クラウド使ってわずか1分で50GB削減。パソコン内の断捨離に成功!

dropbox

 最初にお断りしておきますが、この方法は、クラウドサービスのドロップボックスで、有料版にしている方にのみ参考になる方法かと思われます。Box.comなど、他のストレージサービスでも使える技かもしれませんが試していませんのでご了承ください。

クラウドというのが出始めた頃から、これは良い!と使い始め、あまりの便利さに、今や月々9ドル99セントの有料版で100GBの契約をしています。普通の書類フォルダの代わりに、何でもかんでもそこに突っ込んでおけば、自動でサーバーと同期してバックアップを取ってくれるし、スマホやタブレットでも自由に閲覧できるし、バックアップとか連係とかを「意識しなくていい」のが最大のメリット。

パソコン壊れても動じないし、新しい機種に取り替えるときもラクラク。旅行中で人の借りても、同じファイルにアクセスできるし、絶対に(ほぼ)なくなる心配がない。いいですよね~。

今回断捨離したかったのは、買ってまだ半年のMacbook Proが容量いっぱいになってきてしまったからです。クラウド管理してるし、250GBあれば絶対余裕~とか思っていたのに、あれ?という感じ。そろそろ減らすなりしないと支障が出そうだったので、緊急プロジェクトが一応の終焉を迎えようとしている今朝、心の平静を取り戻しつつ、¥取り組んでみることにしました。

■今回実現したかったことを整理すると、この2つ。

  1. ストレージの使用量を減らす
  2. 大量のファイル名が並んでいるのを見えなくする

■そしてそれを実現するための条件が2つ。

  1. 時間かけない
  2. お金かけない

そう、いくらファイルを減らしたいからといって、2008年くらいからのファイルがすべて詰まっているのですから、ひとつひとつファイル名など見ていたらきりがない。中身なんてとんでもない。ひたすら、ざっくりいきたいわけです。もちろん今以上のお金はかけたくありません。断捨離なんだから、小さく身軽になることが前提です。

そして考えぬいた末、最も簡単な方法はこれだ!と思いつきました。これも手順がたった2つ。シンプルです。

  1. 2014年3月までのフォルダとファイルをすべてひとつのフォルダにまとめる
  2. ドロップボックスの基本設定で、「選択したファイルを同期しない」設定にする

どうです? シンプルでしょ。あとは、自動的にパソコン内から指定したファイルのデータが消されていくのを黙って待つのみです。

まずは1番によって「長いリストが見えなくなる」。そして2番によって「パソコン内にあったファイルが消される」。でも、ちゃんとリストはウェブに行けば見れるし、ファイルが欲しければ、あらためてダウンロードすればできる。

しかも、これ、作業的には1分もかからずできちゃったのです。簡単、簡単。2番めのやり方は、こちらに出ています。ひじょうに簡単です。

こんな風にできるなら、2-3カ月おきに溜まってきたファイルをフォルダに入れて、同じように見えなくしちゃうってことをしてくといいなと思いました。表に出てるものは、極力少ない方が気持ちいいです。禅の思想です。

これだけのことでストレージに50GB以上の余裕ができました。やりながら、実はいろんなところに「これ要らない」が見えてしまって、パソコンの奥深いところでバシバシ削除していったら、トータルでは100GBもの空きがある状態が作れました。そうすると、パソコン全体の動作も軽くなっていくもの。嬉しいですね。

さ、お仕事、お仕事…と。