在宅ワークと在宅勤務はどう違う?自由な生き方はどっち?

クライアントと1年の振り返りをしていて、

あれ?と思うすれ違いがありました。

1年後の目標として、彼女は「在宅ワークを実現する」

と書いていた。

それを一緒に見て、「叶いましたね〜」と喜ぶクライアント。

でも、私は思い切り、はてなマーク???

少しひもといていくと、彼女が意味していたのは、

「在宅勤務」のことで、

それはつまり、「リモートワーク」などと呼ばれる、

自宅でも働く権利をもらって、家で会社の仕事をすること。

会社によって、条件はいろいろでしょうが、

基本は、「労働時間はちゃんと守ってね」が普通ですよね。

だから、まあ、多少のフレキシビリティはあるにしろ、

雇われ人であることは変わりません。

一方、私のイメージしていた「在宅ワーク」は、

フリーランスみたいな働き方のこと。

どこかと外注契約はするかもしれませんが、

それは社員とは異なり、プロジェクトベースで働いたりするもの。

大きな違いは、

時間の切り売りを
するかしないか

です。

パート仕事だと、時給に敏感に反応するものですが、

月給制とか、年棒制になると、

途端に、無頓着になりがちです。

とくに日本の場合、ボーナス、なんて制度があって、

単にそれ、企業の都合良いように、

税金などの基準となる基本給が減らされてるだけなことに気づかずに、

恩恵だと思っている人が、多すぎ。

アメリカの方式ですが、ボーナス入れて年収500万円、という人は、

それを2080で割ると、時給が出ます。(週40時間労働として)

2400円ですね。

日本の場合は、祝日やら、年末年始とかみたいに、

全国的なお休みがとんでもなく多いので、

実際は、ちょっとブレちゃうかもしれないですけど、

どうせ、サービス残業いっぱいするんだろうし、ま、とんとんか。

みなし残業とかいう、不可思議な制度もありますしね(苦笑)。

本物の在宅ワークは、自分の裁量次第で、

早く終われば時給も上がる。

稼ぎたければ、もっとやればいいし、

そこに、自由があります。

いつやっても、どこでやってもいい。

実力があれば、稼ぎの上限もない。

あと、これがとっても大事なんだけれど、

定年がない。

雇われ人の世界でいくら頑張ったところで、65歳がいいところ。

歳を取るほど、給料が減って、仕事がたいへんになる、

三段逆スライド方式が、日本のお家芸ではありませんか。

なぜ、皆、自分ごととして当てはめられないんだろうか…

昭和幻想から、早く目覚めないと!

でも、在宅ワークの始め方などについて話し始めると、

皆の顔が曇るのです(笑)。

できる自信がないからであり、

考えたことすら、ないからです。

お金は会社から降ってくるもの。

そうとしか、思えてない人が、

まだまだまだまだまだまだまだまだ…(無限大)

多いんだな。

50代、派遣でがんばる新しいクライアントさんから聞いた、

ちょっとおもしろいお話があるのですが、

それはまた明日〜

おもしろい、っていうか、シュールで泣けてきますけどね…