ハワイに住んだら幸せになれるわけじゃない。8年前にこんなことを書いていた

マキキ

セミナーをやる前から、お申込み段階でいろんなメールをいただいたりしていました。その中には切々と今の苦しい状況を書いてこられる方もいらっしゃって、今回のセミナーが何らかのきっかけになれば、という文字があったりで、ズンッと重みを持って受け取っていました。

来てからも何度かお話をうかがえる機会があって、今回のセミナーがあって、そしてその後のアンケートのコメントなんかもあって、考えることがいっぱいありました。

今回、セミナーやワークショップ、個人セッションに参加くださってる方の中で、40代女性の占める割合がものすごく高いんですよね。ずっと親しくしてて、今回会っている女性たちも、「そろそろ年齢的にも」ということを言ったりするんで、あれ、いくつだっけ、とズケズケ聞くと、皆、平気な顔して、44、とか45とか教えてくれます。

なんかその数字を今回、何度聞いたかな、というくらいに、決まって出てくるキーワード。起業している人も多くて、皆、きっととてもエネルギーレベルの高い方々ばかり。だからこそ、次に何をしようか、どんな人生を自身の手で創っていこうか、ワクワクしながら考えているのでしょう。

そういえば、とふと思い出しました。

All Aboutで「ハワイで暮らす」というセクションの担当を始めた頃に、こんな記事を書いていました。

「ハワイで不幸になる人々。楽園で患う心の病」

2006年の記事ですが、別に古くない気がしたので、ここであらためてご紹介させていただきましょう。ハワイに住むことだけがゴールになってしまって、その後、ぽっかりと穴が開いたみたいになってしまう方や、来てみたはいいけど、理想と現実の間で揺れていく人をたくさん見てきたので、悩み相談をさんざん受けている当時のお客様であったプロの方にお話を伺ったのでした。

人が心のなかに抱えているものなんて、本当に外からは見えなかったりしますね。結局は自分で解決し、折り合いを図っていかないことにはしょうがないのですが、なんか、そのきっかけになることができれば嬉しく思います。

ハワイの旅もあと5日。写真のように、あまり見たことのない角度でマキキ方面が見える部屋で、カタカタと仕事する毎日です。はい、仕事、いっぱいしてます…。