すべての「過去」を勲章にする方法

(10月配信のメルマガ「未来通信」より抜粋)

日本に出張しているときは、実家に泊まり、毎朝、こんなご飯食べて出かけます。

いつもは朝は食べませんが、出張中は昼を抜くようにして、朝ガッツリ、夜軽く。

それがどうも体調キープには良いらしいです、私の場合。

今夜は東京タワーのふもとで交流会なので、そこから近い汐留の定宿に泊まります。

明日はそこからカフェに降りて、怒涛の5連続セッション。

日曜も5連続セッション。楽しい東京ライフです。

昨日の最初のセッションでは、「発信力」ということがテーマのひとつになりました。

皆の前で話せるようになりたい、という声は、とっても多くの方から聞かれるのですが、昨日のアラサー起業女子も、そのひとり。

その前にでも、まずは発信を習慣にしても良いのではないですか~なんて話をしました。

ブログ、メルマガ、YouTube。

いずれも無料からできることばかり。

自分は誰なのか、自分は何を伝えたいのか、自分はどんな未来を理想とするのか。

そんなことを自分の言葉で語れてこそ、多くの人の前で話すこともできるようになるはず。

彼女の場合は、すでに活躍もできていて、人が羨むライフスタイルも送れていて。

だから、そのまんまを言葉にしていけば良いだけなのです。

完璧主義のワナにはまらずに、とにかく一枚、一枚、服を脱いで、裸になっていく。

そこに、本当の「あなた」が見えてくるまで、肌を晒す。

肌というか、魂を晒しちゃう感じですよね、発信するときって。

それが、服を着て化粧をしたままだったりすると、全然、響かないのです。

私のライフって、素敵でしょ、憧れでしょって、いくらやってみても、人はちゃんと見透かしますよね。

一瞬、ごまかせても、長続きはしていかないのです。

それに、ごまかす必要なんて、まったくなし。

だって、ドラマでも映画でもそうですが、

「人の不幸は蜜の味」(笑)

失敗した経験とか、どん底体験とか、苦しんだ、悩んだ、そんなことが、皆の「共感」をよぶわけです。

最初からうまくいきました~。

全然、たいへんじゃなかった~。

そんな話、誰も聞きたくない。

昔はこうだったし、こんなこともしちゃったし、こんなひどい人生だったのに、あるキッカケを経て、今はこんなんなりました。

その「昔」と「今」のギャップが大きかれば大きいほど、ドラマ性が盛り上がるってものですよね。

だから、自分が「傷」と思っている暗い過去は、隠すのではなく、逆にドラマチックに盛り上げて、「売り」にするのです。

その程度のしたたかさを持つ、というか、そういうことがスッと楽にできるようになったとき、人は本当の意味で過去を乗り越えて、人生の新しいフェーズに突入できている、ってことなんだと思います。

傷は外気にさらせば、かさぶたになり、いつしか乾いて癒えていきます。

だから怖れずに、どんどん見せちゃってください。

勇気を持って発信する人には、多大な恩恵が返ってきます。


自分を飾ろうとする前に、
まずは傷をさらして
「裸」になる勇気