50代後半で、半年に3つのフルマラソンを完走する方法

昨日は早朝から、大谷選手で話題のロサンゼルス、オレンジ郡(オレンジカウンティ)を舞台とした「OCマラソン」を走ってきました。

11月末にシアトルマラソン、3月半ばにLAマラソン、そして今回と、半年弱の間に3つもフルマラソンをするなんて、10年ぶりくらいです。

ほぼ2年半、マラソンができなくて、身体が少しなまっている感がありましたが、回数を重ねながらスピード感も取り戻し、

今回のOCマラソンは、3時間55分でフィニッシュできました~。

自己ベストには遠く及びませんが、身体にダメージもなく、なんか楽しさだけが残ったレースです。

10年前よりタイムがはるかに速い理由は?

10年前に、年間4つのマラソンに挑戦したときには、平均タイムは4時間半くらいでした。

ハワイだから、まあ湿度も高いし、気温も高いし、日差しも猛烈だし。

単純に比べられはしないのですが、でも練習量はかえって少なくなっているくらいなのに、今の方が楽に速く走れるようになっているのは興味深いです。

回復が早いし、どこかを傷めることもなくなっているし。

次は、11月のラスベガスマラソンの予定です。その前に、ハーフをいくつかやるんだと思います。

50代後半に突入して、この芯から湧き上がるようなエネルギーは何なんでしょうね。

この10年にやったことと言えば、

1)ビーガンになった
2)朝食をやめて1日2食になった
3)生搾り野菜ジュースを毎朝飲むようになった
4)サプリをやめた(←この記事、おもしろいので見てください)
5)無添加・有機栽培の食材中心になった
6)薬は一切、服用をやめた(必要ない)

これくらいかな。あとは、10年前もやっていたことばかりなので、変化は「食」関連だけなんです。

たぶん、だから、秘密はこれ。

ストイックなのではなくて、快適主義

自分の身体は半年前に食べたものでできている、と言いますが、まさにそうなんでしょうね。

それ以外には、寝たい時に寝て、楽しいことだけやって、ストレスなく生きる、ということか。

ベジタリアンです、ビーガンです、というと、「我慢はストレスを生む」とか、「好きなもの食べて生きるのが一番健康に良い」とか、勘違いコメントが飛んできたりもします(笑)。

そいういう方々にとっては、野菜を食べる、ということは、「我慢」にしか過ぎないのでしょう。

肉こそが、ごちそう、という刷り込みで育ってしまったからなんでしょうか。

そういう偏った狭い考え方は、かえってストレスを生むだろうに。

好きなものを食べる生活を突き詰めていったら、今になった。

気持ちいいことを、無邪気に追いかけていったら、今になった。

ただ、それだけなわけです。

だから、そこにストレスなんて入る隙間がない。

それはマラソンも同じです。

なんでそんな苦しいことを…。私にはとても無理。

そんなありきたりな言葉を、まずは自分で疑ってみると、世界も違って見えてきたりします。

苦痛以外の何物でもないことが、なんで世界でこんなに流行ってるんだろう。

きっと、どこかに楽しみを見出しているからに違いありません。

楽しいこと、好きなこと、気持ちいいことは、人によってずいぶんと違うんですよね。

だから、せめて、放っておいてください(笑)。

私も、あなたのことは、何も言わずに、そっと放っておきますから。

皆で、好きなことだけやって、人生、楽しんでいきましょう~