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自転車と共に飛行機に乗る時に知っておかなければいけないこと

Bike Travel Case

さて、ホノルルトライアスロンまであと5日。えー本当に~?と心の中ではバクバクですが、できることはもう何もなく。しばらく練習を立て続けにし過ぎたせいで、今かなり脱力状態にあって身体の芯に力が入りません。

今朝の軽いジョギングも、まるでマラソンで25キロ走った後くらいの感覚。今週はもう、この疲れを取ることに専念するのが先決と悟りの境地に入りました。順位なんかビリでいい。無事に笑顔で完走できればそれでいい、という最低限のレベルからのスタートです。

今回はロサンゼルスではなくて、ハワイの大会に出る選択をしたので、地続きでない僕は、自分のバイクと一緒にフライトに乗り込まねばなりません。島へバイクを送るのって、とんでもなく高いんです(経験者は語る)。自分の飛行機代が出そうなくらいに高いんです。皆そうするって聞いてるし、だから持って行くことにしました。

簡単に考えていたわけではありませんが、今日のこの日を迎えるまでにそれなりの葛藤を乗り越えてきたので(大げさ)少しまとめておきたいと思います。

輪行袋がOKなエアラインとダメなエアラインがある

自転車を運ぶためのケースには、大きく2通りあります。ひとつはバッグ。クニャクニャの布製のもので、日本では輪行袋と呼ばれているものです。英語はシンプルにBike Bag。それだと50ドル台から高くても150ドルくらい。中のクッションや型のしっかり具合で値段が分かれていくようです。

もうひとつはハードシェル、ハードケース、プラスチックケースなどと呼ばれる、スーツケース状の堅い入れ物。こちらは最安値で250ドル、高いと400ドル、500ドルしたりします。こちらも作りや中のクッション性、フィット性などなどで、値段が分かれるようです。レビューサイトを散々見ても、それほどの値段の違いがあるようには思えず。

ネットで調べると、いろんな情報が載っています。「輪行袋だと、バイクチャージを逃れることができたよ。」(バイクチャージってなんだ?) 「検査官がケースを開けたのにうまく閉められなくてパーツがどっか行っちゃったよ。」(Oh, my God…) 「放り投げられたみたいで傷だらけだし、ラッチがうまく閉まらなくなっちゃたからベルトできつく締めてるよ。」(嗚呼…涙)

どうやらエアラインによって規定が違うみたいなので、今回使うハワイアン航空に直接電話で聞いたら、「うちはハードシェル以外は受けません」とのこと…。オ、オーケー…。そこは明解です。

自転車フィーというのを取られる(!)

ハワイアン航空さんへ質問した際、おそらくはインドの方と思われるオペレーターさんが、自転車預かり規定みたいのを一生懸命、読み上げてくれました。その途中「What?」と聞き返したのが、100ドルのフィーがかかります、と言われたところ。

片道、自転車預かりフィーが100ドルずつ。往復200ドルです。ハハハ…。

自転車乗りは大きな車に乗るべし

いろんなことを観念して大人になり、練習帰りに行きつけのバイクショップにいくと、そこにあったのは幸運にも最安値の250ドルのケースでした。「これが一番オススメなんだよ」と明るく語る店員さん。しかし見た目があまりにデカくてビビリます。なぜなら、僕の新しい車はスポーツカーみたいにすべて狭いのです。前のプリウスなら楽勝だったけど、これは入るのか…。本当に中型スーツケースを横に2つ並べたみたいな巨大さなんです。(上の写真参照ください。2つ以上か…)

その日はちょうど自転車も積んでいたので両方乗せるのは無理。いったん家に帰って図ってみよう。しかし、もし車に入らなかったらどうする…? 通販で買った方がいいのか…? でも空港へはどうやって運べばいいんだ…? UBERやタクシーでいいじゃん…? うーむ、うーむと悩んでいる間に、通販ではフライト日までに届かない日程となりました。自分のことになると途端に決断の鈍い僕には良くあることなので、すっかり慣れっこです。デジャブです(涙)。

寸法を調べてメジャーで測ってみると、もしかすると1センチくらいの差で入り口が狭くて入らなそうです。でも入れ方によっては無理やり入るんちゃう? 選択あんまりないしダメなら他のショップで別なケースを買うまでさとトライ。店員くんが手伝ってくれて、まず乗るかどうかだけフィッティングテストをしてもらいました。

後ろから前から横から斜めから格闘すること5分。外は30度まで気温が上がり強い太陽にクラクラ。そして!何とか入りました! いやーやった~!! 良かった~! じゃあ、展示品じゃなくて、裏から新品出してね、レジでお金払ってるからとお願いしたら露骨に嫌な顔。「これも出したばかりでキレイだよ。まったく同じものだよ。大丈夫だよ。」

確かにホコリもなくキレイそうなので、僕はここでもまた大人になってニッコリ、オーケーと飲み込みます。どうせ一回飛行機に載せたら傷だらけで戻ってくるのは分かってるしね。

行きは良い良い帰りは…

お金を払う時に嬉しかったのは、先日大量に買ったウエアやペダルや工具やパンク修理キットでポイントがついていて、50ドルくらい安くなったこと。うひょー。ラッキー。

車にも積めたし、これでもう心配事とはおさらばさ、とウキウキ気分で家に到着。そしてケースを引っ張りだそうとすると、あれ、出ない…。どうにもこうにも、5センチくらい引っかかってしまって、出る気配がありません。

いやいや、入ったんだから出るだろう。こんなに引っかかるのはおかしい。あの時、結構、無茶に押し込んでたよなあ、まったくもう…とイライラしながら、シートを前に倒したりケースを持ち上げたり引っ張ったり、再び炎天下でひとり格闘すること5分。

落ち着け、落ち着けと自分をなだめつつ、引っかかっているところをじっくり見極め、角度を変えて、うん、これなら!と引っ張ったら、やっと抜けました。ふぅ~…

こんなこと、空港近くのパーキングサービスで何度もやるの? 入れるのも出すのもたいへん。二度出来るかどうかもわからない。しかもそこからシャトルで空港に行くのも荷物がでかすぎて迷惑かも。じゃあやっぱりUBERで行くか。でも2週間近く路上に車を放っておくのも嫌だなあ…。

はい、そんなこんなで、まだ最終決断はできておりません。しかもまだバイクを解体して、傷がつかないようにラッピングも多少して、というような超苦手な作業も残しています。ああ、トライアスロンへの道は険し。

これはすぐれもの!エアライン別バイク規定チャート

最後に、今回検索して見つけた、航空会社別のバイク取り扱い一覧。これは本当に素晴らしいです。良くここまでまとめました。これを見ると、本当に会社によって対応がまちまちなんだなあ、ということが分かります。

今後の参考になりました。本当に、生きることは日々、学習ですね。

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