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「体が若くなる技術」人間の寿命は120歳と決まっている

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体が若くなる技術」というのは、日本医科大学の教授である太田成男さんが書かれた2010年の本なのですが、なかなかに衝撃的で印象深かったので、ここにご紹介させていただきます。

この本の紹介文として、このような一文が載っています。

私たちはいつか老いと闘わなければいけない――そう感じている人は多いと思います。 しかし、それは大きな間違いです。 なぜなら、私たちは生まれつき「若くなるようにできている」からです。 正確にいうと、生まれてから死ぬまで、「若くなるための機能」を持って生活しているのです。

私たちの体が衰えるのは、体の「エネルギーをつくる能力」が低下するからにほかなりません。 歩いたり走ったり、考え事をしたり、恋をしたり、私たちは何をするにもエネルギーが必要です。 このエネルギーがなくなると、考え事ができず脳の集中力が低下したり、体力が衰えたり、さらには、体の「老化を防ぐ機能」も低下します。

しかし、逆の視点から見れば、エネルギーをつくる能力をアップさせることができれば、体力がつくだけでなく、若々しく、健康な体になるということです。 この「エネルギーをつくる能力」こそ、「体を若くする機能」の正体なのです。

私の周りで元気に活躍し続けている人は、一様に言うのです。

「若い頃より、今のほうがなんだかはるかに元気」だと。

自分も、明らかにそんな風に感じます。身体の芯からエネルギーが沸き起こってきて、翌朝になって、「疲れた~」という状態がまったくなく、ぱきっと目が覚める。

昔の方が、朝、起きるのがたいへんに感じていた時期があったなあ、と、私の場合は、それははるか昔、まだ日本にいた頃の話になるかもしれないのですが、比べてみて思い出したりします。

エネルギーとは、温存するようなものではなくて、日々、「体内で作るもの」という考え方は、感覚的にとても深くうなづけます。

それは単に食べる、ということではなくて、休む、ということでもなくて、動けば動くほど、実は生まれてくるもののようにも感じています。

走るトレーニングを例にとっても、しばらく休んでから再開すると、とても疲れるし、遅くなるし、あちこち痛むし、苦しいのですが、慣れてくると、快適でさくさくスピード感たっぷりで走ることができます。

しかも、疲れは残らなくなる。

運動を継続的にしている時のほうが、はるかにエネルギーがある。エネルギーが体内で作り出されているのが実感できます。

筋トレも、すればするほど身体に力がみなぎってきます。疲れなど、加速度的に感じなくなります。

筋肉量を増やすだけで、バイタリティや精力やら、いろんなものが蘇ってくる感覚です。

それは、おそらくランニングとかトライアスロンとか、筋トレとかズンバとかダンスとか、肉体的な修行にも似たような活動を継続的にしている人には、納得の事実ではないでしょうか。

静かな動きですが、ヨガだってそうですね。

やればやるほど、身体が強くなる。それは、体験者が実感していることでしょう。

体が若くなる技術

著者は、その秘訣は、「ミトコンドリアにある」と言います。

なんだそりゃと、怪しく響きますが(苦笑)、人間に活力を与えるエネルギーの素はそこにある、と言うんですね。

どんどん若返る秘訣は、そのミトコンドリアを増やす生活をすることなのです。

そしてエネルギーを生み出しているのはいったいどこなのか、それは「ミトコンドリア」です。

ですから、私たちの体は、ミトコンドリアを増やせばどんどん若く、健康になるようにできています。 しかもその方法は、いたってシンプルなものばかり!

・寒いところで運動をする

・ヨガや社交ダンスを習ってみる

・座ったときも立ったときも背すじをのばす

・「週末断食」をする

・サウナに入った後に水風呂に入る

・「マグロトレーニング」を行う

・有酸素運動の前に、短いダッシュをする

・野菜は緑、赤、黄色を食べるといい

運動して、ぜいぜい、はあはあ、としたにもかかわらず、それを続けていると、苦しくなくなってくる。

でも、続けていると、だんだんと「体ができて」疲れなくなる。運動能力も進歩する。

それらはすべて、その運動に必要なミトコンドリアの量が増えたから、ということなのだそうです。

つまり、自分を追い込んだ運動や動きをすればするほど、「身体が危機を感じて」ちゃんとミトコンドリアを増量することで、対応していくのだと。

以前、エンザイム、という言い方で同じようなことを説明している本も読んだことがあります。

身体に危機を感じさせて、生命力維持のスイッチを入れる、という意味では、「断食」も役に立つと著者は言います。

普段、我々はあまりにも栄養とかを意識しぎて、食べ過ぎなんですね。

だから、危機感が衰える。

逆に、たまに食べない、ということをして、飢餓スイッチを入れることで、こりゃいかんとミトコンドリアが発動されて、身体の機能がリセットされていくというのです。

これも、断食をすすめる本で、よく見かける論理として、納得です。

体内に蓄えられた限りあるエネルギーを使い込んでしまうから、老いる、のではなくて、身体を若返られるのに必要なミトコンドリアを作る機能が衰えてしまうから、本来、備わっているはずの若返り機能が作用しなくなって、老けるのだ、という論理。

酷使して摩耗させてしまうのは良くありませんが、自分の身体を大切にするとは、決して、使わないことではないのですね。

頭も身体も、きちんと使って、時には追い込んで、能力の限界を引き伸ばし続けることが大切。

90歳を過ぎても、身体の基礎代謝量というのは上がっていくものなのだと著者は言います。

人間、生きている間は、何らかの形で成長を続けるものなのだと、たくさんの希望を感じさせてもらった一冊です。

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