アメリカ人の4割がゲイは後天性&選択であると考えている。まだまだ国はまっぷたつ

gay research poll

東海岸、西海岸にいると、アメリカ人の多くはLGBTについても人種についてもとてもリベラルな考え方を持っていて、寛容で、まっとうで(自分から見て、のことですが)、いいなあと思うことが多いわけですが、全米単位で見た時に、決してそれは全体を表すものではないようです。

最近のリサーチでは、37%のアメリカ人は、ホモセクシュアリティは後天的なもので、育った環境によって「なっていくもの」と答えています。対して、生まれながらのものと答えているのは42%。かなり僅差です。

しかも驚くのは、2013年には生まれながらと答えた人が47%いたのに、今回は5%も減ってしまっています。あらあら…。

まあグラフを見る限りでは、36年前は圧倒的に前者(後天性)が多数派だったので、大きな流れとしては変わってきているんでしょうね。

僕は前にもブログ記事「ゲイとして生きるかどうかは、それぞれの選択」の中で書いていますが、 そう生まれついたのは選択したわけじゃないけれど(少なくとも意識レベルでは。魂レベルでは分かりません)、オープンにしたり、恋人を作って一緒に暮らしたりすることは、ライフスタイルのひとつとして選択することだと思っています。

実際、男女間で結婚して子どもを作って、幸せに暮らしているLGBTもたくさんいます。そのことを僕は疑おうとも非難しようとも思わない。できるはずもありません。それがどんなに辛いことでも、それは個人の選択。何かを得るために、何かを犠牲にする、捨てる、ということは、どんな人生においても必須。個々が自らの意思で決断していけば良いことですよね。

ただ、自分のように我慢ができないタイプの人間は、結果、うまくいかないと分かっているのでしないだけ。まあそれだけ、強いんでしょうね、本来の自分として生きたい、生きなくては、という思いが。

映画「めぐりあう時間たち」(英語タイトル:The Hours)をご覧になったことはあるでしょうか。ニコール・キッドマンがアカデミー主演賞を取った良作ですが、ジュリアン・ムーア演ずるレズビアンのヒロインの辛そうな姿と言ったら…。選択でこんな立場に身を置く人間がいるわけないことくらい分かるだろうに、と思うのは勝手な思い込みなのでしょう。

アメリカでゲイは罪だという意識が根強い背景には、宗教があります。教会の存在です。

何かを強く信じさせて結束を固める時には、仮想的がいた方が好都合です。ホモセクシュアリティは格好の素材なんですね。だから教会はいつまでも罪だと教え続けます。

もし機会があれば、このドキュメンタリーとかご覧いただきたいなと思います。

 「For the Bible Tells Me So」(聖書がそう言っているから)

誰が何をどう言おうと、僕らは人それぞれに生きていかねばならないわけで、どうせ生きていくならば、楽しく明るく正面を向いて恥じることなく、自分らしい人生を意図して選択していきたいですよね。それが自分にしてあげられる、最高の贈り物なんだろうなと思うようになりました。

さて、ゲイプライドのシアトルへ出発だ~。 

ゲイとして生きるかどうかは、それぞれの「選択」