「どっちが得か、よーく考えてみよう!」からの卒業

からの

頭で考えるより、心で感じることが大事。

自分の心に聞いてみよう。

魂の声を聞いてみて。

な〜んて風に言われたりすることもあると思うのですが、うまくできない人も多いでしょう。

ここで言う「頭で考える」とは、だいたいが損得勘定のこと。

どっちが得か、よーく考えてみよう〜、という昭和のコマーシャルを知っているのは、50代だけ?(笑)

現代社会の価値観においては、どうしても「得」を選ぶことが賢いと教わります。

賢いことが、正しいことだと、教わりますよね。

でも、ときには、損しかありえないこと、愚かに思える選択をしてみるのもいい。

それを自分にゆるせないと、魂が震える生き方は、できないのかもしれません。

私は、子どもの頃から、冷めてて、拗ねてて、斜めから世の中を見ているような感じだったので、

他人の言う「賢い」を、そのまんまに受け止められず、疑ってばかりいました。

こうするといいよ、というアドバイスがあると、その真逆をやりたくて、しょうがない(笑)。

でも、そんなだからこそ、普通の就職もせずに、好きな業界に行くことができたし、

32歳で、何の確約もないままにハワイに飛び立っていけたのかもしれない。

頭では、何も考えていなかったな。

これが、心で感じて、魂に聞いて、素直に従うってことなのかな。

人生で、大きな転機となるような決断をしたときのことを思い返すと、いつも無理がなく、悩むこともなく、

水の流れに流されていくような、星の導きに身を任せるような感覚だったのですね。

何かを得たい、と思ったときには、常にそこに「捨てる」がありました。

「離れる」「手放す」も、当たり前にありました。

はたから見たら、「諦める」や「逃げる」に見えたこともあるのかもしれないけれど、

自分だけが納得してれば、それでいいや、という地に足着いたブレない安心感。

悩む時って、きっと「取捨選択」を頭でやるから、難しくなっていくのだと思います。

ほしいものを選ぶときには、捨てるものは、必ずある。

右と左に、同時に歩けないのと一緒かも(笑)。

もし、頭で決めようとしているのか、魂の声を聴けてるのか、自分でわからなくなったら、

無意識に「取捨選択」をしていないか、自問自答してみるといいです。

自分は何を捨てちゃいけない、捨てたくない、とこだわっているのだろうかと。

その執着から逃れることができると、きっと天からのひらめきというものは、

澄んだ冬の空に輝く無数の星のように、あなたのもとに降り注いでくれるのかもしれません。

先日アメリカでは、皆既月食で美しい赤い月が肉眼でも観測できました。

スーパー・ブラッド・ウルフ・ムーンという現象。

人間が作ったものなんて、本当にちっぽけな存在だと、自然世界は教えてくれますね。

人の領域で見える「損得」なんて、天から見たら、誤差、みたいなものなんです。

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