1カ月ぶりにTo Do リストなど作ったら2ページぎっしりで脂汗かいてます

なんだかあれもこれもやらなければ…と心がわさわさして集中できない時は、とりあえず頭の中にある「やらなきゃならないと思っていること」を一切合切、表に出すと良いと言われています。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」という本(デビッド・アレン著)の中で提唱されていたことで、GTDというコンセプトを一躍有名にしましたよね。

会社に行かなくなってからは、細々としたことが少なくなって、割りと大まかな自己管理でも大丈夫になってきていたので、毎日To Doリストとにらめっこ、なんてことは少なくなりました。しかし、いっぺんにたくさんの締め切りが押し寄せてきたり(自分がやらずにいたからですが)、限られた時間でこなしきれない量のタスクがあふれかえってしまったりして(自分が欲張りなだけですが)、何から手を付けていいかわからなくなる時があります。

GTDの手法を簡易的に取り入れながら、とにかく「頭の中にある気になってること」をわ~っと一枚の紙に書き出してみます。その効用は絶大で、見えなかったものが見えるようになるだけで、なんとなく安心してくるし、優先順位が分かると、集中もしやすくなってくるんですね。

しかし、書き始めたら止まらないくらいに、気になることや、やるべきことがあふれてしまっている時もあります。1枚の紙がぎっしり埋まり、2枚目もどんどん行が埋まっていくに従って、滲んでくる脂汗…。優先順位をつけろったって、これ、どれも急ぎじゃん…。

だいたい書いてみると、これは今やらなくてもいいか、とか、これは気になってたけど、別にやるべきリストから外しても構わないね、とか、これとこれは結局は同じことだからまとめてやれば一度に終わるね、とか、そういうことがあってホッとしていくプロセスのはず。

しかし昨日はそうではなくて、どんどん青ざめていく結果になってしまいました。

そういう時はどうするか。

現実逃避です(笑)。

朝、2000メートルほど泳いだこともあり、夜、ミュージカルを観に行くこともあり、のんびり昼寝しちゃいました~。To Do リストにないことをわざわざして、To Doリストにあることがひとつも進まないままに、時間の在庫だけが減ってしまいました。あーあ…。

とりあえず今日はそのおかげで元気なので、コツコツとリストにあることをこなしていくことにしましょう。その中の一番緊急のひとつが大きいチャンクなので、それだけで1日は終わってしまうでしょうが(涙)。早くフィニッシュしたい!

僕の場合は、デジタルでリストを作っても全然うまくいかないことが証明されていまして、必ず手書きです。Evernoteとか、Gメール付属のものとか、Remember the milkとか、iOSの標準アプリReminderとか、何度もトライしてますが、すべてダメ。手書きが一番なんですね。

書いたものに、赤字でさらにメモ書きしたり、完了したら、ピンクのマーカーでダーッと消しこんでいったりするアナログなプロセスが快感で、モチベーションになりやすいようです。皆さんはTo Doをどう管理されているんでしょうか。世の中にはいろんなことを言う方々がいますが、基本、自分にとって効くものを磨いていけばいいんだと思います。

GTDは、考え方として、とても役立つと思いますので、Wikipediaから要点のみ抜粋しておきます。まあ、アタリマエのことじゃん?と言われればそれまでのことなんですけどね。PDAとかシステム手帳とか書いてあるのが、時代を感じさせて微笑ましいです(笑)。

GTDは次の5つのステップで構成され、これを1週間など一区切りごとに繰り返す

  1. 収集:頭の中にある「やらなければならないこと」「気になっていること(問題)」を紙などに書き出す。作業中のメモ書きなども参照して、問題点を出していく。
  2. 処理:書き出した内容を、手順に添って、分類しリスト化する。
  3. 整理:リストを自身がスケジュール管理に使っているツール(PDAやシステム手帳など)に入れ込む。
  4. 見直し:自分の状況や状態でそれらが可能かどうか見直し、検討する。
  5. 実行:リストアップした「出来ること」を順次片付ける。

こういった作業を行うための手順の見直しをステップを追って行うことで、「あれもしなくちゃいけないし、これもやらなきゃいけないし…」といった混乱した状況から脱して、着実に作業を進めて行くのがGTDである。こういった手法は、一見仕事が連続した作業の繰り返しで「ここからここまでが1単位」という見通しがなかなか立て難い状況で役立つとされている。