記憶に残るメッセージの作り方

「上野さん、毎朝のメルマガ、ググっときますー」

「上野さん、(今日のメルマガに)ポロっときちゃいました」

そんなメッセージを時折、いただいて、こちらこそググッときたり、ポロッとしてしまうことがあります(笑)。

簡単な言葉で、さくっと読めて、でも心に残るものを書くのは、それなりに時間もかかるものです。

簡単な言葉で簡単に読めるから、簡単に書いているわけではありません(苦笑)。


心がけていることは、ただひとつ。

「ストーリーを語る」

ということです。


ノウハウ的なことや、断片的な情報は、世の中にあふれている。

すぐに埋もれて、忘れてしまう。

そんな中で、せわしなく生きる現代の人の心にも届くのは、

物語、なのです。

発信力がある、ない、ということを言ったりもしますが、

突き詰めると、ストーリーを紡ぐ力があるかどうか。

それを形にして、伝える文章の力があるかどうか。

そういうことなのかもしれません。


これは、別にメルマガだけの話ではなくて、「伝える力」すべてに共通すること。

メールでのやり取りや、商品のおすすめや、人との交流を図るためのコミュニケーション、

すべてに、この法則は当てはまります。

履歴書、職務経歴書、プロフィールなんかも、まったく一緒なんです。


私が履歴書+職務経歴書をコンサルした後は、全員が驚くような変化を実感しています。

まずは、見た目も内容もガラリと変わる。

そこには、この人って、こういう風に生きてきたんだな、というストーリーが託されている。

すると、書類が格段に通りやすくなる。

書類段階で好印象だから、面接でも最初から期待されて優遇されたりする。

結果、望む条件で採用されたりするのも、「書類」から決まっていることなんですよね。


私は、小説ばかりを読み、ドラマや映画ばかりを観て、大人になりました。

だから、ストーリーが大好きです。

雑音のノイズに負けず、自分のメッセージを伝えたい、届けたいと願うなら、

「ストーリーライティング」を学習することです。

売りたいもの、届けたい思いがある人には、必読の一冊。

ストーリーブランド戦略