未来を描いていけるといいですね。

介護や何やらで、もちろん事情はあるのだろうけれど。

 

私はもう、長く一緒に住むのは、無理だなあと

この一件を思い出すまでもなく、痛感しています。

補聴器のすすめに激切れする母親

 

日本はこれから、どこへ向かうのでしょうね。

東京にいると見えない人口減少。

それ以外のあらゆるところで起こっていることを知るのが大事。

良い意味で興味深くて、目が離せません。