ライフコーチと人生相談の決定的な違いとは?

昨夜、なかなかにシリアスなセッションをしている最中、パソコン画面に次から次へとチャット画面が立ち上がって、もうお祭り状態に。

急ぎのは即、短いお返事をし、あとはセッションが終わるやいなや、リビングに移動して、ワイン片手に8件、同時多発チャットの嵐(笑)。

こういう超マルチタスク、アドレナリン上がって楽しんでしまう方です。

日本の方が2人、ハワイが3人(なぜ突然?)、ロサンゼルスが2人、テキサス1人。

さらにフェイスブックにも多数コメントが入っていたので、サクサクとお返事し、東京セッションのお申込みもいただいていたので、返信し(あと2枠のみ!)。

高揚した気分で1時間後に爆睡しました。

物理的には自分の回りには誰もいないわけですが(相方は自分の部屋で同じようなことしてる・笑)世界に散らばる友や、いつも応援してくれる大好きな人たちと、こうやってつながれるのって、シンプルに幸せです。

皆、いろんな人生の、いろんなフェイズをくぐり抜けている最中で、日々のやるべきことに追われながらも、自分の理想を追求しようとしている。

時折、セッションで、「こんな人生相談みたいなことをお話して申し訳ないのですが…」なんて前置きでパーソナルライフの話をし始める方もいるのですが、

ライフコーチとは、平たく言うと「人生相談」そのものです(笑)。

だから、個人的なご相談、ここでこそ包み隠さずガンガンしてください。

起業コンサルじゃないからね、私は。

あなたの「幸せ」の源を、一緒に見つけて追求していく。

その影でじゃまするファクターがあるのであれば、それを一緒に取り除く方法を考える。

ただ話が聞いてほしいのであれば(そういう場合も多し)私はじっくりと心の叫びに耳を傾け、思いにそっと寄り添います。

生きていれば、大切な出会いもあるし、痛みを伴う別れもある。

新しいことにチャレンジしていれば、うまくいくこともあるし、空振りもある。

ときに挫折感を味わうこともあるだろうし、なんだか目的を見失って、飽きちゃうこともあるでしょう。

旦那や奥さんや上司や友だちとの諍いで、愚痴のひとつも言いたいときもある。

そういうのを否定することなく、感情の赴くままに話して心を開ききった時、ふっと自分にさしてくる光の筋が見えてくる瞬間がやってくるのです。

もしかしたら人は人生相談に「答えをもらう」ことを期待しているかもしれません。

だとしたら、それはコーチングと決定的に違う部分です。

答えは「あなたの中にある」。

コーチはそれを見つけ出すための、手助けをして、寄り添って、見守って、叱咤激励する存在。

答えを見つけやすくするために、選択肢を見せることはあります。

ツールを授けることも多いです。

でも、やるのは、あくまで、あなたです。

だって、私があなたの人生、生きてるわけじゃないものね(笑)。

自分のことは自分でやる。

それができる主体性、自立心、探究心を磨くことをお手伝いするのが、コーチングのセッションと目的。

目に見える結果にばかりフォーカスしていると、人生そのものがつまらない。

そうじゃないものが「見える」自分になることが、究極のゴールなんですよね。