相談する人を間違えちゃダメ

私は、自分で考えて、自分で調べて、自分で決める、ということしかできないタイプで、人に相談するってことができないまま大人になり、ゆえに、遠回りもしたかもしれないな、と思うことが、たまーにあります。

が、大抵の場合は、自分で決めたことだから、後悔がないし、失敗はしても、ま、次々、と開き直って、再び自分で調べて、自分で考えて…っていう淡々としたループに戻るだけです。

でも、世の中には、大事な決断をするときにすら、「人に相談して決める」人が多いことに驚きます。

あるいは、大事な決断だからこそ、自分で決めちゃいけない、と思い込んでいる姿勢すら見受けられて、驚愕するんですよね。

私も、何かを決める前に、人と話すことはある。

人に聞くこともある。

でも、それは、上記で言う「調べる」の一環として、やっています。

プロから経験と知識に基づく叡智を授かった上で、自分で決断するときの判断材料を増やしたいだけであって、主観に基づく意見とやらを聞きたいわけではない。

だけど、例えば離婚、というようなときに、「母から猛反対されていて…」と踏みとどまってみたり、起業みたいな、それこそ「自立」のためにやることでも、「やった人が、うまくいかないで苦労するからやめろって言うんですよ」

そんな風に人に言われて、尻込みしちゃったり。

それらは、「参考意見」として聞けば良くて、判断材料の決定打にしたらいけないこと。

だって、あなたの人生は、あなたのものだし、あなたの未来は、あなたが、これからどう生きるかで、いかようにも変えていけるのだから。

他人がとやかく言うことではない。

お母さんは離婚のプロなの?

そのご友人は、起業コンサルなの?

違いますよね。

だったら、自分の人生を預ける相手としては、不十分。

大事な判断材料のひとつとして数えるにも値しない、私見。

それと、プロの叡智を一緒にしてはいけません。

自分が迷って、自信がないときほど、他人の私見に左右されがちです。

人のネガティブな意見を使って、進みたくない自分をごまかしているのかもしれないのです。

ドリームキラーは、そんな風にして、自分が呼び込んでいることも多いことをお忘れなく。

やらなければ、傷つかずに済む。

「面倒」に立ち向かわないで済む。

だから、反対意見が、とっても都合よいんですよね。

自分らしいライフスタイル実現、なんて言いながら、人の意見にいちいち左右されていたら、スタートすらできません。

淡々と、我が道を行く。

ただし、プロの意見はリサーチの一環として、集められるだけ集める

それが正しい進み方。

相談する人と、相談の仕方と、相談したことの受け取り方を間違えてはいけません。

自分の人生を、他人の手に委ねながら、自分らしいライフスタイルなんて、築けません。

そこには、静かで確かな、「覚悟」ってものが必要だったりするのです。

要・熟読!

選んだものの積み重ねを、
ライフスタイルと呼ぶ