人が何かを求めて「もがく姿」は本当に美しい。

人が何かを求めて、何かをつかもうとして、もがく姿は、本当に美しい。

心から、そう思います。

HBOというアメリカ最大の有料ケーブルTVで放送していた映画「Eddie the Eagle」を見て、再確認。(邦題「イーグルジャンプ」)

批評家の評価も高くて、誰にでもわかりやすい、好みのサンデームービーなのですが、日本ではあいにく劇場公開はないようですね。

2月にビデオが出るようです。デジタル配信は先行して1月18日から開始。もうすぐです。

「イーグルジャンプ」

アメリカ(海外)在住の方はこちら参照。

オリンピックに出たいと願った青年が、がむしゃらに、イギリスには例のないジャンプ競技に初挑戦。

もがき、苦しみながらも、自分を信じ。最下位なのに、世界中を勇気づけるヒーローになっていくというお話。

実際のイギリス人選手を元にした、アメリカ+イギリス合同制作ですが、まあアメリカ人が大好きなタイプのお話です。

私もそういう夢のある上質のストーリーが大好きですw

映画の最後に、オリンピック関連の名言としても語り継がれている言葉が映し出されます。

「オリンピックで重要なのは、ゲームに勝つことではなく、参加することだ」

有名なこの言葉には、実は、続きがありました。

「人生において重要なのは、勝利をおさめることではなく、もがき、努力をすることだ」

ウエブで調べると、この言葉には、さらに続きもありました。

「本当に大事なのは、 征することではなく、闘い抜くことなのだ」

英語の原文は、こちらです。

The important thing in the Olympic Games is not to win, but to take part; the important thing in Life is not triumph, but the struggle; the essential thing is not to have conquered but to have fought well.

負けを恐れて、はじめから闘おうとしないのは、最もこの精神に反することですよね。

スポーツは、ものすごくわかりやすく、こういう真理を教えてくれます。

映画も、ストーリーの中で、生きる姿勢をリアルに見せながら、勇気づけてくれます。

他にも、日本では昨年の夏に公開された映画「栄光のランナー 1936年ベルリン」(原題:Race)も同様にオリンピックテーマの感動ドラマ。

人種問題が深く絡んで、でも黒人よりも、ユダヤ人の方が深刻な問題である戦時のベルリンが舞台。

原題にも深く関わりのあるテーマで、オススメです。

参考 足などなくても感動のダンスが踊れる。自分の限界は自分で決めている