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ビジョンを掲げるのはいいけれど、理想論に終わっちゃうと、
結果、何も変わらないってことになります。
きれいな言葉で、あるべき姿を語るのは誰にでもできる。
でも、問題は、そこに向けてのステップとなる「解決策」があるのかどうか。
文句ばっかり言ってる人は、その解決策っていうのがなかったりします。
じゃあ、自分でやってみろよ、というと、それはお前の責任だろって居直ったりね。
解決策のない批判ばかり繰り返しても、世界はどこにも向かわないのです。
解決策は、ときには無謀なことにも見えます。
ときには馬鹿げて見えることだったりもする。
でも、賭けみたいな突飛もないことをしてでも、
とにかく「硬直した岩」を砕くための衝撃波を生み出さなくてはいけないときがある。
そのインパクトが大事なんです。
こういうの、どう表現したらいいんだろう、と思ったら、
橋下徹元大阪府知事さんが、こんな本を出されていて、これだ!と響きました。
現状打破。
これが本物の「創造」と「破壊」という言葉。
そう、新しい価値の創造には、常に破壊がつきものなんですよね。
トランプ氏が好きでも嫌いでも、そんなことどうでもいいから、
ぜひ、この言葉を自分の人生に当てはめてみてほしいんですね。
私の人生、まだまだこれから!
このままで終わりたくない!
自分を変えたい!
未来を変えたい!
そう願うなら、現状を打破するために、思い切った「破壊」をしないとならないのです。
嫌われることも厭わない。
傷つくことも、怖れない。
そんな覚悟があってこそ、停滞した現状は変わっていくというものです。
昨日の延長が、今日ではないのです。
昨日と今日は、別な1日。
だから、明日目覚めたら、真新しい人生の第一日を自分勝手に作り出して、
傍若無人に生きればいい。
ルーティンみたいに、繰り返し、繰り返し、同じことばっかりしてても、現状は何も変わらないから。
スティーブ・ジョブズ氏も、一度、自分が作った会社を追われました。
でも、その後、見事に復活して、
ありえない!
と思うような商品を連発して、まさに起死回生の現状打破をした。
彼が誰からも好かれたかと言うと、そうではないのは、映画や伝記が示しています。
でも、世の中を変えた。
社会を変えた。
そして、事業を救い、創造の遺伝子を植え付け直しました。
理想論は掲げてもいいし、崇高なビジョンを持つことは、もちろん大事。
だけど、もっと大事なのは、とにかくそれを行動で示すということ。
危機感を分かち合い、
現状を変えようと気概を全身にみなぎらせ、
ときになりふり構わず、わがままに意志を貫き通す。
小さな争いだって、殻を破るための衝撃波として、ときには必要なんです。
人から後ろ指を指されるのを気にしながらじゃ、何もできない。
あえて嫌われてみせる。
あえて怖がられる存在になる。
それもまた、戦略としては、あり、なんですよね。
協調や和を、小さな頃から教え込まれて、がんじがらめに躾けられて。
なんでも我慢が得意になった自分から、早く卒業しましょう。
敵を作る勇気を持つと、味方が100倍に増えたりもする。
その方が、はるかに「自分らしい」人生につながります。
中途半端で存在感がない自分より、
とんがって、ぶつかって、目立って、叩かれながらも、
さっさとキラキラと輝く自分になった方が、はるかにオトクなんです。
現状を打破するアサーティブなコミュニケーションについては、この記事が秀逸、と自分で言う(笑)。
↓
言いたいことが言える自分になるには?
現状打破のコミュニケーション術
次代をつくるカリスマたちは、皆、敵をいっぱい作りながら、わがままに闘って社会を変えていますよね。