会ったばかりが一番ホットな関係。フェイスブックとRFM分析

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最近、全国行脚でいろんな方とお会いしたので、フェイスブック友だちも増殖中です。

セミナーでお客様でいらした方々もお友だち申請してくだされば、つながっていただいているので、お名前だけからだと、「いいね!」をしていただいても、あれ、こちらの方はどなたでしたっけ…? と首を傾げてしまうこともあります。リンクをたどって、住所から、ああ、あの時の…と判明して、記憶に刻み込むようにしています。

英語をデフォルト言語に設定しているので、お名前が皆、ローマ字になっちゃう、ということも影響しているかもしれませんね。今後は日本語表記をデフォルトにしてみることにします。

フェイスブックは、最近、友だちになった人を優先に、タイムラインに表示しています。だから、新しい友人の動きがたくさん出てくるし、あちらにも自分が優先して出ているので、「いいね!」を押してくれる方も、最近の友人が中心になったりします。

その次に、日頃から頻度高く「いいね!」を押し合っている友人、コメントを書きあっている友人の投稿がタイムラインに表示されます。

1.直近度、2.頻度の順。

それって、アメリカのダイレクトマーケティングの考え方と一緒です。

アメリカがひじょうに進んでいるダイレクト・マーケティングの考え方だと、RFMという指標があります。

R=Recency(直近)

F=Frequency(頻度)

M=Monetary(金額の多寡)

例えば通販などの場合、最近、購入してくれた人が一番ホットで、キャンペーンとかに答えてくれる可能性が高く、次に、頻度高く訪れて購入している人が反応する。たくさん買ってくれたことがある人が、その次に続く、ということです。

フェイスブックは、すべての友人の投稿を均等に表示するわけではありません。気が付くと投稿が全然目に入らなくて、「あれ、最近、あの人どうしてるんだろう?」と思って気になって検索すると、実はちゃんと投稿していたり、ということは良くあるかと思います。

ずっと互いに「いいね!」をしてなかったことが要因で、「遠い関係」とプログラムが判断してしまったことで、表示の優先度が下がっていくんですね。

だから、この人のことが好き、いつも見ていたい、と思ったら、ちゃんと「いいね!」をし続けてあげましょう。

何年も会ってないのに、互いに互いのことを良く理解していて、行動から仕事からパーソナルな付き合いから、モノの考え方まで知ってもらったりして、その上でつながっていられる人たちが無数に存在するというのは、とても貴重なことです。インターネットの技術から受ける恩恵として、最高レベルのもののひとつなんじゃないかなと感謝するばかりです。